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2011年7月 4日 (月)

【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その4

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【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その3
↑のつづき

○ひより、広瀬にノートを渡しそびれた結果…

※ひよりが持ってきていた広瀬に渡すために作ったノートを発見して
礼奈「ひよりん このノート 何?
(りぼん2011年7月号・P.138の4コマ目)

 礼奈はもともとこのノートの存在をしっていた感じではないですから
発見したのは本当に偶然だったのでしょう。別に広瀬に渡す前に
他の子に見られたっていいような気がするのですが、ひよりは広瀬
以外の子には見て欲しくなかったようですね。露骨に嫌な顔をして
いますが、勉強会なのだから、勉強に関することに興味を持ったことに
対して嫌な顔をするのはちょっと変だろう。

 もっとも偶然ノートを発見したのが礼奈ではなく、りっちゃんや
コウくんだったら別に嫌な顔はしなかったと思う。
広瀬を巡る恋の
ライバルじゃないし、なによりこの2人に対してひよりは心を開いて
いますから。

 …もっとはっきり言ってしまえば、礼奈にだけは見て欲しくなかったの
かも。広瀬を彼氏にしようと思った時に現時点で一番強敵なのは礼奈
ですから。

 ここで「広瀬くんのためにノートをいっしょうけんめい
つくりました♪」と言うくらいの図々しさがひよりには必要だな。

渡しそびれていたノートが注目をされるというひよりにとってむしろ好都合な
展開がやってきたのですから。

 そんなに他の子に見られるのが嫌だったのなら、さっさと渡すか
あるいはここに持ってこなければよかっただけの話。みんなで
使っているテーブルの上にそんな大事な物を置くなっていう話です。

礼奈「あっ 何かはさまってる 花火大会のおしらせ?
(りぼん2011年7月号・P.139の4-5の4コマ目)

花火大会のチラシまで入ったままだったのか。この程度の誘いができない
ようで、広瀬を彼氏にしようと考えるのってどうよ?と正直思う。直接言うのが
恥ずかしいのであれば、メールを使って誘うという手もあるのに。今回
それを考えた形跡は全くないですね。

礼奈「行きたーい ねぇ結心 一緒に行こ!
(りぼん2011年7月号・P.140の3の4コマ目)

 そりゃ礼奈がこんなネタを仕入れて放置しておくわけないでしょう。
チラシを見た瞬間の礼奈の表情を見ると、あきらかに花火大会に
行きたいというのは口実で、実はひよりに対するあてつけだというのが
分かりますが、基本的に遊びの誘いは先着順でしょう。礼奈が
責められる理由は全くないです。

 ひよりはチラシを手に入れてから、いくらでも誘う機会があったのにも
かかわらず結局何もしませんでした。もともと花火大会は広瀬も含めた
みんなで一緒に行くということをひよりは頭の中で描いていたの
ですから、礼奈が花火大会に行くという話しを持ちかけてくれた
のは、むしろ絶好のチャンスのはず
、ここで「私も行きたい」と一言
言えばひよりが思っていた通りの展開になるのに。

 今回礼奈が割り込む形花火大会の誘いをしなかったとしてもひよりが
広瀬に対して花火へのお誘いをできた保証などないのだが…
あれこれ考えてチラシを手に何もできなかったという可能性が
高いだろう。自分では何もしないクセに他人が自分より先に何かをすると
嫌な顔をするとか一体何なの???

 自分はなかなか誘ったりできないけど、他人が誘うのは嫌とか
普通に考えてイヤな性格としか言えない。
これで他の子から嫌われて
ないっていうのだから、余程見た目で得をしているとしか思えん。
もしひよりの身長があと20cm高かったら、ここまで周りが暖かい目で
見ていなかっただろうな…ひよりはあれこれ身長で悩んでいますが
その身長のおかげで助けられているというのが現実。

↓つづきはこちら
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.20(りぼん2011年7月号)の感想 その5

「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想

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