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2011年8月22日 (月)

【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十四話「二人の秘密、好きなのは君だけ」(りぼん2011年9月号)感想 その4

りぼん「恋人にしたいキャラ」人気投票2011
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  • 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十四話「二人の秘密、好きなのは君だけ」(りぼん2011年9月号)感想 その3
    ↑のつづき
  • ○瑠璃条に心を奪われた疾風

    疾風「最近の俺…気がつくと毎日瑠璃条のことばかり考えてる
    (りぼん2011年9月号・P.435の5コマ目)

     いくらそんなことはないというフリをしたところで、自分自身に対して
    嘘をつくことはできないですよね。無意識のうちに瑠璃条のことを
    考えてしまうということは…つまりまぁそういうことなのでしょう。


    疾風「瑠璃条は純粋だ 嬉しいことは素直に笑うし 激しい想いも
    まっすぐにぶつけてくる
    」(りぼん2011年9月号・P.436の1-2コマ目)

     ん? 疾風の周りの人ってこんな人ばかりでは? なんていうか
    本音を隠して上手に世の中を渡り歩いていくことができない不器用な人
    が多いじゃん。桜姫もそうだし、琥珀だって別に疾風に対して素直に
    なってないっていうことはないじゃん…と思ったけど、よくよく考えたら
    琥珀は疾風をカエルの姿にしてしまったという負い目があるから
    あまり素直に好きという気持ちを疾風に対して表現してないな。

     人間は理屈よりも感情で動いてしまうことが多いです。実際に
    自分に対して感情を素直に表現してくれる子が目の前に現れたら
    心が揺らがないほうがおかしいでしょう。瑠璃条は疾風との間に
    なんのしがらみもないから、人懐っこく迫ってきますが、それが疾風には
    新鮮で強い刺激を受けたのでしょう。


    ※瑠璃条がこの瞬間に何をしているのか想像をした際に
    疾風「今頃何してるのかな 槐といるのかな? それとも硬い岩床で
    槐の帰りを待っているんだろうか…

    (りぼん2011年9月号・P.436の3-4コマ目)

     琥珀のこともたまには想像してあげてください。たぶん瑠璃条は
    寂しい思いなんてしてないから心配ないです。

     そんなに気になるのならずっと一緒にいればいいのにとか
    冗談を言いたくなったのですが、この後の展開を見たら冗談では
    済まなくなってた…


    疾風「違う! 違う! 俺が好きなのは琥珀だ!!
    (りぼん2011年9月号・P.437の2コマ目)

     嘘乙。 まるで自分に言い聞かせるかのようだ…

     こうやってわざわざ言い聞かせないと琥珀が好きだと
    いうことを自覚できなくなっている時点でもう心は離れちゃってる
    んですよね。


     好きな子が出来たときに「私が好きなのは○○だ」とかわざわざ
    考えないでしょ?
     もう疾風にとって琥珀はその程度の存在。

    疾風「瑠璃条のことがこんなにも気になるのは きっと俺と
    似てるから 叶わない恋を追いかけてる姿が同じだから
    ただそれだけだよ
    」(りぼん2011年9月号・P.437の3-4コマ目)

     おいおい、疾風は完全に勘違いしてるじゃねーかwwwwwwww
    琥珀に自分の想いが届くことはないと思っているぞ。どうすんだよ!

    琥珀はちょっとツンツンしすぎたのではないか??? 疾風がこんな
    ことを考えるほどそっけない態度をしたとは思えないのだけどな。
    琥珀のことをちゃんと見ていれば琥珀の本心は分かっても良さそうな
    ものですが、それだけ琥珀は自分の心の中を見せない…つまり
    忍びの者としては優秀だったということなのかも(笑)

     琥珀が疾風の想いに素直に応えなかったのは疾風のことが
    嫌いだからではなくむしろ逆なのですが、こういう結果が出てしまうと
    もう少し恋人同士っぽいことをしてあげてもよかったな。

     好きな人に想いが届かないという状態でストレスがたまらない人など
    いません。そんな中自分の心を素直に表現してくれる子が目の前に
    現れたら心が動かない自身がありますか? たぶん多くの人は目の前の子を
    取るでしょう。どんなに理想のタイプの子でも自分の想いが届かない子は
    恋愛の対象に入れるわけにはいかないんだよ。

     疾風と琥珀がもっと早く恋人同士として桜姫と青葉みたいにラブラブに
    なっていたらこの後の悲劇も起こることはなかったのかも。

     ところで琥珀は自分がツンツンしていたら疾風が他の子に乗り換えて
    しまうのではないかという不安感はなかったのだろうか?

    ↓つづきはこちら
    【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第三十四話「二人の秘密、好きなのは君だけ」(りぼん2011年9月号)感想 その5

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