今から38年前のりぼん(りぼん1973年4月号)の感想 その1(表紙、背表紙と全プレ)
今から38年前(2011年2月現在)のりぼん1973年4月号を手に入れる
ことができました。21世紀の今の今まできれいな姿を保ってくれていて
ありがとう。これから大事に読ませていただきます。
表紙の絵柄を見るとやはり時の流れというものを感じずには
いられません。世間一般の人がイメージするこてこての少女まんがっぽい
ですね。
値段は240円か。りぼん2011年3月号は460円ですから、38年の時が
流れた間に値段がほぼ倍になったのか。38年前の240円って子供に
とっては結構買う前に決断をしなくてはいけない金額だったのでは???
まずはどんな作品が掲載されているのか確認をしようということで
巻末の目次を見てみました。巻末が目次になっているっていうのは
今のりぼんと同じ構成ですね。
(りぼん1973年4月特大号に掲載されていた作品)
・もりたじゅん「ミス かあさん」
・弓月 光「先生 泣かないで!」
・久木田律子「恵美子の日記」
・一条ゆかり「わらってクイーンベル」
・土田よしこ「わたしはしじみ!」
・風間宏子「歌をこの胸に(森昌子物語)」
・みを まこと「キノコキノコ」
・山岸涼子「アラベスク」
・巴 里夫「6年○組○○番」
・山本優子「あの娘はダイナマイト」
・赤座ひではる「進め!ゴボゴボ」
・サドハラユッコ「ラブリーユーちゃん」
※ふろくまんが
・のがみ けい「こいきなレディエル」
一条ゆかりさんと赤座ひではるさんはこの頃からりぼんで活躍して
いたのか。作品名だけでは内容が分からない作品が多いなぁ…って
まぁこれは今も同じか。森昌子さんを題材にした作品が掲載されて
いたとは! 今はAKB48とのコラボ企画をりぼん本誌でやってますが
今も昔も有名歌手に関する記事は人気があるようですね。
応募者全員プレゼント(全プレ)はこの頃から行われていたようです。
こてこての少女まんがっぽいデザインでないから、服につけて街を
歩けそうです。当時のりぼんっ子がこのワッペンをどう活用したのか
非常に興味があります。
「りぼんオリジナルワッペンを応募者全員におわけします」
(りぼん1973年4月号表紙)
なんだか「おわけします」とか上品な文章だな。りぼんのキャラクターを
自分の服につけることができれば、一日中いつでも好きなキャラに会え
ますし、自分が好きな作品を応援する気持ちを形にできるからいいかも。
今やっても面白いかも。絶叫学級の黄泉(よみ)とかどう?www
ぷいぷい(ひよ恋)とかぽんきち(MOMO)などマスコットキャラなら
ワッペンになっても違和感ないですね。
応募シールが残ったままということは、この本のかつての
持ち主は全プレに応募しなかったのか…でもそのおかげで応募券が
どういうデザインであったのか分かったのですが。
背表紙には星座が書かれています。「おひつじ座」とあるので、
発売された月の星座が毎回載っていたのでしょうね。背表紙に
お知らせを載せるのは今と同じですね。りぼん2011年3月号の
背表紙にもふろくの「ベストフレンド★プロフ帳」のお知らせが載って
ましたね。
(つづく)
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