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2010年8月29日 (日)

【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.10(りぼん2010年9月号)の感想 その1

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○2年のクラス分けが発表される

2年1組…りっちゃん
2年2組…ひより、夏輝、広瀬

 りっちゃんと別れてしまったのは残念ですが、夏輝、そしてなにより
広瀬と一緒なのはこれは幸運としかいいようがありません。
ひよりにしてみればりっちゃんと広瀬、両方同じクラスだったら
良かったのでしょうが、そんな都合の良い展開はなかなかないでしょう。
下手をしたら知ってる人が誰もいないということになっても決して不思議では
なかったでしょうし。

ひより「りっちゃんやだよぅ~~」(りぼん2010年9月号・P.144の3コマ目)

 でもなんだかんだ言ってもひよりは誰か一人を選べと言われれば
りっちゃんを選ぶんだろうな。だって広瀬と同じクラスでも、気軽に
話かけることはまだまだできませんし。りっちゃんなら幼なじみだから
ひよりもいろいろ話すこともできるでしょう。

 でもこのままずーっとりっちゃんと同じクラスっていうのは不可能ですし
いつかは別々の大学なり職場なりに行かなくてはいけないのですから
ちょうど良い機会なのでは?

ひより「2年生も広瀬くんと同じクラス」(りぼん2010年9月号・P.145の3コマ目)

 さぁとりあえず環境は整いました。これで「クラスが違っちゃったから
もう告白もできない」という言い訳はできませんね。
少なくとも1年という
時間が与えられたのですから、がんばって広瀬を彼氏にできるように
いろいろ動いてください!

りっちゃん「じゃあね ひよりっ がんばるんだよ! 逃げたり
隠れたりしちゃダメだからね!

(りぼん2010年9月号・P.146の6コマ目)

 ひよりはりっちゃんと別れてしまい心細いけど、りっちゃんも
ひよりのことが心配で仕方ないだろうな。何しろこれまでひよりが
やってきたことをそばで見続けていたのですから。何かあったら
引きこもってしまうというのはりっちゃんは十分分かってますし。

 正直りっちゃんはひよりと同じクラスのほうが楽だったかもな。
りっちゃんは優しいからきっとひよりのことが気になって仕方が
ないでしょうし。いくら学校が終わった後は自由に会えるといっても
やはり同じクラスでないといろいろ制約もありますしね。

 それに不思議なものでクラスが違うといくら近所に住んでいても
だんだん疎遠(そえん)になってしまうことが多いんですよね…


ひより「広瀬くんが一緒ですごくうれしいけど りっちゃんがいないと
やっぱり心細いなぁ…
」(りぼん2010年9月号・P.147の2コマ目)

 りっちゃんがそばにいない状態で高校に通うのは初めてなんですよね。
ひよりが自分の力で学校生活をおくることができるか試されることに
なります。

ひより「夏輝ちゃんがいるし…! でも夏輝ちゃん新しいお友だち
つくったりしたいかも……」
(りぼん2010年9月号・P.147の3コマ目)

 だからこうやってどうして頭の中であれこれ考えるんだよ(笑)
考えたって何も解決しないよ。夏輝は新しい友達を作りたいと
思っているかもしれないけれど、ひよりもその輪の中に入れば
いいじゃん。もしかしたらりっちゃんみたいな大親友ができる
かもよ。

ひより「私も自分からお友だちつくらなきゃ! でも なんて声かけたら
いいかなぁ…
」(りぼん2010年9月号・P.147の4コマ目)


 1年の時は周りがお膳立(ぜんだ)てしてくれたからひより自身が友だちを
作ったという訳ではないんですよね。あまりに引きこもり生活が長かった
から友だちの作り方を知らないのか…

 …よくよく考えたら友だちってどうやって作るの?って聞かれたらなんて
答えたらいいか分からないですね。言葉で説明できないよ。友だちって
気がついたら自然にできてるものですし。ひよりは頭で考えちゃってますが
考えて作戦を立ててできるというものではないような気がする。

そもそもこうやって考えちゃうタイプの子は「あの子は私のこと
をどう思ってるんだろう」とか「もし話しかけて嫌な顔をされたら
どうしよう」とか考えてしまい、結局何もできないのでは?


○二戸部(にとべ)と出会ったひより

 教室の入り口に立ち止まってあれこれ考えていたひよりに対して
「邪魔。」(りぼん2010年9月号・P.147の5コマ目)の一言を発したのが
初接触でした。しかもひよりはこの二戸部の隣の席になってしまい、
新学期は波乱の幕開けとなってしまいました。ひよりに対して露骨に
嫌悪感(けんおかん)をあらわす二戸部ですが、この理由は後半に
明らかとされます。

↓つづきはこちら
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.10(りぼん2010年9月号)の感想 その2

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