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2010年3月18日 (木)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】21話「友情の抹茶ガトーショコラ」感想

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※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→
こちら
原作1巻のまとめは→こちら
原作2巻のまとめは→こちら
をご覧ください
【夢色パティシエール(アニメの感想)】←これまでのまとめはこちら

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21 話 アニメと原作の違い
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 このお話はアニメ独自のお話です

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21 話 お話の流れ
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・理事長から再試合が3日後の月曜日、チーム戦でテーマは「友情」と
伝えられる

・自分のせいで引き分けになったと落ち込む安堂

・安堂を軽い感じではげますいちごに対して、樫野とスイーツ精霊達が
初歩的なミスをしたことを責める

・部屋に戻ったいちご、ネットで第二試合は「チーム小城」がストレート
で勝ったと知る。チーム小城にはいつも携帯電話のカメラで写真を
撮っている子がいるらしい

・ネットを閲覧している最中に樫野から電話がかかってきてあわてて
調理室へ向かう。特訓をやるらしい

・調理室への到着が遅く、樫野から怒られるいちご

・キャラメル、安堂が行方不明になったと知らせに来る

・安堂の部屋に行くと荷物がなくなっていた。寮長に預けて
出て行ったらしい


・215系のグリーン車で実家に帰った安堂

・安堂の分も外出届を出して土日の休みを使い、みんなで安堂を
呼び戻しに行くことに

【ここでオープニングとCM】

・安堂の実家についたいちご達。店の前で一太と出会う

・一太、安堂が事の次第をいちご達から聞かされる。家族には
まだ辞めると言っていないらしい

・樫野、安堂が行きそうな場所に心当たりがあった。小さい頃から
何かあったら行く場所らしい

・樫野の読み通りの場所に安堂はいた

・すっかりマイナス思考になってしまっている安堂。安堂の話に
いらだった樫野は安堂の胸倉(むなぐら)をつかんでしまう

・周囲から止められ、手を離す樫野。「勝手にしろ」と言いその場を
立ち去る

・いちご、安堂と話をする。小城とのプリン対決が終わった後に
安堂がいちごに対して話をした内容を引き合いに出す

・花房は、安堂が「九条」のブランドに自分を見失っていた
と分析。

・花房は「チームいちご」を扇子(せんす)にたとえると、安堂は要(かなめ)
樫野は骨、花房は扇子の面、いちごは糊(のり)だと思っているらしい

・実家に戻った安堂、2つのいちご大福を食べる。一つは一太、もう一つは
樫野が作ったものであった。一太が作ったものはおいしかったが、樫野が
作ったものはあまり良い出来ではなかった

・樫野ですら得意分野でなければ上手く作ることができない

・安堂、聖マリーはやめないと決意

【ここでCM】
いちごが出演しているプッチンプリンのCMが放送される。バニラの
助言によりいちごは食べる前に一工夫をして「親子ライオンプリン」
を作った

・聖マリーに戻ったいちご達、れもんから「尻尾をまいて逃げ出したんじゃないか
思ってました」と挑発を受ける

・「みんなで友情を深めていたの」と反撃するいちご

・れもん、日本に来たのは「アンリ先生に和の要素を習えばもっと
良いスイーツが出来る」といわれたからだと言う

・安堂、「友情のスイーツはアンリ先生が作るんじゃなくて僕らや
君らが作るんだ」とれもんに言う

・樫野、「お前らのチームに友情はあるのか? それ以前に友達として
心を開いているのか?」とれもんに言う

・再試合開始、いまいちまとまりに欠けるチームれもんに対して
チームいちごはメンバー同士の連携が上手くいっている

・両チームとも完成

・最初にチームれもんの「チョコとレモンのロールケーキ」を試食。
甘酸っぱいレモンとほろ苦いチョコレートが見事にマッチしているらしく
なかなかの好評であった

・次にチームいちごの「和テイストの抹茶がトーショコラ」を試食。
これを「マジカルマカロンスイーツロマンスカードおいでませませ」と
唱えてカードにしてスイーツ女王のところへ送るキャラメル

・作品には4羽のうぐいすが表現されている。一番下の枝にいる
うぐいすは「個人戦で負けて落ち込んでいる安堂」で上の3羽のうぐいすは
安堂を励ましていると説明する樫野

・花房は「その1羽は安堂ではなく君だ」と樫野に言う

・最初は「少し甘すぎる」と言われるも、味わえば味わうほど
奥深いと評価される

・形勢が悪くなりチームれもんの雰囲気が一気に悪くなる

・結果が発表される。味、技術は両チーム共「◎」であったが
テーマ性はチームいちごは「◎」、チームれもんは「×」と評価され
チームいちごの勝利となった


・れもん、会場から逃げ出す。いちごはその後を追う

・いちご、アンリに薦められて聖マリーに来たことや
失敗の連続でここまできたことなどを話す

・れもんが日本に来た本当の理由は「一流のパティシエールを
目指すのなら、誰からでも教えを請い、どんな小さいことでも
吸収できる伸びしろを持たないと。日本校の天野いちごの
ように」という言葉の意味を知りたかったらだった

・れもん、パリに帰ることに

・笑顔で別れるれもんといちご

・スイーツ精霊がれもんのところへ向かう。初心に帰ったれもんを
気に入ったらしい

※ここでNNNニュース速報の字幕「バンクーバー五輪スピードスケート
女子チームパシュートで日本が銀メダル獲得」

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21 話 お話の感想
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○落ち込む安堂

 たまたま一番最後に評価をされたから目だっているけど、別に
安堂だけが悪いという訳ではないんですよね。いちごもれもんに負けて
いますから。ただかなり安堂はかなり思いつめた感じだなぁ…

 いちごが負けることは樫野だけでなくおそらく安堂も計算に入って
いたのでしょう。だから、自分はどうしても勝たなくてはいけないと
思っていたのに負けてしまいショックだったのかも。初歩的なミスを
してしまったのも悔いが残るでしょうし。

 いちごも負けたのですが、いちごは安堂とは対照的に全く気に
している様子はないですね。まぁ聖マリーに入って以降、失敗の連続
ですから、いちいち気にしてなどいれないでしょう。失敗する度に
落ち込んでいたら体がいくつあっても足りませんし。極端なまでの
プラス思考がいちごが急成長した大きな要因のひとつかも。悪い結果
がでたからといって落ち込んでいても何の解決にもなりませんから。
落ち込んであれこれ考える暇があったらスイーツ作りの練習をしたほうが
いいです。

○安堂、実家へ帰る

 グリーン車でご帰宅とはなかなか贅沢だな。どうしても座りたかった
のかな? 自宅につくまでの間にあれこれ考える時間が欲しかったから
奮発したのかもしれませんね。きっと乗っている間、ずーっと対決で
敗れたことを考えていたんだろうなぁ。

○いちご達、後を追う

 チームいちごのメンバーは何かあったら脱走しなくてはいけない
という決まりでもあるのか??? いちごも一度実家に逃げてますし。
全寮制の学校だと何かあったら逃げ場がないから脱走するしかないって
いうのがきついですね。

 幸い安堂の逃亡先は安堂の実家だったので、すぐに発見することが
できましたが、安堂は聖マリーを辞めるとは言っていなかったようですね。
すぐに言い出していないところを見るとまだやめるという確固たる
意思を固めていたというわけではないようです。

 部屋の荷物を寮長に預けたそうですが、寮長は疑問に思わなかった
のかよ? どう考えてもおかしいだろう。寮長に学校側に通報されても
文句は言えなかったな。

○マイナス思考の塊(かたまり)になった安堂

 「九条」の名前に怯(おび)えていて自分を見失っていた安堂。
別に名前がスイーツを作るという訳ではないに気にする必要など
全くないのですが、安堂にしてみれば気になって仕方がないのでしょう。
そもそもいくら実家が老舗の和菓子屋だからといってその家の子供が
優秀とは限らないような気がするのだが…

 一度悪いことを考え出すと、他にもあれこれ悪いことばかりを
考えてしまい、泥沼にはまっちゃうんですよね。こうなると自分では
なかなか抜け出せないので、周りの人の助けが必要かも。

○チームいちごを扇子に例えると

 花房にいちごは扇子に例えると糊だと言われて落ち込むいちご。
花房は冗談で言ったのでしょうが、これって実は本質をついている
と思います。どんなにすぐれた部品が揃っていても、糊がなければ
くっつきませんし。
いちごはこれまでスイーツ王子たちがバラバラに
なりそうになった時に何度も分裂の危機を救ってきました。花房が
バラのパウンドケーキで悩んでいた時には沼に飛び込んだり
しましたし、樫野が樫野の姉に捕らえられた時は樫野の家に強行突入
までしました。

 いちごは糊としての役割をきちんと果たしていると思います。

○寄せ集めのチームれもん

 れもん自身も自分のチームに友情なんて存在しないとわかって
いるのか…れもんとくっつけば優勝できるのではないかという
打算だけでくっついている連中が揃っているのですから
チームの雰囲気が良い訳はないです。個人戦では実力を発揮できる
かもしれませんが、チーム戦となれば連携が充分とれないチームは
不利ですね。

○再試合開始

 全く緊張感がないチームれもんのメンバー達、連携が取れないって
いうのは仕方がないにしても、真面目に調理しないっていうのは
どういうことだ??? 何もしないでボーっと見ていたり、雑談をしたり…
いちご達に負けるはずはないと思いすっかり余裕が出てしまったのか?

 どうして聖マリーの生徒は性格に問題がある奴が多いんだよ!?
なんだかいちごはいつも煽(あお)られているような感じですし。

○チームいちご勝利

 テーマが「友情」だったのに、友情のかけらもなかったチームれもん
再試合の形式とテーマが決まった時点で勝負は決まっていたのかも。
れもんはチームれもんの他のメンバーからさんざん叩かれてますが
優勝するためだけにれもんとくっついていたのですから、優勝できない
となればもうれもんに用はないのでしょう。

 安堂は脱走してよかったのかもなぁ。チームいちごのメンバー同士が
固い友情で結ばれているということを再確認することができましたから。

 こうやって問題を一つ一つ乗り越えていくごとにいちご達は成長して
いくのかも。

○れもんが日本に来た本当の理由

 いちごのことを引き合いに出して、れもんに厳しいことをアンリ・リュカス
は言っていたのか。アンリの話から推測すると、いちごが聖マリーでどういう
ことをやっているのか日本から情報がいっているのかも。

 最後は笑顔で別れたいちごとれもん、れもんのことを気に入った
スイーツ精霊も現れたようですし、今後のれもんの成長がとても
楽しみです。


○NNNニュース速報の字幕

 後で放送を見た時に「あーそういえばちょうどこの時期に
バンクーバー五輪やってたなー」って思い出すことになりそうです(笑)

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