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2011年2月22日 (火)

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その1

 2009年に発売された夏の大増刊号りぼんスペシャルハートに掲載された
作品が単行本に収録されました。「イン ザ チョコレート」は単行本の
表題にもなってます。


○夜中に家を抜け出すのが日課の泪(るい)

 この作品の主人公は高田 泪(たかだ るい)、14歳の女の子です。
夜遅くまで勉強を強いる母の言いつけを守っているのですが、夜中に
家を抜け出してチョコレートを買いに行くのが楽しみになっている
ようです。

※集中力が切れた際にチョコレートを買いに行く際に
泪「チョコレートを求めて 近くのコンビニに お母さんに
気づかれないように 窓からそっと…

(りぼんマスコットコミックス・P.4の3コマ目)

 窓から抜け出すって部屋は2階かよwww 危なすぎるだろう。
でもこうやってわざと困難な状況で逃げたすのも刺激があって
楽しいんだろうな。

泪「買い置きしとけばいいんだけど 息抜きにもなるこの脱走
(りぼんマスコットコミックス・P.4の3コマ目)

 チョコレートを買うというのはあくまでも抜け出すためのきっかけに
過ぎず、実際には部屋から抜け出すのが主目的なのかもなぁ。
買いに行くのはチョコレートでなく飲み物や雑誌でもいいのかも。


そりゃ夜遅くまで勉強するよう強いられたら逃げ出したくもなるよ。

※泪が逃げだす際の物音に気づいて
泪の母「今なんか音がしたわ! 泪の部屋の方からよ!!
(りぼんマスコットコミックス・P.5の1コマ目)

 お母さんーーーっ! 大事な娘が逃げ出してますよwww
寝ているのに目が覚めるとは余程警戒してるんだな。それだけ
泪のことを考えているのでしょうが。


(ねこの物真似をして)ニ…ニャー
泪の父「あぁ なんだ猫じゃないか
(りぼんマスコットコミックス・P.5の2コマ目)

 なんという古典的なごまかし方(笑) でもごまかすことに成功したのが
すごい。猫の物真似って簡単そうで意外と難しいだろう。みなさんも
やってみてください。猫に似せるのって大変ですよ。

泪の父「こんな時間まで勉強させるのやめないか おかげで
友だちと笑顔がない子に…

泪の母「なによ このくらい普通よ!! あなたそんなだから
出世しないのよ!!
」(りぼんマスコットコミックス・P.5の4コマ目)

 いくら少子化で高校に猛勉強しないで入れるようになったと言っても
希望する高校のレベルが高い、少しでも良い高校に入りたいというので
あればたくさん勉強をしなくてはいけないことに変わりません。

 しかしこの家壁薄すぎだろう。泪も言っていますが、家庭内の会話が
ここまで漏れるなんて個人情報があってないようなものだし。

 泪の父は言いたいことがあるんだったらもっと強く主張しないと。
「やめないか」と言っただけでその後何も言わないんだったら
結局母のやってることを追認しているのと同じです。自分も親なの
だから堂々と娘の教育に関与すればよし。

泪「心配しなくても お父さん 今の自分にとくに不満はないよ
(りぼんマスコットコミックス・P.5の4-5コマ目)

 不満はないというより泪にしてみれば今の生活以外を選ぶことなど
できないのだから、現状を受け入れるしかないのです。


○泪、美雷(みらい)と出会う

※外を歩いている泪を見て
美雷「脱走兵…?」(りぼんマスコットコミックス・P.6の1コマ目)

 ある意味この表現は当たっています。本当、脱走兵だよな。
勉強という戦いから一時のやすらぎを得ようとしているのですから。
泪は無視して歩いていますが、まぁ知らない人に夜道で声をかけられて
まともに応対する子なんてそうはいないでしょう。

 結局泪がコンビニにつくまで一人で話し続けた美雷。よくもまぁ
ここまで無視されて話し続けるものだよ。

美雷「なに買うの? あ チョコレート? オレも超好き
チョコレート! 名前と年は?

(りぼんマスコットコミックス・P.7の6コマ目)

 こんな危ない奴に名前言うとかあり得んのだが。名前を聞いてどうする
のか泪は聞いてますが、聞いてるほうは特に意味はないでしょう。
だって名前が分かったところで何ができるっていうわけでもないですし。

 昔は平気で初対面の人に自宅の固定電話とか住所とか教えていたん
ですよね。携帯電話やEメールが普及してから、逆に情報をあまり人に
教えなくなったような気がする。本名すらしらない人もいるしなぁ。

美雷「チョコ やる 買わなくてすむじゃん
「…高田泪 14」
(りぼんマスコットコミックス・P.8の6コマ目)
 個人情報がチョコと等価とか安すぎわろたwwwwww
まぁ別にチョコくれたから名前を教えたとかいうことだはないのでしょうけど。

 話を進めていくうちに泪と美雷は同じ「玉納(ぎょくなん)中学校」に
通っていることが分かりました。同じ中学の子とこういう形で話を
するとは思わなかったでしょうね。

美雷「まじでオレも玉納! まあ全然行ってねぇけど 3ヶ月くらいで
飽きたし
」「あそぶ方がたのしい
(りぼんマスコットコミックス・P.9の2コマ目)

 泪とは正反対すぎるキャラだな。泪は夜遅くまで勉強、美雷は
夜遅くまで遊ぶ…を通り越して学校すら行っていない。義務教育だから
中学は出ろよ。マジで基本的な知識がないと生活していく上で損します。

美雷「さっきお父さんらしき人が泪のこと 友だちいないつってた
からオレ 友だち第1号じゃね
」(りぼんマスコットコミックス・P.9の4コマ目)

 他人が余裕で話を聞けるほど音が漏れるってやっぱりまずい
だろう。近所中に泪は友だちもいないようなかわいそうな子ですって
宣伝しているようなものですし。この調子だと泪の家の個人情報を
近所の人は相当握っているな。

※チョコレートを泪の口に入れて
美雷「ハイ食べた 食ったから友だち
(りぼんマスコットコミックス・P.10の2-3コマ目)

 ちょっと強引ではありますが、この時点で泪に友だちが出来たのは
間違いありません。このお話を最後まで読むと、この瞬間は泪にとって
人生を変えたものだったということが分かります。

※美雷と泪のやり取りを聞いた美雷の友人の声
お前 桃太郎のきびだんごかよ
(りぼんマスコットコミックス・P.11の1コマ目)

 なかなかシャレたことを言える友人を持ってるな。

美雷「最後の思い出づくりに からかって遊ぼ
(りぼんマスコットコミックス・P.11の5コマ目)

 この「最後」の意味も後で分かります…

↓つづきはこちら
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