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2012年5月18日 (金)

春の大増刊号りぼんスペシャルキュート(2012年)の「女の子って。」(カナヘイさん)の感想

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

 子供からだんだん大人になっていくと、人間関係が複雑になって
自分があまり気がすすまないことでもお付き合いでやらなければ
いけなくなったりしますが、では子供の頃は何をやってもいいのかというと
決してそうではないですよね。

 このお話では友達と何でも一緒じゃないとだめなのかと悩む女の子
小羽(こば)ヒナコが出てきますが、トイレに一緒に行こうとか誘われたり
趣味が合わないおまじないや恋の話などをされたりするのは確かに
ストレスがたまるかも。子供といえども今の世の中ストレスと無縁という
ことなど有り得ないということなのでしょう。人によって好きなものや
行きたい場所は違うということを頭に入れておいて、誘ったり、話題に
参加するようにすすめる場合は相手が嫌そうな感じだったらすぐに
やめたほうがいいですね。

 自分が嫌なのに相手にいろいろなことをすすめられて困っているという
人は、上手く断れるようになったほうがいいかも。相手は別に困らせようと
思ってすすめてきているわけではないのですから。

 …と書いてはみたものの、現実にはなかなか簡単に断るわけにも
いかないんですよね。

ヒナコ「でも それを断れないのは 完全にひとりぼっちになるのが
イヤだから…

(春の大増刊号りぼんスペシャルキュート・2012年・P.162の5コマ目) 

 これは小中学生だけでなく、高校生、大学生、そして社会人と
すべての世代に共通した永遠のテーマかも。
強いて言えば大学生
くらいかな? 断ってもあまりもめ事が起きないのって。大学ってあまり
学生同士のしがらみってないですし。ただこれもサークルに入って
いたりするとまた別なのでしょうけど。

 どちらかががまんをした状態で良い人間関係を作るのは難しいと
思うので、何とか「断り上手」になれるといいのですが。

ヒナコ「休み時間くらい自由にさせてよっ だいたい何で好きな
人とか言わなきゃいけないのっ ほっといて!

(春の大増刊号りぼんスペシャルキュート・2012年・P.164の1コマ目) 

 ヒナコはいろいろ勧めてくる友達の花に対してとうとう我慢できなく
なってしまい感情が爆発してしまいましたが、このおかげで本音を
言えるようになったのでよかったです。ただ、これは相手の花がすぐに
ヒナコの気持ちに気づいたからであって、人によってはヒナコが爆発した
事に対して激しく反発したりするだろうな…花がいい子でよかったよ。

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