【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十九話「朱里の道、琥珀の道、疾風の道」(りぼん2010年7月号)感想 その2
【りぼん「恋人にしたいキャラ」人気投票2010】6月30日午後8時まで
りぼん本誌の中で恋人にしてみたいなぁと思うキャラクターはいらっしゃい
ませんか? もしいらっしゃるという方で、投票所内の選択肢の中にその
キャラクターの名前があるという場合はぜひご投票ください。
投票の締め切りは6月30日午後8時までです。
男性が男子キャラに投票したり、女性が女子キャラに投票したり
といった具合に同性への投票も可とさせていただきます。
↓投票はこちら
【りぼん「恋人にしたいキャラ」人気投票2010】
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【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十九話「朱里の道、琥珀の道、疾風の道」(りぼん2010年7月号)感想 その1
↑のつづき
○琥珀(こはく)、朱里のことを…
※青葉に対して
琥珀「お願いです 朱里のこと…悪いふうに思わないで下さい」
(りぼん2010年7月号・P.69の3コマ目)
朱里が本当に裏切ったわけではないと分かった琥珀は、青葉に
対して朱里のことを悪く思わないように言っていますが、もともと
仲間だったわけですから、その仲間が青葉に悪く思われたら嫌
なのでしょう。
破斗が琥珀にとってかけがえのない兄であったの同じくらい
朱里もかけがえのない親友だったのですから。
朱里に「琥珀が好きだったんだ…」と言われてそれが本心か
どうか琥珀は考えていたようですが、琥珀はこの時の朱里の言葉を忘れない
だろうなぁ。
こんな場所で告白をするくらいなら、朱里は堂々と勇気を出して
仲良く生活していた時に告白をすればよかったのに…
告白をした結果、もし残念な結果になったらそれまでの関係が壊れて
しまうということもあるかもしれませんが、何もしないで、ぐだくだ
しているよりはよほどマシでした。まぁ今となっては何を言っても無意味に
なってしまいましたが。
敵と味方に別れて、告白した結果がどうなろうが失うものなど
何もなくなった状態にになって、はじめて自分の気持ちを伝えること
ができたなんて皮肉としかいいようがありませんね。
青葉「思わない 朱里は忍である前に俺の友達だからだ
俺のことを何と呼ぼうと 琥珀もずっと俺の妹だ」
(りぼん2010年7月号・P.70の2-3マ目)
青葉にとっても朱里は大事な友達です。その友達が本当は
裏切っていなかったということが明らかになったのですから
悪く思う理由などないでしょう。琥珀に言われるまでもなく
朱里は青葉にとって大事な友人でありつづけます。
幼い頃に琥珀から「親王様」と呼ばれて反発したことがあった
青葉でしたが、あの頃の身分など関係なく兄弟姉妹のように
生活していた頃の気持ちを青葉は忘れていませんでした。
○琥珀、号泣
琥珀「ちゃんと勝てなくて…ごめんなさい……!!」
(りぼん2010年7月号・P.72の1コマ目)
ええっ!!! なんでここで泣くの??? ごめんなさい、ちょっと
意味が分かりませんでした。青葉に「ずっと俺の妹だ」と言われて
感動して泣いてしまったのか??? だってここで「ちゃんと勝つ」ということは
琥珀や青葉にとって大事な存在である朱里を殺すということですし。
いっそのこと朱里を青葉側に連れ戻すことができればそれが
一番良いのですが、そうなってしまうと自分の命と引き換えに
槐(えんじゅ)のところへ送り出してくれた破斗の犠牲を無駄に
してしまうことになるからそれはできないですね。
○琥珀が戦うもうひとつの理由
琥珀「でも青葉…琥珀が戦う理由それだけじゃないでござる」
(りぼん2010年7月号・P.74の1コマ目)
さりげなく、琥珀が「親王様」でなく「青葉」と呼んでいる件に
ついてだが(笑) 「妹」と言われてちょっと気持ちが昔にもどった
のかも。
別に青葉本人は「青葉」と呼んでいいと過去に言っているのだから
周りに人がいない時は素直に「青葉」と呼んで甘えちゃえばいいのに。
琥珀はまじめだから、そういうことはできないんだろうなぁ。
疾風(はやて)みたいな感じで気軽に接してもよさそうですが、けじめは
ちゃんとつけるタイプなのでしょう。
琥珀「兄妹と同じくらいほしかったもの ある…」
(りぼん2010年7月号・P.74の3コマ目)
「女の子の…友達…」
(りぼん2010年7月号・P.74の4マ目)
桜姫のために戦っているのか…幼い頃から一緒にすごしてきた
朱里と戦うというつらいことをやってのけたのも、桜姫を槐の
ところから助け出すという目的があってのことなのですが、その
肝心の桜姫はそのころ何をしていたのかというと…
↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第十九話「朱里の道、琥珀の道、疾風の道」(りぼん2010年7月号)感想 その3
「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
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