津山ちなみのまんが道(りぼん2014年10月号) 最終回 感想
津山ちなみさんの「津山ちなみのまんが道」、今月で終わりかぁ~
まんが家を目指していた時の本音をいろいろ見ることができて結構
面白かったので終わってしまうのは残念でなりません。
単なる金目当てで描き始めたとは言え、初めてまんがを描いて投稿
したらいきなり努力賞っていうのはすごいと思います。これは周りに
自慢していいですよね。
※中学生時代のちなみさんに対して
担当「あのね まんがを描く用紙が間違えてます! 薄すぎ(笑)!
正しい原稿用紙ほ送りますので次は それを使ってね!」
(りぼん2014年10月号・P.340の3コマ目)
こんなことをやらかした受賞者はいまだにちなみさんだけだそう
ですが、ちなみさんの作品を見てるとなんだか納得できるから不思議w
りぼんに投稿する人って昔からずっとまんが家になることを夢見て
道具や原稿用紙を完璧にそろえて応募する人ばかりでしょうから、努力賞に
当選するレベルの人が原稿用紙を間違えるっていうのは基本的にあり得ない
話なのでしょうwww 各まんが誌の賞金の比較は徹底していましたが、そのくらい
貪欲(どんよく)でないと成功なんて無理なのかもしれませんね。
ちなみさんはスーパーで適当に選んだコピー紙みたいな紙に作品描いた
からなぁ~(りぼん2014年9月号・P.596の2コマ目より) でもこのおかげで
他の投稿者の作品より目立ったと思うので、これでよかったような気もする。
当時のちなみさんのパワーの源(みなもと)はお金だったようですが、
本当に才能がなかったらいくらお金が欲しいと願ってもまんが家として
デビューすることなど夢のまた夢だと思います。
今やりぼんを代表する長寿作品がどうやって誕生したのかを3回に渡って
紹介していただいたのですが、興味深い話の連続で楽しめました。また
増刊号など機会がありましたから、まんが家としてデビューした後の裏話
とかもぜひ描いていただきたいです!
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