りぼん2014年8月号の「女の子って。」(カナヘイさん)に服のおさがりで悩む子が登場
今回の「女の子って。」は姉のおさがりの服ばかりを着させられる
女の子「伊服リュウコ」が主人公です。
保護者からすれば姉が着た服をそのまま妹にも着せればお金も
節約できるし、何よりまだまだ着れる服を捨ててしまうのはもったいないって
思うのでしょうけど、妹にしてみれば姉ばかり新品の服を買ってもらえて
自分はお古っていうのは納得できる訳がないですよね。独立した一個人
なのですから。
もうみんな周りの人がおしゃれをしているように見えてしまうように
なったリュウコ、街を歩いている人がみんなおしゃれに気を配っている
とは思えないのですが、こういうのて一度気になり出したらもう自分では
止められないですよね。
お古でも状態がいい服ならまだ我慢もできるのでしょうけど…
リュウコの母「流行最先端だったお姉ちゃんのお古が」
リュウコ「それ 今は流行遅れっていうことじゃ… てかヨレヨレ
毛玉すご…」(りぼん2014年8月号・P.101の1コマ目)
デザインはともかく毛玉が大量にあるほうが嫌だわwww
よくこんな服を捨てないで保存してたな。妹がいなければ余程思い出の
品でもない限り捨てたはずですから、妹に着せる気満々だったのでしょう。
服を長く着たいのであれば、あえて流行のデザインの服は買わないで
無地などシンプルなデザインの服のほうが良さそう。まぁでもリュウコは
おしゃれをしたいって言ってるからシンプルな服じゃ納得しないか。
リュウコ「あ~あ… 私いつもお古ばっか… お姉ちゃんは
いつも新品… あ~あ… どうせ末っ子なんて…」
(りぼん2014年8月号・P.101の2コマ目)
たまたま生まれた順番が違うだけなのにこの扱いの差は納得できない
だろうなwww 母としては姉に服を買ってあげたという認識はなく、「うちの
子供の服」という大きな括(くく)りで服を買ったのかも。
しかしあまりにもリュウコがいじけているので渋々一着だけ買って
あげることにした母、頭ごなしに怒鳴ったりしないだけまだマシでしょう。
リュウコはおしゃれをしたいってさんざん言ってるから、余程
服にこだわりがあるのかと思ってたのですが、どんな服を買うのかと
思ったら店員から雑誌に載っていると勧められた服をそのまま
買うだけとか…
しかもせっかく買ってもらった服は結局好みと合わないからということで
着ないし… 「おしゃれをしている自分」にあこがれていただけで、具体的に
何か着たい服があるという訳ではなかったのか。他の友達が服を買って
もらっていたりしたので、自分もそれを体験したかっただけっぽいな。
流行の服を着てみたかっただけのようです。
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