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【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.50(りぼん2014年1月号)の感想 その3
↑のつづき
○ついに、秋穂がひよりに嫌がらせ開始
これまでひよりを見る目が冷やかにになったりすることはあったけど
表面上はひよりに対して親友のように接していた秋穂でしたが、ついに
嫌がらせを始めました。
ひよりがりっちゃんと一緒に買い、今でも使っている思い出の
ひよこのシャープペンシルを秋穂が窓から投げ捨てました。
たまたまその様子を広瀬が見たのでこのあとすぐに回収されたのですが、
もし広瀬が見なかったらひよこのシャープペンシルは見つからなかった
だろうな…
まさか窓から投げ捨てられたなんてひよりは想像すらしないでしょうし。
ひよりは大事なシャープペンシルが無くなったということにすぐに気付いて
あわてて自分の机の周囲を探し始めたのですが、当然見つかるはずもなく…
※ひよりがシャープペンシルを探しているのを見た秋穂がひよりに対して
秋穂「私と一緒に買ったのがあるし そっち使えば 前のは
もう要らないよね」(りぼん2014年1月号・P.319の2-3コマ目)
この言葉、笑顔で言っているから逆に怖いわwww このあと平然と
ひよりと手をつないで歩き始めたのですが、秋穂はともかくこんなひどい事を
言われたのにひよりは秋穂に対して怒ったりしないんだな。
もう完全に秋穂のことを友達だと思っているので違和感を持ちつつも
友達付き合いを一時中断するとかいう発想はそもそも持たないのでしょう。
○りっちゃん、ますますひよりのことが心配に
りっちゃんはひよりのことがますます心配になってコウくんに
相談したのですが…
コウ「前と同じでただのヤキモチじゃないの」
(りぼん2014年1月号・P.321の1コマ目)
りっちゃんも過去にひよりともめた事があったよなwww コウくんが
こう思うのも無理ないです。でもりっちゃんはひよりのことが大好き
だからこそいろいろ文句を言ってしまった訳ですから秋穂とは
事情が全く違います。
ひよりは秋穂とべったりで手をつないで歩き回ったりしているのに
よくりっちゃん我慢してるよなぁ、ひよりが初めて自分の力で作った友達
だからということで遠慮しているのかもしれませんが、せっかくひよりと
同じクラスになれたのにちょっと残念ですよね。
ひよりとりっちゃんが同じクラスで勉強するのは高校ではこれが最後に
なるのですからりっちゃんも遠慮しないで言うべきことはひよりにちゃんと
言ってあげればいいのに。
ひよりが器用な性格だったらりっちゃんと秋穂のつきあいを上手く両立
させるところなのでしょうけど、そんなことができるのであればとっくの
昔に友達を自力で作ってますよね。
りっちゃん「ひより ニブいし 人 疑ったりしないから心配なんだもん」
(りぼん2014年1月号・P.322の1コマ目)
広瀬が「メカオタク」だという誰がどう考えてもおかしいと思う嘘を
本気にしたこともありましたしね。人が自分に対して悪意を向けたり
嘘をついたりするという発想がそもそもないのでしょう。
ひよりは他人との接点が極端に少ない生活が長く続き、ようやく高校1年の
途中から学校に通い始めることができたのですから、他人に嘘をつかれた
経験自体があまりないのかもしれません。
高校生活では接点がある人はみんなひよりに好意的というお姫様状態だし。
自分に対して牙(きば)をむく人がいなかったから人を疑う必要が
なかったよなぁ…
他人がどういう表情や仕草(しぐさ)をしたら自分に対して悪意を持っているのか
ということを判断する能力がひよりに備わっていないのは間違いなさそうです。
○カラオケ開始、広瀬が秋穂に話しかける
コウくん、普通に歌が上手いのか。夏輝はジャイアンって言われてますが、
どんだけ下手なのか逆に聞いてみたい!
秋穂がカラオケルームから外に出たのを見計らって広瀬は秋穂に話しかけます。
※秋穂が窓から投げ捨てたひよりのシャープペンシルを見せながら
広瀬「コレ なんだかスゲー見覚えあんだけど」
(りぼん2014年1月号・P.327の3コマ目)
シャープペンシル、さすがに傷がついちゃいましたね。機能が維持されて
いるかはこの時点では不明ですが。広瀬としては彼女に攻撃をしかける奴を
放置するわけないです。
秋穂「もう要(い)らないと思ったから棄(す)ててあげただけ」
(りぼん2014年1月号・P.328の1コマ目)
悪女顔、美しすぎるwwwwwww とうとう本性を出しましたが、広瀬に
対してまでこんな態度を取るのだからもうひよりを攻撃するのなんか
どうということはないでしょう。
秋穂「私はずっと ずーっと見てた 憧(あ)れてたのに」
(りぼん2014年1月号・P.330-331の1コマ目)
広瀬の体に身を寄せる秋穂、中学時代に秋穂と接点があったことをようやく
思い出した広瀬ですが、この様子をひよりに見られてしまいました。
ひより「どういう…こと? 秋穂ちゃん」
(りぼん2014年1月号・P.332-333)
どうもこうもないわwwwwwwww 秋穂の自分に対する冷酷な
顔と行動で状況理解しろよ、もうこのままでは普通の友達づきあい
とか無理だから(w
上のほうにも書かせていただきましたが、ひよりは攻撃された経験が
皆無だから目の前で起こっていることの意味をすぐには
理解できないのだろうな。
「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想