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【スターダスト★ウインク】star.15(りぼん2010年4月号)感想 その3
↑のつづき
○夏休みなのに家に引きこもっている杏菜
よっぽど日向の件が堪(こた)えたんだろうな…そりゃ好きな人が
キスをしているのを目の前で見てしまったのですからショックを
受けないわけがないです。好きな人が悪い女に誑(たぶら)かされて
いるのではないかという心配もしなくてはいけないのですから、余計
心に負担が圧(の)し掛かっているのでしょう。
日向が好きな人はマリちゃんなのではないかと悩んでいた頃
も心は穏やかではありませんでしたが、ある程度答えが見えてきたら
また別のことで悩んでしまう…本当に悩みの種って尽きないですね。
この調子だと、もし杏菜が日向と付き合い始めたとしても何かの理由で
悩んでいそう(笑)
遊ぶ気分になれず、勉強に集中していたのでしょう。理由はどうであれ
机に向かうことができるようになったのは良いことですが、果たして
勉強した内容が頭に入っているのかな??? 日向とマリちゃんのキスの
場面を何度も思い出してしまい、机には向かっているけど勉強どころ
ではないということもあったかもしれません。
ところで杏菜は進路のことをどう考えているのだろう。以前マリちゃん
と面談をした時は特にこれといった希望はなかったようですがいくらなんでも
夏休みが終わるころには志望校を決めないとまずくないか?
自分の成績で入れる範囲の高校に行けさえすればいいのかもなぁ…というか
たぶん深く考えていないのでしょう。日向が地元の普通科の高校志望だったり
したら、その高校に行けるように努力したのかもしれませんが、美術と
なると努力だけではどうにもなれませんよね。
杏菜の母「杏菜…夏休みに入って勉強に集中してくれるのは
嬉しいんだけどさ もっと生き生き勉強しなさい!!」
(りぼん2010年4月号・P.244-245)
言いがかりすぎるわろたwwwwwww さすがにこれは杏菜が
かわいそうだ。
なんで勉強をしているのに怒られるんだよ。生き生きってどういう態度で
勉強すれば納得するんだ? にこにこしながら問題を解いたりしてれば
いいのか? もう理由の有無なんか関係なく、ただ単に怒る理由があれば
なんでもいい感じだなぁ。
杏菜「だいたい あんた夏期講習終わってから引きこもりっ
ぱなしで!!ちょっとは外の空気吸ってきたら!?」
(りぼん2010年4月号・P.245の2コマ目)
で、今度は外に出たら「勉強もしないで遊んでばかり」と言って
怒るんですね(笑) 息抜きなんて強制されてするようなものじゃ
ないだろうに…
勉強に集中している時に一度流れを断ち切ってしまうと再びその気に
するのは一苦労ですよ。
○日向、一時帰宅していた
日向「うん さっき帰って来た明後日(あさって)登校日だし
それに今日花火の日だーと思って」
(りぼん2010年4月号・P.247の2-3コマ目)
今年は3人で行くことができないとあきらめていた花火大会のことを
日向はちゃんと覚えていました。3人で過ごした時を杏菜はとても大事に
思っていますが、日向にとってみても3人で過ごした時は同じくらい大事
なものなのでしょうね。
※美術塾での生活について
日向「寝るのもったいないとか思ったの初めて ま 眠いんだけど」
(りぼん2010年4月号・P.249の1-2コマ目)
充実しているようでなによりです。いろいろ迷っているようでしたが
自分の行くべき道を見つけたのはとても良いことです。
○日向、自ら美術塾での出来事について切り出す
日向「帰る日 うちの美塾に来た?」
(りぼん2010年4月号・P.249の1-2コマ目)
これは好都合。杏菜は日向とマリちゃんのキスについていろいろ
聞きたかったはずですが、なかなか切り出すタイミングがなかった
でしょうし。日向のほうから、切り出してくれたのですから、遠慮なく
いろいろ聞いちゃいましょう♪
杏菜「…あんなことやめなよ…あの人日向のことなんて好きじゃ
ないんだよ!!」(りぼん2010年4月号・P.251の1-2コマ目)
杏菜にこの言葉を言われた時の日向の目がちょっと怖い…
わかっていることなのにあえて杏菜が触れたからでしょうか。
杏菜は日向のことを思って言っているのであって、別に日向に
自分のほうに向いてもらいたいと思っている訳ではなさそうです。
杏菜「結局あの人は日向の気持ちをもてあそんでいるだけなんだよ
日向 本当にあの人が好きなの?」
(りぼん2010年4月号・P.252の1-2コマ目)
こんな極限状況に追い込まれてようやく自分が一番聞きたかった
ことを杏菜は聞くことができたのか。日向はマリちゃんのことを
好きだと確信を持っているので、「違うよ」という答えは期待して
いないと思いますが。
杏菜「目覚ましてよ!!」(りぼん2010年4月号・P.252の3コマ目)
なぜだろう…今回のお話では杏菜が妙にまともな人に見える(笑)
杏菜でなくても、杏菜と同じような状況に追い込まれればたぶんみんな
同じことを言うと思う。
日向「別に俺はあの人と会う約束をしてたわけじゃない あの人は
彼氏に会いに来ただけ あの塾の講師が多分彼氏だから
俺はそのついで」(りぼん2010年4月号・P.254の2コマ目)
マリちゃん度胸あるな…もし日向とキスをしているところを
彼氏に見られたどうするつもりだったんだよ。「おまじない」だと
言い張って納得してくれるのだろうか?
キス現場に彼氏がきたらヤバいのはマリちゃんより日向だったかも。
間違いなく、塾に行きにくくなりますし、下手をしたら講師と大ゲンカだったぞ。
日向「キスしたからあの人も俺のこと好きだなんてそこまで
夢みてないよ」(りぼん2010年4月号・P.255の1コマ目)
相手が自分のことを好きかどうかなんてなんとなく雰囲気で
わかりますよね。マリちゃんのことですから、おそらく純粋に
おまじない目的のキスだと宣言してからしてるのでしょうし。
日向はそんなマリちゃんの気持ちは理解しつつも、とりあえず
キスをしたいからしちゃったのかも。マリちゃんは日向をもてあそんだ
のかもしれませんが、日向もある意味マリちゃんのことを上手く利用して
良い思いをしたんだなぁ。お互い別に損はしてないからこれで
よかったのではないでしょうか。
…今回の件で一番損をしたのはある意味
杏菜かもwww
日向「バカだね杏菜」(りぼん2010年4月号・P.256の1コマ目)
これはちょっと杏菜がかわいそうなような気もしますが、別に
悪気はなく、軽い気持ちで「バカ」って言ったのでしょう。
杏菜が子供っぽくみえなくもないですが、これは杏菜が子供っぽいの
ではなく、日向が大人びているのでしょう。中学生でここまで客観的に
情勢を分析できるとは。
「これが日向とかわした中学最後の会話だった」
(りぼん2010年4月号・P.257の4コマ目)
えええええええええええええっっっっっっ!!!
どういうこと? 美術塾に行ったっきりもう地元に
戻ってこなかったということ? それとも夏休みが終わり
地元に戻ってきた日向ともう口を利くのをやめたということ???
地元に戻ってこなかったのであれば東京の中学に転校をしたと
いうことになりますが。
しかし「バカだね」が最後の言葉だったとは杏菜と日向の
関係をなんだか象徴してますね。こんな結果を招かないですんだ
タイミングはいくらでもあったのにことごとく逃してきた杏菜
でしたが、とうとう話をすることすらできなくなったのか。
【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】