【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その2
【「モバイルガールめもり」「電脳少女めもり」の感想】←今までのまとめはこちら
【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その1
↑のつづき
○めもり、居残り訓練志願
めもり「ほ 放課後 居残り訓練しよう!! …だめかな」
(りぼん2010年6月号・P.152の2コマ目)
灰人(はいと)に嫌味を言われてようやくやる気を出した
めもり、まぁこの学校に今後もいるのであればいつまでも
逃げ続けるわけにもいきませんしね。
スペード「ちゃんと集中して指示するニャ!!」
(りぼん2010年6月号・P.153の1コマ目)
よくよく考えたら自動的に攻撃するような仕組みの機械って
作れないものなのだろうか? 人と普通に会話できて、人の指示通り
に動くほどの高度な性能があるのであればある程度は自動攻撃とか
できてもよさそうですが。
もっとも自動攻撃ができるように作ってしまうと、誤って攻撃しては
いけないところを攻撃したり「モバイル」が人間に対して牙(きば)を向いた時に
ちょっとやっかいなことになってしまうからいろいろ難しいのかも
しれませんね。
○めもり、すぐに挫折(ざせつ)
めもり「私 モバイルマスターやめる」
(りぼん2010年6月号・P.155の1コマ目)
いくらなんでも早すぎだろうwwwwwwwwww 何日か経ってから
やめるって言い出したとしても早いというのに。最初から上手い人
なんかいないのだから、下手なのであれば練習すればいいのに。
もともと積極的にモバイルマスターになりたかったという訳では
ないから、苦労をしてモバイルマスターとして成長する必要性を
感じていないのかもしれません。
スペード「あんたはそうやって ウイルスや自分から逃げて
ばっかだからダメなのにゃ!!」(りぼん2010年6月号・P.156の1コマ目)
めもりは嫌な思いをしてまで続ける気などないのでしょう。ウイルス
退治は自分でなくても他の人がやれば済む話ですから。周りから
いろいろ言われながら練習をしたりするのは決して楽ではないですから
逃げようと思うのもある意味当然なのかも。
めもり「機械のスペードちゃんに 私の心が分かるわけ
ないじゃん!」(りぼん2010年6月号・P.157の1コマ目)
機械だけでなく、たとえ人間だったとしても他人の心の中
なんて分かるわけないです。自分の苦しみは結局自分自身しか
分からないのですから。だから自分が理解して欲しいと思って
いることがもしあるとするならば態度に表さない限りいつまで
経っても分かってもらえません。
○幼い頃のめもりが「モバイルマスター」を目指した理由
※母に対して(めもりが幼い頃の回想シーン)
めもり「私もお母さんみたいになってみんなを守りたい」
(りぼん2010年6月号・P.159の1コマ目)
最初は純粋に母の戦いを見てモバイルマスターになりたいと
思っていたのか。でも実際にその道を目指そうとしたら壁に
ぶつかってしまったのですね。まぁあこがれていたもので
あっても実際にやってみると大変だったというのは誰しも経験
していると思うのでこれは責められないでしょう。
…というか幼い頃に「モバイルマスターになりたいけど
訓練とか大変そうだからやめとくか)とか醒(さ)めた口調で
言うような子がいたらなんとなく嫌だ(笑) どんな職業でも
目指すことができるのは子供の特権ですし。
○スペードはめもりを信じていた
めもりの父「めもりがモバイルマスターとしてうまくやってんのか
気になってな」(りぼん2010年6月号・P.159の4コマ目)
めもり「う…うまくやってるよ」
(りぼん2010年6月号・P.160の1コマ目)
本当のことは言えなかったか…心配をかけたくないんだろうな。
ここですべてを吐き出してしまうことができたらどんなに楽
であろうか。
入ってから間もない状態で「やっぱりだめでした」って言い出しにくい
っていうのももちろんあるでしょうが、本当にもうやめたいなら
ここで本当のことを言ったでしょうから、まだモバイルマスターに
なるのを完全にあきらめたという訳ではないのでしょうね。
※スペードが父に対して言っていたことをめもりに話す
めもりの父「『めもりはお母さんをこえるマスターになるって
信じてる』って言ったんだ」
(りぼん2010年6月号・P.161の1コマ目)
ここでようやくスペードの気持ちに気づいためもり、めもりは
今まで自分のことを考えるので精一杯でスペードが自分のことを
どう思っているのか考えたことすらなかったのでしょう。ただ単に
父におしつけられただけの存在だと思っていただけなのかもなぁ。
父はめもりにスペードを託した際にどうしてめもりに託したのか
理由を話さなかったのかな? 父はめもりが母のようにやっていける
とは思っていなかったようなので、何か言いたくてもいえなかった
のかな?
↓つづきはこちら
【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その3
【「ぷちパレード!!」の感想】←今までの感想のまとめはこちら
| 固定リンク
« 【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その2 | トップページ | 【キルミンずぅ】〔はんざわかおりさん〕あにゃまる4(りぼん2010年5月号)感想 その3 »
「モバイルガールめもり・電脳少女めもり」カテゴリの記事
- 【モバイルガールめもり】〔大岡さおりさん〕モバイル2(りぼん2010年7月号掲載)感想 その1(2010.09.20)
- 【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その3(2010.07.15)
- 【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その2(2010.07.07)
- 【モバイルガールめもり】モバイル1(りぼん2010年6月号) 感想 その1(2010.05.19)
- 【電脳少女めもり】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・大岡さおりさん作、感想 その4(2010.05.13)