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2011年3月12日 (土)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.27(りぼん2011年4月号)感想 その1

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○菜花、杏菜を祝福

菜花「なんだ 杏菜と日向(ひなた)くん 両想いなんじゃん!!
(りぼん2011年4月号・P.221)

 菜花は杏菜と颯、日向の3人の人間関係がいかに複雑であるかという
ことと、性格がちょっと変わっているっていうのを知らないな。菜花が
言っている話は普通の高校生同士なら当たっているのでしょうけど
相手の態度で簡単に考えていることが分かるような子たちではない
ですし。

 ここに妃と瑠衣がいたらどんな反応をしたのだろう…すくなくとも
菜花とは違う反応をしたのは間違いないですが。

 そういえばすっかり杏菜の前から妃と瑠衣の姿が消えたな。
例の菜花の壮大な釣り事件で見放されたかな?(颯と絢ちゃんは生き別れの
兄妹だという嘘) 菜花の嘘を信じきっていた杏菜を見て杏菜の前から去って以来
出てきてませんし。さすがにもう付き合えないと思ったのかも(4巻・P.143)

菜花「『告白の返事をさせてくれない』=『返事を貰いたい』
=『俺も好きだぜ』ってことでしょ!!」

(りぼん2011年4月号・P.222の1コマ目)

 これはちょっと楽観的すぎないか? 返事をしたがっているから
と言って、好きだと思っているは限らないですよ。早く杏菜の気持ちを
受け入れないこと告げて、お互い新しい道に早く進んだほうがいいと
思っていることも考えられます。

 菜花はなんだかんだいってもごく普通の女の子なのでしょう。普通の
物差しで杏菜達を見たら判断を誤りますね。分かりやすい性格だったら
いかに楽か…


杏菜「やだなー 菜花ってば気が早すぎだよっ
(りぼん2011年4月号・P.222の1コマ目)

 すっかり浮かれている杏菜。本当に状況に流されやすいよな。
でもこのくらいの性格のほうが人生楽しいかもな。あれこれ
考えていつも不安に感じてしまい、良いことが起こっても楽しめない
でしょう。

 良いことが起こったら楽しむ、悪いことが起こったら対策を
講じて「直(じき)に良くなる」と考える。こういう性格でありたいものです。

杏菜「アレ…なんだろう このデジャヴ感…
(りぼん2011年4月号・P.222の3コマ目)

 過去に似たような体験をしたのではないかと直感的に思った杏菜。
言われて見ればたしかにこんな場面を見てますが、菜花はそんなの
知らないから、どんどん話を盛り上げます。

菜花「菜花が思うに 日向くんは永瀬くんに遠慮していたんじゃ
ないかな?
」(りぼん2011年4月号・P.222の4コマ目)

 菜花は杏菜と付き合い始めてからまだそれほど経ってませんが
この読みはそんなに的外れではないと思います。杏菜、颯、日向の
3人の関係を壊したくないと考えた日向が杏菜の気持ちを受け入れるのを
躊躇(ちゅうちょ)してもおかしくないです。

菜花「昔から2人は両想いだったのに 日向くんは永瀬くんを
裏切れなくてさー でも やっと今『杏菜!! 実は俺も好きだー!!!』
って
」(りぼん2011年4月号・P.222の5コマ目)

 杏菜と颯が両想いになったらマジで颯はどうするつもりなんだろうな?
3人の時間を大切にしたいという気持ちは杏菜や日向と全く変わらず
強いものがありますし。日向は颯に対する態度を変えることはないとは
思いますが、ここで問題になるのは杏菜かも。いくら日向と颯が3人で
いる時間を守ろうと思って、以前と変わらないような態度を
とったとしても杏菜がぎこちない感じになったら3人の雰囲気は
変わってしまいます。



杏菜「そういうのやめてください
(りぼん2011年4月号・P.223の1コマ目)

 急に冷静になった杏菜、どうしてこういう態度をとったのか菜花は
全く分からない感じですが、杏菜には過去、これとほぼ同じ状況で
ひどい目にあったことがあるのです。

↓つづきはこちら
【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.27(りぼん2011月4月号)感想 その2

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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