【絶叫学級】〔いしかわえみさん〕42時間目「親友チョコレート」(りぼん2012年3月号) 感想
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今回は「友チョコ」に関するお話が登場しました。りぼん3月号は2月に
発売されるからバレンタインデーネタを登場させるのにちょうどいいん
ですよね。
勉強もスポーツもできるマリとそのマリの幼なじみのひなを中心に
お話は展開していきました。マリとひなは小学校一年生の頃からの
付き合いで、なんで付き合い始めたのか分からなくなってしまった
ようですが、小学校低学年の頃からだと家が近いとか、席が隣同士
とかいうことがきっかけになることが多いのでは?
仲の良い二人に暗雲がたちこめたのはひなが道を歩いていたら
長いマフラーをした謎の女にチョコレートをもらってしまったところから。
もらったというより押し付けられたという感じですが、この女は千代子さん
という名前で、下校中の女子にチョコレートを配っていて、受け取ったら
一生付きまとわれて最後には連れ去られてしまうと知り、ひなは
とてもおびえています。
特に何も起きなければ単なる都市伝説として片付けられたので
しょうけど、いくら捨ててもひなのところにチョコレートがもどって
くることから、どんどん怖くなってしまいました。噂とか抜きにして
捨てたはずのチョコレートが机の中に入っていたりしたら怖いだろう…
学校にまで千代子さんが現れた時にひなを見捨ててマリが
逃げていったことから、ひなはマリが本当は冷たい人だったと
思いこんでしまいます。この後実はマリの行動は千代子さんを油断させる
ための作戦であったことが明らかにされるのですが、ひなは責められ
ないよ…マリのひなを捨てたフリをした演技が完璧すぎた
からな。目配せとかもなかったし、ひなは千代子さんが怖くて
たまらない状況下でマリに逃げられたのですから、マリを信じろと
言われても無理でしょう。
※千代子さんが学校に来た際に
マリ「ごめん ひな… やっぱり一緒にいられない…」
(りぼん2012年3月号・P.309-310)
このマリの表情すごいよ。本当に演技だったのだろうか???
この瞬間は本当に千代子さんが怖かったんだろうな。
千代子さんが不気味すぎるから演技でなかったとしてもヒナは
仕方ないでしょう。
保護者が学校に向かっているのにもかかわらずひなは一人で
帰宅してしまったのですが、自宅に千代子さんが来てしまい
連れ去られてしまいました…
一方その頃マリは病院に入院していました。けがをしているところを
見ると千代子さんにやられたんだな…作戦がバレたのかも。
で、今度はマリの病室にチョコレートが…一度千代子さんに目をつけ
られたら逃げられないということか。
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