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2010年6月 9日 (水)

【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十九話「朱里の道、琥珀の道、疾風の道」(りぼん2010年7月号)感想 その1

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といった具合に
同性への投票も可とさせていただきます。

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○琥珀は朱里を殺せなかった

朱里に押しつけたのは煙幕(えんまく)を出すための『鳥の子』
勢いで壁を壊して爆発したように見せかけた

(りぼん2010年7月号・P.60の3コマ目)

 周りの人は朱里を攻撃したと思っていたから、かなり高度な
偽装工作だったんですよね。現場に槐(えんじゅ)がいたらこの程度の
小細工はすぐにバレてしまっただろうな。何しろ偵察中の朱里と破斗の
姿を遠くから発見することに成功したくらいですし。

 槐はこの戦いの様子を監視していたりしないのか?
実際15話で槐は水晶玉で戦況を監視してましたが。里を裏切った形で
自分の陣営に加わった朱里が琥珀と再会するのですから、再度
槐のことを裏切らない保証などないのに…っていうかそもそも
自分の兵がどんな戦いをしているのかちゃんと知っておかないと
対応策を考えるのも大変ですし、指揮官として失格です。

朱里への合図のつもりだった
(りぼん2010年7月号・P.60の4コマ目)

 朱里が鈍感な子だったら、決死の偽装工作も無駄になってしまった
ところでした。煙幕を出したのに、淡々(たんたん)と朱里に攻撃
されたらバカみたいでした。

もし月の者の側にいることに理由があるなら 合図して朱里!!
お願い応えて!!
」(りぼん2010年7月号・P.61の3-5コマ目)

 で、朱里がとった合図の方法は刃物で自らを刺して、琥珀を
刺したフリをするというもの。こんな体を張った意思表示ができる
のは不老不死の体ならではですよね。人間である琥珀には絶対
できない方法だ。

琥珀「やっぱり裏切ってなんかないんだね…
(りぼん2010年7月号・P.63の4コマ目)

 「やっぱり」ってなんだよ、裏切ったと思っていな
かったのかよwwwwwww

 前回のあの復讐心(ふくしゅうしん)に満ち溢れたかのような
表情は一体なんだったんだ?

 ( ゚д゚)ハッ! もしかしたら、朱里が槐を欺(あざむ)くために
槐の側に寝返ったように、琥珀も朱里が里を裏切ったのは
どういう気持ちからだったのか知りたいから、あえて全力で
朱里と戦っているフリをしていただけだったのか!? もし
そうだとしたらかなりの演技派だな。

○いつの間にか疾風が元の姿に戻る

 これってどういうこと??? なんで疾風が
人間の姿をしているの???

月泉水を飲んだ形跡もないですし、誰かが呪文を解いたという
場面も登場していません。

 もともと琥珀が疾風に対してかけてしまった蛙(かえる)の姿に
変身してしまう呪文には有効期限があって、その期限がきたから
元の姿に戻ったというのであれば一応説明がつきますが、今のところ
そういう感じでもないですね。

 どうして元の姿に戻ることができたのか明らかにされる日は
来るのでしょうか。

○朱里、撤退

朱里「疾風に出てこられたんじゃ仕方ないね ここは
あんたたちの勝ちにするよ
」(りぼん2010年7月号・P.64の5-6コマ目)

 まだ戦えそうな状態での撤退宣言。舞々は瀕死(ひんし)の状態に
なるまで戦ったというのに…
こんな大声で言っちゃって、槐に聞かれる
心配はないのか。戦う気がないと思われるぞ。

まぁ本当は里を裏切ったという訳ではないから、琥珀を本気で攻撃する
わけにはいかなんかったのですが。

※槐のところへ帰還後
朱里「槐様負けました 申し訳ありません…
(りぼん2010年7月号・P.67の4マ目)

 この言葉を聞いた時の槐の表情はなんともいえませんね。
やはり朱里が本気で戦ったのではないと見破られたと見るべき
だな。

 …ってここまで書いていて気づいたんだけど、どうして槐は
一人ずつ兵を送るなんていう非効率的な防衛をしてるんだ???
1対1で戦うのではなく、槐側から3人くらいが一度に出て、青葉側の
1人と戦わせたほうがはるかに勝率はあがるでしょう。

↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十九話「朱里の道、琥珀の道、疾風の道」(りぼん2010年7月号)感想 その2

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