【イ・オ・ン】〔種村有菜さん〕りぼんファンタジー増刊号(2010年)感想 その1
種村有菜さんの伝説の初連載作品「イ・オ・ン」がなんと13年ぶりに
帰ってきました!!! 13年前といえば1997年、まだインターネットは
ほとんど普及しておらず、一般の人がEメールをやり取りするのは
パソコン通信を使うのが当たり前の時代でしたね。りぼんに関する
感想のやり取りもパソコン通信が使われていて、アニメ化された
りぼんの各作品の会議室がにぎわっていました。
携帯電話も音声通信にしか使われてなかったんですよね。
1997年といえば広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」が
ポケットベルのCMに使われていました。無線呼出しサービスを
提供しているのは今や南関東の東京テレメッセージと沖縄テレメッセージ
だけになりました。時代の流れを感じずにはいられません。
さて、今回りぼんファンタジーに掲載された「イ・オ・ン」ですが
予備知識なしでも一応楽しめるように作られてますね。まぁ
今回が初見っていう人のほうが多いでしょうからこれは当然でしょう。
もし興味をもたれた方はぜひ単行本のほうをお読みになってください。
○依音(いおん)は超能力が使える
依音「私 粒依音(つぶらぎいおん)超能力が使える
高校2年生です☆」(りぼんファンタジー増刊号(2010年)・P.14の2コマ目)
なんだか冒頭で「私~、~です」系のセリフではじまる作品って
なつかしいな。昔の少女まんがはこういう始まり方が当たり前
でしたね。
超能力が使えるキャラって本当にりぼんファンタジー向きだなぁ。
依音「帝とつきあい始めて9ヶ月…ラブラブな毎日を
すごしています」(りぼんファンタジー増刊号(2010年)・P.14の2コマ目)
とりあえず楽しそうで何よりだ。9ヶ月経ってもつきあい始めた頃の
新鮮な想いが持続しているのですね。
依音「まだ慣れないキス…私と同じくらいドキドキしてくれたら
いいのに…」(りぼんファンタジー増刊号(2010年)・P.14の2コマ目)
あーこの気持ちなんだか分かる。相手があまりに余裕があるような
態度だとなんだかなぁ…ていう気分になりそうですし。でも愛がないって
いうことはないと思うので安心していいでしょう。
このキスが後で思わぬことの原因となります。
↓つづきはこちら
【イ・オ・ン】〔種村有菜さん〕りぼんファンタジー増刊号(2010年)感想 その2
【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら
「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1
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