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2011年6月

2011年6月30日 (木)

「赤ずきんチャチャN」読みきりの扉絵に声優の並木のり子さんのサインを頂いてきました

【「赤ずきんチャチャN」の感想や原作の復習】←今までのまとめはこちら

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 クッキー2011年5月号に「赤ずきんチャチャ」の新作読みきりである
「赤ずきんチャチャN」が掲載されたのですが、この新作読みきりの
扉絵に赤ずきんチャチャのテレビアニメで桃ん賀忍者のお鈴ちゃん役を
演じた声優の並木のり子さんにサインをしていただきました。

 並木のり子さんは今月26日に開かれたインターネットのラジオ番組
のライブ「青春ラヂオライブ vol7」に出演なさったので、その際に
いただくことができたのですが、のりちゃんもインターネットで
チャチャの新作が出ると知り、通販でクッキー2011年5月号を購入
なさったそうです。読み切りが出るとの発表があった際は大きな話題に
なってましたよね。最近りぼんを読み始めた方にはピンとこないと
思いますが、りぼんに連載されていた当時は大きな人気があった作品で
テレビアニメの視聴率もとても高かったんです。

 赤ずきんチャチャNではチャチャ達が東京に遊びに行き、結局そのまま
日本に住み着いたのですが、お鈴ちゃんが魔法の国に残留となったことを
とても残念がっている様子でした。次にチャチャの新作が作られることに
なった際はぜひお鈴ちゃんも東京に行くような展開だといいなぁ。

 マリンちゃんもやっこちゃんも平八もなるとも市松くんもみんな
東京に来ればいいんだ! そうすればいろいろな問題も解決して
くれるに違いない!!!

 …もっと悪化するかもしれませんが、今よりは楽しくなりそうだ(w
 
 連載当時にはあまり一般に普及していなかった携帯電話をチャチャ達が
使っていたので、のりちゃんと二人で感慨にふけったりしていました。
チャチャの連載が終わってからの数年間は携帯電話やPHS、ネットに
つながるパソコンが爆発的に普及したんですよね。社会がこれだけ
変わることってこれから先そう何度もないでしょう。

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2011年6月29日 (水)

【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その3

【「ひよ恋」の感想】←今までのまとめはこちら

【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その2
↑のつづき

○ひより、ついに広瀬の家へ

 広瀬の隣に妃が住んでいたのですが、妃の家って本当にまんがに
出てくるようなお金持ちの家ですね。広瀬とはどんなきっかけで
一緒に遊んだりするようになったのだろう? いくら隣に住んでいても
ここまで生活が違うと接点はなさそうですが。

※妃の家について
広瀬「そっちは元妃んち。」「今 空き家
(りぼん2011年7月号・P.126の4コマ目)

 誰も住んでないのか。当然警備会社と契約はしているので
しょうけど、余程気をつけてないと、これだけ巨大な家が空き家に
なってたら狙われちゃいますね。

 もう当分日本に戻ってこないのであれば売却しちゃってもいいような
気もしますが、世の中、理屈だけでは割り切れないこともあるからな。
それにイギリスに全部の荷物を持っていったということはないだろうから
荷物置き場が必要だから、やっぱり売らないほうがいいか。

※広瀬の家に入る際に頭の中で
ひより「お母さんにごあいさつ…ちゃんとしないと…!
(りぼん2011年7月号・P.128の1コマ目)

 普通に「こんにちは」でいいじゃん。何自分でハードルをあげてるんだ?
友達のうちに遊びに行く時にいちいち家族にちゃんとしたあいさつなんて
しないだろう…ひよりは友達のうちに遊びにいった経験があまりないから
難しく考えすぎてるのか?

 夏輝も広瀬の自宅に入るのは初めてなのか。ちょっと意外な気も
しますが、校内で話をする程度の関係だったのでしょう。高校に
入ってからのほうが距離が縮まったのでは? ひよりが接着剤の役目を
果たしているのかもしれませんね。

※ひよりが考えた広瀬の母に対して言う言葉
ひより「こんにちは はじめまして にしやまですっ
いつもお世話に
」(りぼん2011年7月号・P.128の1コマ目)

 お見合いでもする気なのか??? こうやってなんでもやる前に
頭の中で考えちゃうから結局何もできないんだろうな。で、自分で勝手に
目標を高く設定しておきながら、それを達成できないと今度は失敗したと
いうことを気にして落ち込んだりするから太刀(たち)が悪いです。

 ひよりは理想が高すぎで、失敗をすることを極端に恐れて
いるような気がする。だから、こうやってやる前にあれこれ考えて
しまうと。


○ひより、広瀬の家の飼い犬「ラッキー」に襲われる

※ひよりが「ラッキー」に襲われて転倒した後に
広瀬「ラッキーのヤツ 女の子大好きで すぐ飛びつくんだよ
自分もメスなのに
」(りぼん2011年7月号・P.132の3コマ目)

 なんでそんな大事な情報黙ってたんだよwwwwwww
まぁ広瀬の反応を見るとうっかり忘れていたようですが。ひよりは
小柄だから大きな犬が飛び掛ってきたら倒れちゃいますね。

 これはさすがにひよりがかわいそうだと思うわ。好きな男の子の
家に初めて遊びに行った日に犬が飛び掛ってきたとか、もう
トラウマになってもおかしくないレベル。


※広瀬の家の玄関での第一声
ひより「お おじゃま…します… 西山…ひより…です…
(りぼん2011年7月号・P.132の1コマ目)

 ボロボロwwwwwwwwwwwww 脳内で作ったあいさつ文台無し。

 ハプニングがあったおかげで緊張は解けましたね。ガチガチに
緊張するよりこのほうがマシ…かな? ただたまたま庭に水を
撒いた直後にひよりが倒れてしまったので、ひよりはシャツがぬれて
しまいました。このため着替えを貸してもらうことに。


※着替えを貸してもらう際に広瀬の母から言われた言葉
広瀬の母「中学生だって もうれっきとして女性だもんね! でも
中学生にしても 小柄なほうなんじゃない?
」「何センチ?
(りぼん2011年7月号・P.134の3コマ目)

 毎度おなじみのひよりの身長ネタですが、広瀬の母は自分の息子が
「中学生」を自宅に招くということについて何の疑問も抱かないの
だろうか??? 他の子と一緒に来たから不審に思わなかったのでしょうけど
もしひよりが単独できたらどんな反応をしたのだろう?

 ここにコウくんが居たら面白かったなぁ。コウくんも中学生扱い
されたかも。

 ひよりは自分が高校生であると主張してますが、全く聞いていないな(w

※ひよりが広瀬のシャツを借りてみんなの前に現れた際に
広瀬「ひよりんが着るとワンピースだな
(りぼん2011年7月号・P.136の4コマ目)

 どうみても下に何もはいていないようにしか見えないけど、ちゃんと
はいているのか。広瀬の服を借りたようですが、広瀬の母の服を
借りることはできなかったのか???
 性別や身長差を考えたら
むしろ広瀬の母の服を借りるほうが自然なはずですが。


 でもこうやって罰ゲームみたいな格好をしてくれたほうがお話は
盛り上がりますが。


ひより「ごめんなさい ちゃんと洗って返すから…!
(りぼん2011年7月号・P.136の5コマ目)

 お前、その格好のまま外に出る気かよ! 自分の服が乾くまで
待て。ずぶ濡れっていうほどでもなかったから、たぶん乾くはず。

広瀬「広瀬くんは このお家で育って このお部屋で毎日過ごして
いるんだ… そんな場所にいるなんて なんかすごくぜいたくな
気分
」(りぼん2011年7月号・P.137)

 せっかくこんな良い状況を作ってもらったのですから、有効に使わない
ともったいないですね。緊張しちゃうのは仕方がないから、せめてどんな
本が好きなのかとか、どういう趣味を持っているのかとか探ってみれば
いいでしょう。どういうことが好きなのかが分かればたとえば何か
プレゼントを贈ったりする時の参考になるでしょう。

 学校では聞きにくいことも聞き出すチャンスだよ。他の子もいるから
一対一で聞くよりかは緊張しないはず。

 がんばれひより!!!

↓つづきはこちら
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その4

「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想

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2011年6月28日 (火)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その6

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その5
↑のつづき

○日向が高校のことについてあまり話さない理由

杏菜「マリちゃんと同じ高校だったことといい 日向が話そうと
しないのは自分の話というより マリちゃんの話のように
思えてきた……………
」(りぼん2011年7月号・P.218の1コマ目)

 どう考えてもそうです。

 自分の高校にはどんな先生がいるか、どんな部活に入っているか
とか話をしようと思ったらマリちゃんのことに触れざるを得ないですから
話したくても話せなかったのでしょう。杏菜とマリちゃんの間に特になにも
なかったら別に遠慮はしなかったとは思いますが、中学最後の半年間
杏菜と日向が全く会話ができなかった原因を作った人と同じ高校に
いまとか、言い出せなかったんのだろうな…


杏菜「今もマリちゃんが好きで 自分の恋バナ的話はしたくない
とか?
」(りぼん2011年7月号・P.218の2コマ目)

 いや、本当に日向がマリちゃんのことが大好きで、マリちゃんへの
想いを断ち切れないのだとしたら、はっきり杏菜に対して別れを告げる
と思う。杏菜の想いが叶うことはないのに、ずっと期待を持たせるような
残酷なことはしないと思う。現にくるみに対してははっきり告白されても
断ってますし。

 …杏菜とマリちゃん、どちらも大好きで一方の子を選べない
とかだったら困ったものですが(w

杏菜「でも この前の雰囲気はそんな感じじゃなかったし
(りぼん2011年7月号・P.218の2コマ目)

 おそらくデートの最中にマリちゃんが現れて一番焦ったのは日向
だと思う。
杏菜はまさかマリちゃんが現れるとは思わなかったという
びっくりした気持ちとデートを邪魔されたという腹が立つ気持ちが
湧き上がっていましたが、日向は杏菜にマリちゃんと同じ高校に通って
いることがバレたらどうしようという焦りの気持ちが強かったことでしょう。

 もし杏菜に知られてもいいやと思っているのであれば、これまでに
何度も杏菜とは電話で会話もしているし、大型連休の際には直接
会ったりもしているのですから、いくらでも話す機会はありました。

杏菜「いや 私がそう思いたいだけかも…
(りぼん2011年7月号・P.218の3コマ目)

 杏菜でなくても、あの状況を見る限り、日向がマリちゃんが大好きで
たまらないという感じじゃなかったからそんなに心配する必要は
ないと思う。心配したところで日向の目の前に簡単に行けるような
環境ではないのだから、良いほうに考えよう!


杏菜「わからん」(りぼん2011年7月号・P.218の4コマ目)

 真白はもっといろいろな情報を持っていそう。杏菜がのどから手が
出るほど欲しいようなこともたぶん知ってるだろうな。ただ真白の性格を
考えると聞いたところですんなり教えてくれるとも思えませんが。

 杏菜より日向のほうがいろいろ面倒くさい性格だよなぁ。杏菜は
その場の感情に流されやすいけど、考え方自体は分かりやすいから
周りの子もその点では楽なのではないでしょうか。

 颯は何かこの件について知らないのか? 事前にデートをするという
ことを連絡するくらい情報交換を密にしているのに、こんな大事な
ことを黙っているのかな? 颯に話をしたら杏菜に伝わってしまうという
ことを警戒しているのであれば颯に対しても秘密にするかもしれませんが。

杏菜「やっぱ いろいろ会って話したい 日向と 先生と
(りぼん2011年7月号・P.218の5マ目)

 日向から情報を聞き出すのは大変だと思いますが、マリちゃんは
聞けばあっさり教えてくれそうな気がする。

 …答えばどうであれ杏菜はむかつくとは思いますがwwwwww
杏菜、日向、マリちゃんの3人だけでどこかでじっくり話しをして
みたほうが今後のためにもいいかもな。このままだとお互い
ストレスがたまるだけでしょう。杏菜は日向とマリちゃんのことが
気になるし、日向は杏菜の反応が気になる…これではこの後いくらデートを
しても楽しめないな。

杏菜「本戦で2人と同時に会えるなら まさに
一石二鳥… 
写真甲子園 やるしかない

(りぼん2011年7月号・P.219の1コマ目)

 杏菜が燃えてるwwwwww やる気出てきたな。

 日向、マリちゃんの2人と杏菜が同時に会おうと思ってもその環境を
意図的に作るのはほぼ不可能に近いですからね。まさか日向に対して
マリちゃんと三者面談したいと言ったところで断られるのは目に見えて
ますし。

杏菜が日向、マリちゃんと3人同時に会おうと思ったら写真甲子園の
本戦の会場で会うしかなさそうですね。杏菜は写真甲子園で勝ち抜かなくては
いけない明確な理由ができました。

 …これで杏菜の高校が本戦に進んで、日向の高校が本戦に進め
なかったりしたら笑えるのですが。

 今思ったのですが、杏菜は別に勝ち進まなくても日向が本戦に
進んだ場合は応援名目で会場に行けるのでは?
 芸能人じゃないから
別に選手に話しかけてはいけないとかいう決まりもないでしょうし。

 ただ会うだけだったらつまらない。どうせだったら優勝して
日向…というかマリちゃんを見返してやれ!!! がんばれ杏菜!!!

↓つづきはこちら
【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その7

春田ななさんのサイン会に参加してきました!!! (2010年10月2日新宿開催)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2011年6月27日 (月)

【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その7

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その6
  • ↑のつづき

    ○槐(えんじゅ)、反撃の準備を整えているらしい

    ※槐の目的について
    朱里「かぐや姫の灰の在り処(か)がわからないから それを探して
    いるんじゃないかな?
    」(りぼん2011年7月号・259の3コマ目)

     かぐや姫の灰を埋めた人は当然いる訳ですから、その情報を得る
    ためにも貴族の中で協力してくれそうな人を探しているのか。バレたら
    破滅が待っている槐の話に乗るような人を探すとなると、いまいち
    活躍の場が与えられず不満を持っているような人が狙いやすいでしょう。
    政治的に成功している人はわざわざ危険な橋を渡るとも思えません。

     槐のことだから、いざとなったら相手の弱みにつけこんで「断る」と
    いう選択肢を奪った状態で強引に仲間にしちゃうのでしょうけど。
    舞々も朱里も右京も槐の仲間になる以外に生きる道はない状況
    だったからな。

    朱里「瑠璃条は一緒にいるはずだよ
    (りぼん2011年7月号・259の3コマ目)

     瑠璃条も生存か。瑠璃条はなんらかの目的のために槐が桜姫に
    似せて作ったのですが、今だにその目的が何であるのかは明らかに
    されていません。

     桜姫に似ているということを利用して、桜姫のフリをしてなんらかの
    活動をさせるということもできそうです。堂々と政治の中枢に入っても
    ある程度は動けそう。うまくいったら情報も取れますね。

     かぐや姫の灰の在り処とか瑠璃条に調べさせても面白いと
    槐が考えてもおかしくないな。


    白夜「朱里の言う通り 何かが起こる…なにか恐ろしいことが
    (りぼん2011年7月号・259の4コマ目)

     もともと人間を破滅に追い込みたいと考えるような人なのだから
    恐ろしいことをやるのはむしろ当然でしょう。とにかく捕まえる以外に
    ないですね。

     今にして思えば水牢に閉じ込めていたのに逃げられてしまったのが
    人間界にとっては痛かったですね。捕まえておくのが目的だったら
    監視が難しい水の中よりむしろ普通の牢屋のほうがよかったような
    気がします。普通の牢屋だったら、誰かが助けにこない限りまず
    脱出などできなかったでしょうし。

    ○瑠璃条あらわる!

    ※かえるの姿で水を泳ぎながら
    疾風(はやて)「それにしても琥珀のやつ いっつも姫様姫様
    青葉青葉って いいかげん俺にも優しくしてくれよなっ

    (りぼん2011年7月号・261の1コマ目)

  •  照れてるんですよ(w それに疾風を自分の失敗でかえるの姿に
    してしまったという負い目もまだ消えていないだろうし。桜姫や青葉が
    危機的状況に陥っているので、二人を守る役目を背負っている
    琥珀の口から二人の名前はかりが出るのも仕方ないかも。


    疾風「じゃないと不安になってくるじゃんか 本当に俺のこと嫌い
    なんかなって
    」(りぼん2011年7月号・261の2コマ目)

     まぁ疾風にしてみればたまには琥珀にも愛されたいっていうのも
    当然だよなぁ。琥珀と甘いひとときを過ごしたりしたのってほとんど
    ないのでは?

    ※水浴びをしている瑠璃条と出くわして
    疾風「瑠璃条…!」(りぼん2011年7月号・263)

     また服無しかよwwwww とっさに胸を隠していますが、そもそもそんな
    ところで水浴びをしているほうが悪い。

     前回、ちょっと不思議な雰囲気となった疾風と瑠璃条がこんな
    形で再会するとは。疾風はまだ槐に関する情報が入っていないけど
    大丈夫かな!?

     ここで瑠璃条が疾風をだまして何かをやらせようとか考えたら
    波乱の要因になりそう。

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催) 
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月26日 (日)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その5

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その4
    ↑のつづき

    ○日向とマリちゃんの距離は思った以上に近かった

    くるみ「もしかして 古城さかん マリちゃんと都倉くんが
    同じ学校にいるの嫌なの?
    」(りぼん2011年7月号・P.214の4コマ目)

     いやいや、普通嫌だろうwwwwww どう考えても恋にとってプラスに
    作用するとは思えないし。くるみはマリちゃんと仲が良かったから
    マリちゃんに対して悪い感情は抱いていないのでしょうけど。

     くるみは日向に告白して、気持ちを受け入れてもらえなかったとは言え
    一応気持ちに区切りがついているから、こうやってあるがままを受け入れる
    ことができるのかも。杏菜はまだ中途半端な状態が続いているから
    気が気ではないですよね。


    杏菜「望月さんは マリちゃんが裏で 日向になにをしてきたか
    知らないんだった
    」(りぼん2011年7月号・P.215の1コマ目)

     いや、くるみが知らないとは限らないぞ。マリちゃんの話しぶりを
    見ると生徒であれば日向以外の子ともキスをできそうな感じだったし。

     杏菜と日向に対して「生徒なら誰にでもしてあげられるわ 古城さん
    にも永瀬くんにもね
    」(3巻・P.150の5コマ目)と言ってるくらいだから
    くるみにキスをしていてもおかしくないな。マリちゃんとくるみの関係から
    して、マリちゃんはくるみに日向とキスをしたことを話していても
    驚かないです。


    くるみの性格を考えると「日向くんにマリちゃんがキスをしたのはおまじない
    だよー」とあっさり言ってもおかしくない。


    くるみ「私 妃ちゃんたちから 古城さんが写真部でがんばって
    るって聞いて都倉くんの影響もあるのかと思ってたよ

    (りぼん2011年7月号・P.215の2コマ目)

     日向が写真に興味があるっていう話を知ってたのか…日向が
    わざわざくるみに連絡するとは思えないので、情報源はマリちゃんだな。
    くるみにしてみれば、杏菜と日向の関係を考えると、日向が写真を
    始めたから杏菜も始めたって考えるのがむしろ自然かも。だって杏菜は
    中学時代に写真に興味があるような感じは全くなかったのですから。

     妃や瑠衣はくるみに対して、部活動強制の学校だから、仕方なく
    休眠状態の写真部に入部届けを出したという話はしてないのかな?
    「がんばってるって」という言葉から推測すると、とりあえず形だけ入部した
    はずの写真部の活動にちゃんと参加しているのは日向の影響だと
    考えたのかもしれませんね。


    くるみ「都倉くんも高校で写真部入ったんだって
    顧問はまたマリちゃんで

    (りぼん2011年7月号・P.215の3コマ目)


    ( Д ) ゚ ゚

     これはさすがに日向おかしいだろう。美術に興味があるから美術部に
    入ったら顧問がマリちゃんだったとかいう話だったらまだ分かる。マリちゃんが
    同じ高校で勤務することになった以上そういうこともあり得るし。

     日向が中学時代に写真に興味があったようには全く見えなかったのに
    どうして写真部に入ったんだろう…マリちゃんに対して恋心を抱いていると
    思われても仕方がない状況ですね。恋心を抱いていないのにここまで
    べったりくっついているとマリちゃんが日向のことを脅かしてむりやり
    つきあわせているとかいう想像すらしたくなる。でも、マリちゃんが
    わざわざそんな危ない橋を渡る理由があるとも思えないし…

     これは日向に写真部に入った理由をぜひ聞いてみたい
    ものですね。
    突然写真に目覚めて写真部に入ったら、偶然顧問が
    マリちゃんだったとかいう説明でもするのだろうか?(笑)

     マリちゃんは写真にも興味があったのか? それとも日向が写真部に
    入ったから写真部の顧問になったのだろうか???

    杏菜「あの ちょっと待って 今の話 なに? 本気?
    (りぼん2011年7月号・P.216の3コマ目)

     杏菜にしてみれば「寝耳に水」とかいうレベルを
    超えてた非常事態だよなwww


     あまりに想像すらしていなかった話の連続で頭がついていかないの
    でしょう。ついこの間、東京で日向とデートができるって浮かれていたのが
    遠い昔の話のようだ…


    杏菜「だって 日向 私が部活の話してもそんなこと全然…
    (りぼん2011年7月号・P.216の3コマ目)

     日向は話したくても話せなかったんだろうwww 杏菜にこんな話
    したらどういうことになるか想像つくし。杏菜が写真部に入ったという話を
    聞いた瞬間、日向も杏菜と同じような気分になったのかもな。バレたら
    どうしようと不安にもなるだろうし。


    くるみ「都倉くんは写真のセンスもあるってマリちゃんが
    ほめてたよ すごいよねぇ
    」(りぼん2011年7月号・P.216の2コマ目)

     ん? マリちゃんは写真の知識もあるのか? まぁ絵を描く以外に
    趣味として写真をやっていてもおかしくはないですが。


    くるみ「都倉くんの学校芸術高校なだけあって 写真甲子園の本戦
    常連校なんだって もしかしたら本戦で再会できるかもよ!

    (りぼん2011年7月号・P.217の1コマ目)

     写真甲子園より先に夏休みの帰省という一大イベントがある件について。
    日向、新潟に帰りたくないのでは?wwwwwwww

     杏菜は日向の顔を見てどんな言葉を発するんだろう…というか
    次に電話が日向からかかってきたときどういう態度をとるのかすごく
    興味がある。

     杏菜の学校は前年度まで休眠状態だったから、余程がんばらないと
    日向と同じ舞台には立てないですね。

    ↓つづきはこちら
    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その6

    春田ななさんのサイン会に参加してきました!!! (2010年10月2日新宿開催)

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月25日 (土)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その6

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その5
    ↑のつづき

    ○ずっと一緒にいたい

    ※好きな人が自分と一緒にいると滅びる恐れがあることについて
    桜姫「でも…言えない 『私から離れて』なんて言えないよ
    (りぼん2011年7月号・P.254の1-2コマ目)

     これきついよな…桜姫にとって青葉達はかけがえのない存在で、ずっと
    一緒にいたいのですが、自分と一緒にいるとその大事な人たちが大変な
    ことになってしまう可能性があるのですから。好きな人たちが傷つくのは
    桜姫にとってはわが身を引き裂かれる思いでしょう。桜姫自身は不老不死
    ですから死なないのに…

     自分と接触することを断てば好きな人が傷つく可能性は減るかも
    しれないけど、そうすると今度は桜姫は心の支えがなくなる…

     どちらの道も極めて厳しいですね。


    桜姫「みんなが好きだから ずっと一緒にいたいから
    (りぼん2011年7月号・P.254の3コマ目)

     でも、桜姫がこのことについてあれこれ悩むのは時間の無駄でしょう。
    なぜなら桜姫と一緒にいると大変なことになるということに青葉達が
    気づいたとしても桜姫の前から去るという決断をするわけがないですから。

     桜姫にとって青葉達はかけがえの存在であるのと同じくらい、青葉達に
    とっても桜姫はかけがえのない存在でしょう。桜姫と会えない生活なんて
    おそらく耐えられないのではないでしょうか。

     桜姫と青葉達はそれぞれお互いを必要としているのです。

    桜姫「優しさに甘えて さよならできない
    (りぼん2011年7月号・P.255の1コマ目)

     別にむずかしく考えることなんてないよ。自分の気持ちに正直で
    あればいいのです。桜姫はみんなが好き、だから一緒にいる。
    それだけでいいじゃん。


    桜姫「私はずるいね ごめんね……
    (りぼん2011年7月号・P.256の1コマ目)

     いや、別にずるくないよ。むしろどんどん頼って欲しいくらいじゃないか?
    桜姫が誰にも助けてもらえず大変なことになったりするほうが
    むしろ青葉達にとってはつらいはず。


    ○朱里、久しぶりに登場

    朱里「久しぶり 白夜」(りぼん2011年7月号・P.258の1-2コマ目)

     おおっ、生きてたか。まぁ死んだとは思ってなかったけど、無事で
    よかったよ。もう槐(えんじゅ)のそばにいても何の得もないような
    気がするのですが、裏切ったら右京と同じ目に遭うことは目に見えて
    いるので、今さら他の生活なんて考えられないんだろうな。

    白夜「会えると連絡をもらった時は正直驚いた
    大丈夫なのか?
    」(りぼん2011年7月号・P.258の2コマ目)

    白夜はよく朱里の話に乗ったな。私だったら、何かの罠(わな)じゃ
  • ないかと思い、怖くて行く気になれないよ。朱里のところに近づいた
    瞬間に攻撃されてもおかしくないし。でもまぁ白夜を攻撃したところで
    今さら槐が何か得をすることはないだろうから、罠をしかけてまで攻撃
    なんてしないか。

    朱里「舞々と僕は貴族の中で仲間にできそうな人材を探すように
    命じられている
    」(りぼん2011年7月号・P.258の3コマ目)

     舞々も生きてた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

      情報提供乙。朱里とは全く違う路線で人材発掘をしていそうだ(w

    そういえば朱里が里を裏切ったのは槐の側の情報をとるために潜入する
    必要があったからなのですから、ある意味こうやって情報を流すのが
    本来の仕事だったんだよな。


    ※槐の所在について
    朱里「僕達には言わなかった でも京にいることは確かだよ
    (りぼん2011年7月号・P.258の4コマ目)

     わざとにせものの情報を流してかく乱を図っているという可能性は
    ないのか? 京を重点的に捜索させておいて、別の地方で何かを仕掛ける
    ということもできなくはなさそうですが。

     ただこの朱里の態度を見る限りではその可能性はそれほど高くは
    なさそうです。


    朱里「わからない だけど桜姫に拒絶されてから 槐様の瞳は
    いっそう冷たくなった
    」(りぼん2011年7月号・P.259の2コマ目)

     もう誰も信じられないんだろう…そりゃ幼い頃からずっと慕ってくれて
    いた桜姫に刃(やいば)を向けられたんだからな。ただ、これは槐の
    自業自得でとても同情する気になどなれないのですが。

    なにしろ槐は桜姫を道具扱いしたんだからな。これで桜姫に拒絶されたと
    言って怒るとか逆ギレもいいところだろう。こんな自分勝手な奴と
    別れて桜姫は正解だったな。

    ↓つづきはこちら
  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その7

  • 「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催) 
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月24日 (金)

    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その4

  • 【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その3
    ↑のつづき

    ○大和に近づくために抹茶嫌いを克服しようとする美和

    ※抹茶を目の前にして
    美和「これさえ飲めれば大和くんと一緒に愛のお稽古が
    できるのよ美和!! 青汁よりマシだと思っていざ…!!

    (りぼん2011年5月号・P.430の2コマ目)
  •  普通、ここまで恋の障害があったらいくらなんでもあきらめそうな
    ものですが、嫌いな抹茶を克服してまで、近づきたいと本気で思う
    のですから、本当に大和のことが好きなんだなぁ。

     ところで美和は抹茶が飲めるようになれば、大和と一緒にいられる
    という前提で努力しています。実際、抹茶が飲めれば新聞部なんか
    退部して、茶道部に入って活動することは可能でしょう。でも…

     大和と両想いになることができる保証は別にないのだが…
    どう考えても入部の手続きと、恋人選びとでは基準が違うだろう。

    結局抹茶を飲むことはできなかった美和、大和に近づけるという
    確かな目標があるのにもかかわらず飲むことができないのですから
    本当に苦手な味なんだな。

    美和「こうなったら 抹茶克服するまで会いにいかない! 猛特訓
    してやるぅ!!
    」(りぼん2011年5月号・P.430の4コマ目)

     ここまで必死になっている姿を見るとさすがに応援したくなるという
    読者も多いのではないでしょうか。こういうあきらめない心って
    恋愛以外の場面で発揮することができたら大きな財産になるな。
    どうしても叶えたいものがあるけど、なんらかの理由で無理という
    場合に必死になって対策を考えるでしょうから、結果として大きく
    成長しそうですし。


    美和「あのお茶が大和くんの最善のおもてなしなせ それを
    飲みほせないままじゃ 本気で好きって言えないから
    あたしがんばるよ
    」(りぼん2011年5月号・P.431の1-3コマ目)

     なるほど、単に大和に近づきたいっていう理由だけじゃないんだな。
    好きな人がせっかく用意してくれたものを飲めないというのは理屈抜き
    に嫌なのでしょう。

     美和のすごいところは一度決めたらぶれないっていうことだよね。最初の
    うちは得体の知れない奴に目をつけられて大和災難だなと思っていたの
    ですが、なんだかここまで愛されるなんて本当は幸せなのではないかと
    いう気がしてきたよ。

    大和「今日…も? 来てない…
    (りぼん2011年5月号・P.431の5コマ目)

     美和が来るのではないかと周りをきょろきょろしている大和。あれだけ
    連日やってきた子が突然こなくなったのですから、変だと思うのも
    当然でしょう。

     ただつきまとっている美和が来なくなってホッとしているという風では
    ありません。抹茶碗に飴(あめ)を入れて待っているところを見ると
    知らず知らずのうちに大和の気持ちに変化が生じているようです。


    ○美和、相手の気持ちを考えなくてはいけないと気づく

    ※美和が抹茶を飲めるように特訓しているのを見て
    大和「無理なことするなよ」(りぼん2011年5月号・P.434の1コマ目)

     別に大和は突き放すような意味でこの言葉を投げかけたのでは
    ないのですが、美和にとっては自分を拒絶するかのような言葉として
    受け取ってしまったようです。

    美和「ちょっとでも大和くんの近くにいきたくて …がんばって
    んのに… 大和くんのばか!! もういい!!

    (りぼん2011年5月号・P.434-435)

     自分の気持ちをなかなか受け入れてもらえないということと、努力を
    しているのに一向に抹茶を飲めるようになれないというイライラが
    溜まっていたのが一気に爆発してしまった感じです。美和は一方的に
    大和に対して恋をして、一方的に近づき、一方的に切れてしまったのか。
    大和は何もしてないのに、自分を取り巻く環境が変わりすぎだろう。

     キレた後、偶然間違えて抹茶を飲んでしまった美和、しかし抹茶に
    牛乳が入っていたので、違和感なく飲むことができました。このことが
    きっかけとなり、何かをひらめいた美和。さっそく行動に移します。

    ※茶道部の部室の前に美和がいないので
    大和「来ない…か」(りぼん2011年5月号・P.438の3コマ目)

     美和の姿が見えないのでがっかりしている大和。すっかり気持ちは
    出会った頃とは違っているようですね。


    ※部室の中に入ったら着物を着た美和がいるのを見て
    大和「な 何してんだ 着物着て…
    (りぼん2011年5月号・P.438の5コマ目)

     美和が奇抜なことをやっても別に驚かないですが、それにしても
    着物を着て座っている姿は想像できなかったのでしょう。
    抹茶も飲めないし、ある意味美和と着物って全く接点がなさそうだからな。

     美和はこの日のためにわざわざ着物を用意したのか。ちゃんと
    着ていますが、誰かに着付けをしてもらったのかな???


    大和「…どうぞ。美和流抹茶カプチーノです
    (りぼん2011年5月号・P.439の5コマ目)

     美和は抹茶が苦手、大和はコーヒーが苦手。でも二人が苦手な
    ものを合わせると二人が飲める飲み物に変身するのか。


     これなら二人で仲良く飲むことができますね。これから先、二人に
    とって忘れられない味になるのかもな。高校生くらいの時の記憶って
    いつまで経っても忘れないだろうし。

  •  抹茶碗の底には「だいすき」の文字が。よくよく考えてみると
    こうやって素直に好きだという気持ちを美和が表したのは初めてかも。
    これまではちょっと奇抜なことばかりやってたし。


    美和「あたしの愛 入ってた? ばかなんて言ってごめん 変なこと
    考えないで めいっぱい伝えればよかったんだ
  • (りぼん2011年5月号・P.441の1-2コマ目)

  •  これまで大和が嫌がることばかりやっていたようなものだったからな。
    相手に好きになってもらうのであれば相手のことを考えなくてはいけない、
    一見すると当たり前とも思えることですが、意外とこの点を忘れて
    しまっている人も多いですよね。美和はちゃんと気づくことができた
    ようでよかったです。


    美和「大和くん だいすきです
  • (りぼん2011年5月号・P.441の4コマ目)

  •  この言葉に対する答えを美和にキスをすることで答えた大和、結果として
    両想いになることができて本当によかったですね。大和は美和の
    自分に対する想いは本物だと確信できたから、気持ちを受け入れる
    気持ちになったのでしょう。最初の頃に警戒していたのは仕方ないよ(w
    あれじゃ普通逃げるし。

     このカップルはこれからも、美和の行動に大和が振り回される
    ことになりそうだな(w
  • |

    2011年6月23日 (木)

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その5

  • 【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その4
    ↑のつづき

    ○ネコが好きな人は犬田ではなかった

    ネコ「ワンちゃんなんか好きじゃない~~~~!!」
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.322の1コマ目)

    真夏はネコは犬田のことが好きだと思い込んでいて、今の今まで
  • 悩んでいたのですが、まさか違っていたとは。まぁでも真夏がうっかり屋さん
    という訳ではなく、誰が見てもネコは犬田のことが好きだと信じるに足る
    状態だったからな。なにしろ真夏は目の前でネコに矢が刺さっていたのを
    見たのですから。犬田が真夏とのデートの約束を突然取り消してネコと
    会っていたということもあったのですから、ネコは犬田のことを好きだと
    思うのはむしろ当然でしょう。

    ネコ「私 クマが好きだもん…っ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.322の2コマ目)

     あの時矢が刺さったのはクマがいたからだったのかwwwwwww
    矢が刺さっているのは見えても誰のことが好きだということ
  • までは分からないからな。矢が刺さった子の目の前に複数の人物が
    いた場合はこのように判断ができないこともあるということなのでしょう。

    ネコ「ずっとっ クマに気づいてほしくて 毎日クマ柄のTシャツ
    着てたのにー!!

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.322-323)
  •  いやいやこれ分からないだろう。真夏も言ってるけど、クマに気づいて
    もらうことが目的だったらもっと目立つように着ないと。ただクマの柄が
    目立つような着かたをしたとしても、たぶんクマにネコの想いが伝わる
    ことはなかったとは思いますが。「あいつ毎日熊の柄のTシャツ着てる
    けど、ひょっとして俺のことが好きなのか?」とか普通考えないでしょう。

     こんな回りくどいことをやるくらい好きなのであればさっさと告白すれば
    よかったのに。


    ネコ「ずっとワンちゃんに相談してて…2人がデートの時 クマと
    遊ぶ約束してたのに無しになっちゃって…知らないでワンちゃんに
    連絡しちゃったぁ~ ごめん~~

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.323の3コマ目)

     いやいや、どう考えてもネコは別に悪くないよ。だって犬田の予定
    なんて知ってるわけないのですから。
    犬田が予定が入っているから
    ダメだと断れば済んだ話。まぁおそらくネコが落ち込んでいる様子が
    伝わってきたので、犬田はネコのほうに行ってしまったのでしょうけど
    ちょっとお人好しすぎるな。

     しかし恋愛の相談を犬田にするとか意味不明だ。どう考えても
    恋愛の面では素人同然だろう犬田は。むしろ本来だったら真夏との
    付き合い方を誰か別の人に相談してもいいくらいの状態だし。


    真夏「全部 私のカンちがい!? だっふんだ!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.322の5コマ目)

     いやいや、上のほうにも書いたけど、真夏は別に悪くないよ。
    勘違いしないほうがおかしい状態だったんだし。


    ネコ「でもねー きーてー 真夏ちゃあーん ワンちゃん
    『クマはおれのこと好きだから』とか言うんだよ~

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.322の6コマ目)

     ねーよwwwwwww 教室でジャレただけで恋愛感情がいちいち
    発生していたら体が持たん。ネコも犬田がこんなことを言い出した
    時点で「あ、こいつに恋愛のことを聞いても無駄だ」と気づけよ。

    おかしすぎるだろう。

     ネコって女友達いないのか? こういうことなら女同士のほうがいろいろ
    知恵が沸いてきそうですが。


    ○犬田が真夏との約束を突然取り消した理由

    犬田「おれ 女友達っていたことねーから どーすりゃいーのか
    わかんなくて…

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.325の5コマ目)

     いや、これは理由になってないだろう。その場の雰囲気に流されて
    ついついネコの相談に乗るのを断りにくくなったものと考えるのが
    妥当とは思いますが、だったら別に真夏に秘密にしておく理由は
  • 全くない。黙っていたら浮気をしたと思われても文句は言えないです。
    真夏は良い子だったから一応納得してくれたけど、けんかは
    起こっても当たり前の状況だよなぁ。

    真夏「でも だからって…じゃー 言ってくれればよかった
    じゃんっ だまってるからヘンななんだよーっ

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.325の7コマ目)


     おそらく無意識のうちに他の女の子と会うという罪悪感のような
    ものが生まれたのでしょう。これがたとえば急に他の男の子と
    会わなくてはいけなくなったとかいうことだったら普通に真夏に理由を
    説明していたのではないでしょうか。


    犬田「おれが好きなの 真夏しかいねーじゃん!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.326の2コマ目)

     いや、これはおかしい。

     世の中、表に向かった表示されたことがすべて。犬田の今回の
    行動は誰がどう見ても正しくはありませんでした。不器用なのでしょうが
    こんな調子だと、また何かやらかしてもおかしくないでしょう。
    こんど同じようなことをやったらちょっと反省させたほうがいいな。


    真夏「ふわってして なみだ出そうになんの 好きだから
    好きだから
    」(春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.327の2-4コマ目)

     本当に相手のことが好きになると、どんなことをやらかしても
    許してあげたくなるのかもな…愛が強い間はちょっとの失敗くらいで
    関係が揺らぐことはないのでしょう。
  •  この後真夏に頬にキスをされた犬田は真夏のくちびるに勢いで
    キスをしました。このカップルの関係が進展する時って勢いで
    何かをやった時だなぁ。よく゜考えて行動しようとするとあれこれ
    余計なことを考えて上手くいかないのかも。

     これからもいろいろ悩んで、泣いて、このカップルは成長して
    いくのでしょう。でも真夏と犬田のコンビならたぶん大丈夫なような
    気がする。
  • |

    2011年6月22日 (水)

    【ドリーム メディシン】〔椎名あゆみさん〕(りぼんマスコットコミックス)第1話の感想 その5

    【「ドリームメディシン」の感想】←今までのまとめはこちら

    【ドリーム メディシン】〔椎名あゆみさん〕(りぼんマスコットコミックス)第1話の感想 その4
    ↑のつづき

    ○逆ギレする隆介

    ※野村の存在を忘れた世界で再び野村を好きになった件について
    隆介「こっぴどく振られた 同じ人に同じように恋をして
    (りぼんマスコットコミックス・P.34の3コマ目)

     でも一旦関係も記憶もリセットして願いが叶った状態の世界に入ったのに
    また野村のことを好きになり、野村も隆介のことが好きになったのですから
    本当に二人はお互いのことが好きなんだな。ただ単にその場の勢いで
    遊んでしまったとかいうのではなかったのでしょう。

     また傷ついてしまったので隆介はつらいとは思いますが、少なくとも
    野村への愛は本物だということはこれで分かりました。


    隆介「また同じようにこっぴどく振られようとしているボクは
    キミたちにとってさぞや滑稽(こっけい)おもしろかったこと
    でしょうねぇ
    」(りぼんマスコットコミックス・P.34の3-4コマ目)

     すっかりすねちゃったな…まだ夢の世界では振られてはいないのだから
    ここで頑張ろうと思っても良さそうなものですが、この後明らかになる事情を
    考えると結局振られてしまうんだよな。


    ※まゆらに対して
    隆介「だいたい あの夢の世界おかしいだろ 忘れたいって
    願ったんだから 存在消くらいしとかないと

    (りぼんマスコットコミックス・P.34の5コマ目)

     言われてみればそうだなwwwwwww 存在を忘れたいっていうのが
    願いなんだから、ちゃんと野村がいない状態の学校生活をにしてあげないと
    結局思い出しちゃうじゃん。不思議な力を使うんだからそのくらいできる
    だろうに。

     もっともまゆらにしてみれば、そこまで徹底的に野村のことを
    忘れたいのであれば「野村がいない学校に通いたい」と
    願ってくればよかったのにと言いたいところでしょうが。

     隆介が夢の世界でもう一度野村に恋をするっていうのは計算外
    だったのか? それとも何か別の考えがあったのか?

    隆介「あんな状況じゃ 余計気になって …また…好きに
    なっちゃうだろ…
    」(りぼんマスコットコミックス・P.35の1コマ目)

     もうこれで野村への想いが強くなったから、最初につきあっていた時より
    さらに愛が深くなっただろうから、これから先本当につらいことになりそう。
    いっそのこと不思議な薬なんか飲まないほうがよかったとか思うように
    なるかもしれないな。

    隆介「もし 両方の扉拒否したらどうなんの?
    まゆら「この空間から出られなくなるわ それでいいというのなら
    お好きなように
    」(りぼんマスコットコミックス・P.35の3コマ目)

     もともと薬を飲む前は自暴自棄になって街を歩いているところを何物かに
    殴られたりしたのですが、自暴自棄になってる場所が変わるだけなのかも。

     …いや、むしろ野村が存在していないこの謎の空間のほうが
    隆介にとっては心がやすらぐという可能性があるかも。
    正直どちらの
    世界を選んだとしても野村ともうつきあえないという現実と向き合って
    生きていかなくてはいけないのですから。


    ○真実と向かい合う隆介

    隆介「ひとつだけ知りたい 『幸せ』だって言ったんだ現実でも
    夢の世界でも その言葉がホントだったのか嘘だった
    のか……
    」(りぼんマスコットコミックス・P.37の1コマ目)

     あの幸せそうな野村の表情を見るととても嘘をついて適当に隆介の
    話に合わせていただけとは思えないんだよな。少なくとも甘い雰囲気だった
    頃は青木の隆介に対する愛は本物だったはずです。

     つまり青木に突然何かが起こったと考えるのが自然でしょう。

    隆介「それがわかれば ケジメつけられる気がする
    (りぼんマスコットコミックス・P.37の2コマ目)

     青木への想いを抱えたまま、これから先ずっと生き続けても隆介にとって
    良いことなんて何もないでしょう。ここまでつらい思いをしたのであれば
    真実を知ったほうがいいでしょうね。

    まゆら「現実の扉をもう一度くぐってごらんなさい 彼女に会って
    自分の目で確かめてきなさい

    (りぼんマスコットコミックス・P.37の3コマ目)

     ここであれこれ考えたところで状況が変わるわけでもないですしね。
    現実の世界に行ったほうがいいよ。一人であれこれ考えている時って
    ロクなこと考えないから、つらいだけです。

     一度現実世界に戻った隆介は自分が入院している病室の前で
    祈りをささげている青木の姿を目撃します。青木の指にはかつて
    隆介が買ってあげたおもちゃの指輪が…って現実の世界でも
    あの指輪買ってあげていたのか。本当に夢の世界で繰り広げられた
    甘いひとときは現実世界と同じだったんだな。

    ○現実の扉を選ぶことにした隆介

    隆介「現実にもどるよ」(りぼんマスコットコミックス・P.42の3コマ目)

     うん、それがいいと思う。だってどちらの世界にいたとしても野村との
    恋で悩むのであれば、本物の野村が存在している世界にいたほうが
    ずっといいですし。

    隆介「俺が死んだらあいつ……罪の意識を感じながら生きて
    いくことになるかもしれない そんな思いは 絶対させたくない

    (りぼんマスコットコミックス・P.43の1コマ目)

     隆介が夢の扉を選んだら現実世界の隆介は死んでしまうからな。
    一方的に別れ話を切り出されたのに、好きという気持ちは全く変わる
    ことはないのか。復讐(ふくしゅう)してやるとかいう気持ちは全くないの
    でしょう。

     本当に好きな人だからこそ、相手につらい思いはさせたくないのですね。

     ちなみにこの世界の住人のまゆらには大切な人はいないのか?と
    思った隆介はそのことについて聞いてみたのですが…

    まゆら「子供の頃から一緒で 口が悪くてちっとも優しくなんか
    ない奴 だけど 私を1人にしないと約束してくれた 一生
    私の側にいるって…
    」(りぼんマスコットコミックス・P.45の3-4コマ目)

     まゆらにもごく普通の女の子の時期があったのか。最初からこの世界の
    住民だったという訳ではないようです。今は死神の国にいるのか…


    ○隆介、現実の世界で野村と再会

    ※野村に対して
    隆介「妹さんが訪ねてきてくれた…俺が追いかけてこないように
    わざと傷つける嘘をついたことも 病気のことも …全部きいた…

    (りぼんマスコットコミックス・P.48の2-3コマ目)

     野村が入院している病室にお見舞いにいった隆介。なるほど
    病気になってしまったか隆介と交際を続けることができなくなったのか。
    嘘をついたのは、隆介の年齢がまだ若いからっていうのも大きいだろうな。
    隆介は大学で勉強をしていかなればいけない年齢なのに、もし自分の
    病気のことを知ったら勉強に影響が出てしまのうのではないかとか
    いろいろ考えたんだろうな。

    悲しい嘘をつくほど相手のことを想っていたなんて、本当に野村は
    隆介のことが大好きだったんだな。別れた後にどれほど精神的に
    つらかったんだろう…病気の心配と隆介と別れた悲しみが同時に
    襲ってくるのですから。

     妹がわざわざ隆介のところまで行ったということは、野村が
    隆介のことをずっと愛し続けているというのを感じ取ったから
    あわせてあげたいと思ったのかも。野村の性格からして、隆介に
    会いたいと言って周りの人を困らせたとは思えませんし。

     …ただこうやって野村が逢いたいであろう人に連絡をとってあげる
    ということは野村にとって厳しい結果が迫っているということが家族には
    知らされているということなのかもしれませんが。

    隆介「もう 教師と生徒じゃないんだよ ずっ側にいる 最期まで
    ずっと……
    」(りぼんマスコットコミックス・P.49の1-3コマ目)

     隆介はここで野村の側にいなかったら一生後悔するだろうから
    これでいいと思う。もしこの行動のためにちょっと人生を遠回りする
    ことになったとしても悔いなんて全く残らないでしょう。


    まゆら「彼女の病巣は体中に巣くっていてもう助からない
    自分の死期を知った彼女は 彼に嘘をついて 別れを告げた

    (りぼんマスコットコミックス・P.51の1コマ目)

     隆介の年齢を考えて、あたらしい恋を見つけて欲しいと思ったり
    したのかもな…フラれればいずれ他の人を好きになる機会も
    生まれるでしょうし。

    コンシー「酷だよ もう1個あげたら ドリームメディシン
    (りぼんマスコットコミックス・P.51の2コマ目)

     今思ったんだけど…

     二人が「野村の病気が治って結婚した世界」
    に行くよう願って薬を飲むというのは
    ダメなのか???

     

    |

    2011年6月21日 (火)

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その4

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その3
    ↑のつづき

    ○真夏、犬田と真正面から向かい合う

    真夏「彼氏とケンカって…どーやんのっ?
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.317の2コマ目)

     恋愛経験が全くない真夏、犬田とはまだデートをしたことすらないの
    ですから、当然ケンカも未体験なんですよね。お互い自分が言いたいことを
    言い合えばいいような気がする…だって頭で考えてするような性格の
    ものじゃないでしょう。頭でじっくりケンカについて考えるんだったら
    仲直りの方法を考えろよっていう話です(笑)

    真夏「自分でどうにかしなきゃ そうだよ 思うことがたくさん
    あるなら話さなきゃ たくさんあるなら たくさん話さなきゃ

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.317の5コマ目)

     思うに、真夏と犬田はまだまだお互いのことをよく知らないと思う。
    なので、ちょっとしたことで行き違いが起こってしまい、もめ事の原因と
    なってしまう…相手のことをよく知るきっかけは何も甘い時間だけでは
    ないです。こうやってケンカがきっかけで真剣に相手と対話をしようと
    する場合もあるでしょう。

     真夏は犬田ともっと真剣に向かい合う道を選びました。この事件は
    決して無駄ではありませんでした。

     もっとも、真夏も犬田も不器用ですから、いずれなんらかの理由で一度は
    大きなケンカをしてたでしょうけど。

    ※犬田に話をしようとしたらネコが来たので、ネコに対して
    ネコ「あっ ワンちゃんっ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.318の5コマ目)

    真夏「なんで今来るー!? コシ折んなー!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.318の5コマ目)

     修羅場(しゅらば)キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

     ある意味タイミング良過ぎだろうwwwwwwwww
    犬田に話しかけようとしたらネコが現れるとか。でも、真夏は犬田と
    ネコの関係について悩んでいるのですから、こうやって二人が揃って
    くれたのはむしろ好都合です。二人の関係を問いただす絶好の
    機会がやってきたのですから。

     でも真夏は二人を責めようとかいう気持ちは全くなかったようです。


    ※犬田に対して
    真夏「私…っ ネコちゃんより犬田のこと好きだよ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.319の1コマ目)

     もう犬田とネコが両想いっていう前提で話をしていますが、デートの
    約束を突然取り消されたり、校内でこっそり犬田とネコが話しをして
    いるところを見たらそう考えたのも当然。どう考えても恋愛感情が
    入っていると思うだろう。


    真夏「矢 見えないから かたちじゃだれにも見せらんないけど
    ぜんぶは言葉にできないけど

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.319の4コマ目)

     真夏の態度や表情を見れば矢がささっていることも、犬田に対する
    想いも間違いなく伝わるはずです。矢がささっていることをちゃんと
    形で見せてるよ。真夏の表情を見れば言い表すことができなかった
    言葉もちゃんと伝わるよ。だからがんばれ。


    真夏「矢 ささったもん 私 ネコちゃんよりささったもん!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.319の5コマ目)

    真夏は計算してこのようなことを言ったのではないのでしょう。
    ただ自分の気持ちを正直に表現しただけのはずです。でも結果として
    真夏のこの対応は完璧だったといえるでしょう。人間、相手から
    厳しい言葉を投げかけられたらたとえ自分が悪かったとしても
    反発する心が生まれます。

    でもこうやって本当に犬田のことが好きだという気持ちを素直に
    伝えてもらえれば、反発する余地など全くなくなります。そうなれば
    良い方向に話が進むでしょう。

     犬田のことが本当に好きだからこそ、こういう言葉を言えたの
    でしょうね。愛がなかったらこんなこと言えないよなぁ。デートの約束を
    破られた怒りを抑えられないだろうし。


    真夏「ささったもん!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.319の5コマ目)

     よくがんばった!

     えらいぞ真夏。この真夏の必死な行動のおかげで、今回の事件の
    真相が明らかとなります。

    ↓つづきはこちら
    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その5

    |

    2011年6月20日 (月)

    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その3

    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その2
    ↑のつづき

    ○大和の好きな言葉は

    美和「じゃ…次の質問。好きなコトバは?
    (りぼん2011年5月号・P.423の6コマ目)

     この問いに対して大和は「一期一会」と答えました。この言葉は
    一般に広くしられていて、成人であればおそらくほとんどの人が
    知っているでしょう。でもこの言葉の意味を深く考えたという人は
    なかなかいないのではないでしょうか? 私もこの作品を読むまでは
    深く考えたことなかったです。こういうネタが好きな国語の先生とかは
    学校の授業で取り上げたりするのかな?


    大和「その人に会えるのは一生に一度かもしれない 次は会えない
    かもしれない 次 会えるとしても『今』は一度きり。

    (りぼん2011年5月号・P.424の5コマ目)

     これってネット上にも…いや、ネット上こそ当てはまるかも。
    私もネット上にこうやって文章を書かせていただいているのですが
    当然のことながら、検索サイトなどで検索をしてお越しいただき、
    私が書いた文章を読んでくださった方が次にまた来てくださるとは
    限らないんですよね。そう考えると文章を書く際は余程しっかりとした
    ものを書かないといけないのですが、まだまだ実力が伴っていないなぁと
    実感します。もっともっとりぼんを読んで精進(しょうじん)しないと。

     掲示板やチャット、オンラインゲームなどで出会い、楽しいひと時を
    一緒に過ごした人たちは今どこで何をやってるんだろう。元気に
    過ごしているといいのですが。

    大和「ならば今を一生に一度だと思い 相手に対して最善の
    おもてなしを尽くす
    」(りぼん2011年5月号・P.424の6コマ目)

     毎日同じようなことをやっていると、このことが頭から離れて
    いってしまいがちですが、何度もやっていることであっても
    一つ一つがそれぞれ独立した存在であるということを忘れては
    いけませんね。

    ※美和に飴(あめ)がはいった抹茶碗を手渡し
    大和「美和 抹茶飲めないだろ」(りぼん2011年5月号・P.425の4コマ目)

     これがまさに「相手に対して最善のおもてなし」ということなんだろうな。
    美和のことをちゃんと考えて、美和でも大丈夫なものをちゃんと
    用意してあげるなんてやさしいな。大和につきまとう困った奴であるのは
    確かですが、少なくともおもてなしをしてあげる対象ではあるようです。


    美和「ずっるいなあ ますます好きになっちゃうじゃん
    (りぼん2011年5月号・P.426の1コマ目)

     確かに、こんな演出されたら大和に興味がなかった子でもちょっと
    気になる存在になっちゃうな。まして美和みたいに大和のことが大好きで
    新聞部に入るほどの子ならなおさらです。


    美和「あたしからも!! 美和のお手製エスプレッソです
    どーぞ
    」(りぼん2011年5月号・P.426の2-3コマ目)

     美和も大和のおもてなしをしようと水筒に入っていたコーヒーを
    手渡したのですが、大和はコーヒーが苦手だったことが判明!
    美和はコーヒー好き、大和はコーヒー嫌い…世の中って上手くいかないな。

    ↓つづきはこちら
    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その4

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    2011年6月19日 (日)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その5

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その4
    ↑のつづき

    ○桜姫、青葉の病気を治すと誓う

    桜姫「私…二人の病気を治す方法を見つけるわ…!!
    (りぼん2011年7月号・P.251の1コマ目)

     桜姫にとってかげがえのない存在である青葉と朝霧がいなくなると
    いうことは桜姫にとってわが身を削られるのと同じです。いくら不老不死
    でも、心が満たされない状態で永遠の時を生き続けなければ
    いけません。そんな人生はつらいだけでしょう。

     青葉と朝霧ことを本当に好きであるからこそ、愛する人の苦しみを
    取り除いてあげたいという気持ちも沸いてくるのだろうなぁ。


    青葉「俺だって言いたくはないがそれは無理だ 槐(えんじゅ)の
    言う通り死ななければ解けない呪いだ

    (りぼん2011年7月号・P.251の3コマ目)

     真面目な青葉のことだから、自分に呪いがかけられた直後から
    いろいろ呪いを解く方法をいろいろ探したはずです。

     
    で、得られた結論が「死なないと無理」だったんだろうな…その時の
    絶望感は言葉で表すことができないものだったでしょう。

     白夜など周辺の人もなんとかしようとしたはずですが、やはり無理だった
    のだろうな。


    桜姫「でも 見つけるもの!!」(りぼん2011年7月号・P.251の1コマ目)

     どうやって探すつもりなのだろう…桜姫が聞いて周れそうな人には
    とっくの昔に青葉が聞いてるだろうし。月に帰って

     槐に頼るしかないのかもなぁ…ただ槐が自分の愛する桜姫を奪った
    青葉のために協力するわけないし。


    桜姫「死なせたりしない…絶対……!
    (りぼん2011年7月号・P.252の1コマ目)

     桜姫にとって青葉はかげがえのない存在で失ったらそれこそ生きる意味が
    なくなってしまいかねませんが、青葉にとっても桜姫はかげがえのない
    存在ですよね。あらためて考えてみると青葉の心の支えって
    桜姫くらいしかいないからなぁ。

     
    東宮にもなることができなかったので、今後政治的に大きな役割を
    果たす機会があるかどうかも未知数です。親友と呼べるような人も
    ほとんどいないし。せいぜい疾風(はやて)くらいか? 呪いがかけられてしまった
    今、正直青葉は生きるための目標というものをつかめないでいるのでは?

     青葉が本当に心を開いて自分をさらけ出すことができる相手ってもう
    桜姫だけでしょう。もはやお互いにとって絶対に相手は失いたくない存在
    なのでしょうね。

    桜姫「青葉も 朝霧も 琥珀も疾風も白夜も藤紫様も
    私が絶対守るから…!!
    」(りぼん2011年7月号・P.252の2コマ目)

     血桜を使えるから敵が攻めてきたときには大きな力を発揮する
    桜姫、ただ青葉や琥珀みたいに「呪い」という見えない敵を撃退する
    方法もちゃんとこれから考えていかなくてはいけないのですね。

     ところで桜姫にかかわった人の多くは大変な運命を抱えてしまって
    いますが、藤紫は大丈夫なのだろうか??? 今のところ特に不幸な目には
    遭っていないようですが…って

     Σ(゚Д゚;)!!! 藤紫は百合姫と今後つきあっていくことになるん
    だったな。これはある意味「呪い」のようなものか(笑)


     桜姫絡みで不幸になった人って桜姫が好きだと思った人、あるいは
    桜姫の心の支えになっている人限定なのか??? 白夜と藤紫、疾風、
    琥珀が今のところおおむね平静を保っている理由もこれなら説明が
    つきますが。
  • ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その6

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催)
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月18日 (土)

    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その2

    【「ひよ恋」の感想】←今までのまとめはこちら

    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その1
    ↑のつづき

    ○広瀬の家で勉強会が開かれることに

    礼奈「あ! ねぇ 明日の午後 勉強会しない!?
    (りぼん2011年7月号・P.122の3コマ目)

     ひよりは自筆の期末対策ノートを広瀬に渡そうと考え、実際に渡そうと
    声もかけてましたが、結局礼奈の勢いに負けてその場の主導権を取られて
    しまいました。でも、礼奈のおかげで広瀬と一緒に過ごせる時間が作られる
    ことになったのだから、結果としてこれでよかったのでは? だってひよりは
    一緒に勉強をしようと誘おうなどと考えてもいなかったですし。

     好きな人がいるのだったら、礼奈みたいにどんどん押していかないと
    いつまで経っても状況は変わりませんよね。

    ※さっさと下校しようとするコウを見つけて
    広瀬「コウくん 何帰ろーとしてんだよ!?
    コウ「は?」(りぼん2011年7月号・P.123の3コマ目)

     コウくんはひよりに頼まれない限り動かないと思う。もともと
    他の生徒と絡むのをあまり好まない性格ですし。前回の勉強会だって
    ひよりがいなかったらたぶん無視して終わりだったでしょう。

    広瀬「一緒に勉強しよーぜぇ
    コウ「これ以上お前なんかに費やす時間はない。
    (りぼん2011年7月号・P.124の1コマ目)

     あれだけ嫌味を言われたのにコウくんと一緒に勉強したいと
    思うということは広瀬は結構問題が解けるようになったとの実感を
    得られたのでしょう。友達同士が集まって勉強会をするとなると
    ついつい気が緩んでしまったり、遊んでしまったりして集中できなかったり
    しますが、コウくんが相手ならその心配はないから、案外コウくんは
    勉強会の相手として向いているのかも。

    ○広瀬に家で勉強会をすることに

    ※勉強会の場所について
    広瀬「ああ それならオレんち来る?
    (りぼん2011年7月号・P.124の3コマ目)

     友達同士、大人数で集まる時ってたしかに場所の確保が大変
    なんですよね。礼奈も言っていますが、ファミレスにあまり長い時間
    いるわけにもいかないし。カラオケボックスならまとまった時間を
    確保できるけど、あちこちから歌声が聞こえてきてしまうので、正直
    集中できないでしょう。

     結局いつも同じ友達の家に集まるようになってしまう場合が多いのでは
    ないでしょうか。友達が遊べる場所があるような家って限られて
    ますし。

    ひより「え ええっ広瀬くんのお家……!?
    (りぼん2011年7月号・P.123の3コマ目)

     よかったねひより。広瀬の家に行けるようになって。ひよりは広瀬の
    家に行くなんて想像すらしていなかったでしょう。礼奈が勉強会を
    するって言い出したおかげですね。

     一度広瀬の家に行ったという既成事実ができあがったのですから、
    今後は「広瀬くんのおうちにあそびにいきたい」とか言ってどんどん
    迫っていきましょう…ってそんなことをひよりができるんだったら
    苦労はないか(笑)


    ※広瀬の自宅に広瀬の母が在宅していると知り
    ひより「お…お お母様がいらっしゃる…!
    (りぼん2011年7月号・P.125の3コマ目)

     顔を真っ赤にして息が荒くなってますが、別にお見合い
    するんじゃないんだからwwwwwwwww

     
    こんな調子じゃデートの申し込みとか夢のまた夢だろう。

    ひより「夏輝ちゃん 私 今日ちゃんとしてるかな…!?
    (りぼん2011年7月号・P.125の4コマ目)

     お前は広瀬の母と交際する気かよ(笑) 別に広瀬の母にどう思われたって
    いいじゃん。そんな余計なことを心配する暇があるのだったら、広瀬の
    部屋に入った後に広瀬にどんなことを言おうかとか考えたほうが余程
    マシだ。

    ひより「どうしよう まさか こんな急に… 全然心の準備が…っ
    (りぼん2011年7月号・P.126の1コマ目)

     この心の中のつぶやきにひよりの問題点が凝縮(ぎょうしゅく)
    されているような気がする。
    今回は別に一対一で広瀬に会うわけでも
    ないのだから、いつも通りで緊張する必要など全くないのに緊張して
    楽しい気分を味わえない環境を自ら作ったり、心の準備なんかいらない
    のに、やる前からあれこれ考えてしまったり…

     じゃあいつ「心の準備」は完了するの? ひよりが心の準備が完了する
    まで周りの人は待ってなんかくれないよ。

     こうやってあれこれ考えて結局何もできなかったことの連続
    だったんだろうな。礼奈に引っ張りだしてもらって本当によかった。
    ひよりには経験が必要だ。

    ↓つづきはこちら
    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その3

    「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想

    |

    2011年6月17日 (金)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その4

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その3
    ↑のつづき

    ○くるみはマリちゃんが日向と同じ高校に勤務するのを知っていた

    杏菜「マリちゃん先生と日向が同じ高校にいるって 知ってた?
    (りぼん2011年7月号・P.213の5コマ目)
    くるみ「?」「知ってるよ
    (りぼん2011年7月号・P.214の1コマ目)

     杏菜と颯はマリちゃんと情報をやり取りするルートがないからな。
    別にマリちゃんは杏菜や颯に自分の新しい勤務先を隠すつもりなんか
    なかったでしょう。くるみが知ってるくらいだから、他にも知っている生徒が
    いるかもしれませんね。
    杏菜が卒業式の日にマリちゃんに対して
    「これからどうするんですか?」と聞いたらあっさり教えてくれた
    と思う。
    「また日向くんと同じ高校なの♪」とか平気で言いそうだし(w

     そういえば先生が学校を去る時って生徒にあいさつとかするのが
    普通じゃん。マリちゃんはあいさつとかしなかったのかな? あいさつ
    をしたのであればその時に「今度東京の高校に行きます」とか言ってそう
    ですが。


     そういえばくるみはマリちゃんとメル友なんですよね。今でもメールの
    やり取りとかしてるのかな? もし今でもメールのやり取りをしているので
    あれば他にも杏菜が知らないことを知ってるかもしれませんね。

     日向は自分のことを杏菜にさらけ出すようなタイプじゃないから
    杏菜はくるみから情報をもらうことを考えてもいいかも。くるみは
    別に何かを隠すような子じゃないから、杏菜から求められれば
    分かってる範囲でいろいろ教えてくれそうです。

     今、思ったんだけど、颯はマリちゃんが日向と同じ高校に勤務
    しているっていうのを知らされているのかな?
     日向は颯ともいろいろ
    電話でやり取りをしていますが、自分と杏菜がデートをするということ
    すら事前に知らせるくらいだから、杏菜には話していないようなことも
    話しをしていそうですけど。

    杏菜「おかしいと思わない!? つーか おかしいよね!!
    中学 寿退職で教師
    引退するのかと思いきさ

    (りぼん2011年7月号・P.214の1コマ目)

     そもそも「寿退職」という話だって颯から伝聞で聞いただけで、別に
    本人から直接聞いたわけではないからな。本人から直接聞いた話で
    ない限り、常にその情報は間違っている可能性があるということです。

    杏菜「彼氏は東京在住の人みたいだったし 結婚して東京に住んで
    不景気だから夫婦共働きってところまでは理解できるけど

    (りぼん2011年7月号・P.214の1コマ目)

     まぁ今は専業主婦しか選択肢がないという時代じゃないからな。
    お金に困っていなくても、自分がやりたいことを実現するために
    仕事を続ける女性がいてもおかしくもなんともないでしょう。


    杏菜「なんでワザワザ 日向と同じ学校に就職するかね!?
    (りぼん2011年7月号・P.214の1コマ目)

     いや、別にマリちゃんにとっては今の勤務先は母校なのだから
    東京に行くのであればそこで働こうと思ってもおかしくはありません。
    むしろ就職難だから、ある程度頼みやすいところに行くというのは
    自然な流れです。

     むしろ日向がなんでわざわざマリちゃんが勤務する高校を
    志望したのかが謎だ。
    マリちゃんが新潟の高校に再就職したのなら
    偶然同じ高校になってしまったっていうこともあり得ますが、わざわざ
    マリちゃんと同じ高校を受けるために東京に行くとか…

     日向が勉強したいことを実現するためには東京の高校に行くしか
    なかったのかもしれませんが、日向はまだまだ杏菜や私達読者に
    隠していることがあると思う。

     日向が東京の高校に合格した後に、マリちゃんが勤務することが
    決まってしまったという可能性もないとは言い切れませんが、日向が
    東京の高校を受験した理由は現時点では断定的なことは言えない
    でしょうね。

    杏菜「日向が変わったのは あの日以来 絶対あの人が
    関係してるもん
    」(りぼん2011年7月号・P.214の2コマ目)

     どう考えてもマリちゃんと杏菜が東京で出会ってしまったのが
    影響してますよね。日向にしてみれば杏菜には知ってほしく
    なかった事実だったんだろうな…
    マリちゃんと同じ高校に通っている
    なんて杏菜が知ったらどうなるか簡単に想像できますし。

     日向は杏菜と話しをしているうちにマリちゃんのことに話が及び
    杏菜からあれこれ聞かれるのを警戒して当たり障(さわ)りのない話しか
    できなくなったのかも。

    ↓つづきはこちら
    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その5

    春田ななさんのサイン会に参加してきました!!! (2010年10月2日新宿開催)

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月16日 (木)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その4

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その3
  • ↑のつづき

    ○青葉に月泉水を…

    桜姫「槐(えんじゅ)がもし生きていたら 月泉水を奪うわ
    それを飲んで妖古になって人間を喰らい 私と永遠を
    生きてほしい
    」(りぼん2011年7月号・P.247の2-4コマ目)

     ん? 朱里も月泉水を飲んだけど、すぐに妖古にはなってないぞ?
    青葉も朱里みたいになるだけなのでは??? 青葉の場合は呪いがかかって
    いるから朱里のようにはいかないのかな?

     しかし仮に青葉が妖古となったとしたら桜姫はつらいだけだろう…
    青葉は自我を失ってしまうから、ある意味つらくはないかもしれませんが
    桜姫は変わり果てた青葉の姿を永遠に見続けなくてはいけないですし
    何より青葉は人間の命を犠牲にし続けないと生きていけないのですから
    月泉水を飲ませて青葉を妖古にした桜姫の罪悪感も相当なものになる
    でしょう。結局桜姫は青葉を倒さなくてはいけなくなるかも…

    青葉「いいよ」(りぼん2011年7月号・P.248の2コマ目)

     そんなさわやかな顔で言われてもwwwwwwwwww
    もう人生を達観しちゃってるのかもな。呪いがかかっている状態
    だから怖いものがないのかもな。

    桜姫「いいわけないでしょ!!
    青葉「え!?」(りぼん2011年7月号・P.249の1コマ目)

     まさか桜姫は青葉が「いいよ」って言うは思ってなかったん
    だろうな。
    自分の愛した人が人間を倒していき続ける生活なんて耐えられる
    わけないですよね。

     青葉にしてみれば「いいわけないでしょ」と言うなら最初から聞くなよって
    言いたい気分だろうな(笑)


    青葉「出来るよ!桜のためならなんだって
    (りぼん2011年7月号・P.249の1コマ目)

     これは本音だと思う。命の期限が決まっている青葉にとって愛する人の
    そばにずっといるためには人間であることを捨てるしかない…
    しかしこんな悲しい話はないな。なんともやりきれない。

     たとえ自我を失っても愛する桜姫のそばにいたいと思うなんて本当に
    桜姫のことが好きなんだな。

    桜姫「妖古になったら人間を襲うようになるのよ!? そんなこと
    青葉にしてほしくないの!
    」(りぼん2011年7月号・P.249の2コマ目)

     妖古と化した青葉が人間を襲うようになったら帝(みかど)から桜姫に
    対して血桜を使って青葉を討伐するように命令が下るかもしれない
    ですよね。放置したら確実に犠牲者が出続けてしまうのですから。
    その時桜姫はどう対処するんだろう…とても青葉を討つ気にはなれないだろうし。

     桜姫にとって大切な人を襲い始めたとしてもやはり抵抗感があるだろうな。
    淡海にとどめを刺す時ですら、心の中で葛藤(かっとう)していたのに。


    桜姫「そうよ たとえいつか別れることになっても 青葉には
    人間として生きてほしい
    」(りぼん2011年7月号・P.249の3コマ目)

     妖古と化した青葉は体こそ青葉のままですが、実際にはもう別の
    生物ですからね。ただひとすら人間を襲い続ける凶器でしかないです。
    もうそうなったら死んだも同然でしょう。

    ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その5

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催)
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    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月15日 (水)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その3

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その2
    ↑のつづき

    ○日向の気持ちを掴(つか)みかねている杏菜

    杏菜「あの日 結局日向から館肝心な話は聞けなかったけど でも
    言葉はなくても 日向から伝わるなにかはあった

    (りぽん2011年7月号・P.208の1コマ目)

     でも、その「何か」が何であるかという一番大事な事が分からないん
    だよな…日向もがまんしないで杏菜にすべて話してしまえば楽に
    なるのに。
    日向にしてみるとがまんをするスストレスのほうが、言って
    しまった後の後悔より小さいということなのでしょうけど。

     日向は杏菜に告白の返事をするタイミングを見極めるのが
    ちょっと難しくなったような気がする。自分から告白の返事をすると言って
    東京まで呼び出しておきながら、結局勇気が出ず、返事ができなかった
    ような状態なのに、この後前回を上回る好条件がやってくるとは考え
    にくいです。颯もいない状況ってめったにないのに。

    ※菜花、絢ちゃんに対して
    杏菜「電話じゃ伝わらないことって いっぱいあるじゃん…
    (りぽん2011年7月号・P.208の2コマ目)

     杏菜は颯や日向と面と向かって話しをしていても、もめ事をよく
    起こすのですから、電話で大事な話をするとか無謀すぎるなwww

    日向が電話で告白の返事をしないのは正しいかも。なにしろ杏菜は
    よく考えないでその場の感情で動くからな。


    菜花「ぶっちゃけ 聞くのがこわいってのもあんでしょ
    (りぽん2011年7月号・P.209の1コマ目)

     なんだかんだ行ってもこれが一番大きいでしょう。日向が積極的に
    杏菜に対してひ告白の返事をしないのですから、杏菜は悪い答えが
    待っているのではないか考えるのもある意味当然です。悪い答えが
    返ってくるおそれが高いとなると、やっぱり答えを聞くのは怖いよな。

     悪い返事を聞いてしまったら、杏菜はもう日向とまともに話をできない
    だろう…颯は杏菜に自分の気持ちを受け入れてもらえませんでしたが
    表面上は前と同じような感じで杏菜と接しています。でも杏菜にそんな
    器用なことができるはとても思えません。


    杏菜「そりゃーこわいわ でも日向が電話でいいから話すって
    いったらもう止めないし 覚悟はできてる でも そうならないん
    だもん
    」(りぽん2011年7月号・P.209の2コマ目)

     返事を聞くのは怖いけど、日向の本当の気持ちを知りたいという欲求も
    強いでしょうから、なかなか割り切れない複雑な気持ちなんだろうな。
    杏菜は動物園の中で返事を渋る日向に対して返事を聞きだそうとしました。
    結果としてマリちゃんが現れてしまったので、返事を聞くことができません
    でしたが、あの時マリちゃんが現れるのが5分遅かったら冗談抜きで
    杏菜と日向の運命は変わっていたかも。

     本当は日向が気持ちを変えて自分から返事をしてくれるのが杏菜に
    とっては一番理想的なんだろうな。日向…そろそろ返事をしてやれよ。


    ○自分の話をしなくなった日向

    杏菜「日向は あの日以来 急に全部閉ざしちゃったみたいに
    自分の話をしなくなった
    」(りぽん2011年7月号・P.211の1コマ目)

     しないというよりできないのでしょう。だって自分の学校生活を
    話すとなるとマリちゃんのことに触れざるを得ませんから。杏菜が
    マリちゃんのことをどう思っているかを考えたら、とてもじゃないけど
    自分のことなんて話せないでしょう。

     告白の返事をすると言って東京まで呼び出しておきながら、結局
    勇気がでなかったという負い目のようなものもあるのかな? 返事を
    するタイミングについていろいろ悩んでいるのは間違いなさそうですから
    電話をしている最中に今返事をしようとか考えたこともあるかも
    しれませんね。

    杏菜「真白くんから 日向も写真に興味があるって聞いたから
    話してるのに 反応薄いし…
    」(りぽん2011年7月号・P.211の2コマ目)

     写真に興味があるというのは本当であるというのはこの後お話を
    読み進めていくと明らかにされるのですが、状況がちょっとまずいので
    杏菜に話したくても話せないwwwwww


     日向はまさか杏菜が写真部に入るとか想像していなかったん
    だろうな。最初にこの情報が入った時には血の気が引いたかも。

     日向は本質的に不器用なのでしょう。杏菜の話は適当に合わせて
    おけばいいのに、嘘をつけないから、結局無反応になるしかなくなると。


    ○くるみと久しぶりに会話をした杏菜

    くるみ「私はいつも妃ちゃんたちから古城さんの話 聞いてるから
    久しぶりな感じしないけど
    」(りぽん2011年7月号・P.213の1コマ目)

     話題になってるうちが華(はな)かもな…本当に見放されたらもう
    話題にすらしてもらえないだろうし。そういえば結局瑠衣と妃は
    写真部にこなくなったな。本当に形だけの入部だったのか。せっかく
    入ったのだから何かすればいいような気もするけど、瑠衣と妃が
    何かに熱中する姿なんて杏菜以上に想像できない。

    ※瑠衣と妃が杏菜について話している時の内容
    瑠衣「あいつはなんでバカなんだろうねー 時々マジで
    ナイと思うわー

    妃「たしかにねー つっこむのは楽しいけどね ツッコミがいないと
    辛い子だよねー
    」(りぽん2011年7月号・P.213の3コマ目)

     あいかわらず容赦ないなwwwww これだよ! ここのところ杏菜の周辺に
    不足している刺激は。菜花と絢ちゃんはまだ杏菜の本質を分かっていない
    ような気がする。今後つきあいを重ねていくにつれて菜花と絢ちゃんも
    瑠衣や妃みたいに杏菜に対して遠慮なく物を言うようになるのだろうか?
    まぁ絢ちゃんはなんだかんだ言っても対応は変わらないとは思いますが。

     写真部にも突っ込み役欲しいなぁ。やはり菜花にもうひとがんばりして
    もらわないと。日向との関係をめぐってちょっと杏菜の態度がじれったいと
    思っているようなので、どんどんおかしいと思うことを指摘してあげて欲しい。

    くるみ「2人とも 照れ屋さんなんだよ
    杏菜「良い子フィルターすげー…」(りぽん2011年7月号・P.213の3コマ目)

     いやいや、どう聞いても照れてるように見えないだろう。でもここまで
    杏菜が見ていられないような性格つきあいを続けてくれているのを
    見ると、案外本当に照れ屋さんだったりして。普通だったらもう杏菜と
    一緒に遊んだりするのも嫌だろう。

    杏菜「望月さんだから 中学の時 あのマリちゃんと仲良く
    できてたんだと今ならわかる…
    」(りぽん2011年7月号・P.208の1コマ目)

     たしかにそうだな。マリちゃんとメールのやりとりをするなど関係は
    良好なようでしたが、普通の子だったら怒ってしまい、もう美術部を
    辞めてやると言いたくなるような場面もあったのではないでしょうか?

     くるみみたいな性格になれたら、世の中は幸せなことであふれている
    ように見えるのかもしれない。

    ↓つづきはこちら
    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その4

    春田ななさんのサイン会に参加してきました!!! (2010年10月2日新宿開催)

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月14日 (火)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その3

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その2
    ↑のつづき

    ○青葉は深刻な病状だと分かった桜姫

    ※青葉の命について
    桜姫「あと何年の命? いやひょっとしたら何月…何日…?
    (りぼん2011年7月号・P.240の6コマ目)

     桜姫は呪いにかかってしまた人物を見るのは二人目だから
    比較ができるんですよね。呪いがかかった人物を見るのは
    今回が初めてだったとしたら、現在の状態が良いのか悪いのか
    判断できなかったでしょう。

     命の期限はどれだけのものかは分かりませんが、寝ている間に
    暴れる生活が続いたら、いつか暴れたことが原因で命を落として
    しまう恐れがあるかも。とにかく体のあざがすごいことになっているので
    体が受けている力はものすごいものがあるでしょう。

     今のところ人的被害は出ていないようですが、自分の意志と関係なく
    寝てい最中に狼(おおかみ)に変身してしまった青葉が、再び人を
    襲ったりしたら、周りの目は厳しくなってもうまともに生活できなく
    なるかもな…周りの人間にしてみればそんな危ない人と付き合おうとは
    思わないだろうし。

     せめて勝手に変身してしまう現象だけでもなくなればまだ救い
    もあるのに。

    ○桜姫、自分とつきあったせいでみんなが不幸になると…

    桜姫「私のせい…私の命字は『滅』 みんな私にかかわるから
    死ぬのね…?
    」(りぼん2011年7月号・P.241の6コマ目)

     命字のことをすっかり忘れていたよwww そういえば桜姫は「滅」
    だったな。敵を倒すという意味での「滅」だったらよかったのですが。

     …あり得ない話だけど、もし桜姫が帝になったりしたら国そのものが
    滅びたりするのだろうか??? この破壊力をなんとか防衛に生かす方法は
    ないものだろうか? 敵対する国に桜姫を工作員として送り込んで、その国を
    自滅させたりとか。桜姫が現代に生きていたら、就職した会社がみんな
    つぶれちゃったりするかも。

    青葉「雨の音しか聞こえない…まるで世界に二人きりで
    いるみたいだ
    」(りぼん2011年7月号・P.243の1コマ目)

     桜姫と青葉って二人っきりで過ごした時間がほとんどないんだよな。
    いつも周りに誰かいるし。まぁ二人の政治的立場を考えたら仕方がない
    のですが、一般の国民だったら二人だけの時間を思う存分味わうことも
    可能なのに。生活の心配をする必要は全くないですが、心は必ずしも
    満たされているとは言えませんね。

     二人は贅沢な暮らしなど全く望んでいないのですが、それすら叶えられ
    ないなんて。


    青葉「お姫様 本当はこんなふうにずっとどこかへ閉じ込めて
    おけたらいいのに
    」(りぼん2011年7月号・P.243の1コマ目)

     これは青葉の本心だろうなぁ…地位も名誉もいらない、ただ桜姫と
    一緒にいたいと。

     とりあえず結婚を急いだほうがいいよ。もう桜姫に隠すことなど
    何もなくなったのだし。
    二人の間は愛で結ばれていたという証(あかし)を
    残すという意味でも早く形にしないと。

    青葉「槐(えんじゅ)…いや戒兄様だってそう思ってたはずなんだ
    (りぼん2011年7月号・P.245の2コマ目)

     青葉は槐に対する恨みの気持ちはないようですね。好きな人の
    実の兄であるというのと、槐が人間に対して憎しみを抱いた理由を
    知っているから、憎めないんだろうなぁ。本来なら恋のライバルで
    桜姫を連れ去り、人間界に攻撃をしかけてくるような奴は憎悪(ぞうお)
    の対象でしかないはずですが。

     槐が桜姫に対してどういう感情を抱いていたのかは結局まだ
    よくわからないんですよね。桜姫を何らかの目的を達成するための
    道具としてしか見ていないと思わせるような場面もありましたし。

    桜姫「兄様…兄様が闇へ堕(お)ちたのも私のせい 私を孤独に
    させるため水牢へ閉じ込められたんだもの

    (りぼん2011年7月号・P.245の4コマ目)

     あまり自分を責めないほうがいいような気もするけどなぁ…戒を
    生きたまま水の中に沈めたのはあくまでも帝であって桜姫ではないし。

     戒を犠牲にしてまで作戦を決行したけど、結果として桜姫は孤独に
    なりませんでした。桜姫を孤独にさせたいのであれば青葉もどこかに
    閉じ込めておかないと成功しなかったな。

     Σ(゚Д゚;)!!! 青葉がのろいをかけられたのは権力争いが
    原因とされてるけど、まさか本当は桜姫を孤独にさせる
    ためだったとかいうことではないだろうな!?


    桜姫「淡海(おうみ)も 中納言も 右京だって
    (りぼん2011年7月号・P.246の1コマ目)

     中納言のこと忘れてたよwwwwwwww よく思い出してあげたな。
    特につきあいがあったというわけではないし、そもそも中納言のせいで
    桜姫は数日間苦しむ羽目にもなってるのですから、本来なら憎んでも
    いい位なのに。

     中納言に関しては自業自得の面が大きいけど、槐に都合よく利用されて
    いただけっていう面もあるのも事実ですよね。

    桜姫「そうやって青葉も朝霧も死んでしまうの?
    (りぼん2011年7月号・P.246の4コマ目)

     琥珀ーーーーーっ!!! 疾風ーーーーーーーっ!!!
    逃げてーーーーーーーーーーーーーーっ!!!


     これだけいろんな人の人生が狂っているのに、琥珀と疾風はある意味
    すごいな。まぁ疾風はカエルの姿になってしまったのである意味
    人生が狂ってますが。

    現時点で特に問題を抱えていない人は琥珀くらいか? 白夜(びゃくや)は
    舞々と戦っていた場面を見る限りではなにか秘密がありそうだし。

    ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その4

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催) 
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月13日 (月)

    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その1

    【「ひよ恋」の感想】←今までのまとめはこちら

    ○広瀬のために「期末対策ノート」を作ってあげたひより

     歩きながら寝てしまうほど遅くまで勉強をしていたのか。広瀬のために
    期末テストの対策のためのノートを作ってあげていたようですが、睡眠不足で
    自分の成績が悪くなってしまったら意味がないから程々(ほどほど)にして
    おいたほうがよさそう。

     ひより結構成績が良いのか。学校に登校していない間もちゃんと
    勉強していたようですね。もし登校していない間に何もしていなかったら
    基礎が出来ていないから、登校し始めてから勉強を開始しても周りに
    追いつくのは大変です。

    ひより「テストに出そうな公式とか単語とかまとめたんだ
    りっちゃん「全教科!?」(りぼん2011年7月号・P.117の3コマ目)

     全教科とかすごいな。ひよりはたしか数学が苦手で、前回教室で
    行われた勉強会ではコウくんを呼んだ程なのですが、広瀬のために
    必死にまとめたんだな。

     問題は広瀬がひよりが作ったノートをちゃんとつかって
    くれるのかということなのだが…
    ひとりでノートを見ながら勉強を
    するような子だったらもっと成績は良いはずだし。

     でも普段勉強をしていない子ってどこが大事で試験に出るところかと
    いうことを知らないでしょうからこうやってまとめてくれたら助かります。
    一生懸命ノートを作ってくれたという気持ちも伝わるはずですから、
    ひよりがやったことは無駄ではないですね。

    ひより「じ…自分の勉強にもなるし もしもし少しでも 役に
    立ったらって…
    」(りぼん2011年7月号・P.117の5コマ目)

     頭を使わないとまとめることなんてできないですから、自分自身の
    ためにも期末対策ノートを作る作業をしてよかったです。自分だけが
    見るのであれば「分からないからここはいいや」という風に妥協をしちゃう
    かもしれませんが、好きな人が読むためのノートならがんばれる
    でしょう。


    ○花火大会に広瀬を誘うよう勧(すす)められるひより

    ※花火大会について
    りっちゃん「私は部活の友だちにでも 声かけるし! 何かイベント
    あったほうが誘いやすいんじゃない?

    (りぼん2011年7月号・P.118の2コマ目)

     たしかに遊びに誘うとしても何か口実がないと声をかけにくい
    ですよね。花火大会ならお金もそれほどかからないから気軽に
    誘えます。

    りっちゃん「それににぎやかな場所なら2人っきりでも
    緊張しないかもよ!
    」(りぼん2011年7月号・P.118の3コマ目)

     ひよりが広瀬を遊びに誘うことができたとしても「2人で」という条件を
    満たすのは大変だろう。広瀬の性格を考えると「どうせ行くなら
    みんなも誘おう」とか言い出しかねないし。そこでひよりが「2人で行きたい」
    と言えるかだよなぁ。

    ※りっちゃんから「結心と2人で」と言われて
    ひより「広瀬くんと2人っきり…??」(りぼん2011年7月号・P.118の2コマ目)

     何、この想定外のことを言われたかのような表情。だって遊びに
    誘うっていう決意を表明したのはひより自身だよ。本来なら好きな人に
    告白するっていう目標を立てるべき状況なのに。

    ひより「※△☆~~~!!
    りっちゃん「えっ そのつもりで言ってたんじゃないの!?
    ひよりー」(りぼん2011年7月号・P.118の2コマ目)

     2人きりで会う気など最初からなかったとかどんだけ低く目標を
    設定していたんだよwwwwwwwwwwww


     みんなに声をかけまくるついでに広瀬にも声をかけたっていう
    展開を希望なのかな? いずれにしても2人で会わなかったら
    普段の延長に過ぎません。もちろん恋の進展も望めないだろうな。

     広瀬と遊びに行く際にみんなについてきてもらうつもりだったとか
    恋愛の面でここまで他人に頼るのは正直どうかと思う。
    恋愛くらいは
    自力でやろうよ。そうでないと、付き合い始めてからも誰かに助けて
    もらわないと何もできなくなっちゃうかも。

    ひより「夏休みに向けて目標は立てたけど 具体的なことまで
    全然 考えてなかった
    」(りぼん2011年7月号・P.119-120)

     りっちゃんに花火大会に誘うように勧められなかったら、広瀬を
    花火に誘うっていう考えも浮かばなかったかもな。誘いたいけど
    どこに誘っていいかわからなくて、あれこれ考えているうちに夏休みが
    終わってしまったという風になってしまったかも。花火大会に誘っては
    どうかという案を出してくれたりっちゃんに感謝しないといけませんね。

    ひより「男のコと遊びに行ったことなんて一度もないし…
    (りぼん2011年7月号・P.118の2コマ目)

     ひよりは女の子ともあまり出かけていないのでは??? 同年代の子が
    どういうところで遊んでいるのかちゃんと知っているのかな?


    ひより「でも2人かぁ…広瀬くん一緒に行ってくれるかな?
    (りぼん2011年7月号・P.120の2コマ目)

     こうやって考えている間にどんどん時間が経ってしまう件について。
    考えすぎて結局何もできないタイプだな。

    ↓つづきはこちら
    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その2

    「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想

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    2011年6月12日 (日)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その2

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その1
    ↑のつづき

    ○陽多(ひなた)の撮影に行く日が決まる

     陽多からメールが来て、陽多のまんがを描いている姿を撮影する
    ことができる日が週末に決まったようです。いよいよ写真部として
    本格的に活動し始めるようですね。将来高校時代を振り返った時に
    颯や日向ともめていたことばかりがよみがえってくるようではちょっと
    悲しすぎますから、写真部のほうでもぜひがんばって良い思い出を
    作って欲しいです。


    絢ちゃん「杏菜ちゃん 今週末大丈夫?
    杏菜「うんっ
    (りぼん2011年7月号・P.206の1コマ目)

     そういえば杏菜って土日に友達とどこかに行ったりしたり
    しているのかな? お話を見る限りではそんなに遊んでいるように
    見えないのですが、あらためて考えると、杏菜って女友達少ないよね。
    颯と日向の存在があまりにも大きすぎて、友達をたくさん作ろうとか
    あまり考えなかったのかも。杏菜に他の男の子が近づく余地は全くと
    言っていいほどありませんでしたが、女の子が近づく余地もあまり
    なかったのかもな。

     中学時代は瑠衣と妃、現在は菜花と絢ちゃんといった具合に仲が良い子は
    いるので、特に心配するほどのことはないとは思いますが。


    絢ちゃん「よかったぁ また日向くんとデートの予定
    とかあるのかなー
    って思ってたりしてたんだけど

    (りぼん2011年7月号・P.206の1コマ目)

     また無垢な凶器きたーーーーーっ!!!
    前に杏菜が颯の誕生日会で距離を置くと言われた後に誕生日会の
    ことを聞いたりしたこともありますが、絢ちゃんはごく普通の男女の関係を
    基準に物事を考えているのでしょう。


     もっと杏菜と日向がごく普通の男女の関係だったとしても杏菜は新潟、
    日向は東京という状況で毎週デートをするのはきついと思いますが(笑)

     幼い頃から杏菜の周りに絢ちゃんみたいな子がたくさんいたら
    性格は変わったかもなぁ。周りの子の影響で性格はある程度変わる
    だろうし。

    菜花「ちっちっちっ デート以前の問題なのだよ絢ちゃん
    2人は今ビミョーな状態だから

    (りぼん2011年7月号・P.206の3コマ目)

     なにしろデートをするどころかまだ告白の返事も
    もらってないからな。
    そもそもまだ恋人同士ですらないし。
    まさか東京までデートをしに行くほどなのに関係が微妙だなんて考
    普通考えないでしょう。絢ちゃんは別に悪くないよ。本当に日向と
    予定が入っていたらどうしようとか心配していたのだろうし。

    絢ちゃん「やだ ごめんね また私 無神経なことを…
    (りぼん2011年7月号・P.206の4コマ目)

     絢ちゃんって「スターダスト★ウインク」の世界の中で、貴重な普通の人
    だよね。
    杏菜の周りにいる人はみんなどこかちょっと変わっている人
    ばっかりだったし。颯、日向、瑠衣、妃、菜花… よくもまぁこれだけ
    変わった子が集まってきたものだ(笑) マリちゃんが先生だったこともあるけど
    これまた普通の人じゃないし 「類は友を呼ぶ」とはこのことか。

     もっとも周りの人に言わせれば一番変わっているのは杏菜なので
    しょうけど。絢ちゃんにはぜひ杏菜に普通のつきあいはどういうものか
    教えてあげて欲しい。

    杏菜「結局 この前は日向から聞くはずだった話を聞きそびれた
    から今は宙ぶらりんな状態っていうだけで!!

    (りぼん2011年7月号・P.206の4コマ目)

     いやいや、告白の返事を聞くために会ったのにそれが聞けなかった
    という事態は異常だから。普通好きな子に告白されてその返事をしない
    とかあり得ないでしょう。関係が微妙って菜花に言われても仕方が
    ないです。まさか絢ちゃんも杏菜が東京に行った際にたた動物園に
    行っただけだったとは思わないだろう。

    菜花「さっさと電話で聞いちゃえって菜花が言ってんのにさぁ
    (りぼん2011年7月号・P.207の1コマ目)

     杏菜は菜花と出会ってよかったな。こうやって日向との恋について
    いろいろ言ってくれる子は貴重な存在だよ。昔は瑠衣や妃が意見を
    言ってくれてたけど、最近はすっかりさじを投げられた状態だし。
    もう何を言っても無駄だと思われてしまったのでしょう。これまで
    何度も杏菜の痛いところを見てきたからな…

     菜花と絢ちゃんは大事にしないとまずいな。まだ二人は杏菜のことを
    あまり知らないからつきあってくれているけど、だんだん時が流れるに
    つれて距離を置くということになってもおかしくないし。ただ、写真部という
    枠にはまっている間は大丈夫とは思いますが。

    杏菜「電話はよくする……けど その話はしない
    絢ちゃん「なんで!?」(りぼん2011年7月号・P.207の2コマ目)

     そりゃ不思議だよなwwwwww 動物園で告白をしそびれたのは
    周りに人がたくさんいたり、マリちゃんとの一件があったりしたからって
    いう事情もあったけど、その後も電話で話しているのに告白の返事という
    一番大事な話をしないとか普通あり得ん。

     杏菜は以前逆ギレ告白をしたことがありましたが、その後は何事も
    なかったかのように日向と話をしていました。その延長線上にあるから
    動物園で告白の返事を聞くことができなくても普通に電話で会話は
    成立しているのでしょう。杏菜と日向にとっては日向が杏菜に対して
    告白の返事をしないっていうのが通常の状態だし。

    ↓つづきはこちら
    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その3

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月11日 (土)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その2

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その1
    ↑のつづき

    ○目がさめた青葉

    ※目が覚めたら目の前に桜姫がいたのを見て
    青葉「桜!!」(りぼん2011年7月号・P.237の2コマ目)

     この前百合姫の邸(やしき)で目覚めた時に目の前に百合姫が
    いた時より今回のほうが驚いたかもな。なにしろ桜姫の部屋に
    夜行くという約束を守れないほど、桜姫と一夜を過ごすのを避けて
    きたのですから。

     自分がいまどこにいるか分からなくなるほど頭が混乱したんだな…
    自分が一番見られたくない姿を愛する人に見られてしまったの
    ですから。

    青葉「見たのか…俺の体」(りぼん2011年7月号・P.238の2コマ目)

     今まで桜姫に自分の体のことがバレたらどうしようとずっと隠して
    きたけど、やっと楽になれるね。
    今までどれほどつらかったん
    だろうな。秘密を黙っていることほどきついものはないですし。青葉の
    場合は好きな人との夜を犠牲にする必要もあったのですから、心の負担は
    大きかったと思います。

     桜姫は特に何も言いませんでしたが、このなんとも言えない表情で
    青葉には桜姫の気持ちが十分伝わりました。


    ○青葉、狼の血を飲まされた件を桜姫に話す

    青葉「先帝が亡くなって 東宮争いが起きたと時 呪いが
    かけられた狼の血を飲まされた

    (りぼん2011年7月号・P.238の4コマ目)

     しかしここまで読んでも疑問なのはどうして青葉に呪いをかけよう
    としたのかということです。だって権力争いの関係で青葉が邪魔なので
    あれば呪いなんかかけないで、命を奪うために普通の毒を飲ませたほうが
    確実でしょう。呪いがかかった青葉に暴れてもらったほうがより一層
    権力争いのために有利だったのかな? 青葉はとても賢(かしこ)い子なので
    毒だと一口飲んだだけで吐き出してしまうから、失敗するとか考えたのかな?

    青葉「俺は我を失い 最初の変身をして その場にいた護衛の者
    全員 噛み殺したんだ
    」(りぼん2011年7月号・P.239の1コマ目)

     これはきついな…自我を失っていたから責任はないとはいえ身近な
    人の命を奪ってしまったら周りの人の目は間違いなく変わってしまう
    でしょうし。正直こんなことになった青葉とまともに付き合おうとは思わない
    でしょう。

     桜姫と青葉って本当の意味でベストカップルなのかもな。桜姫も妖古に
    なるのではないかと恐れられていますから、狼に変身してしまう青葉と
    結婚すれば丸く納まりそう。


    青葉「疲れ果てて人間の姿に戻った後 七日間生死の境を
    さまよったが祈祷(きとう)のかいもあって命だけは取り留めた

    (りぼん2011年7月号・P.239の2コマ目)

     祈祷までしたのか…正直周りの人は「これはもうだめかも分からんね」
    とか思っていただろうな。刺客を送り込んだ勢力は作戦の成功を確信
    していたかも。結果として助かったから短期的には作戦は成功しません
    でしたが。

     ただ長い目で見ると青葉に打撃を与えることには
    成功しているんだよな…結果として青葉は東宮には
    なれなかったのですし。



    青葉「あの時の夢を見ると 決まって狼に変身する 狂ったように
    暴れて…最近は毎晩
    」(りぼん2011年7月号・P.240の1コマ目)

     悪夢を見るだけならそれほど大きな被害はないのですが、狼に
    勝手に変身しちゃうのはちょっときついですよね。周りに人でもいたら
    大変です。青葉が百合姫の邸で目がさめた時に百合姫にけがを
    させたのではないかと心配していたということが後に明らかとされましたが
    寝ている間に狼に変身しちゃうのが怖いのであれば、もうこのままずっと
    青葉は一人で寝るしかなくなりますね。


    青葉「バカだよな そのつど病気も進行していって
    こんなになるまでずっと…
    」(りぼん2011年7月号・P.240の2コマ目)
    桜姫「青葉の体 もうあざで真っ黒だった
    (りぼん2011年7月号・P.240の4コマ目)

     あの体の黒い色はあざだったとは。つまり狼に変身している間に
    暴れてあちこちにぶつかっているからあざができてしまったのか。
    これじゃあざどころかそのうち自分自身の力のせいで大けがを
    してしまうのでは!?

     もう暴れても大丈夫なように体育館みたいな広い部屋で寝るしかないな。
    ただそんな大きな寝室を作ったりしたら周りの人に不審に思われるのは
    確実ですが。

    ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その3

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催)
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月10日 (金)

    【ドリーム メディシン】〔椎名あゆみさん〕(りぼんマスコットコミックス)第1話の感想 その4

    【ドリーム メディシン】〔椎名あゆみさん〕(りぼんマスコットコミックス)第1話の感想 その3
    ↑のつづき

    ○現実世界で自分の願い事を確認することを決めた隆介

    隆介「ああ…ちゃんと自分の願い事確認しないと不安なんだ…
    (りぼんマスコットコミックス・P.30の2コマ目)

     そりゃ願い事をかなえるためにここに来たのに肝心の願い事が何で
    あるのか分からないという状態が続いたら誰でも不安になるでしょう。
    野村との恋が順調なのですから、本来なら不安になる要素は全く
    ないはずなのですが、まゆらによると願い事はこの世界に来た時点で
    すでにかなえられているのですから、野村との恋は隆介が願ったもの
    ではないのです。

    まゆら「無駄なことよ もう分かってるでしょ あなたの願いは
    『忘れる』こと
    」(りぼんマスコットコミックス・P.30の3-4コマ目)

     ある事を忘れたくてクスリを飲んでこの世界にやってきた隆介。
    このお話の最初のほうを読み直してみると分かりますが、この世界に
    やってきた時、隆介が忘れていたものは何か? そう「野村」の存在
    だったのです。


    隆介「いってくる」(りぼんマスコットコミックス・P.30の5コマ目)

     いくら無駄だと分かっていてもやはり自分の目と耳で事実を確認したい
    ですよね。この世界で現実逃避を続けていたとしても心の奥底になんとも
    言えないもやもやとした気持ちが残ってしまい、野村との恋を十分楽しめ
    ないでしょう。

    まゆら「ひとつ言っとくと現実世界に戻ってもあなたの実体は
    ないのよ あなたの体は病院のベッドで眠ったまま

    (りぼんマスコットコミックス・P.30の6コマ目)

     クスリを飲んで別の世界に行っている間は元々の世界から
    実体がなくなるのか。まぁよくよく考えたら二つの世界に同時に
    隆介が存在しても困るしな。

    ○隆介は現実世界で野村から別れ話を切り出されていた

    野村「田舎に帰って結婚するの
    (りぼんマスコットコミックス・P.32の1コマ目)
    隆介「なんだよ それ意味わかんねぇよ ちゃんと説明して
    (りぼんマスコットコミックス・P.32の2コマ目)

     なるほど、こんなやり取りがあったのか…そりゃ現実から逃げたくも
    なるよな。結婚の約束までした人が突然別の男性と結婚をするために
    別れるって言ってきたのですから。田舎に行くっていうことはもう会えなく
    なるだろうし。

     現実世界で隆介と野村がどんな感じでつきあっていたのかは明らかに
    されていないのですが、おそらく夢の扉の先の世界で体験したことと
    同じような感じで甘い雰囲気だったんだろうな。

    野村「子供の相手はもうしてられないの 恨んでくれて
    いいから
    」(りぼんマスコットコミックス・P.32の3コマ目)

    別れ話を切り出されたこともショックだっただろうけど、こうやって
    態度が急変したことのほうが精神的にきつかったかもな…


    隆介「失うことがこんなに苦しいのなら もうこんな感情はいらない
    もう 誰も好きにならない -どうか… 彼女の存在を俺の中から
    消してー…
    」(りぼんマスコットコミックス・P.33)

     こんな精神状態で街をふらついているうちに通行人とトラブルに
    なって殴られた結果、倒れていたところにまゆらが来たのか。
    もう自暴自棄になっていたんだな。それだけ野村のことを本気で
    愛していたという証(あかし)なのでしょうけど。

     フラれてさっさと切り替えができる程度の恋ではなかった、本当に
    真剣な交際だったということがこのことから分かります。

    ↓つづきはこちら
    【ドリーム メディシン】〔椎名あゆみさん〕(りぼんマスコットコミックス)第1話の感想 その5

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    2011年6月 9日 (木)

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その3

  • 【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その2
    ↑のつづき

    ○真夏、ようやく「ドタキャン」された悲しみを感じる

    ※友人からドタキャンは問題だと指摘されて
    真夏「うっわぁー!! 私 初デートドタキャン…かなしー!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.307の3コマ目)

     他人に指摘されてようやく悲しいと実感したのか。言われた時点は
    犬田から予想もしないことを言われてピンとこなかったのと、犬田の
    私服姿を見ることができたという満足感があったから、悲しいという
    気持ちやドタキャンをされたことに対する怒りもわいてこなかったのでしょう。

     真夏は友人に言われなかったらしばらく悲しいとか考えなかった
    だろうな。だって「えーだって私服見たし~ 私の私服も
    たのしみって~わざわざ言いに来てくれるって
    いーヤツ~
    」(春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・
    P.307の1コマ目)って言ってるくらいだし。

     真夏は犬田を疑うという発想すらないのでしょう。絶対の信頼を
    寄せているからこそ、犬田が急にデートの約束を取り消したとしても
    怒る気にはなれなかったと。

    ○犬田がデートの約束を突然取り消した理由が判明し波乱が

    ※犬田とネコの会話

    ネコ「私 2人がデートだってと知ってたら連絡しなかったのにっ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.312の1コマ目)
    真夏「んっ? ん!?
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.312の2コマ目)

     真夏はさぞかし驚いただろうなwwwwwwwww
     たまたまネコが犬田に話をしているのを目撃した真夏、ネコの口から
    思わぬ言葉が飛び出して、目を丸くして驚いてしますが、そりゃそうだろう。
    真夏はネコが犬田のことを好きなのではないかと前から思っていたの
    ですから。で、デートが突然中止になった原因はネコにあると知ったら
    聞き耳を立てないはずはないよ。

    ネコ「~~~~真夏ちゃん ヘンに思うじゃん…
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.312の4コマ目)

     今の今まで変とは思っていなかったのだが…まぁショックは受けて
    いたけど。そもそも校内でこんな話をしていてもし誰かに聞かれたら
    どうしようとか考えないものなのかなぁ。せめてどこか校舎の裏あたりで
    話せばよかったのに。


    真夏「デートの日? 犬田ネコちゃんと会ってたの?
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.312の4コマ目)

     修羅場(しゅらば)キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

     初デート前に浮気騒動とかどんだけ波乱万丈(はらんばんじょう)
    なカップルだよwwwwwwww


    犬田「平気だよ ネコに会うって真夏に言ってねーし
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.312の5コマ目)


     なんだろう…犬田が妙に軽薄な男子に見える(笑) ここだけ
    切り取ったら恋愛経験豊富な男子に見える。犬田のイメージが一気に
    変わってしまいそうだ。

     でも理由はどうであれ、初デートの日に突然予定を取り消された
    理由が他の女の子との面会だなんて、これでショックを受けない子は
    いないだろう。さすがに犬田はひどい思う。


    真夏「ひっ ごめん 聞ーちゃった カオ出しちっゃた…
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.313の5コマ目)


     思わず顔を出してしまった真夏。でもこれでよかったと思う。
    だってここで犬田と一言でも会話をしなかったら、次に犬田と
    顔をあわせる時にぎこちない態度になるのは目に見えています。

    真夏「う…うわきは もっとうまくやってね…
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.314の4コマ目)

     まぁ、この状況なら浮気だと思われても仕方がない。誰が見ても
    犬田の対応に問題があるし。もし浮気でないのであれば、その場で
    否定をしたり、走り去る真夏を追いかけたりできたはずです。なのに
    それをしなかったのですから。

    ↓つづきはこちら
  • 【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その4

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    2011年6月 8日 (水)

    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その2

    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その1
    ↑のつづき

    ○新聞部に入った美和

     大和に近づきたくて、何度も突撃を試みた美和ですが、一向に大和が
    振り向いてくれないので、新聞部に入りました。大和は茶道部に入って
    いるのですから、新聞部に入ったということはもう大和のことをあきらめた
    のではないかと思ってしまいますが、美和にはある考えがありました。

    美和「わたし新聞部に入ったんだー! 茶道部の隣だったから
    (りぼん2011年5月号・P.422の3コマ目)

     怖いよ…(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

     大和の茶道部の部室への出入りを見張るための基地を
    確保するために茶道部の隣に部室がある新聞部に入るとか、
    さすがにドン引きだろう。


     ここまでくると大和は先生…場合によっては警察に相談してもいいレベル
    だな。完全につきまとい行為だし。気が弱い子だったら茶道部やめちゃうよ。

     大和はすっかり疑心暗鬼(ぎしんあんき)になっていて、美和が部室の
    近くにいないかきょろきょろと見回してから茶道部の部室に入りましたが
    そりゃこんな変な子に目をつけられてびくびくしないはずはないです。


    美和「今 新聞部で『突撃! となりのイケメン部員』特集の
    インタビュー中です☆
    」(りぼん2011年5月号・P.422の4コマ目)

     いやいや絶対嘘だろうwww ここで取材を断ったとしても今度は
    また別の部活に入って、大和に接近を試みるだろうな。

    美和「協力してもらえますよね!?
    (りぼん2011年5月号・P.422の4コマ目)

     一応質問の形をとってるけど断られることを前提としていないよな。
    もし断られても無視してどんどんいろいろ聞いてきそうだ。

     大和のことが好きでつきあいたいのであれば、大和が嫌がることを
    したらますます彼女になる道が遠のいてしまいそうですが、美和は
    あまりにも大和のことが好き過ぎてちょっと冷静さを欠いているのかも
    しれませんね。

     
    大和「………はい。」(りぼん2011年5月号・P.422の5コマ目)

     気が弱すぎる…こんな対応だから美和が調子に乗るんだ。
    なんで嫌なのに断らないんだ??? 美和にしてみれば大和は強く押せば
    折れる人っていう位置づけになってるでしょうね。

     ここまでくると正式に告白された時に断ったりしたら逆恨みを
    されるのではないかと心配になってくるレベルだ。
    とにかく美和の
    振る舞いは普通ではないですし。

    大和「あの」「伊藤さ…
    美和「美和って呼ばなきゃ聞コエマセン。
    ーで、好きな人は?
    」(りぼん2011年5月号・P.422の6コマ目)

     あー、なんだかいちいち癇(かん)に触る
    しゃべり方をする子だな(w


     ここで大和が「聞こえないのならもう取材はできませんね」と切り返す
    くらいの余裕が欲しい。

    ※美和がたたみの縁(ふち)を踏んでいるのを見て
    大和「畳の縁は結界を意味してる お互いのスペースを守るのも
    茶道の礼儀作法のひとつだ

    (りぼん2011年5月号・P.423の4コマ目)

     美和に相手を尊重することを要求しても、そもそも意味が理解できないと
    思う。だって自分が欲しいものは強引に奪うことしか考えていないの
    ですし。これまで何度大和は拒絶の意思表示をしたと思っているんだろう。

    ただ「お互いのスペースを守る」って現実にはなかなか難しいですよね。
    ついつい自分の領域を拡大しがちですから。

    美和「それは暗に…"俺に入ってくるな"ということ…?
    (りぼん2011年5月号・P.423の5-6コマ目)

     お前歓迎されていると思ってたのかよwwwwwwwwwwww

     そもそもこうやって相手をしてもらっているだけでも十分有難いはず
    なんだけどなぁ。普通だったら無視されて終わりだし。

     ここまで読んできて思ったんだけど、美和はどうやら自分が拒絶されて
    いるっていうことについて本気で気づいていなかった感じだな。無理やり
    大和に付きまとっているという自覚がなかったのでしょう。

     たぶん美和はこういう性格の子だと思うから、これまで恋愛以外の面
    でも自分が思った通りな突っ走っていたんだろうな。

    ↓つづきはこちら
    【おてまえ頂戴いたします!】〔柚木ウタノさん〕(りぼん2011年5月号)感想 その3

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    2011年6月 7日 (火)

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その2

    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その1
    ↑のつづき

    ○デートの準備をする真夏

    ※デート当日、自宅での準備の際に
    真夏「この日のために買ったワンピース!! 3万9千円なりー!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.302の1コマ目)

     気合入れすぎだろうwwwwww まぁそれだけ犬田とデートが出来る
    喜びは大きいのでしょう。たぶんこの服を買うことを決めるまでにあれこれ
    悩んだんだろうな。


    真夏「だってさーっ 犬田 夏休み丸々カゼひいてたじゃん 私
    超ヒマで 夏中 働きまくってたらさー 今 金持ち

    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.302の3コマ目)

     犬田、真夏と全く会えないほどずっと風邪をひいていたのか。真夏は
    別に犬田とデートをできなかったとしても他の子と遊べばよかったのに。
    …っていうか勉強しろよ(笑) まぁアルバイトもある意味社会の仕組みを
    勉強できるから無駄ではないですけど。


    ○犬田登場。しかし…

    ※真夏の家の玄関前にやってきた犬田を見て
    真夏「私服ーっ ありがとー ございまーすっ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.303の3コマ目)

     そうか、真夏は学校でしか犬田と会ったことがないから、制服を
    着ていない姿をこれまで見たことがなかったのか。普段と違う
    格好を見るのは新鮮だろうなぁ。犬田は真夏の服に特に反応は
    していないようですが、たぶんこの後二人で過ごしたとしても
    真夏が来ている服が高いものだとは分からなかったような気がする。

     真夏は犬田のデートを心待ちにしていて、もう遠足の前のような
    感じで盛り上がってますが、犬田はどうだったのかな? 服を見る限り
    では、それなりに気をつかっているような感じですが。


    犬田「今日行けなくなった
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.304の1コマ目)

     ええええええええっっっ!!! 真夏かわいそうすぎるだろう。
    最近はこういう大事な連絡もEメールで済ませちゃう子が多いけど
    犬田は直接謝りにきたのか。

     通信手段が発達したので、最近は予定を変えたり、遅刻をしたり
    することに対する抵抗感が薄らいできているような気がする。本来なら
    決まったことを変えるというのは決して良いことではないのですが。
    Eメールの連絡は液晶画面に対して文字を打つだけだから、相手の
    悲しい顔とか、怒った顔を見ることはないからな。文字だけの連絡で
    あったとしても、それを読むのはあくまでも人間だということを忘れては
    いけませんね。

    犬田「ごめん どうしてもハズせない用事できて…
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.304の4コマ目)

     まぁ当日になって突然急用ができるっていうことは誰にでもあります…
    ただ犬田の場合はこの「ハズせない用事」の内容が後で明らかに
    なり、ちょっとした騒動を引き起こしてしまうのですが。


    真夏「用事かー しょうがないよねー
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.304の4コマ目)

     全く犬田を疑う様子がない真夏。犬田のことが本当に好きて、
    信頼しているから、デートを突然中止にされても特に怒りの感情が
    沸いてくることはなかったのでしょう。

     でも真夏は本当にいい子だよな。こんなにあっさり中止に応じる
    なんて。人によっては理由を激しく問い詰めたり自分のほうが先に
    約束をしていたということを強く主張して、デートの中止を認めなかったり
    しそう。犬田は本当に良い恋人と出会ったな。

    ただ…

    ※電柱をつかんで
    真夏「うそー!! どーした 犬田!! 灰色だぞー!!
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.304の3コマ目)

    中止には応じたもののやっぱりショックだったんだなwww
    電柱と犬田の区別がつかなくなるほど動揺するとは。そのまま
    犬田逃げちゃったら、しばらくの間、真夏はずっと電柱に話しかけて
    いたかも!?

    真夏「私服見られたし チャラでいいよ
    (春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)・P.305の1コマ目)

     いやいや、いくらなんでももうすこし毅然(きせん)と対応しないと…
    突然予定を変えるタイプの子って一度やるとまた別の日に
    同じことをやったりするし。

    ↓つづきはこちら
    【いちいちズキズキハート】〔木村恭子さん〕春の大増刊号りぼんスペシャル(2011年)、最終回の感想 その3

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    2011年6月 6日 (月)

    【アニマル横町原作】〔前川涼さん〕りぼん2011年7月号「〜どき☆どき AMH(真夏の昼下がり杯)の巻〜」感想

    【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

     「AMH」って何かと思ったら「あっちむいてほい」のことだったのか。

    イッサ「おやつをかけた真剣勝負だよっ
    (りぼん2011年7月号・P.156の5コマ目)

     まさか勝負をやってる当人たちもここまで決着がつかないとは
    想像つかなかったんだろうな。


    イッサ「1回勝負なのにかれこれ1時間決着ついてないんだから☆
    (りぼん2011年7月号・P.156の6コマ目)

     1時間もあっちむいてほいを続けるほうが大変だろう。やれって言われても
    無理だわ(笑) 1回勝負っていうことはどちらかが一度負けた時点で勝負が
    終わるのに。両者共すごい運の持ち主だろう。

     ここまで決着がつかないのだったら、他の勝負で決着をつけようと
    いう話になってもよさそうなものですが、長い時間やっているからこそ
    逆に意地でも決着をつけたいって思うのかも。

    ※ケンタのじゃんけんの成績について
    イッサ「うん じゃんけんは全敗。
    (りぼん2011年7月号・P.157の2コマ目)

     全部負けるってある意味すごい才能だな。普通嫌でも何回かは勝って
    しまうはずです。それこそ後だしでわざと負けるようにでもしない限り
    普通だったらまず不可能でしょう。


    ※ケンタのあっちむいてほいの成績について
    イッサ「うん それは全勝
    (りぼん2011年7月号・P.157の3コマ目)

     すげーーーーーーーーっ!!! あっちむいてほいは、相手がどっちの
    方向を指すか一瞬で予想して、自分の顔を動かさなくてはならないの
    ですが、あり得ないくらい集中していたとしてもここまで連続して
    勝ち続けるとかまず無理だろぅ。

     ここまですごいけど、問題はこのままだと…

    あみ「でも じゃんけん弱かったら勝てないよね
    (りぼん2011年7月号・P.157の4コマ目)

     そうなのです。いくらあっちむいてほいで勝ち続けても、じゃんけんに
    勝たない限り、この勝負に勝つことはないですから。もっともイヨも
    あっちむいてほいに勝たない限り勝利できないのですから、詰めが
    甘いという点では同じかも。

    ○双方、いよいよ本気を出す

    イッサ「出たーっ イヨちゃんのAMHP 全解放!!
    (りぼん2011年7月号・P.158の2コマ目)

     また謎の新語が。何かと思ったら「あっちむいてほいパワー」
    とは。こんな力があるのだったらもっと早く使えよwww どう考えても
    1時間もやり続けるとかあり得んだろう。

    イッサ「な…なんだってー!? ケンちゃんもまだ本気ではないと
    思っていたけど… ま…まさかあんなに重いマフラーをまいて
    いたなんて…っ
    」(りぼん2011年7月号・P.158の6コマ目)

     重いマフラーをまいていた意味が分からんwww 体力作り???
    いずれにしてもあっちむいてほいをするときに着けるものじゃないな。
    マフラーを外していよいよ本格的に戦う意志を示したのか…ってこっち
    のほうももっと早くやれよっていう話です。

    ○その後も勝負はつかず

     ただ単に気合を入れただけだったのか…最後にケンタが「グー」を
    出し、イヨが「パー」を出したので、ついにケンタにも勝利のチャンスが
    やってきたのですが、「あっち…むきて…っ」(りぼん2011年7月号・
    P.161の5-6コマ目)といい間違えてしまいショックで倒れてしまい、イヨが
    勝利しました。

     いかにもケンタらしい敗戦でしたが、ちなみにこの戦いの賞品は
    あみのおやつのプリンでした。あみの帰宅が遅いから食べちゃおうと
    していたとは。本人が観戦しているのに全く気づかなかったようですが
    プリンを食べたいから、たぶん気づいたとしても無視して勝負は続けた
    だろうな(笑)

    |

    2011年6月 5日 (日)

    【つばめのすぅ】〔鳥海りさこさん〕「満月のいたずら」(りぼん2011年7月号)感想

    【「つばめのすぅ」の感想】←今までのまとめはこちら

    みんなのパワーでもうすぐコミックスが出るかも!? 応援
    よろしくです★
    」(りぼん2011年・P.105の1コマ目)

     おおおっっっ!!!
    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

     もしかしたら単行本が出るかも知れないのか!
    これはもう全力で行くしかないな!!!



    ○満月の夜に幻術が使えなくなるすぅ

    ※トイレットペーパーを頭に巻いた状態でつばめに対して
    すぅ「真面目な話があるからついてきてくれるかな?
    (りぼん2011年7月号・P.106の6コマ目)

    説得力がないっていうレベルじゃないぞwww
    …というか、このような風貌(ふうぼう)の人に話しかけられたら
    速攻で逃げ出すレベル。

     すぅがトイレットペーパーを巻いていた理由は後で明らかにされる
    通り、幻術が使えなくなる恐れがあるからなのですが、こんな格好を
    していたら余計目立ってしまうような気がするのだが。でも、鳥の頭を
    しているということがバレるよりはトイレットペーパー巻いた変な奴と
    思われたほうがまだマシなのかもしれませんが。

     
    すぅ「満月の日は夜に近づくにつれ 幻術が使えなくなるの
    頭をごまかせなくなるの
    」(りぼん2011年7月号・P.107の6コマ目)

     大事件じゃないかwwwwwwwww すぅの幻術の秘密を知らない人
    から見るとすぅは定期的に鳥のコスプレをしているように見えるのかもなぁ。

     満月の日はあらかじめ分かっているのですから適当な理由を作って
    学校を休めば済むような話のような気もするのだけど、変に真面目なのかなぁ。
    月に一回休んだら、長期の休みを除くとおよそ年間10日程度は休まなくては
    いけなくなるから休んばかりもいられないのかもしれませんね。

     満月になると幻術が使えなくなる理由を幻術使いの誰かが研究して
    いたりはしないのかな? 原因が分かれば対策もできそうですが。

    すぅ「いざという時のために学校に満月対策袋を置いて
    おいてよかったー
    」(りぼん2011年7月号・P.107の6コマ目)

     ところで、すぅがこの学校に来てからすでに何回か満月の日が
    やってきているはずですが、その時はどうしていたのだろう?
    たまたま曜日の関係で登校しないで済んだ日なのかもしれませんね。


    ※「LOVE」という文字をあしらっためがねを着用するようつばめに頼む
    すぅ「ふざけてないって!! つばめちゃんにも幻術verの私が
    見えるメガネなの!!
    」(りぼん2011年7月号・P.108の3コマ目)

     こんな便利なめがねがあるのならもっと早く貸してあげても
    よかったような気がするけど、すぅは本来の姿の自分を見たのにも
    関わらず、表面上は仲良くしてくれているつばめに対してこのめがねを
    貸す必要性は感じなかったのだろうな。


    すぅ「今は朝だからまだ幻術が使えるんだけど…いつ使えなくなるか
    わからないから 危なくなったら助けて欲しくて…つばめちゃんしか
    頼れないの私!!
    」(りぼん2011年7月号・P.108の6コマ目)

     なるほど、つまりつばめは元々すぅの幻術を使っていない姿が
    見えているから、すぅが幻術を使えなくなってしまっているかどうかは
    分からないのか。だからこのめがねをかけて、他の生徒が見ている
    ものとおなじ姿を見えるようにしておく必要があるということですね。

     でも助けるっていってもすぅに幻術を使えるようにする力を授ける
    ことはつばめにはできないから、ただひたすら周りの目をごまかす
    ことになりそうですが。

    すぅ「できるだけがんばる!! 友達だもんね!!
    (りぼん2011年7月号・P.108の7コマ目)

     すぅの本来の姿を見ている時の反応と違いすぎだろうwwwww
    他の子がどうしてすぅのことをちやほやしているのかちょっと分かったの
    ではないでしょうか。


    ○職員用のトイレットペーパーが大量になくなる事件が発生して

     すぅの席の後ろにトイレットペーパーの山があるのですが、いくら
    なんでも盗り過ぎだな。顔を隠すのにこんなにたくさんのトイレットペーパー
    いらなかっただろう。そもそもこれだけの量を運ぶのも一苦労だったの
    では???

    先生「あと小石川さん?はトイレットペーパーですよね!?
    とりなさいっ!!
    」(りぼん2011年7月号・P.110の4コマ目)

     それゃどう考えても授業中にトイレットペーパー巻いてる奴が
    いたら指導するよ(笑) 放置しておいたらそれこそ職務怠慢だし。

     すぅは包帯だと言ってごまかそうとしていますが、よくよく考えたら
    最初から包帯を巻いて登校してもよかったな。けがをしたということに
    すれば少なくともトイレットペーパーよりはマシでしょう。ただ周りから
    心配されちゃって別の意味で大変になりそうですが。

    つばめ「先生!! やめてください! 小石川さんの大切なものを
    奪うおつもりですかっ!? トイレットペーパーは説得するんで

    (りぼん2011年7月号・P.110の5コマ目)

     何をどう説得するのは分からないけど、つばめは必死に
    がんばってるなぁ。すぅの人間verの威力ってすごいよ。


    先生「思春期の女子教育難し過ぎるだろ…ついていけるの
    だろうか… 否(いな)!! ついていくのだ!!

    (りぼん2011年7月号・P.110の6コマ目)

     いやいや思春期じゃなく、満月のせいだからwwwwwww
    言い負かされてどうするよ(笑) しかし教師生活2年目で幻術使いを
    相手にするとか難易度高すぎだな。

     この後つばめとすぅは黒子のずきんをかぶったり、すぅの兄が
    用意した鳥の頭の覆面を教室にいる生徒全員に配ってかぶって
    もらったりして、難局を乗り切ろうとしているですが、ここだけみたら
    完全に学級崩壊状態だな…

     ただ鳥の頭になってしまうのをごまかすために全員を鳥の頭にして
    しまうっていう作戦はよく考えたなぁ。

    つづく」(りぼん2011年7月号・P.112の7コマ目)

     えええっ!!! まさかの続き物とは!

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    2011年6月 4日 (土)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その1

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    ○杏菜の戦い

    「『日向の気持ちを知りたいなら』『打倒マリ先生だ!!』と真白くんは
    少し(いやカナリ)楽しそうに言った」
    (りぼん2011年7月号・P.200の1コマ目)

     真白はとにかく杏菜と日向の恋愛に対していろいろ口を出してくるからな。
    どうしてこんなどうでもいいようなことにかかわりたがるんだろう。まぁ
    下手なドラマを見るより面白いからなぁ。真白がかかわらなかったら今でも
    杏菜、颯、日向の3人は多少ぎくしゃくすることはあっても表面上は
    仲の良い幼なじみ三人組でいられたかもしれない。だってそもそも杏菜が
    日向を意識するようになったのは真白が杏菜に対して杏菜の初恋の人は
    日向だって言ったのがきっかけのようなものだし。

     杏菜に日向を意識させるよう仕向けた以上、責任をもって恋を成就
    させないとな。


    「だがしかし ソレはソレ コレはコレですよと言わんばかりに
    悪魔のテスト期間はやってくる……」

    (りぼん2011年7月号・P.201)

     杏菜、テスト直前に東京までデートに行ってたのかよwwwwww
    余裕ありすぎるだろう(w デートに誘われたけど、テスト前だしどうしよう
    とか悩んだ形跡がないからな。日向と会えるということに頭がいってしまって
    他のことに気がいかなかったのでしょう。中学の時は高校受験という重しが
    あるから、勉強に力を入れざるを得ませんが、杏菜みたいに将来なりたい
    ものが特に決まっていない子はテストは赤点さえ取らなければいいとか
    思ってしまったりするかも。

    そして全部解けなくても勝手に去っていく
    (りぼん2011年7月号・P.201の3コマ目)

     颯や日向はやさしいから杏菜のことを待ってくれるけど、テストは別に
    待ってくれないからな。

    菜花「やっと全教科終わったねーテスト!!
    杏菜「いろいろな意味で終わった…………
    (りぼん2011年7月号・P.202の1コマ目)

     杏菜おわた\(^o^)/

     自業自得すぎるから同情できないな。テストのことをあまりにも
    なめすぎていたんだよ。菜花と杏菜の温度差がすごいな。菜花は
    テストが終わった開放感に浸っているけど、杏菜はテストの終わりは
    地獄の始まりのような感じだし。

     杏菜がテストの成績が悪いというネタは中学3年の時も出てきて
    いますよね。もう忘れかけていますが、真白が杏菜の家庭教師を
    やることになったきっかけのテストの前も恋愛のことで頭が一杯で
    勉強が手についていませんでした。

     あの時杏菜の成績が母親を満足させるものだったら、
    家庭教師の話はなかった可能性があるんだよな…

    そうしたら真白から杏菜の初恋の相手が日向だっていう話が出なかった
    可能性があります。


     そうなったら冗談抜きで杏菜、颯、日向の中学生活の展開は
    変わっていた可能性があるかも。運命のいたずらって本当に恐ろしい。

     杏菜は日向との恋が順風満帆になり、颯も表面上は昔のような
    感じで気軽に話しかけてくれたりしたら、成績は上がるのだろうか?

    …杏菜の性格を考えると結局勉強はやらないような気がして
    ならない(笑)

    杏菜「私と日向がデートって聞いて 日向はどう思ったんだろ
    (りぼん2011年7月号・P.203の3コマ目)

     どうもこうも、杏菜が日向のことを好きだと公言しているのだから
    今さら改めて思うことなんてないだろう。もう杏菜と日向はつきあうって
    いうことが前提で距離を置いているのだし。この程度のことで精神的に
    落ち込んでいたりしたら、杏菜の側(そば)になんかいられませんよ。

     日向が颯にどういう感じで説明したのか気になるけど、たぶん
    淡々と東京で会うという話だけをしたと思う。いまさら多くの言葉を
    必要とする関係ではないだろうし。

    ↓つづきはこちら
    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その2

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月 3日 (金)

    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その1

    【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    種村有菜さん参加の東日本大震災チャリティー同人誌「pray for japan」の感想


    ○青葉の病気のことを知っていた琥珀、疾風、白夜

    ※青葉の病気のことを知っていた人について
    疾風「俺と琥珀 あと白夜のばーさんも
    (りぼん2011年7月号・P.233の1コマ目)

     まぁ白夜が知らないわけがないよな。青葉が毒を盛られるという
    深刻な事件を知らないようだったら、むしろ問題ですし。琥珀と疾風も
    知っていたとは。二人は青葉の護衛という任務があるから青葉の大事な
    秘密も当然知っておかなくてはいけない立場だから知らされていたの
    でしょう。

     身近な範囲では桜姫と朝霧だけが知らなかったようですが、よく
    今の今まで隠し通せたなぁ。組織の情報管理という面では合格点を
    もらえそう。みんな桜姫のことを本当に大切に想っているからこそ
    青葉の病気のことを話すことはしなかったのでしょう。秘密を言わずに
    黙っているのって結構つらいから、みんな本当に大変だったと思う。
    今日まで本当にお疲れ様っていう感じですね。

    ※桜姫に青葉の秘密を言わなかったことについて
    疾風「わかるだろ? 姫さんにとって何より大切な青葉と朝霧が同じ
    病気だって 短命だって知ったら姫さんがどう思うか

    (りぼん2011年7月号・P.234の2コマ目)

     桜姫にとって心の拠り所である二人が共に短命だなんて知ったら
    ショックなんていうレベルの話ではないでしょう。病気のことは
    いつかはかならず分かるのだからもっと前に桜姫に対して言っておいても
    よかったのではないかという考え方もあるとは思いますが、物事には
    タイミングというものがありますから、今まではそのタイミングが来て
    いなかったのでしょう。青葉の症状が悪化してしまったことから秘密を
    隠すのは不可能になってしまいましたが、結果としてこれでよかったと思う。

     だって、もし桜姫が前から青葉の病気のことを知っていたら、せっかく
    青葉が元気な時に顔を会わせていた時でも、青葉の行く末が頭を
    よぎってしまい、とてもじゃないけど、楽しい気分になることはできなかった
    でしょう。それじゃ思い出も作れないよ。

    琥珀「姫様はご自分の運命だけでなく 大好きだった兄上とも
    戦わなくてはならないでござる
    」(りぼん2011年7月号・P.234の4コマ目)

     桜姫の周りにいる人たちがみんな過酷な運命を背負っているよなぁ。
    桜姫自身も妖古になってしまう恐れが消えたというわけではないの
    ですし、運命とまともにむきあっていたらとてもじゃないけど心が持たない
    でしょう。朝起きてから寝るまでの間に心が安らぐ時間が全くなくなって
    しまいますから。今は槐(えんじゅ)が攻めてきていないからまだ落ち着いて
    いられるけど、相手は別に戦うことをやめたわけではないだろうしな。

    朝霧「私は姫様のおそばにいます 姫様になにがあったって
    (りぼん2011年7月号・P.235の1コマ目)

     こうやって桜姫のことを心配している朝霧だけど、朝霧も
    大変なんだということを忘れてはいけないな。自分自身も
    短命の呪いにかかっているのですから…
     青葉が苦しんで
    いる姿は朝霧自身の未来の姿なのです。


     
    桜姫とはまた違った意味で苦しんでいる青葉を見るのはつらいだろうな。
    青葉の苦しみは分かるし、青葉を失う桜姫の悲しみも
    分かる。そして自分の自身の苦しみも分かる…

     ある意味この中で一番大変な立場なのでは???

    …でも、本当に一番大変なのはやはり桜姫だよな。自分の心の支えであった
    青葉と朝霧がいなくなった後、心にぽっかり開いた大きな穴をそのままにして
    生きていかなくてはいけない可能性があるのですから。死ぬのはつらい
    けど、生きていくのもこれまたつらいですし。

    ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十二話「青い葉に儚く」(りぼん2011年7月号)感想 その2

    「種村有菜ミニギャラリー」に行ってきました(紀伊國屋書店新宿南店で開催)
    種村有菜さんの同人CD「純愛天使」を買ってきました(コミックマーケット79・1日目)
    種村有菜さん15周年記念、アニメイト限定ペーパー「枕草子」をもらってきたので感想を
    【イ・オ・ン】の感想 まとめはこちら
    「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら
    【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1
    【天使の金貨メイプルローズ】〔種村有菜さん〕春の大増刊号 りぼんスペシャル(2010年) 感想 その1

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    2011年6月 2日 (木)

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.29(りぼん2011年6月号)感想 その5

    【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

    【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.29(りぼん2011年6月号)感想 その4

    ↑のつづき

    ○写真部員、杏菜

    ※車の中から月が見えた際に
    杏菜「
    ここだ!!」(りぼん2011年6月号・P.33の3コマ目)

     
    なんだか知らんけど、燃えてるな(笑) そういえば杏菜はせっかく
    東京に行くのだったら、一眼レフカメラを持っていってもよかったような
    気がする。
    動物園とかで写真を撮る練習とか面白そうだし。地元で
    ばかり撮影していてはそのうち飽きちゃうでしょう。一眼レフカメラは
    普段学校に置きっ放しなのかな? 杏菜のものではないから勝手に
    持ち出せないのかもしれませんが。

     日向に絵を描いている日向をモデルとして撮影させてもらうのは
    だめなのかな? 日向は現在新潟に住んでいないから、杏菜は周りから
    あれこれ言われる心配もないし。(妃や瑠衣からちょっと言われるくらい?)
    日向自身も東京の友達に黙っていればまずバレないでしょう。


     Σ(゚Д゚;)!!! マリちゃんにバレたらまずいかwwwwwwwww
    マリちゃんの性格を考えると学校中に日向がモデルになったって
    言いふらしたりしそうだからなぁ。

     杏菜は陽多(ひなた)がまんがを描いているところを撮影しにいくん
    ですよね。新潟に帰ったらそろそろ日程を詰めるのかな? 陽多が描く
    まんががどんな感じなのかも気になるし、杏菜と日向の恋の行方以外にも
    いろいろ気になることが多いですね。

    杏菜「
    いやねっ 高校の先生がねっ『心が動いた時がシャッター
    チャンスだ』的なことを言っててねっ!?

    (りぼん2011年6月号・P.33の4コマ目)

     動物園にいる時とかは心が動かなかったのかな??? まぁその時は
    日向の答えが何であるか気になっていたからそれどころでは
    なかったのでしょうけど。

     ところで杏菜は日向の写真を眺(なが)めてニヤニヤしたりしないのか?
    二人でプリクラを撮ったりするのもよかったかも。携帯電話のカメラで
    日向を撮って壁紙にしていてもおかしくないくらいなのに。日向と
    直接会う機会なんてなかなかないのだから、もっといろいろ仕掛けても
    よかったなぁ。

     杏菜って意外と一般的なカップルがよくやるようなことにあまり
    こだわってはいないですよね。

    杏菜「
    私 高校で写真部に入ったから♪
    (りぼん2011年6月号・P.33の4コマ目)

     この話を聞いた時の真白の目が印象的です。何かに反応したのは
    間違いありませんが、「部活に入った」と「写真部」のどちらに反応
    したのだろう? 状況からして「写真部」という単語に反応した可能性が
    高そうですが。部活に入ったという話を聞いたくらいでこういう目をする
    とは考えにくいですから。



    ※杏菜が話をしている最中に何かを考えている様子だったので
    真白「
    …………聞いてるよ」(りぼん2011年6月号・P.33の4コマ目)


     
    絶 対 何 か た く ら ん で る よ ね


    真白「
    そーいやね 日向も最近写真に興味あるみたいだよ
    (りぼん2011年6月号・P.35の1コマ目)

     
    まさか、日向も東京の高校で写真部に
    入っていて写真甲子園に応募をする
    計画があるとかじゃないだろうな!? 


     
    上にある真白の反応がどことなく思わせぶりですし。

     もしそうだったら杏菜と日向が戦うという夢の対決が実現することに
    なります。杏菜も日向もやりにくいだろうなぁ。

    杏菜「
    助けるとか そんな大それたことじゃなくて 少しでも
    日向の気持ちを理解できたら
    」(りぼん2011年6月号・P.36の1-2コマ目)

     日向から得られる情報は大変限られているけど、杏菜は特別なことを
    する必要はないと思う。たまに電話で話しをしたり、日常生活の
    一コマを携帯電話のカメラでとってメールで送ったりするなどをして
    あげたりすることが、日向にとっては一番嬉しいのではないでしょうか。


    ○新潟到着

     自宅マンション前についた杏菜、颯ど出くわしそうになったのであわてて
    車の影に隠れましたが、日向は事前に颯に杏菜とデートをすることを
    連絡していたのか。一体どんな会話がなされていたのか興味がある。
    颯は杏菜のことが好きなのですから、本来なら、颯には秘密にして
    おいたほうがいいと考えてもおかしくないのに。

     颯と日向は本当に何でも話せる強い絆(きずな)で結ばれているの
    ですね。何を話しても関係が壊れるということはないという確信が
    なかったらこんな話できるわけないし。


     そういえば杏菜は車の中で「ただの幼なじみに戻れるわけないって
    分かってたのに まだ私は……
    」(りぼん2011年6月号・P.32の3-4
    コマ目)と言っていましたが、颯と日向は昔の幼なじみ時代の会話の
    雰囲気のままのような気がする。たぶん杏菜に関係する恋の話
    とかもお互い遠慮なく話していたでしょうし。

     「ただの幼なじみ」に関連するけど、杏菜が日向から無理に
    告白の返事をもらおうとしないのは、心の奥底では前のような
    仲良し3人組に戻りたいという願望があるからなのかも。

     告白を日向が受け入れてくれたとしても、断られたとしても杏菜の
    悩みはなくなりそうにありません。杏菜のことだからきっと颯のことが
    頭によぎるでしょうし。

    【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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    2011年6月 1日 (水)

    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.19(りぼん2011年6月号)の感想 その6

    【「ひよ恋」の感想】←今までのまとめはこちら

    「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想

    【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.19(りぼん2011年6月号)の感想 その5
    ↑のつづき

    ○「付き合う」は難しい

    広瀬「まぁ そんなに簡単にいかないか 付き合うとか
    むずかしいよな よくわからんけど
    」(りぼん2011年6月号・P.100-101)

     そりゃ簡単に付き合うことができるような世の中だったら恋愛で悩む人
    とかいなくなるからな。好きな人がいて告白をしたとしても相手が気持ちを
    受け入れてくれなければ恋人同士にはなれないし。自分の努力だけでは
    完結しないからな。

     本当は恋愛に興味深々なのに、わざと興味がないフリをしている子って
    いますが、広瀬はたぶん本当に分からないような感じだな。芝居ができる程
    器用とも思えないし。
     

    ひより「そっか あんなに大切に思ってた妃ちゃんとも付き合わな
    かったし きっと広瀬くんは本当に好きになった人としかー…

    (りぼん2011年6月号・P.101の1コマ目)

     いや、広瀬は別に「俺は本当に好きな奴としかつきあわない!」
    とかいう確固たる意志を持っているとは思えないのだが…

     
    ただ単に彼女を作るとかいうことにそれほど強い関心がないだけだと
    思う。好みのタイプの女の子を聞いてもたぶん答えられないだろうなぁ。

     でも人を好きになるのって理屈じゃないから、ある日突然一目ぼれ
    とかも十分あり得ると思う。その時は広瀬も恋愛初心者だからきっと
    あれこれ悩むでしょう。


    ひより「なんだかすごくハードルが高いような気がしてきた…
    (りぼん2011年6月号・P.101の2コマ目)

     今頃現状が厳しいと認識したのかよ、いくらなんでも遅すぎ
    だろうwwwww
     そもそも競争相手が多い時点で広瀬の恋愛感が
    どうであれ競争率は無茶苦茶高いのに。今まではどうだと思ってたの
    だと聞きたくなる。

    ※広瀬に対して
    ひより「むずかしいよね… もそういうの全然想像
    すらできないから…
    」(りぼん2011年6月号・P.102の2コマ目)

     うそつきひよりん誕生(笑) もう頭の中が恋愛のことで一杯になってる
    のに、よくもまぁこんなことが言えるものだ。

     もっともつきあった後、どういう感じになるのか分からないっていう
    意味であるのなら、本当でしょうけど。遊びに誘うのすら一苦労の状態
    なのに、付き合いだしたら、もう何をしていいか分からないでしょう。

    ※他の女子から話しかけられた広瀬を見て
    ひより「なんか…なんか すごく や だ
    (りぼん2011年6月号・P.103)

     他の女子と話をしている広瀬を見るのが嫌だったひよりは
    思わず心の中でこう叫んで、広瀬のシャツの裾(すそ)をつかんで
    しまいました。この行動はひより自身も認めているけど子供…それも
    せいぜい小学校低学年くらいまでの子しかやらないようなものだよな。

     でもひよりがやるとこんな行動も違和感がないから不思議。やはり
    人間、見た目は重要ですね。

    広瀬「はははっ こっちこそごめん
    (りぼん2011年6月号・P.104-105)

     ひよりはこの武器、生かすべきじゃないか? だって子供のように
    甘えることができるのってある意味立派な才能だし、他の子には
    まねができないでしょう。
    コウくんも性格を変えればお姉さん系の子を
    相手に使えるかもしれませんが(笑) ひよりは広瀬の気を惹(ひ)こうとして
    わざと子供っぽい演技をしているわけではなく、天然だからなぁ~
    これは貴重だよ。

     他の子と同じ条件で戦うより、自分に有利な条件で戦ったほうが
    断然勝利に近いでしょう。使えるものはなんでも使うくらいの意気込みが
    欲しいよ。


    ひより「ハードル高いけど もやもやしたり 挙動不審になったり
    するけどこんなふうに気持ちになるの広瀬くんだけだもん

    (りぼん2011年6月号・P.105)

     広瀬は女子に人気があるのは確かだけど、ここまで本気で好きに
    なっている子はどの位いるのだろう? お話を見る限りでは妃と礼奈以外
    に広瀬に積極的に近づいてくる子は最近あまり登場しませんが。


    ○ひより、夏休み一緒に遊ぼうと広瀬を誘おうとする

     自販機前についたひより、広瀬以外に人がいないことから
    ここがチャンスと思い、誘おうとするのですが…

    ひより「あのっ 広瀬くん! な な 夏…っ 夏やす
    (りぼん2011年6月号・P.106の3コマ目)
    広瀬「夏みかんジュース お 残念売り切れ。あれ うまいよね
    (りぼん2011年6月号・P.106の4コマ目)

     タイミングが悪かったな。広瀬が何のジュースが欲しいのか聞いた
    直後に切り出したから完全に希望のジュースを言ったものだと
    思われた。ひよりは緊張していたから、広瀬の言葉を聞いていなかった
    のでしょう。

     で、気を取り直してもう一度挑戦。

    ひより「夏休み一緒にー…」(りぼん2011年6月号・P.107の2コマ目)
    田中「用のない生徒はすみやかに下校するように。
    (りぼん2011年6月号・P.108の1コマ目)

     自転車でベルを流しながら通り過ぎるとかコントかよwww
    こてこてすぎる。笑い屋の人の笑い声が脳内で再生されたぞ。
    「用のない」と言ってるけど、ひよりにとってはかなり重要な用事なのに。

    勇気を使い果たした。」(りぼん2011年6月号・P.108の2コマ目)

     ええええっっっ!!! 周りに人がいない状況がこんどいつやってくるか
    分からないのにもうやめちゃうのかよ。やっぱりひよりはひよりだった。


    ひより「焦らなくてもいいか 今はテストが優先だもんね
    (りぼん2011年6月号・P.109の1コマ目)

     いやいや、そろそろ焦らないと。だってテストが終わったら、こうやって
    広瀬に会える機会減るよ? 2年もすでに後半に差し掛かろうとして
    いるのにのんびり屋さんですね。

     テスト前に決着をさせておいたほうがいいような気もするけど
    万が一誘うのに失敗しちゃってひよりが精神的に落ち込んだりしたら
    成績が下がる恐れがあるから、このままのほうがいいのかな…


    ひより「それまでに めいっぱい 勇気チャージするっっ
    (りぼん2011年6月号・P.109の3コマ目)

     ただひよりは容量が少ないから、勇気を満タンにしても、
    告白に必要な勇気には足りないような気もする。

     今できることを後になってやるという決断をしたひより、果たして
    遊びに誘うことはできるのでしょうか?


    ひより「進もう 前へ」(りぼん2011年6月号・P.111)

     進んではいるけど牛歩だからな…

     最後のコマで礼奈がひよりと広瀬が一緒に歩いているところを
    見ていた時の表情が意味ありげでしたが、これから先どう仕掛て
    くるのか楽しみだ。

    ひよりに足りないのは危機感。ライバルが登場しない限り、ひよりは
    広瀬を彼氏にする作戦を本格化させないような気もするから礼奈にも
    がんばってほしい。妃がいなくなった今、ライバル役ができるのは
    礼奈だけだ。

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