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2010年9月 7日 (火)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.20(りぼん2010年9月号)感想 その3

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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.20(りぼん2010年9月号)感想 その2
↑のつづき

○颯(そう)と絢(あや)ちゃんをくっつける作戦を始めた杏菜

 菜花(なのか)の低レベルな釣りにひっかかってしまい、颯と絢は
生き別れの兄妹で、しかも二人は禁断の恋をしていると思い込んで
しまった杏菜。妃(秘め)も瑠衣もすっかりあきれていますが、とにかく
やる気に満ちあふれた杏菜はなんとかしようとがんばります。

 杏菜は特に自分のためにがんばっているというわけではないのですが
よくよく考えたら颯と絢ちゃんがくっついてくれれば杏菜に
とっても大きな利点があるんですよね。
だって杏菜はこの時点では
日向のことが好きなのですから、颯とくっつくことはできません。颯の自分
に対する想いがなくなれば杏菜の懸念材料(けねんざいりょう)の一つは
なくなります。


○思い込みの恐怖

  颯と絢ちゃんが兄妹だと思い込んでしまった杏菜は颯が何かをする
たびに自分の思い込みが正しいものだとの思いをさらに強くしてしまいます。

※夕飯のおかずのおすそわけに颯の家に行った際の颯の態度
颯「なに なにをたくらんでるわけ?
(りぼん2010年9月号・P.88の4コマ目)

 杏菜は本当にウソをつくのが下手だなwww
顔に訪問の本当の意図(いと)は隠してますって言うのが書いてあるような
ものですし。どうして気味の悪い作ったような笑顔で言ったんだよ。
颯がすぐに杏菜の不自然な態度に気づいたのは当然。菜花が工作員に
杏菜を選んだのはマジ失敗だと思うよ。

 …ただ菜花の釣りにひっかかるようなおバカは杏菜くらいしか
いないか。





杏菜「やっぱりね ここは私を本当に好きなら
ドキッとするところなのにっ

(りぼん2010年9月号・P.89の1コマ目)

 思い込みって本当に怖いな…いくら杏菜のことが好きでも会うたびに
ドキッとするわけないだろう。大体あんな気味の悪い顔を見せられたら
杏菜のことが大好きでもドン引きだろう(笑)

※絢ちゃんの写真を颯に見せた際の颯の反応
颯「じゃー なんなんだよこの意味不明な行動は 飯がまずく
なるようなことすんじゃねぇ!!

(りぼん2010年9月号・P.90の2コマ目)

 颯が怒った理由は次の21話で明らかにされたのですが、唐突(とうとつ)
に写真を見せるとかこの程度のことで話をするんだったらとっくの昔に
話をしてるだろう…





杏菜「こんなに怒って……やっぱり絢音(あやね)ちゃんのことは
触れられたくない部分なんだ

(りぼん2010年9月号・P.90の3コマ目)

 だんだん心配になってきたぞ。ここまで思い込みが激しい子だと
将来悪徳商法とかオレオレ詐欺にひっかかるぞ…
詐欺にひっかかる人
って周りが「それは詐欺だからやめろ」って言われても聞く耳を持たないし。
何を見ても自分は正しいということを確認するための作業にしかならないの
でしょう。

 颯が触れて欲しくない部分だと思い込んだ
のにも関わらず、
なんとか颯にこの話題に
触れさせようと仕向けている
杏菜師匠の
あまりの鬼っぷりに泣けてきたwwwww


 
本当に相手の気持ちはどうでもいいんだな。自分が「生き別れの兄妹
の恋を成就(じょうじゅ)」させたとの満足感が得られればあとはどうでも
いいのでしょう。自分勝手にも限度っていうものがあるだろう。

杏菜「コレをきっかけになにか話してくれるかと思ったんだけど…
甘かった…
」(りぼん2010年9月号・P.90の4コマ目)

 本当にこの程度のことで颯が動くと思ってたんだ…

 杏菜って基本的に自分の行動によって相手がどう思うかということを
考えてこなかったよね。 相手のことを考えずに無神経なことをやって
これまで数え切れないほど人を傷つけてきました。そんな杏菜が人の心を
急に動かせるわけないです。

 今回の件は菜花の釣りだったからよかったけど、もし本当に生き別れの
兄妹だったら、本当に相手を傷つけてしまったな。ここまで付き合いが
長いのに何も話さないのすから、それこそ本当に触れて欲しくないと思って
いるということを意味するのですし。

○菜花、次の作戦を杏菜に指示

※颯に絢ちゃんとデートをするよう説得する際に
菜花「永瀬くんの前では 絶対生き別れの双子だって話は
言わないこと
」(りぼん2010年9月号・P.96の4コマ目)

 ウソがバレないようしたたかに工作するなぁ。「生き別れ」
とかいう単語が出てしまった瞬間にこの話は失敗するのですから。

 問題は杏菜がこの条件を守れる能力を持っているかなのだが…





※颯に絢ちゃんとデートをするよう説得する際に
杏菜「たとえ血のつながった双子の兄妹でも
(りぼん2010年9月号・P.100の4コマ目)

 やっばりだめだったかwwwwwww
まぁ杏菜は決して成功することのない作戦に知らない間に
駆り出されていたのですが。

 菜花は颯に対して嫌がらせをしたかったのですが、結果として
一番嫌な思いをしたのは杏菜だったな。まぁ自業自得だから
同情はできませんが。


○人の気持ちを考えない杏菜をどうして颯は好きなのか

颯「お前さ 好きな奴に他の女とデートしろって言われる男の
気持ち わかる?

(りぼん2010年9月号・P.102-103)

 杏菜がこんな難しいことが分かるわけないっていい加減颯も
学習しろよ。どんだけつきあい長いんだよ…ってまぁ颯も半分
あきらめの境地(きょうち)でこのことを言ったのでしょうが。

 杏菜が他人の気持ちなど全く考えない性格だというのは
もう周知の事実なのにどうして颯はこんな奴のことが好きなんだろう?
一度じっくりその理由を説明して欲しい。

 …本人も理由は分からないかもしれませんが(笑)

 結局颯は絢ちゃんとのデートを承諾せざるを得ませんでした。
好きな女の子のためとはいえ颯も大変だな。でも杏菜はそんな子だって
わかっているのだから颯も自己責任だよね。たぶんこれからも
嫌な思いすると思うよ。

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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