【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕番外編「私のいちばん好きなひと」(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年)の感想
この番外編は中学3年生の時のひよりとりっちゃんのお話です。
○ラブレターをもらったりっちゃん
中学生の時にりっちゃんはラブレターをもらっていたのか。高校に
入ってから後は特にそんなことはないようですが。りっちゃんって
異性に興味があるような素振りをお話の中でこれまで見せたことが
ないですね。ひよりの恋にはいろいろ口を挟んでくるのに、自分は
特に関心はないのかな?
下駄箱にラブレターを投函するとか古典的のような気もしますが
一番簡単で確実に本人に届ける方法だからな。今も昔もラブレターを
出すのは結構勇気がいる作業ですね。
ラブレターの文面「好きです! よかったらメールください。
3-C 高木 アドレス→」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.78の3コマ目)
会ってくださいとかではなくてメールを下さいとか
要求がささやかすぎる(w でも、最初のハードルを低く設定するって
いうのはひとつの手かもな。
いきなり知らない人に会ってくださいとか言われたらちょっと身構えて
しまい、断ろうって思う人が大半でしょう。でも、メールならとりあえず
出してもいいかな?って思うかもしれないですし。
りっちゃん「…ひよりは好きな人っている?」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.79の2コマ目)
ひより「好きな人? りっちゃん!」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.79の3コマ目)
まさか自分が高校に入ってから男の子のことで悩む日々
がやってくるとはこの時ひよりはまだ知る由(よし)もなかった。
りっちゃん「そういえば 私 初恋っていつだったっけ」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.80の1コマ目)
初恋がいつか分からないっていうことは初恋自体がまだ
なのでしょう。りっちゃんはひよりのことで頭が一杯だから
異性に興味が持てないんだろうな。もしひよりが側(そば)に
いなかったら、他の女子と恋愛に関する話で盛り上がっていたり
したかも。
りっちゃん「仲いい男子はフツーにいるけど 少女漫画的な
「ドキッ」とか「キュン」みたいにならないし…」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.80の3コマ目)
りぼんの主要キャラなのにwwwwww 少女まんがを
全く読んだ経験のないような人が頭に浮かべる少女まんが像に
この手の擬音は必ず出てきそう。
単に好みの男子が現れていないだけかもなー そもそもりっちゃんの
好みのタイプって何なのだろう? そもそも恋愛自体に関心がないから
りっちゃんも自分がどんな男子が好きなのか分からないのでは?
りっちゃん「中3で初恋まだっておかしい!?」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.80の4コマ目)
この頃のりっちゃんに教えてあげたい…
高校2年になってもまだ恋愛していないって(w
りっちゃん「でも ひよりもまだっぽいし」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.80の4コマ目)
まさかひよりに彼氏ができるほうが自分が誰かに恋を
するより先になるとかこの段階では信じられないだろうな。
…っていうかひよりを安心材料にするってどんだけレベルが
低いんだよwwwwww
りっちゃん「私もいつか 誰かを好きになるのかな」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.81の1コマ目)
このセリフは高校2年のりっちゃんが言ったとしてもおかしく
ないですね。でもあまり真剣に考える必要などないでしょう。
恋なんて頭で考えてするものではないし。自分に合った人が
現れたら、自然とその人のことを好きになるでしょう。
○りっちゃん、ラブレターを出した男子に呼ばれる
※ラブレターを出した高木に対して
りっちゃん「私 ケータイ持ってなくて」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.82の5コマ目)
まさか今時携帯電話を持ってない子がいるとは思わなかったんだろうな。
りっちゃんは自宅にパソコンはないのか??? …携帯電話は持ってないけど
PHSは持っていますっていうオチではないのか?(w
メールを出したくないから、メールを出さない口実として携帯電話を
持っていないって言う手もあるかも。ただりっちゃんはこの時点では
本当に持っていないっぽいですね。
りっちゃんは高木から花火大会に一緒に行こうとの誘いを受けました。
○りっちゃんは中学時代、男子に人気があった
※男子の一部がりっちゃんに彼氏ができたとの噂を聞いて
「うそだっ 中野さーん」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.84の1コマ目)
泣いてるwwwwwwww 泣くくらいなら先に告白すればよかったのに。
りっちゃんクラスで話題になるほど人気があったんだな。高校時代
しかしらないから、知らなかった。
「律花 なにげにモテるもんね~ 超ニブいけど」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.84の1コマ目)
仲の良い男子はいるようなので、中にはりっちゃんに恋心を
抱いている子もいるでしょう。りっちゃんは鈍(にぶ)いそうですが
鋭(するど)かったとしてもひよりとの時間をりっちゃんは大切に
したでしょうから、結局誰とも両想いにならなかったかも。
「律花 友情も大事だけど恋も大事だよ!?」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.84の4コマ目)
こう言われて、高木の申し出を受け入れることに決めたりっちゃん。
表情を見ると正直あまり乗り気ではないですね。気が乗らないので
あれば高木の申し出を断ればいいのに。沈んだ顔で来られても
高木だって楽しくないでしょう。
○りっちゃん、高木と花火大会へ
りっちゃん「私のどこが好きなの?」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.86の6コマ目)
そうだよ、このことはとりあえず確認しておかないとな。
まだ告白の返事をしたという訳ではなく、ただ単に花火大会に
一緒に行っただけとはいえ、自分のどこが好きなのかは気になる
でしょう。
高木「え…っ」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.86の6コマ目)
「どこって まぁ見た目?」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.87の1コマ目)
「まぁ」ってなんだよ、これはひどい。なんとなく好みの外見を
していたから好きになっただけじゃん。まぁなんだかんだ言っても人間最初は
外見しか分からないから、好みの顔をしていたら好きになって
しまうっていうのは理解できるけど、この言い方はないよな…
りっちゃん「どうしよう 全然うれしくない…」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.87の3コマ目)
そりゃそうだろうwwwwww ここでりっちゃんが怒って帰っても
高木は文句は言えないです。デートでこんな気分を味わったら
下手をしたらトラウマになるレベル。
でもりっちゃんはこの段階では全く怒っていなかったのですが
りっちゃんの側に必ずと言っていいほどいるひよりの話が
出たら…
※ひよりについて
高木「あの子 背 小さいよね 何センチ オレ最初
妹でも連れて歩いてんのかと 思っ…」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.88の1-3コマ目)
別にひよりの悪口なんか全く言ってないのに、なんでこの
言葉でりっちゃんが高木をぶん殴ったのか分からんwwww
誰しも感じていることじゃん。高木がちょっとかわいそうに
なってきたよ。
まぁ高木は配慮に欠けた発言をした、りっちゃんはキレる
必要がない場面でキレたということでおあいこ…かな???
ただ高木はちょっと痛い思いをしてしまいましたね。
※好きな人が将来できたら
りっちゃん「その人はぜったい私の友だちも大切にして
くれる人がいい」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.89-90)
面倒な条件がついたな(笑) 普通自分の彼氏が自分の友だちも大切に
していたら、嫉妬するだろう。誰が彼氏になったって大抵の男の子は
高木と似たようなこと言うだろうに。今現在りっちゃんは高校2年ですが
自分を愛してくれて、ひよりも大切にしてくれる子はいるのでしょうか?
…もう面倒くさいからブルーフレンド(えばんふみさん作)みたいな
展開にしちゃえばいいのに。
※ひよりに対して
りっちゃん「私も 今 一番好きな人は ひよりなんだ」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.91の1コマ目)
キマシタワー
まぁでもブルーフレンドと違ってひよりとりっちゃんは純粋に
友情の意味での「好き」のようですが。
※ひよりに好きな人ができた際に
りっちゃん「一番最初に教えてね!」
(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年・P.92の1コマ目)
そして広瀬を巡る話に繋がっていくのであった。
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