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2011年6月 4日 (土)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.30(りぼん2011年7月号)感想 その1

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○杏菜の戦い

「『日向の気持ちを知りたいなら』『打倒マリ先生だ!!』と真白くんは
少し(いやカナリ)楽しそうに言った」
(りぼん2011年7月号・P.200の1コマ目)

 真白はとにかく杏菜と日向の恋愛に対していろいろ口を出してくるからな。
どうしてこんなどうでもいいようなことにかかわりたがるんだろう。まぁ
下手なドラマを見るより面白いからなぁ。真白がかかわらなかったら今でも
杏菜、颯、日向の3人は多少ぎくしゃくすることはあっても表面上は
仲の良い幼なじみ三人組でいられたかもしれない。だってそもそも杏菜が
日向を意識するようになったのは真白が杏菜に対して杏菜の初恋の人は
日向だって言ったのがきっかけのようなものだし。

 杏菜に日向を意識させるよう仕向けた以上、責任をもって恋を成就
させないとな。


「だがしかし ソレはソレ コレはコレですよと言わんばかりに
悪魔のテスト期間はやってくる……」

(りぼん2011年7月号・P.201)

 杏菜、テスト直前に東京までデートに行ってたのかよwwwwww
余裕ありすぎるだろう(w デートに誘われたけど、テスト前だしどうしよう
とか悩んだ形跡がないからな。日向と会えるということに頭がいってしまって
他のことに気がいかなかったのでしょう。中学の時は高校受験という重しが
あるから、勉強に力を入れざるを得ませんが、杏菜みたいに将来なりたい
ものが特に決まっていない子はテストは赤点さえ取らなければいいとか
思ってしまったりするかも。

そして全部解けなくても勝手に去っていく
(りぼん2011年7月号・P.201の3コマ目)

 颯や日向はやさしいから杏菜のことを待ってくれるけど、テストは別に
待ってくれないからな。

菜花「やっと全教科終わったねーテスト!!
杏菜「いろいろな意味で終わった…………
(りぼん2011年7月号・P.202の1コマ目)

 杏菜おわた\(^o^)/

 自業自得すぎるから同情できないな。テストのことをあまりにも
なめすぎていたんだよ。菜花と杏菜の温度差がすごいな。菜花は
テストが終わった開放感に浸っているけど、杏菜はテストの終わりは
地獄の始まりのような感じだし。

 杏菜がテストの成績が悪いというネタは中学3年の時も出てきて
いますよね。もう忘れかけていますが、真白が杏菜の家庭教師を
やることになったきっかけのテストの前も恋愛のことで頭が一杯で
勉強が手についていませんでした。

 あの時杏菜の成績が母親を満足させるものだったら、
家庭教師の話はなかった可能性があるんだよな…

そうしたら真白から杏菜の初恋の相手が日向だっていう話が出なかった
可能性があります。


 そうなったら冗談抜きで杏菜、颯、日向の中学生活の展開は
変わっていた可能性があるかも。運命のいたずらって本当に恐ろしい。

 杏菜は日向との恋が順風満帆になり、颯も表面上は昔のような
感じで気軽に話しかけてくれたりしたら、成績は上がるのだろうか?

…杏菜の性格を考えると結局勉強はやらないような気がして
ならない(笑)

杏菜「私と日向がデートって聞いて 日向はどう思ったんだろ
(りぼん2011年7月号・P.203の3コマ目)

 どうもこうも、杏菜が日向のことを好きだと公言しているのだから
今さら改めて思うことなんてないだろう。もう杏菜と日向はつきあうって
いうことが前提で距離を置いているのだし。この程度のことで精神的に
落ち込んでいたりしたら、杏菜の側(そば)になんかいられませんよ。

 日向が颯にどういう感じで説明したのか気になるけど、たぶん
淡々と東京で会うという話だけをしたと思う。いまさら多くの言葉を
必要とする関係ではないだろうし。

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