【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.37(りぼん2012年12月号)の感想 その6
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【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.37(りぼん2012年12月号)の感想 その5
↑のつづき
○りっちゃん、コウくんのところへ走る
コウくんに用事ができたなんていう話は嘘だということはちょっと考えれば
分かるので、りっちゃんはコウくんのところへ走ります。用事ができたというのは
嘘だとしても動物園の敷地の中にとどまっているという保証はないのである意味
コウくんと出会うことができるかどうかは運次第だったのですが、りっちゃんは
無事にコウくんと会うことができました。
コウくん、雨の中傘もささずにベンチに座りこんでいますが、広瀬に言われた
言葉が心に重くのしかかったんだろうなぁ。さっさと家に帰る気分になれないの
だとしてもとりあえず雨宿りも兼ねてどこかの喫茶店にでも入ればよかったのに。
※りっちゃんに対して
コウ「…あんたのせいだ あんたが変なこと言うからオレまで
おかしな暗示にかかった」(りぼん2012年12月号・P.116の3コマ目)
りっちゃんのせいかよwwww まぁ最初にコウくんがひよりのことを
好きなのではないかと言ったのはりっちゃんだけど、さすがにそのことを
理由にしてりっちゃんに文句を言うのは八つ当たりだと思う。
でも他人にひよりのことを好きなのではないかと言われて、自分もそれを
自覚したのだとしたら実際には言われる前から好きだったと考えるのが
自然だよなぁ。
コウくんは特に深く考えないでいつものように軽い気持ちで言ったの
かもしれませんが、ひよりとコウくんのことについてやりとりをした
直後にこのことを言われたので感情が爆発してしまいました。
りっちゃん「自分の気持ち人のせいにしないでよ! ウジウジしちゃって
バッカじゃないの!?」(りぼん2012年12月号・P.117の3コマ目)
校内でコウくんを叱(しか)りつけることができる人ってりっちゃん位
ですよね。ひよりは同じ目線だし、広瀬もコウくんのことは基本的に優しく
見守るという姿勢ですから。他の人はほとんどつきあいないし、こうやって
はっきり言ってくれる人はとても貴重です。こういう人は大事にしないと。
りっちゃんはただ単にコウくんのことが心配だからという理由だけで
こういう厳しい言葉を投げかけたという訳ではありません…
りっちゃん「だいたい暗示になんかでどうにかなるなら私はー」
(りぼん2012年12月号・P.117の3コマ目)
暗示でコウくんの気持ちを自由に動かせるんだったらひよりのことを
好きになるような暗示なんかかけないで別の暗示をかけたよな。
しかしこの時のりっちゃんの目はすごいな、なんていうかこの目に
いいたくても言えない気持ちが凝縮(ぎょうしゅく)されている感じです。
りっちゃん「そっちがケリつけてくれないと あたしも前に進めない…っ」
(りぼん2012年12月号・P.118の1-2コマ目)
もうここで一気に告白しちゃえよ! って言いたくもなりますが、確かに
コウくんとひよりの関係に決着がついてからでないとりっちゃんは動きたくても
動けないか。ひよりが絡んでいるからりっちゃんも自由に行動できない
ですよね。
でもりっちゃんとコウくんがつきあうようになれば結果としてひよりと
広瀬の関係も安定するから、ここで一気に勝負に出てみるっていう手も全く
ないとは言えないのでは?!
ただコウくんの気持ちが自分に向いていないと分かっている状態で
告白しても良い結果は期待しろっていうほうが無理だしなぁ…りっちゃんが
動けないのも仕方ないかも。ひよりが広瀬になかなか告白できなかったのとは
状況が違います。
○ひより、眠れなくなる
せっかく彼氏とデートをした日の夜なのに余韻(よいん)に浸るどころでは
なくなってしまいました。眠れなくなりあれこれ考え始めてしまったの
ですが、これまで想像すらしていなかったことをりっちゃんに言われた
からなぁ。
※コウくんが自分のことを好きなのではないかという件について
ひよりの心の中の声「…ないない 絶対にない気がする」
(りぼん2012年12月号・P.120の2コマ目)
これはひよりがこう考えたのも仕方ないかも。何しろコウくんの
ひよりに対する言葉はみんな嫌味っぽかったし(笑) 好きな子には
わざといじわるするタイプの子っていますが、ひよりから見たらコウくんが
そんなことを考えているとは思いもしないでしょう。気軽に話しかけてくる子が
みんな自分に対して好意を寄せているなんて考える子がいたら逆に怖いよ(w
ひよりの心の中の声「だけどもしそうだったとしたら りっちゃんは
どんな気持ちでー…」(りぼん2012年12月号・P.120の3-4コマ目)
りっちゃんの心を傷つけてしまったのではないかという不安感も
あるから余計つらいんだろうなぁ、ひよりにとってりっちゃんは
真の友人だし。りっちゃんを喜ばせようと思ってコウくんを呼んだら
こんなことになってしまいました。
でもよくよく考えたらやはりコウくんのひよりに対する気持ちは一度
はっきりさせたほうがいいと思うのでこの日のデートは無駄では
なかったと思います。
↓つづきはこちら
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.37(りぼん2012年12月号)の感想 その7
【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕番外編「-平行線-」(春の大増刊号りぼんスペシャルハッピー・2012年)感想 その1
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