【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.25(りぼん2011年2月号)感想 その3
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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.25(りぼん2011年2月号)感想 その2
↑のつづき
○颯(そう)の誕生日について聞かれた杏菜
絢(あや)ちゃん「そう言えばさ 杏菜ちゃん 颯の誕生日
どうだった?」(りぼん2011年2月号・P.218の3-4コマ目)
そりゃ普通聞くだろう、逃げ切れるとは思えん。絢ちゃんは颯の杏菜に
対する態度がおかしいことにWデートの段階で気づいていたのですから
当然気になっているだろうし。
杏菜「えっと……誕生日会自体はよかったんだけど…
その後いろいろありまして…」(りぼん2011年2月号・P.219の2コマ目)
杏菜自体もまだ頭の中が整理できていないのですから、とりあえず
あったこととをそのまま話せばいいでしょう。自分では理解できないことも
他人なら第三者の眼で冷静に分析してくれることもありますし。本人だと
いろいろなしがらみがあるのでどうしても自分にとって都合が良いように
判断しがちですし。
杏菜は今後どうしたいんだろう? 颯と疎遠(そえん)になるのが嫌、
これまで通り三人仲良くしたい。それだったらはっきり颯に伝えれば
いいのに。杏菜はそんなことはちょっと虫が良すぎるっていう自覚が
あるからそんなことは言えないのでしょうが。
颯が杏菜と距離を置くということを決めたのは元の仲の良い幼なじみに
戻りたいからであって、別に杏菜とはもう話もしたくないと思っているわけ
ではないので、杏菜はこのことについて、一度じっくり颯と話をしたほうがいいかも。
ただ颯が杏菜と距離を置いているのは自分の杏菜に対する想いを
吹っ切りたいというのが最大の理由ですから、いくら杏菜が今のままでは
嫌だと主張したところで、颯自の杏菜に対する気持ちが変わらない限り
元の関係に戻ることに応じるのは難しそう。仮に颯が元の関係に
戻ることに応じたとしてもどうせまた杏菜は何かをやらかす
でしょうしwww
颯がなかなか杏菜に対する想いを吹っ切ることができない原因の一端は
日向にあると思う。好きな人に対する想いが吹っ切るのに一番効果的
なのは何か? それはおそらく好きな人に恋人ができることでしょう。恋人が
できてしまえばその人と別れない限り、もう両想いになれる可能性はないの
ですから、あきらめがつきます。杏菜は日向とまだ恋人同士になっては
いないのですから、この時点で幼い頃から好きだった女の子をあきらめろと
言われても本能的に無理でしょう。
いっそのこと、杏菜が颯に対して徹底的に悪行を働くっていうのはどうだ?
そうすれば黙っていても自然と杏菜への想いはなくなるはず…と思ったけど
その場合は仲の良い幼なじみに戻れなくなるから今より状況は悪化するか。
もしどんなことをしても颯の杏菜の対する想いが変わらなかったら…その時は
杏菜は颯とくっつけ(笑) 杏菜のすべてを受け入れてくれる男の子なんて
これから先の人生にそう簡単には現れないだろうし。
日向は杏菜の自分に対する想いを知っているのですし、颯の気持ちも
分かっているのですから、このままうやむやにしておくのは杏菜と颯にとって
決して良いことではないでしょう。
…もしかしたらはっきりさせたいという気持ちはあるけどなかなか
自分の本当の気持ちは分からないから杏菜の気持ちに答えるべきか
どうか判断できないということはないのかな?
もっとも元の仲の良い幼なじみに戻るなんていうことは本質的に無理
かもなぁ、恋愛感情が絡んでしまっているから。 ひよっとして杏菜も颯も
日向も、もう二度と復活することのできない関係を取り戻したいと思って
いるのかも。人間は年齢を重ねるごとにその年齢に合った人間関係を
築いていくのですから、昔の仲の良い幼なじみの関係を取り戻そうとするのではなく
高校生になった新しい三人の関係を作ることを考えたほうがいいかも。
※一通り杏菜の話を聞いた後に
菜花「まあ いいんじゃないソレはソレで」
(りぼん2011年2月号・P.222の2コマ目)
もう颯の話を聞くこと自体どうでもいいんだろうなwwwwww
杏菜と颯が両想いになろうが、絶縁しようが菜花には何の関係も
ないですし。でもこれに関しては菜花が言っていることのほうが
正しいだろう。いくらここで討論したところで状況が変わるわけでもないし。
絢ちゃん「杏菜ちゃん大変だったんだね ごめんね無神経な
質問しちゃって」(りぼん2011年2月号・P.222の5コマ目)
いやいや、杏菜の過去の悪行を考えたらこの程度のことなんて
どうということはないです。むしろ生ぬるいくらいだ。絢ちゃんの立場
からすれば颯のことを聞きたいと思うのは当然ですから、気にしないで
いいよ。杏菜がこれまでに無神経な行動をどれだけしてきたか…
もう数え切れないでしょう。
絢ちゃんは結構深刻に考えてくれているんだな。よかったね杏菜
良い友達を持てて。よくよく考えたら杏菜のことを真剣に考えてくれて
優しい言葉をかけてくれる子って今までほとんどいなかったのでは?
妃や瑠衣は杏菜にいろいろ助言をしてくれましたが、最近は杏菜の
あまりの行動に一歩ひいてる感じですし。
杏菜と颯、日向の3人は幼い頃からずっと一緒に過ごしてきました。
でもおそらく心の底から悩みを語り合うような機会はなかったでしょう。
まぁ子供の頃に深刻な人生相談とかをする必要はなかったとは
思いますが(笑) なので杏菜は絢ちゃんのことを大事にしないと。
貴重な同性の親友になってくれる可能性があるのだから。
○陽多(ひなた)、杏菜達と遭遇
菜花「ヒナタだ!!」(りぼん2011年2月号・P.223の1コマ目)
またしても「ヒナタ」という言葉に反応してしまった杏菜。まぁこれは
無理ないな。今までずっと日向(ひなた)と接していたのですから。
いくら新潟に日向はいないと分かっていても、心も体もついていけないの
でしょう。
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