【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.25(りぼん2011年2月号)感想 その2
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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.25(りぼん2011年2月号)感想 その1
↑のつづき
○絢ちゃんに颯の誕生日のことを聞かれたくない杏菜
杏菜「絢音(あやね)ちゃんに会ったら颯(そう)の誕生日のこと
聞かれる可能性大だよなぁ… いろいろ協力してくれたんだし」
(りぼん2011年2月号・P.210の3コマ目)
まぁそりゃプレゼントのための手作りクッキー作りにも協力してもらったの
ですから、本来なら聞かれなくても自分から誕生日のことを話すのが筋だろう。
絢ちゃんは颯が「とりあえず 日向が帰ってくるまでは仲良くしとくよ」
(5巻・P.67の3コマ目)と言ったのを聞いたのですから、どういう結果になったのか
当然気になるでしょう。
杏菜「秘密にしたいわけじゃなくて まだ私自身整理ついてない
からってゆー!!」(りぼん2011年2月号・P.210の4コマ目)
あー でもこれなんだか分かる。話をしたくてもなんて説明していいか
分からないのだろうな。でも別に事情聴取されるわけではないのだから
起こったことをそのまま話せばいいだけのような気もする。
他人に話すとなると颯の件と正面から向き合わないといけないから
できればあまり考えたくないのかもな。うれしいことだったら杏菜は
聞かれなくてもどんどんしゃべろうとしたのでしょうが。
○写真甲子園に応募しては?と顧問に言われる杏菜たち
部活に所属することが必須の杏菜の高校、このため部活動でがんばる気
が全くない杏菜達は休眠状態だった写真部に所属したのですが、顧問が
変わり部の方針が一変したんですよね。
やる気に満ち溢れた顧問が、今回杏菜たちに一眼レフカメラを
手渡しました。ここのところ杏菜と颯をめぐる問題ばかりに関心が
いっててすっかり写真部のことを忘れてたなぁ。
そういえば妃と瑠衣がこの場にいませんが、幽霊部員希望と公言
しているので(4巻・P.144の4コマ目、菜花の発言より)せっかくの
休日に登校するなんてあり得ないのでしょう。
杏菜達の高校はとりあえず所属だけしていれば実際に部に出なくても
いい仕組みになってるのか。この感じだと他にも名ばかりクラブが
ありそうだな。
写真部顧問の中澤「みんな写真甲子園って知ってる?」
(りぼん2011年2月号・P.212の3コマ目)
いや、どう考えてもここにいる人たちは知らんだろう。聞くだけ
無駄だ。写真に関する活動をこれまで積極的にやってた人でなければ
知らないでしょう。
中澤「全国の高校から3人1組で参加して どの学校が優れた
写真を撮れるか競う大会でね 興味があれば応募してみたら
どうかなって♪」(りぼん2011年2月号・P.213の1コマ目)
スターダスト★ウインク、まさかの全国大会編に突入か!?
てっきり杏菜の言動をまったり楽しむ作品だとばかり思っていたのに。
3人となると杏菜、絢音、菜花で確定ですね。残りの2人は補欠にすら
ならないでしょうし。
中澤「初戦は3人で撮った4~8点の写真を1組として応募して
審査で選抜された高校だけが 夏に北海道で開催される
写真甲子園・本戦大会に出場することができるの」
(りぼん2011年2月号・P.213の1コマ目)
写真を撮ることも大変でしょうけど、どの写真を応募作にするかって
いうのも勝敗を分ける鍵になりそう。杏菜達はどういう写真が評価されるか
なんて知らないでしょうし。
もっとも杏菜たちは純粋に大会に出るのは面白そうって思っているだけの
ようですね。特に優勝したいとか思ってはいないようですが、こうやって
部の活動興味を持つきっかけが得られたのはとてもいいと思います。
中澤「写真 撮りながら考えてみてね!」
(りぼん2011年2月号・P.214の1コマ目)
部の活動を真面目にやるように厳しく指導したとかいう訳でもないのに
いつの間にかやる気が全くなかった杏菜達に写真を撮ることの興味を
持たせたのですから。中澤って良い顧問の見本かもなぁ。
怒鳴れば表面上は真面目に活動をするでしょうけど、それでは意味が
ないですよね。楽しいと部員自身が思わなかったら実力も伸びないでしょう。
菜花「3人1組って言ってたし応募してみようよっ」
(りぼん2011年2月号・P.214の3コマ目)
そもそも写真部は楽だっていう情報を杏菜に流したのは菜花
なんですけどね。人ってこんなに変わるものなのか。
○一眼レフでの撮影初体験
杏菜「ボタンが多すぎて シャッターがどこかわからない!!」
(りぼん2011年2月号・P.215の1コマ目)
あるあるwwwwwwwwwwww これって分かるわ。私だって正直一眼レフ
ちゃんと使えるかと言われたら無理だと思うし。杏菜は写真部員なのだから
大会に出る出ないに関わらず覚えないと。
これまで何かに熱中することはなかった杏菜ですが、もしかしたら
何気なく入った部が人生を変えるほどの出会いになるかもしれませんね。
菜花「説明聞いてなかったの!?」(りぼん2011年2月号・P.215の1コマ目)
杏菜は颯に言われたことや日向が頬にキスをしたことなどが頭から
離れてないからそれどころじゃないんですよね。
※説明を聞いて試しに空を撮った際に
杏菜「……すごい 空を切り取ったみたい…」
(りぼん2011年2月号・P.216の2コマ目)
撮れた写真の違いに気づくことができたのであれば素質はあるのかも。
「なんか撮れたけどコンデジとの違いが分からない」っていう人も結構
いるのではないか???
杏菜「あたり前だけど 色も シヤッターの音も 普通のカメラとは
全然違うんだ」(りぼん2011年2月号・P.217の1コマ目)
このコマ、まるで杏菜が少女まんがの主人公のようだ。
※一緒にやろと言われて
杏菜「うん やってみたい!!」(りぼん2011年2月号・P.218の1コマ目)
とにかくやる気が出たのはいいことです。これまで杏菜は何か目標に
向かって走るということがなかったのですが、目指せるものができて
本当によかったですね。颯や日向のことばかりを考えて高校生活が
終わってしまったというのであればちょっと寂しいですし。
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