【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.17(りぼん2011年4月号)の感想 その2
「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.17(りぼん2011年4月号)の感想 その1
↑のつづき
○連絡を待っている妃(きさき)
携帯電話をみつめる妃。広瀬やひよりからの連絡が来るのでは
ないか…いや、来て欲しいと思っているのでしょう。もしそう思って
いないのであれば最初からメールで自分が搭乗する飛行機のこと
など教えるはずもないですし。
しかし前も書かせていただきましたが、どうしてひよりと広瀬は
妃に見送りに行くと学校を出た段階で連絡しなかったのだろう?
いくら焦(あせ)っていたとしても連絡しようと普通は考えるだろう。
妃も見送りに来てほしい、最後にもう一度広瀬に会いたいと
思っているのであればはっきり言えばよかったのに。中途半端に
広瀬の携帯にひより宛名目のメールを送るのが精一杯だったかも
しれませんけど、引っ越し先は国内ではなく海外なのだから、もう少し
踏み込んでもよかったな。
…まぁそれだけ広瀬に想いが届かなかったというのが痛手だったの
だろうけど。
○迷子になったひより、偶然妃を発見
これが怪我(けが)の功名(こうみょう)という奴か。広瀬を探すために
空港内を走り回っている際に偶然妃を発見することができたひより。
迷子と間違われて空港内を連れまわされたおかげで発見することが
できたとは皮肉としかいいようがありませんが、世の中なんてこんな
ものでしょう。せっかく発見したのに転んでしまったのはいかにもひより
らしいですけど。
※転んでしまい、妃との距離がどんどん離れていった際に
ひより「待って…っ 妃ちゃーん!」
(りぼん2011年4月号・P.36の2コマ目)
ひより、よくがんばった。セリ女の校門前で聞き込みを
するほど必死になったひよりにとって、目の前に妃がいるのであれば
大声を出して呼び止めることなどどういうことはないでしょうね。
妃「ひよりちゃん…大丈夫? ころんだの?」
(りぼん2011年4月号・P.38の3コマ目)
最初に心配の言葉をかけられるのがいかにもひよりらしいな。
ひよりの周りにいる人はいつの間にか全員ひよりの保護者に
なるよなぁ。ここまでどんくさい子だとちょっと敬遠されたりしても
おかしくないですが、ひよりから不思議な力が出てるのかもな。
ひより「待ってて 今 広瀬くん探してくる!」
(りぼん2011年4月号・P.38の4コマ目)
また迷子になるからやめとけ。
どう考えてもひよりが広瀬を発見してここに無事戻ってこれるとは
思えないのだが。ひよりは探し続けていた妃を発見できたから
冷静でいられないのだろうな。もしこのままひよりがどこかに
行ってしまい、そのまま戻らなかったら妃は気になって仕方がない
だろう。
妃「本当 お人好しね 私 あなたに嫌なことしたのに…
最後の最後まで だけどありがとう」
(りぼん2011年4月号・P.39の3コマ目)
そんなに嫌なことなんてしてないよ。妃がひよりに対してとった
行動程度が嫌がらせになるんだったら、もうひよりは社会生活
営めないな。
本当はひよりに刺激を与え続けるためにも妃には引き続き国内に
いて欲しいんだけどなぁ。ひよりに対して優しい言葉をかける子しか
いないのはひよりにとっても決してよくないでしょう。コウだって
十分ひよりに優しいし。
妃「会えてうれしかった さよならひよりちゃん」
(りぼん2011年4月号・P.40の3コマ目)
これは本心だろうな。知ってる顔を見るだけでも精神的に全然
違いますし。最後にひよりの顔を見ることができてよかったな。
メールを送ったのは無駄ではなかったです。
(妃のひよりに対する主な発言を振り返る)
※身長について、ひよりの目の前で
妃「私 170cm以上あって コンプレックスなの 分けて
あげられたらいいのにねー?」(1巻・P.107の5コマ目)
この発言の段階ではひよりが身長が低いということを気にしていると
全く知らなかったので、ひよりに対するあてつけではないのですが
ここだけ切り出すとかなりひどいことを言ったように見えますね。
「分けてあげられたら」と言っているところを見ると身長は高いほうが
いいという考えをもっているのは間違いないですが、自分は高すぎると
考えているのでしょう。
※トイレで落ち込んでいるひよりに対して
妃「私 思ったことは全部口に出すようにしてるの 自分の
好きじゃない所も受け入れたら変える努力も 好きになる努力も
できるもの」(1巻・P.115の2-4コマ目)
そういえば今気づいたけど、ひよりって最近あまり身長が低いという
ことを悩んでませんね。いろいろな出来事があったので、背の高さの
ことなんか気にする暇がないのでしょうけど。
身長のことを気にする暇がないほど刺激的な毎日を過ごしているのは
良いことではないでしょうか。
妃「だから はっきりしないコっていじわるしたくなるのよね」
(1巻・P.116の3コマ目)
もう少しひよりに対していろいろ仕掛けをして欲しかったなぁ。
この段階での退場はやはり惜しい。
妃「そんな調子じゃ 結心は落とせないよ」
(1巻・P.116の2コマ目)
結局妃も落とせなかったけどな。積極的に動いたからといって
落とせる相手じゃないということは分かりました。容姿も良く、背も高い、
性格も明るい、幼なじみという武器もある…それでも妃は広瀬を
彼氏にすることはできませんでした。
※バレンタインチョコをひよりに託して
妃「これ 明日結心に渡しておいてもらえるかな」
(2巻・P.107の3コマ目)
ひよりが広瀬のことを好きだと分かっているのに、チョコを
渡すように頼むのはさすがにちょっとまずかったよな。妃が
ひよりにやったことの中でこれが一番ひどい事かも。ひよりは
妃にチョコを託されたせいで、かなり悩み続けることになって
しまいましたし。
※広瀬についてひよりに対して
妃「そう簡単に他の人には渡さない」(3巻・P.28の3コマ目)
これは別に悪いことでもなんでもないでしょう。妃は広瀬のことが
好きなのだから堂々と戦いを挑めばよし。ひよりのことをライバルと
認めたからこそこういう発言が出たのでしょう。
(つづく)
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