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2012年12月 2日 (日)

【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その1

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想

 さて4年間に渡って連載された「桜姫華伝」は今月号でついに最終回を
迎えました。連載が長い期間続いたので、連載が始まった時に中学生だった
子はもう高校生になってるんですよね~

 前回月泉水の封印に成功した桜姫、ただその代償は大きく桜姫は花びらと
なり散ってしまいました…ただ桜姫が帰ってくると信じて待ち続けている人も
もちろんいます。

○青葉、目が覚めて桜姫の帰りを待ち続ける

 桜の木の下で琥珀と話しをしている青葉が登場、どうやら無事目が覚めた
ようです。槐の人生最後の仕事は決して無駄ではなかったんですね。目が覚めたら
さぞかし驚いただろうなぁ~ 槐に斬られて気を失う前と目が覚めた時
とでは自分を取り巻く環境が全く変わっていたのですから、
浦島太郎状態かも。


 かぐや姫という人間界にとって脅威以外の何者でもない奴が倒されたのは
とてもうれしいでしょうけどいなくなった人たちの顔ぶれが青葉にとっては
あまりにも痛すぎました。

 桜姫が月泉水の封印に出発してからすでに3回目の春がやってきているのに
青葉はまだまだあきらめる様子は全くないですがこれは当然でしょう。だって
桜姫が月泉水の封印のため不死山に出発した際に青葉はまだ意識がなかった
のでちゃんとお別れのあいさつをすることができませんでしたから、桜姫が
自分のところからいなくなってしまったということを実感できないでしょうし。

 しかし青葉は和泉の親王別邸で暮らしているのか。ここで桜姫が帰ってくるのを
待ち続けているのでしょうけど、いつ帰ってくるか分からない相手を待ち続ける
のってかなりの精神力がいるだろうなぁ。

※青葉に対して
琥珀「親王様ーっ お昼ごはんでござるよーっ
(りぼん2013年1月号・P.566)

 おおっ、琥珀が微妙に成長してる!!! 顔つきがなんだか凛々(りり)しく
なった感じですね。ただ性格は昔のままのようですけど。現在も琥珀がいると
いうことは警備も続けているのでしょうけど、妖古が現れることはもうないの
だから警備も楽だろうなぁ~ 妖古と比べれば他の敵など問題ではないでしょう。

 青葉も少し背が伸び…た??? 青葉は桜姫を筆頭に多くの大切な友人が
いなくなってしまったので、青葉にとって琥珀は数少ない気を許せる人
なんだろうなぁ。これからも心の支えになってあげてください。

※琥珀に対して
青葉「疾風も朱里もまだ戻らないのか?
(りぼん2013年1月号・P.568の1コマ目)

 ん? 何かあったのか??? 朱里は任務とは言え長い間敵の陣営にいたからともかく
として疾風は瑠璃条のお墨付きももらっているから遠慮なく戻っても良さそうですが…

琥珀「うん…やっぱり殴っちゃったの 悪かったかなぁ
(りぼん2013年1月号・P.568の2コマ目)

 殴ったくらいで出て行くように疾風ではないような気がします。以前も琥珀は
疾風のことを邪険(じゃけん)に扱ったこともありますし。殴ったくらいで
出て行くようだったらとっくの昔に琥珀の元から去っていたはずです。

※琥珀が疾風を殴った時の状況
琥珀が思い出す疾風の言葉「琥珀っ いろいろあったけど
やっぱり俺にはお前しかいないぜっ
一緒に里を継ごう!!
」(りぼん2013年1月号・P.568の2コマ目)

 反省してないwwwwwこれは琥珀怒っていいwwwwwww
 
 瑠璃条に浮気をしておいて瑠璃条がいなくなった途端に笑顔でこんなことを
言い出しても説得力ないです(wこんな調子だと他に魅力的な女の子が出て
きたらまた浮気しそうだ。気まずい雰囲気になったりする暇すらなかったん
だろうな。

琥珀が思い出す朱里の言葉「僕は一度槐様と生きてくって
決めたんだ… それは里を裏切ったも同じこと 槐様が死んだ
からってすぐには里に戻れない
」(りぼん2013年1月号・P.569の1コマ目)

 朱里は真面目だなぁ~ 槐のことをただ単に調査対象として見ていたという
だけではなさそうなので、気持ちの整理をつけるために旅に出る必要もあったのかも
しれませんね。

↓つづきはこちら
【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その2

種村有菜さんの桜姫華伝9巻発売記念サイン会に行って来ました(2012年1月15日、横浜開催)

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