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2010年5月15日 (土)

【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十八話「僕は大丈夫だよ」(りぼん2010年6月号)感想 その1

【りぼん「恋人にしたいキャラ」人気投票2010】ただいま実施中!

 りぼん本誌の中で恋人にしてみたいなぁと思うキャラクターはいらっしゃい
ませんか? もしいらっしゃるという方で、投票所内の選択肢の中にその
キャラクターの名前があるという場合はぜひご投票ください。

 男性が男子キャラに投票したり、女性が女子キャラに投票したり
といった具合に
同性への投票も可とさせていただきます。

↓投票はこちら
【りぼん「恋人にしたいキャラ」人気投票2010】


【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら


○朱里と破斗、里から出発

 任務のために2人で里から出発した朱里と破斗、まさかこの旅立ちが
里との別れになるとは想像すらしていなかっただろうな…
忍である以上、いつ何時も死を覚悟してはいるのでしょうが、里に
戻ることができなくなった原因についてはこの段階では想像すらして
いなかったでしょうね。

琥珀「疾風(はやて)! 朱里がいないんだけど知ってる?
苺摘みに行くの
」(りぼん2010年6月号・P.303の3コマ目)

 破斗は苺どころか命を詰まれる羽目に
なるのだが…


 破斗は琥珀と最後のお別れはできなかったのですね。命令の内容的に
琥珀であっても話すことはできなかったのでしょうが。

 ところで琥珀に出動命令が出なかったのはなぜなんだろう?
3人はいつも仲良しだったのだから、琥珀にも命令が出てよさそう
ですが。人数はなるべく少ないほうが相手に発見される危険も
低くなるっていうのはありそうですね。あと琥珀の能力も考慮
されたのかも。

 頭領が自分の娘を危険な目に遭わせたくないとか考えたのでは
ないと思いますが…

○槐(えんじゅ)に取り入る方法を考えている破斗

 取り入るってかなり難しいだろう。「私達、里を裏切って
きました。仲間にしてください」と言ったところで、槐がすぐに
信用するとは考えにくいですし。怪しまれて攻撃されるのは
目に見えているでしょう。

 この後、確実に取り入る方法を思いつくのですが、それは破斗
だけでなく、朱里にとってもつらい内容のものでした。

○琥珀を彼女にする好機があると考えている朱里

朱里「でも青葉はもう里には来ないし 疾風は蛙になった
僕に一番好機がある

(りぼん2010年6月号・P.305の4コマ目)

 ちゃんと計算してるのかwwwwwwww ただ蛙の姿になったとは言え
疾風は強敵だぞ~ 青葉は立場上恋の相手にはなり得ないので
競争相手として意識する必要はないですね。なにしろ琥珀は
「青葉」と呼ぶことすら頭領から注意された位ですから、恋人に
するなど論外ですし。

○槐に発見された朱里と破斗

※槐に発見されて逃げながら
破斗「考えろ!なにか なにか方法があるはずだ! 取り入る
きっかけが…!!
」(りぼん2010年6月号・P.307の2コマ目)

 逃げるだけで精一杯なのに、こういうことを考えながら
走っているのか。変に逃げないで、さっさと投降しちゃえば
よかったのに。逃げたら怪しまれて取り入るきっかけは
完全に消滅してしまいそうですが。

 ただ何日も張り込みをしていた理由を余程しっかり考えて
おかないと槐を納得させることは不可能ですね。今来たばっかり
とか言うしかないか…

○破斗、確実に槐に取り入る方法を思いつく

破斗「仲間割れを理由に 俺を殺したことにしろ
(りぼん2010年6月号・P.308の3コマ目)

 任務のためなら自分の命など惜しくないのか…結果として
こうすることによって朱里の命を救うという側面も生まれますが
朱里に一生降ろすことのできない重い荷物を背負わせることに
なるんですよね。ある意味破斗は人生の最後にとんでもない課題を
朱里に突きつけたことになります。

破斗「それを餌(えさ)に取り入れ! 潜入しろ! おまえのほうが
演技派だ
」(りぼん2010年6月号・P.3092コマ目)

 演技力以前の問題として自分の命を犠牲にしてまで任務を
遂行しようと考えた人がこの場には破斗しかいないのですから
他に選択肢はないですね。朱里はどうしていいかわからない
ようですし。

 しかしこんな極限状況でよく自分の命を犠牲にする作戦を
思いついたな…もしかしたら、極限状況に追い込まれたからこそ
思いつくことができたのかもしれませんが。

破斗「琥珀のこと まだあきらめてないんだろ?
(りぼん2010年6月号・P.309の5コマ目)

 破斗を殺したという話が漏れた時点でもう琥珀とラブラブに
なることなど不可能だろう…・゚・(ノД`)・゚・

破斗「上手くやれよ それが遺言だ
(りぼん2010年6月号・P.310の2コマ目)

 文書に残ることはない遺言なので、朱里は破斗殺しの犯人として
ずーっと生きていかなくてはならなくなりました。いくら事情を
説明したところで任務について知っている頭領などごく一部の人
以外は信じることはないでしょうし。

↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十八話「僕は大丈夫だよ」(りぼん2010年6月号)感想 その1

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1

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