【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十三話「薔薇と蛙物語」(りぼん2011年8月号)感想 その5
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○槐(えんじゅ)が瑠璃条にやさしい訳は?
※疾風に桜姫に姿が似ているからではないのかと言われて
瑠璃条「わかってる!!」(りぼん2011年8月号・P.480の1コマ目)
まぁ現実問題として槐が瑠璃条を桜姫に似せて作ったのは事実だからな。
本人も桜姫の代わりとして自分が作られたのではないかと思ってしまうのも
無理はありません。一度そういう風に考え始めてしまうと、槐が何をして
くれても桜姫の代わりとして自分がやってもらっているにすぎないとか思っちゃう
でしょうし。
瑠璃条「所詮(しょせん)私は桜姫の身代わり人形だ だから槐様は
優しくしてくれる 笑いかけてくれる」
(りぼん2011年8月号・P.480の3コマ目)
本当に身代わりだったとしたら修羅幽玄殿に桜姫が到着した時点で
もう瑠璃条の役目は終わったのですから、壊されてもおかしくありません。
しかし実際には壊さなかったのですから、ただ単に身代わり人形としての
役割が与えられているにすぎないということではないような気もする。
ただ桜姫と槐が仲良くしている時には瑠璃条の出番はやはり少なかった
ですから、やはり瑠璃条として桜姫が憎くて仕方が無いですよね。
桜姫にも槐は必ずしも優しかったわけではないからなぁ、もし桜姫の
ことを本当に愛しているのであるのら、自我を破壊するようなことはできない
ばずだし。槐は何を考えているのか分からないところがまだまだ多いです。
瑠璃条「槐様の愛情と桜姫への憎しみで心がはり裂けそうになる」
(りぼん2011年8月号・P.481の1コマ目)
桜姫も災難だよな…何も悪いことをしていないのに、周りにどんどん
敵が増えていってるし。桜姫にしてみれば正直いい迷惑でしょう。
毎日槐の笑顔を見る度につらい思いをしているのか。どうせ一緒に生活して
いるのだから、もっと楽しくすればいいのに。
瑠璃条「桜姫を殺せば 私が本物の桜姫になれる 私は槐様に
愛されたい偽物なんかじゃない 本当の愛がほしい」
(りぼん2011年8月号・P.482の1-2コマ目)
桜姫を攻撃しても槐の本当の愛など得られないっていうのはすでに
初めて桜姫と会った際に攻撃した時の槐の反応で立証済みなのだが…
もしかしたら槐の本物の愛が得られないのであればこの世にいても
意味がないとまで思いつめているのかも。
瑠璃条の槐に関する一連の発言や心の中の声を聞くと、槐は基本的に
瑠璃条に対して本当に優しいのでしょう。もし適当に扱われていたら瑠璃条が
こんな心を抱くわけはないですし。右京など他の槐の取り巻きは
命字で心を縛ったり、つらい思いをしている時に槐の味方をするしか
選択の余地がないような状況になった時に声をかけたりして集められて
いるのですが、瑠璃条は槐がある目的のために自ら生み出した物、
なのでわざわざ縛らなくても主人に絶対の忠誠を誓うのでしょう。
ん? もしかしたらこうやって槐が何をやっても愛し続けているのって
ひょっとしたら槐がそう思うように何か仕込んだのか??? 自分の道具に
反抗されることほどまぬけなことはないですし。でも、これまでの
瑠璃条の発言を見る限りでは何かを仕込まれたということはないか。
○疾風、二人が可哀相だと
※槐のところから桜姫のところへ帰った後に桜姫の顔を見ながら
疾風「どうして槐は瑠璃条を作ったんだ…」
「これじゃ瑠璃条も姫さんも可哀相だ」
(りぼん2011年8月号・P.484の3コマ目)
あーこれはちょっと危険な方向に考えがいっちゃってるな。
理由はどうであれ敵側の重要人物に心を動かされるとか決して好ましい
ことではないですし。もし瑠璃条が桜姫を攻撃しにきたらどうする
つもりなんだ??? 瑠璃条に刃(やいば)を向けることはできるのか?
疾風は男の子としては大変優秀ですが、忍としてはどうなんだ?
疾風「こういうどうにもならないことは 口に出しちゃ
いけなかったんだ」(りぼん2011年8月号・P.484の4-5コマ目)
でも人間って時としてこうやって口に出してもどうなるものでもない
ようなことって言っちゃうんですよね。24時間ずっとしゃべる前に考えて
なんかいられないですし。ただ、目の前に敵がいる際には最大限の緊張を
していないと…もう疾風の頭の中に瑠璃条は敵だということは無くなって
きているように見えて仕方が無い。
桜姫「最近 疾風よく川へ行くのね」
(りぼん2011年8月号・P.484の6コマ目)
よく行くところが「川」というなんとも地味な場所だから今のところ
浮気を疑われてはいないのか(w カエルだから水が多い場所に行っても
おかしくはないですし。
…もっともよくよく考えたら疾風と琥珀は正式に婚約したというわけでは
ないから別に浮気ではないか。
琥珀「はい…前はわりとすぐ帰ってきたのに 昨日なんて半日も
行ったっきりで」(りぼん2011年8月号・P.484の6コマ目)
このままだと疾風は尾行されて素行調査されるのでは…
琥珀「最近 変でござるよ」(りぼん2011年8月号・P.485の1コマ目)
琥珀ーーーーーーーっ! 疾風が浮気してますよーっ!!!
いや、下手をしたら浮気どころか反乱を起こしたと思われても
おかしくない状況なのだが。何しろ密会している相手は槐の陣営の
重要な人物で、桜姫の命を狙っている奴なのですから。
疾風は桜姫たちにバレたらどうしようと考えているのだろうか???
↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十三話「薔薇と蛙物語」(りぼん2011年8月号)感想 その6
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