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2013年5月24日 (金)

【猫と私の金曜日】〔種村有菜さん〕第7話(マーガレット11号・2013年5月20日号)感想 その1

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

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○猫太がキスをしようとしているのに明確に拒(こば)めない愛

 猫太がキスをしようと自分のところに向かってきているのにどういう訳
か断れない愛…

※猫太にキスされそうになっても逃げない件について
愛の心の中の声「でも なんで 動けないの
(マーガレット2013年5月20日号・P.12-13)

 やはり愛は自分自身が気づいていない何かが心の奥底に眠っている
感じですよね。未亜以外の男の子にキスをされそうになったら普通
頭で考えなくても本能的に拒絶するだろう…

 そもそも愛は未亜の彼女なのに彼氏を放置して自分に好意を寄せて
いると分かっている猫太のこと追いかけた時点でもうやってることは
無茶苦茶なんですけどね(w

 これ、愛の気持ちはこの際どうでもいいとして、未亜は愛のことを嫌に
なったりしないのだろうか? キスした直後に他の男の子のことを追いかけて
いったりしたら愛が冷めてもおかしくないです。

 愛はようやく未亜と両想いになることができたのにこんなことをやったら
未亜に嫌われたりとないか不安にならないのだろうか???

 キスをしようと愛の顔に近づいてくる猫太ですが、愛の表情を見ると
目をうっとりさせてなんだか愛する人のくちびるを待っているかのよう
ですね。この光景、完全に浮気現場だろうwww

※猫太に対して
愛「だめ…ごめんなさい…
(マーガレット2013年5月20日号・P.18-19)

 最後の理性を振り絞って猫太のキスを拒んだ愛ですが、その力は
とても弱いので猫太がその気になったら完全にキスできてましたね。

 ここで猫太がどう出るか注目されるのですが、猫太はあっさり引き下がり
ました。

猫太「唇(くちびる)は無理だったけど 愛ちゃんの心には
さわれた気がするから
」(マーガレット2013年5月20日号・P.20)

 こりゃ猫太のほうが上だわ。愛はただの子供で正直猫太にして
みれば赤子(あかご)の手をひねるようなものでしょうね。完全に猫太の
手のひらの上で愛は猫太の思った通りに踊らされてる感じです。
実際猫太は愛の心に触って、愛の心を動かしつつあります。

 小学生でこの駆け引きができるのはすごいと思います。普通だったら
好きな愛とキスができる絶好の機会がやってきてあとちょっと顔を
前に出せばキスをできたのにあえてそれをしないで、こうやって
相手の心を揺さぶる心理作戦に出るとか。

 ここで無理してキスをして愛に嫌われたら元も子もないというのは
頭の良い猫太なら当然分かっているはずです。どうすれば愛の気持ちを
自分に向けさせることができるのかを考えたら自然とこういう言葉が
出たのかもしれませんね。

愛の心の中の声「こんな時何も言えない私と違って 猫太くんの
ほうが ずっと大人っぽくみえる

(マーガレット2013年5月20日号・P.21の1コマ目)

 猫太は大人びてるというよりむしろ愛のほうがちょっと
だらしがないような気が…
最初にスマートフォンのメールや連絡先を
消されたりラブレターを盗まれ段階で猫太を叱り付けて家庭教師を
きっぱりやめていればこんなことにはならなかったのに。

 これでは愛は未亜と猫太の両方を彼氏にしたいと思っていると
周りから思われても仕方がないです。

↓つづきはこちら
【猫と私の金曜日】〔種村有菜さん〕第7話(マーガレット11号・2013年5月20日号)感想 その2

種村有菜さんのCD「Princess Tiara」発売記念イベント行ってきました(2013年4月7日)

種村有菜さんの桜姫華伝9巻発売記念サイン会に行って来ました(2012年1月15日、横浜開催)

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