【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.26(りぼん2012年1月号)の感想 その4
チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon
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【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.26(りぼん2012年1月号)の感想 その3
↑のつづき
○委員としての仕事を順調にこなすひより
ひよりが黒板に字を書いている様子をクラスのみんなが
固唾(かたず)を飲んで見守っていますが、すっかりクラス全体が
ひよりの保護者になってますね。ひよりって不思議な力があるん
だよなぁ…意識していなくてもひよりの近くにいると近くに
いるといつの間にか保護者になったような気分になり、
ひよりを応援せずにはいられなくなる。ひよりが黒板に字を
書けた瞬間クラスに安堵(あんど)感が広がったのも納得です。
ひよりは文化祭実行委員として適任だったな。ひよりが委員を
やっていたら協力せざるを得ないし。
投票の結果、カレー屋が8票、カフェが17票、おばけ屋敷が
33票でお化け屋敷に決まったのですが、この中で一番面倒くさそう
なのになんで決まったんだ? カフェとか楽そうですが。このクラスの子
たちはお祭り好きなのかな???
ところがお化け屋敷は1学年に1クラスまでという決まりが
あり、他のクラスの中にもお化け屋敷を希望しているクラスがある
ことから、おはげ屋敷を希望するクラス同士でじゃんけんをして
決めることになりました。
ひより「ホントに私がジャンケンするの…?」
コウ「3対0で あんたの圧勝だったろ」
(りぼん2012年1月号・P.139の2コマ目)
ひよりのじゃんけんのパターンがあまりにも読みやすかった
ことからわざと負けてひよりにじゃんけんをする役を押し付けた
コウくん。策士だなぁ(w ひよりの分かりやすい性格はこうやって
使うこともできるのか。
ひよりはクラスの代表としてじゃんけんに臨(のぞ)みましたが
残念ながら負けてしまいました。
ひより「代表なのに…皆の役に立ちたかったのに…っ」
(りぼん2012年1月号・P.141の1コマ目)
隅のほうでうずくまって泣いているひより。かつては自分のために
落ち込んで泣くことが多かったひよりですが、今はこうやって他人の
ために泣けるようになったんだなぁ。この場面だけでもひよりが
いかに成長したかが分かります。
コウ「ごめん オレがジャンケンすればよかった 西山がこんな
小学生みたいな駄々こねると思わなくて 今正直めんどい」
(りぼん2012年1月号・P.141-142)
コウくんは楽をするためにひよりに押し付けたらもっと
面倒になったのかwww たしかにこんなことだったら自分で
ジャンケンしたほうが楽でしたね。
ひより「はじめての大きな学校行事で しかもこんな大事な
委員になったから成功させたいんだ」
(りぼん2012年1月号・P.143の2コマ目)
他の子にとっては数多い行事の中のひとつに過ぎないのですが
ひよりにとっては自分が主導して動く初めての行事のようなもの
ですから、他の子と温度差があるのかもしれませんね。
ひより「文化祭の楽しい思い出作りたいんだ 皆で コウくんも
だよ」(りぼん2012年1月号・P.143-144)
学校行事っていうとひよりはこれまでいい思い出がほとんど
ないからなぁ。遠足の時は気絶しちゃったりしたりし(w
でも無理はする必要はないよ。無理をしたらどんな結果が出た
としても楽しくないだろうし。自然体が一番いいです。もっともひよりは
自然体だと上手くいかないのかもしれませんけど。
コウ「考え直すしかないんだから ぐだくだ言っても時間の無駄
オレも一緒に考えてやるよ」(りぼん2012年1月号・P.144の2-3コマ目)
コウくんもここまでひよりがやると動かざるを得ないですよね。もし
女子の委員が礼奈だったらここまでやる気出したかな?
ひよりはコウくんもやる気を出して欲しいと思っていたので
コウくんのこの言葉を聞いて機嫌が直りました。
ひより「コウくんも もっと笑えばいいのに 笑ってるといいこと
あるんだよ」(りぼん2012年1月号・P.145の3コマ目)
そういえばコウくんが笑っているところって見たことがないな。
普段どういう場面で笑っているのだろう??? 一人で何かをしている
時なのだろうか? コウくんの心の中の声が分からないからいまいち
つかみにくいです。
○結局「おばけ屋敷風カフェ」
コウくんの発案でカフェをお化け屋敷風にするということになりましたが
これにお客さんをお化けで驚かせる演出とか入れたらほとんど
お化け屋敷のようなものじゃんwww
そもそもかぶりが多いからとかいう理由で各クラスの企画を
縛る委員会のほうがおかしいんだから、この程度の知恵は
いいと思う。当日にバレて委員会が文句を言ってきたら
追い返してやれ!!!
ひより「私 少しは役に立てるかなぁ」
(りぼん2012年1月号・P.154の1コマ目)
これまでひよりは他人に何かをしてもらうことばかりだったから
こうやってクラスのみんなのためにがんばれる今の状況は新鮮で
とても刺激的なのでしょう。ちょっとしたことが楽しくて仕方がないん
だと思う。こうやってどんどん自信をつけていって人生が楽しい豊かな
ものになるといいですね。
しかしひよりとコウくんは並ぶと絵になるなぁ。かわいいとか
中学生カップルとか言われてますが、これってほめ言葉
でしょう。
広瀬は機嫌が悪くなってしまいましたが、嫌だったらもっと
彼氏らしく振舞うしかない。
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕番外編「私のいちばん好きなひと」(夏の大増刊号りぼんスペシャルオレンジ・2011年)の感想
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