【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第二十三話「僕には『君』だった」(りぼん2010年10月号)感想 その1
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○とりあえず逃げる!!!
…というか今回青葉たちが槐(えんじゅ)のところに侵入したのは
槐をやっつけるのが目的ではなく、桜姫を助けることが目的だったの
ですから、桜姫を確保した時点で目的は達成なんですよね。だったら
もうこんなところにいる必要など全くないでしょう。琥珀(琥珀)と
疾風(はやて)は事情をまだ飲み込んでないですが、まぁ桜姫を
奪還(だっかん)した現場にいなかったからですね。
ところでなんで青葉は桜姫のことをお姫様だっこしてるの???
歩けないとかなら仕方がないけど、別に桜姫は歩けるのに。
青葉が逃げる速度が遅くなるだけだろう。
桜姫「青葉! もうおろして私も走る!! 袿(うちぎ)脱いじゃえば
軽くなるし…」(りぼん2010年10月号・P.221の2コマ目)
そりゃ普通はこう考えるよな。重いものを着てだっことかされてたら
効率悪すぎでしょう。
青葉「着物が唯一姫らしい部分なのに 脱いだらいかんだろ」
(りぼん2010年10月号・P.221の3コマ目)
着物を脱いだら姫じゃないと言ってるのと同じだろう。さりげなく
ひどいこと言ってるな(w たしかに桜姫は姫らしい感じはしないですが
でもそういう普通の女の子っぽいところが桜姫の一番の長所でしょう。
桜姫がどこにでもいるような姫だったら青葉は魅力を感じるのだろうか?
青葉「さわっていたいんだよ 俺が!」
(りぼん2010年10月号・P.222の1コマ目)
この非常時に何言ってるんだよwwwwwww
だっこを口実に抱きしめたいっていうわけですね。まぁこういう人間の
本能が求める感情はどんな時でも抑えることができないのでしょう。
つくづくこのカップルは素直になるのが遅すぎたと思うよ…
最初の…まだ何も恋の障害がなかった頃に素直になって
いればどれだけ甘い時間を過ごすことができたのだろうか?
もっともこの2人の性格を考えると生きるか死ぬかの状況を経験
した後でないと素直になれなかったでしょうが。
桜姫「うん…」(りぼん2010年10月号・P.222の3コマ目)
実は桜姫も同じ気持ちだったのですね。桜姫も青葉に会えない間
ずっと青葉のことを考えていたでしょうし。
桜姫「いいのかな私…こんなふうに逃げてしまって」
(りぼん2010年10月号・P.223の2コマ目)
この段階に来てまだこんなことを考えているのか。目の前で琥珀や
朝霧が自分のために戦っているのをさんざん見てきたのに。でも
こういうことを考えてしまう最大の理由はやはり兄と対峙(たいじ)したく
ない、敵にはしたくないとの思いが強いからでしょう。桜姫にとって青葉や
琥珀、朝霧はとても大事ですが、それと同じ…あるいはそれ以上に槐も
大事な存在なのですから。
桜姫「今までだって逃げようと思ったら逃げられたかもしれない」
(りぼん2010年10月号・P.223の3コマ目)
厳重な監視体制が敷かれていたわけではなく、監視もついて
いなかったのですから、その気になればある程度は逃げられた
でしょう。特に青葉たちがすぐ近くまできた段階では。
ただ槐の能力を考えると仮に桜姫が逃げ出したとしてもすぐに
捕まえてしまいそうですが。
なぜ桜姫は逃げる決断をすることができなかったのでしょうか?
↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第二十三話「僕には『君』だった」(りぼん2010年10月号)感想 その2
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