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2011年1月 2日 (日)

りぼん各作品、2011年の展望

 さて2011年が始まりましたが、今年もりぼんに掲載される各作品は
多くのりぼん読者を楽しませてくれることでしょう。そこで今日はりぼんに
掲載されている作品の中からいくつかの作品を選び出し、今年の展望を
書いてみました。

  • スターダスト★ウインク 
  •  颯(そう)の距離を置く宣言により、これまでの仲良し三人組の図式が
    一時的に崩れたのですが、これから颯は大変ですよね。杏菜は受け身で
    いいのだから、颯が再び話しかけてくれるのを待っていればいいたけ
    なのですが、颯はどのタイミングで再び杏菜と前のように接するかを
    考えなくてはいけない
    のですから。

     颯はこのことについてどう考えているんだろう? 一度話したり
    一緒に登校したりするのをやめてしまったら元に戻すのは決して
    簡単なことではないはずです。人間っていうのは不思議な生き物で
    環境が変わるとその環境に順応(じゅんのう)してしまいます。

     別々の生活をするのが当たり前になってしまうとそれを変えようと
    思うのは結構大変です。 こうなると日向がこの場に居ないっていうのが
    影響している感は否(いな)めません。もっとも日向がいたら
    颯がこんな作戦をそもそもとったのか不透明なのかもしれませんが。

     きっかけとして一番使えそうなのは日向(ひなた)の帰郷かも。日向が
    東京から帰ってくるということになれば颯も杏菜に話をしやすいですし
    日向も三人で再び会うことを望むでしょう。もしその時杏菜と颯が
    険悪(けんあく)な雰囲気になっていたとしても日向の仲介(ちゅうかい)が
    期待できます。

     颯は杏菜に対する想いをいつまで維持ではきるか注目されます。
    どんなに想ったところで意中の人が自分を恋愛対象にしてくれる
    可能性は現時点ではかなり低いのに、ずっと好きだと想い続けるのは
    かなりきついでしょう。

     杏菜に対する想いが薄れたらもう一旦置いた距離を再び縮める必要も
    なくなりますね。杏菜はもし颯に彼女ができたらどうするつもりなんだろう
    かつて颯は彼女がいる生活が当たり前だったのですから、その気に
    なればいつでも彼女はできるでしょう。杏菜は颯の彼女でも何でも
    ないのだからもしそうなったとしても何もいえません。距離を置くと
    言われただけで泣いてしまうのですから、彼女が出来たと聞いたら
    どういう反応をするのだろう?

    桜姫華伝 

     槐(えんじゅ)が一旦退場し、百合姫という新キャラが誕生した
    桜姫華伝ですが、お話を左右しそうなのは青葉の決意でしょう。
    現在帝から「側室」を設けるように言われている青葉ですが、桜姫を
    愛する気持ちを大事にするのか親王としての役割を大事にするのか
    選択を迫られる場面もありそうですね。今のところはどちらも大事と
    いう姿勢のようですが、そんなことはいずれ言っていられなくなりそう
    な雲行きです。


     桜姫の気持ちはもう一貫して変わらないのですから、青葉がしっかり
    してくれれば桜姫と青葉の恋になんの障害もないはずです。

     ただ当時の政治情勢では親王の結婚は政治的意味がかなりある
    から、いくら自分の気持ちをはっきりさせようとしてもそれを周りが
    許さないという側面もあるのでしょうね。厳しい状況に置かれた青葉が
    この局面を打開するためのいい案を出せるかどうかでお話の流れは
    大きく変わりそうです。

     槐は倒されたとは考えにくいのでいずれ再び出てくる可能性が
    高いです。が、どこで出てくるかだよなぁ。前と同じような手を使って
    桜姫をさらってもたぶん前と同じ展開になるだろうし

    ひよ恋

     ひよりがいつ広瀬に告白するのか。このお話の論点をひとつ
    あげるとするならば、もうこの一点に尽きるでしょう。ひよりが
    広瀬に告白する勇気を出せば「ひよ恋」は読みきりでも
    いいくらいですしwwwwwwww


     ただ告白までの心の葛藤(かっとう)はりぼん読者の興味を大きく
    惹(ひ)いたのは間違いありません。

     コウとりっちゃんという全くの偶然から生まれたコンビがどうなるかも
    気になります。りぼん2011年2月号の段階では恋に発展するような
    兆候はまったく見えないのですが、ちょっと伏線と思えるような場面も
    あるしなぁ…ひよ恋からも目が離せないです。

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