【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕step.53(りぼん2014年4月号)感想
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○屋上から飛び降りた秋穂の手をつかんで話さないひより
突然学校の屋上から飛び降りた秋穂の手を握って話さないひより、
一人の高校生を腕一本で支えるとか力自慢の人でも大変だと思います。
当然ひよりの力ではそう長く秋穂を支えていられる訳はないのですが、
騒ぎを聞きつけた広瀬が手を貸したのでなんとか引っ張り上げることが
できました。
ひよりは普通の人が経験しないようなことをたくさん経験して
いますが、自分の目の前で人が飛び降りて、その飛び降りた人の腕を
とっさにつかむなんていう経験をしたことがある人なんておそらく皆無
でしょうね。ひよりは人生経験豊富すぎるだろうwwww
ひよりの人生の中で間違いなく一生忘れることができない大事件
でしょうね。
ひよりがいなかったら秋穂は一人で飛び降りたかな? お話を見る
限りでは飛び降りることを決意して屋上に行ったようには見えないの
ですが、ひよりと話をしているうちに思わず柵(さく)を乗り越えて
しまったのかもしれませんね。
もっともこの時に飛び降りなかったとしても秋穂の屈折(くっせつ)した
心はそのままだからいずれ騒ぎを起こした可能性が高そうですが。
でも秋穂が助かって本当によかったよ、もし秋穂がそのまま地面に
激突とかしちゃったらひよりは心に深い傷を負ってしまったのは
間違いないです。性格的に「助けられなかった」と後悔しそうだし。彼女の
危機を広瀬は救いましたね。
※秋穂に対して
広瀬「何があったか知らないけど こんなことして何になるんだよ
もう絶対やめろよな」(りぼん2014年4月号・P.174の2-3コマ目)
確かに飛び降りて得られるものなど何もないですが、秋穂にして
みればこのまま生き続けても得られるものはないと思ってしまったの
かも…
考えてみれば自ら招いたとは言え、学校の中で孤立していていて
将来特になりたいものもないという状態だからな。いろいろ悪い考えに
頭を支配されてしまったのも無理がないかも。
○身を持って秋穂を大切に思っている人がいると証明したひより
秋穂は自分のことなんか誰も好きになってもらえないと自暴自棄
(じぼうじき)になってるようですが、実際これまで高校生活の中で秋穂に
何度も接触を試みたのはひよりだけなのでしょう。
ひよりは秋穂のことを本気で友達だと思い、何をされても許して
きましたが、秋穂には残念ながら伝わっていなかったようです。
しかし…
広瀬「何 言ってんだよ 命がけで助けてくれる友だちが
いるヤツが」(りぼん2014年4月号・P.175の1-2コマ目)
冗談抜きでひよりは命がけだったからな。一歩間違えたらひよりは
秋穂に引っ張られる形で校庭に向かって真っ逆さまでもおかしくなかった
ですから。
秋穂が飛び降りたのは本当に残念な出来事でしたが、結果として
ひよりが秋穂のことを本気で友達だと思っていると証明する
ことができました。
ひよりって本当に他人のためならものすごい力を出しますよね。
妃と広瀬のためにセリ女の前で知らない子に聞き込みをしたりしましたが
今回ひよりがやったことと同じことを一体何人の子ができるか…
これで秋穂から嫌がらせを受ける心配が無くなったひよりは心置きなく
学校生活を楽しむことができます☆
「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想
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