【ブルーフレンド】〔えばんふみさん新連載〕第一話(りぼん2010年5月号)感想 その4
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【ブルーフレンド】〔えばんふみさん新連載〕第一話(りぼん2010年5月号)感想 その3
↑のつづき
○美鈴(みすず)、歩のことをが噂になっていることを知る
※女子トイレ内で歩(あゆむ)と美鈴のことが話題に
「さいきん歩付き合い悪いよねー」
「ねー」(りぼん2010年5月号・P.104の2コマ目)
そりゃ、急に美鈴とくっつくようになったら話題にならない
訳ないです。格好の噂話のネタになるよな…つきあいが悪く
なったら印象も悪くなりますし。
歩は他の生徒とのつきあいもある程度考えたほうがいいような気も
します。歩以外の生徒と全く遊びに行ったりしないっていうのは
人間関係の維持という面で正直あまり好ましくないですし。
「月島美鈴に構うようになってからじゃん?」
「どこがいいのかな あんな子ー 性格悪いのに」
(りぼん2010年5月号・P.104の3マ目)
こう思うのも仕方ないよな。何しろ美鈴が心を開いているのは
今のところ歩に対してだけですから。他の生徒から見れば美鈴は
ただの無愛想で性格の悪い女の子に過ぎないのですから。
「ほら 歩ってやさしいからさー そーゆー子ほっとけないん
じゃない?」(りぼん2010年5月号・P.104の3コマ目)
歩が美鈴のことをここまで構うようになった理由は一体何なんだ?
この点を歩に聞いてもたぶん答えは返ってこないと思います。自分
でも理由は分からないでしょうから。
「…とかいってさー 歩 本当は"友達いない子構ってます"
アピールの男ウケ狙いだったりしてーっ」
(りぼん2010年5月号・P.104の5コマ目)
ねーよwwwwwww 歩がそんな計算を出来る子とも思えないですし。
そもそも友達いない子を構ってあげたとしても男子に対してアピール
になるのか? 男子は別に歩が誰と遊んでいようが気にしないと思う。
○美鈴、歩の悪口を聞きキレる
美鈴「歩の悪口言わないで」
(りぼん2010年5月号・P.105の4コマ目)
歩のことが話しに出る前にさんざん美鈴自身の悪口を言われて
いたのに、そのことは別に怒っていないのか。まぁ悪口を言われる
ことになれているからなぁ。いちいち怒っていたらキリがないですし
体ももたないのでしょう。
しかし自分のことを理解してくれた歩に対する悪口は別で
歩を悪く言われたのがうしても許せないのでしょう。「男ウケ」
と言っていたのはたぶん冗談のつもりだったものと思われますが
それでも美鈴は許せないのでしょう。
○美鈴が、歩のことを悪く言った生徒とけんかに
美鈴「そったが先に悪いこと言った だから怒っただけ」
(りぼん2010年5月号・P.106の1コマ目)
こんなことをやったらますます評判が落ちる…まぁ今さら
そんなことを気にする美鈴ではないのでしょうが。もともと
女子からの評価なんか無いに等しいのですし。
「歩と友達にでもなったつもり? あんたなんか歩の重荷に
決まってんじゃん」(りぼん2010年5月号・P.106の5コマ目)
これはきついよな…せっかく歩にいろいろ話しかけて
もらったりして良い気分になっていたのに、一気に突き落とされた
ようなものですから。
この後すぐに歩が駆けつけたのですが、美鈴はその場から
走って逃げてしまいました。何しろ自分と一緒にいたら歩の株が
落ちると心配していたくらいですからおそらく美鈴自身も自分は歩の
お荷物ではないかと思っていたでしょうし。他人からそのことを
はっきり言われて精神的に落ち込んでしまったかも。
○歩、美鈴の後を追う…そして
※美鈴が歩をかばってくれた件について
歩「…ありがと あんたやっぱいい子だね」
(りぼん2010年5月号・P.109の2コマ目)
歩もいい子だよ。人によっては「美鈴なんかとつきあった
からひどい目にあった」とか言って美鈴と距離を置いてしまう
でしょうし。自分のことが悪く言われたのに、美鈴に対する
態度を変えないのですから。
歩「はー いい天気だねー…」
美鈴「…」(りぼん2010年5月号・P.109の3コマ目)
空気重いよwwwwwwwwwwwwwww
トイレでの事件で美鈴は自分の存在が歩にとって重荷なのでは
ないかと不安は確信に変わりつつあるから、話をするような気分に
なれないのでしょうね。
歩「-ねぇ美鈴 あたしはあんたが好きだから一緒に
いるんだよ」(りぼん2010年5月号・P.109の4-5コマ目)
「好きだから」という言葉にこの時点では大きな意味は
なかったのでしょうが、今後「好き」という意味が大きく
変わる雲行きになってきました。
歩「ほらっ 笑顔笑顔 ベロベロばぁーっ 笑って笑ってーっ」
(りぼん2010年5月号・P.110の1コマ目)
変顔をしてまで、笑わせようとするなんて。本当に歩は美鈴の
ことを考えているんだなぁ。この程度で美鈴が笑ってくれる
のであればこんなに楽なことはないのですが。
美鈴「-お人良し バカでアホっぽくて こんな変な人
見たことないよ」(りぼん2010年5月号・P.111の1コマ目)
お人良しっていうのは全くもっとその通りだな。トイレで悪口を
言われたりしたのにここまで美鈴のことを気遣っているのですから。
歩「…ほめてんのかけなしてんのか よく分かりませんなぁ
美鈴ちゃんはぁ」(りぼん2010年5月号・P.111の2コマ目)
美鈴の表情を見ればこれはほめているんだということが
本当によく分かります。他人にここまでやさしくしてもらった
のは初めてなのでは???
○美鈴、歩にキス
歩「いつしか 名前も知らないこの気持ちに
あたしは溺(おぼ)れていった」
(りぼん2010年5月号・P.114-115)
歩は美鈴にキスをされました。普通だったらびっくりしてしまい
逃げ出してもおかしくない状況ですが、普通に会話をしていますね。
あまりにも突然すぎてどうしていいのか分からなかったのかも
しれませんが。
キスをされたことにより歩の心の奥底で何かが目覚めちゃったのか…
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