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2012年3月 2日 (金)

【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.38(りぼん2012年3月号)感想 その4

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

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【スターダスト★ウインク】〔春田ななさん〕star.38(りぼん2012年3月号)感想 その3

↑のつづき

○理不尽すぎる東都芸術高校の対応

  日向はマリちゃんが胸に飛び込んできただけであって、本当に今回の件
は被害者なので、普通の学校だったら真実を知った時点で日向の退学処分は
取り消すはず。

  ところが東都芸術高校の対応は…

※由季から真実を知らされた後の東都芸術高校関係者の発言
理事長は自分の顔に泥をぬった生徒を学校に残しておきたく
ないんだろう
」(りぼん2012年3月号・P.365の1コマ目)

  ひどすぎる…この手の学校は風通しが悪そうだから、教師や
職員はたぶん理事長に意見を言ったりできるような雰囲気では
ないんだろうな。教師の中にも心の中では日向の処分はおかしいと
思っている人もいるかもしれないけど、そんなことを言ったら自分の
首があぶないとか考えてもおかしくないです。


都倉は特待生だから品行方正(ひんこうほうせい)が求め
られるし
」(りぼん2012年3月号・P.365の1コマ目)

 だから日向は別にマリちゃんと恋愛関係にはなかったんだって。

 あ、ただ日向はマリちゃんの行動を黙認していたということは事実
なので、マリちゃん恋愛関係にあったのではないかと思われても
仕方がない状況ではあります。
なにしろ長年一緒に過ごしていた
杏菜ですら、日向はマリちゃんのことが好きなのではないかと
勘違いしたほどですし。おそらく処分の決定にあたっては校内に
流れていたさまざまな噂も考慮されたものと思われます。


○マリちゃんは東都芸術高校理事長の娘

しかも相手は小林先生 理事長の娘さんだ
(りぼん2012年3月号・P.365の1コマ目)

  これはひどい、娘がクズなら親もクズでしたwwwww
自分の娘が不始末を起こしたのだから本来だったら日向に
対して謝りにいかなくてはいけない立場なのに、自分の娘が
先に手を出したということは完全無視して日向を退学とか…
きっと娘の体面を守りたかったんだろうな。


 こんな親の下で育った娘なら性格も悪くなっても正直おかしく
ないでしょう。マリちゃんが突然就職先を探さなくてはいけない状況に
なったら自分の高校に入れちゃうとか究極の縁故採用だし。


○怒らない日向に怒る杏菜と颯

颯「自分にも落度があるってなんだよ なんでもっと
怒んねーんだよ!!
」(りぼん2012年3月号・P.366の4コマ目)

  正直新潟から東京まで駆けつけた杏菜と颯にしてみれば肝心の
日向自身があまり怒っていないのを見るとイライラしてくるんだと
思う。私がもし颯の立場だったら、マリちゃん達より自分が理不尽な目に
遭っているのに表面上は何もしない日向のほうがむかつくかも。


颯「あの教師が勝手に日向に依存してただけじゃねーか
お前が優しいのにつけ込んで!!
」(りぼん2012年3月号・P.367の1コマ目)

  いや、一方的にマリちゃんだけが日向に依存していたと考える
のは無理があると思う。
日向にマリちゃんを想う気持ちが全くなかった
と考えるのはここまでの行動を見るとどうしても信じられません。
日向はとにかく自分の内面を明らかにしませんから想像をする
しかないのですが。

  もし日向が優しい性格だからどの女性から言い寄られても
受け入れるのだとしたら中学時代にくるみに告白された時に
もっと違った対応をしたはずです。くるみはダメだけどマリちゃんは
キスしてもいいという対応の差が現実にあったということを考えた時、
やはり日向の中でマリちゃんは恋愛感情の有無は別にしてやはり
特別な存在であったと言えるのではないでしょうか。


杏菜「ずっと友達がいなくて 学校も好きじゃ
なかった日向が楽しいって言った高校なのにー!!

(りぼん2012年3月号・P.369の1コマ目)

  おっと、日向の悪口はここまでだ。

  杏菜、何どさくさにまぎれて日向さんのことdisってんだよwww

日向「でも 自分のことみたいに怒ったり 泣いたりしてくれる人が
いると もう それでよくなっちゃったりするんだよね…

(りぼん2012年3月号・P.371の1コマ目)


  日向の代弁を杏菜と颯がやってくれたという訳か。でも日向のこと
だから杏菜と颯が新潟からやってこなかったとしても淡々と帰郷の
準備をしたと思う。

 日向が怒らない理由はマリちゃんとつきあっていたのではないかと
いう疑惑が実は完全に疑惑とは言い切れないということを自分自身が
自覚しているからではないかという気もしてくるよ…


○マリちゃん、日向に謝罪

マリちゃん「都倉くん!! -あの…私 こんなことになるなんて…
ごめんなさい…っ
」(りぼん2012年3月号・P.372-373)

  まぁ逃げないで出てきた勇気はいいんだけど、マリちゃんは
こうやって日向の前で泣く前にすることがあるだろう。理事長に
日向の退学を取り消すように迫れるのはこの学校ではマリちゃん
だけなのに、最後の最後まで役立たずだったな。


  日向の退学の取り消しをしてもらうためには自分自身が先に
手を出したということを理事長に言わなくてはいけないから
怒られるのが怖くて黙っているとかじゃないだろうな!?

  マリちゃんは解雇ではなく自分から東都芸術高校を辞めるのか。
書類の上では日向のほうが処分が重くなっちゃったな。



マリちゃん「きっと一生変わらないのね 3人の仲は
(りぼん2012年3月号・P.376の1コマ目)

 何いい話にまとめようとしてるんだよ、そもそもマリちゃんが
あんなことをしなかったら何にも問題は起きなかったのに(w


 今度こそマリちゃんは退場なのかな? 前回杏菜たちが中学を
卒業した時にこれでもう出ないと思わせておいて、今回の大惨事
でしたから、また何らかの形で再び現れても驚きませんwww

  今回の最後のコマの杏菜、颯、日向の3人の絵がすごく
いい感じですね。カラー化してポスターにして欲しいくらいです。


春田ななさんのサイン会に参加してきました!!! (2010年10月2日新宿開催)

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