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2010年12月11日 (土)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.24(りぼん2011年1月号)感想 その2

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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.24(りぼん2011年1月号)感想 その1
↑のつづき

○頭では分かってるけど…

杏菜「で なんだったんだろう今の
(りぼん2011年1月号・P.356の1-2コマ目)

 そりゃつい数分前まで楽しいひとときを過ごしていたのに、突然
距離を置くようなことを言われたのだから頭がついていかないのも
当然でしょう。

杏菜「頭がついていかない 今日はいろいろありすぎて
(りぼん2011年1月号・P.356の3コマ目)

 この日の杏菜は颯(そう)の誕生日を祝ってあげたいと純粋に思い
手作りのクッキーを焼くなどして一生懸命準備をしてたら颯には
バイトの面接があると言われ、日向(ひなた)からは帰郷できなくなった
と言われ、頭にきてせっかく用意したクッキーを食べていたら、実は
颯と日向の二人がこっそりケーキを用意してパーティーの準備を
していたことが分かりびっくりさせられ、楽しいひとときを過ごしたら
今度は颯から距離を置くと言われ…

 これだけの出来事があったのに淡々と現状分析をできるような子
なんてなかなかいないでしょう。一日の間にどんだけ天国と地獄を
味わってるんだ。

※颯に言われたことを思い出し
杏菜「夢の中にいるみたいだけど アレ 現実なの?
(りぼん2011年1月号・P.356の4コマ目)

 現実だよ…颯がこういうことを言い出すなど想像すらしていなかった
から心の準備が全くできていなかったのでしょう。もともと仲が悪かった
のであれば「話しかけないで」と言われても納得できたのでしょうが。

 そもそも杏菜は中学在学中に杏菜、颯、日向の3人で登校する
生活が続くと漠然(ばくぜん)と思っていたくらいなのですから、颯に
話しかけることすら許されなくなるなんてもはや理解できる範疇(はんちゅう)
超えてしまったんだな。

 颯とまともに話せない期間ができるのっておそらく初めてなんだ
ろうな、日向と話をしない期間は中学3年生のときにありましたが
颯とはけんかはしたとしても話はしていた訳で。

杏菜「それとも あっちが夢?
(りぼん2011年1月号・P.357)

 過去に起こったトラブルを思い出すとあんなに仲良くパーティーを
開くことができたことのほうが奇跡なのかも。

杏菜「颯の言ってることはわかる その道が私達にとってそれが
1番いいんだ それはわかるけど

(りぼん2011年1月号・P.358の1コマ目)

 そう? 颯の提案が一番良いとは必ずしも言えないでしょう。冷却期間を
置いたら確実に前のように戻れる保障はないよ。それどころか話を
しない期間によっては関係が自然消滅してもおかしくないです。みなさんも
仲の良い友だちといつの間にか会わなくなってしまったという経験が
あるのではないでしょうか。

杏菜「自分は日向のひとが好きなくせに 颯が離れていくのが
さびしかったなんて 最低だ………

(りぼん2011年1月号・P.360の1-2コマ目)

 これは別に責められん。恋愛感情を抜きにしても、幼なじみに
話しかけるなと言われてなんとも思わないはずなどないです。
颯と日向、両方と恋人としてつきあいたいとか思っているのであれば
最低ですが(w

 しかしなんだか杏菜がかわいそうになってきたよ。杏菜は本当に
純粋な気持ちで颯のお祝いをしてあげたがっただけなのに、結果は
こんなことになってしまったのですから。

 もし颯に彼女ができたらどうするんだろう? 過去に颯は彼女を
つくっていたことが何度もあったのですから今後彼女を作ったとしても
なんらおかしくはありませんし。杏菜は日向のことが好きなのだから
颯が何をしようが意見はいえないですよね。

 杏菜と颯は初めて同じクラスになったのですが、そうしたら話をしない
ことになってしまったのですからこれはもう皮肉としかいいようがない
ですね。毎日登校するたびに話しかけてはいけない人の顔を見る
ことになるのですから、これは想像以上に大変な精神力が必要でしょう。
クラスが別だったらどんなに楽だったことか。一緒に登校しなければ
顔を見るのはせいぜい学校の廊下くらいだっただろうに…
ただ話しをするのを再開するきっかけを作るのは同じクラスのほうが
楽そうではあります。クラスが別だと再開のきっかけを作るのがまず
難しいでしょうし。

 杏菜と颯が口を聞いていないのを見た菜花(なのか)と絢ちゃんが
どういう反応をするのか興味があります。絢ちゃんは過去に颯とつきあって
いたことがあったからいろいろ思うところもあるでしょう。

 この場にマリちゃんがいたら、どういうことを言ったのか興味があります(笑)

 もし日向が東京に行かないで、新潟県内の高校に進学していたら
どうなっていたんだろう? 菜花の釣りに杏菜がひっかかることもたぶん
なかったものと思われますが、杏菜と日向が颯が過去に何か月も口を
きかなかったことを考えると結局いつかはこういう日が来たでしょうね。
杏菜と颯が今後幼なじみとして付き合いを続けていくためには一度は
通らなくてはいけない関門(かんもん)なのかも。

↓つづきはこちら
【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.24(りぼん2011年1月号)感想 その3

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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