りぼん2013年4月号の「女の子って。」(カナヘイさん)第20回に声が小さい人のネタが登場
チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon
「女の子って。」単行本1巻発売決定おめでとうございます!
保護者や友達に聞きにくい微妙な悩みを抱えている子の役にたつよう
祈ります。
今回は声が小さくて悩んでいる6年3組の「鈴森リン」が主人公ですが
確かに人によって日常会話の声の大きさってかなり違いますよね。声が
小さい人は近くにいかないと何を言っているのかよく分からないですし。
鈴森は新学期の自己紹介の時に小さい声で他の子に自分が言いたい
ことがうまく伝わらなかったようですが、大人数に対して何かを言わないと
いけない時は確かに不便そうだなぁ。声が小さいというだけでなんだか自信が
ない子だと思われてしまいそう。来月は学校や職場などで自己紹介をする機会が
多いですが、鈴森みたいに声が小さい人は今からその時のことを考えて気持ちが
落ち込んでいる人もいるかもしれませんね。
こう言ってしまうのもなんですが、集団で自己紹介をする時に誰が何を言ったか
なんて余程突飛なことを言わない限りすぐに忘れてしまうものですから
気持ちを楽にするといいです~
今まで深く考えていなかったけど、声が小さいと結構不便なんだなぁ~
鈴森は回転すしに行った時にさび抜きの寿司を頼もうとするも、声が小さくて
板前さんに聞いてもららえなかったのですが、飲食店とかで注文する時
とかは声が小さいと本当に大変そうです。
鈴森の心の中の声「自分のせいで話の流れが止まるのが辛くて
会話に入らなくなっていった」(りぼん2013年4月号・P.326の3コマ目)
自分の声が小さいと相手が聞き返してくるからそこで会話が止まって
しまうのか。確かにそんなことが連続したらだんだん会話の輪の中に入るのが
怖くなるかも。
で、会話の輪の中に入らないから孤立するという悪循環に…
一人で過ごすことが多くなると声を出す機会も減って発声練習も
できないというドロ沼か。
鈴森は趣味が同じ子に話しかけられるという機会を得たのですが、結局
恐怖心が邪魔をしてまともに話すことができませんでしたね。
こういう時ってどういう解決法があるんだろう?と私なりに考えて
みたのですが、とりあえずメールやSNSでやりとりできる友達を
作るという手もあるかも。文字を打つだけなら声の大きさは
関係ないし。このままだと鈴森は結構まずいことになってしまいそうだ。
鈴森は今は声が小さいということだけを悩んでいるけど人と触れ合う機会を極端に
避け続けていると今度は人間関係を作ること自体が苦手になってしまうのでは!?
鈴森はこのあと偶然耳栓をしたまましゃべったら大きな声が出せるように
なりましたが、良い方向に向かうといいですね。
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