【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.26(りぼん2011年3月号)感想 その3
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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.26(りぼん2011年3月号)感想 その2
↑のつづき
○杏菜の態度が周りの誤解を招く
※陽多(ひなた)が誤解していた件について
杏菜「私が好きなのはヒナタだよ!!」
(りぼん2011年3月号・P.188の4コマ目)
はい、また新たな誤解を生みましたwww
杏菜は陽多の名前が呼ばれるたびに日向(ひなた)を連想して
ドキッとしていたのですが、他の人は杏菜に日向という幼なじみが
いるなんて知らないから「ひなた」という言葉を聞いたら当然陽多の
ほうを浮かべるでしょう。ましてこの場に陽多がいるのですから
なおさらです。
陽多は予想外の言葉が飛び出したので顔を真っ赤にしてますね。
そりゃ電撃的に告白されたら誰だって「かあっ」となりますよ。
杏菜は黙っていればそこそこかわいい顔をしてるから
告白されたら気持ちもぐらつく男の子が多いでしょうし。
杏菜「いや『陽多』くんじゃなくて 私の幼なじみの『日向』ね!?」
「もういいと思うこのネタ!!」(りぼん2011年3月号・P.188の5コマ目)
「もういい」と言われても菜花や陽多にしてみれば「このネタ」は
初めて登場した衝撃的なものなわけで…杏菜にとって特別な人と
全く同じ名前を陽多がつけられ、なおかつその陽多が杏菜と同じ
高校に入ったというのは不思議な縁のようなものを感じます。
ここで初めて杏菜に日向という幼なじみがいるということを
知らされた陽多。もし最初からこのことを知っていたら描く作品の
設定は変わったかも。あまりに杏菜の境遇と似た設定にするというのは
抵抗があるでしょうから。
杏菜「颯のことはもちろん大事だよ 幼なじみだもん
日向が好きだからといって日向の方が大事とかそんな単純な
話じゃないっていうか…」(りぼん2011年3月号・P.189の2コマ目)
とっさに考えた割にはそこそこまともなことを言っているな。杏菜が
颯と日向についてどう考えているか、他人に説明しようとするのであれば
こういうより他にないでしょう。
現時点で杏菜が言えるのはこれが精一杯のはずです。なぜなら
杏菜自身が颯についてどう考えているのか正直分かってないですし。
「颯のことをどう思っているのか」、この問いの答えを一番知りたいのは
他でもない杏菜なのかも。
幼なじみが2人いて、その片方の子を好きになってしまった場合
自分の感情を明確に説明できる人ってなかなかいないでしょう。人の
感情は理屈では割り切れないものですし。片方の子が好きだからと
言ってもう片方の子と絶縁したいとか普通思わないでしょう。やっぱり
長年仲良くしてきた子と疎遠(そえん)になるのは嫌なはずです。
○陽多、杏菜の話を聞いて創作意欲全開に
杏菜「ヒロインは幼なじみとして2人とも大事だったのか
だからこそ葛藤(かっとう)があって…」
(りぼん2011年3月号・P.190の1コマ目)
実際杏菜の心を一言で表すとするとこれになるのかもな。杏菜に
とって颯と日向の重要度はほとんど変わらず2人とも大事なのは
間違いないです。颯にはよき幼なじみとして、日向には好きな男の子として
それぞれそばに居て欲しいんだろうなぁ。颯にとってはとてもつらい
思いをさせる願いですが(w
陽多「マドンナ的なヒロインがパッとしない方の主人公が
好きだってのは王道だけど 王道には王道たる所以(ゆえん)
があっていつの時代も需要が…」
(りぼん2011年3月号・P.190の1コマ目)
もう杏菜たちついて来てねーよwwwwwwwwwwwww
完全にドン引きしてるな。
「王道」とか「需要」とか言われても意味が分からないだろう。
陽多の頭の中では自分が生み出したキャラ達が自由に動き始めて
いるのですね。
陽多は商業まんが家なのですから、売れる作品を描かないと
いけないんですよね。まぁ杏菜の話はいろいろ役に立ったようだから
良い作品を描いて欲しいです。
○杏菜、自分が颯のことを好きだと誤解された原因を考える
杏菜「風見くんてば…なんで私が颯を好きだなんて
思い込んでたんだろ」
(りぼん2011年3月号・P.192の1コマ目)
( ゚д゚)ポカーン まぁ杏菜からすれば別に自分が颯のことが好きだと
表明したわけではないのにどうしてっていう思いがあるのでしょうけど。
菜花「しっかし 杏菜が日向くんの方を好きだったなんてねー
なんだかんだ言っても杏菜も永瀬くんラブだと思ってたのに」
(りぼん2011年3月号・P.192の2コマ目)
杏菜も颯のことが好きだと思っていたのに、颯と絢ちゃんを
デートさせるよう杏菜をだますとか鬼すぎるだろう(w
あの時杏菜は颯のことを好きだと認識していなかったので
別に嫌だとは思わなかったけど、もし杏菜が颯のことを好き
だったら「颯は絢ちゃんとヨリを戻したいと思っている」という
偽情報を聞いただけで精神的に落ち込んでしまったはずです。
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