【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その3
【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その2
↑のつづき
○大和の好きな言葉は
美和「じゃ…次の質問。好きなコトバは?」
(りぼん2011年5月号・P.423の6コマ目)
この問いに対して大和は「一期一会」と答えました。この言葉は
一般に広くしられていて、成人であればおそらくほとんどの人が
知っているでしょう。でもこの言葉の意味を深く考えたという人は
なかなかいないのではないでしょうか? 私もこの作品を読むまでは
深く考えたことなかったです。こういうネタが好きな国語の先生とかは
学校の授業で取り上げたりするのかな?
大和「その人に会えるのは一生に一度かもしれない 次は会えない
かもしれない 次 会えるとしても『今』は一度きり。」
(りぼん2011年5月号・P.424の5コマ目)
これってネット上にも…いや、ネット上こそ当てはまるかも。
私もネット上にこうやって文章を書かせていただいているのですが
当然のことながら、検索サイトなどで検索をしてお越しいただき、
私が書いた文章を読んでくださった方が次にまた来てくださるとは
限らないんですよね。そう考えると文章を書く際は余程しっかりとした
ものを書かないといけないのですが、まだまだ実力が伴っていないなぁと
実感します。もっともっとりぼんを読んで精進(しょうじん)しないと。
掲示板やチャット、オンラインゲームなどで出会い、楽しいひと時を
一緒に過ごした人たちは今どこで何をやってるんだろう。元気に
過ごしているといいのですが。
大和「ならば今を一生に一度だと思い 相手に対して最善の
おもてなしを尽くす」(りぼん2011年5月号・P.424の6コマ目)
毎日同じようなことをやっていると、このことが頭から離れて
いってしまいがちですが、何度もやっていることであっても
一つ一つがそれぞれ独立した存在であるということを忘れては
いけませんね。
※美和に飴(あめ)がはいった抹茶碗を手渡し
大和「美和 抹茶飲めないだろ」(りぼん2011年5月号・P.425の4コマ目)
これがまさに「相手に対して最善のおもてなし」ということなんだろうな。
美和のことをちゃんと考えて、美和でも大丈夫なものをちゃんと
用意してあげるなんてやさしいな。大和につきまとう困った奴であるのは
確かですが、少なくともおもてなしをしてあげる対象ではあるようです。
美和「ずっるいなあ ますます好きになっちゃうじゃん」
(りぼん2011年5月号・P.426の1コマ目)
確かに、こんな演出されたら大和に興味がなかった子でもちょっと
気になる存在になっちゃうな。まして美和みたいに大和のことが大好きで
新聞部に入るほどの子ならなおさらです。
美和「あたしからも!! 美和のお手製エスプレッソです
どーぞ」(りぼん2011年5月号・P.426の2-3コマ目)
美和も大和のおもてなしをしようと水筒に入っていたコーヒーを
手渡したのですが、大和はコーヒーが苦手だったことが判明!
美和はコーヒー好き、大和はコーヒー嫌い…世の中って上手くいかないな。
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