【シュガーソルジャー】〔酒井まゆさん〕CHAPTER.42(りぼん2015年2月号)感想 その2
【シュガーソルジャー】〔酒井まゆさん〕CHAPTER.42(りぼん2015年2月号)感想 その1
↑のつづき
入谷は自らの意思で保護者と海外旅行に行く話を断り、一人で日本に残ったの
ですが、友達と別れて一人で自宅に帰ると過去の嫌な記憶が蘇(よみがえ)って
しまうようです。遊佐達と楽しく遊んだ後だったから余計寂しくなってしまった
のかもしれませんが、いかに幼い頃の入谷の苦しみが大きかったか分かります。
本当に子供が成長している時の保護者って責任重大ですよね。入谷の前の母が
まともだったら入谷は今苦しむことはなかったのですから。
入谷の心の中の声「今までだって短い期間 1人で留守番した事は
あるし もう子供でもないのに」(りぼん2015年2月号・P.453の5コマ目)
いや、まだ高校を卒業していないし、半月近く保護者がいないのですから
不安になったりするのは当たり前だと思います。つらかったら我慢しないで
周りの子たちに相談すればいい。大人だって何か悩みを抱えている時に一人で
家にいたら結構きついし(w それこそ麻琴に悩みを打ち明けて思いっきり
泣いてもいいと思います。入谷から悩みを打ち明けられれば麻琴だって自分の
ことのように真剣に話を聞いてくれるでしょうし。
入谷の心の中の声「ちゃんと帰ってくるって わかってるのに」
(りぼん2015年2月号・P.454の1コマ目)
前の母が出て行ってしまったことが深い心の傷となって今も入谷に
苦しみを与え続けているのか。ただの海外旅行だから入谷を捨てて
二度と日本に帰ってこないなんていうことはないのですが、理屈抜きで
自分は捨てられてしまうのではないかという不安感が抑(おさ)えきれない
のだろうな…
不安で苦しんでいる中に麻琴からケーキを作っている様子を撮影した
画像つきのメッセージがスマホに届いて表情が一気に和んだ入谷、もう
入谷にとって麻琴がいない生活とか考えられないでしょうね。
こんな感じだから、入谷が修学旅行の前に麻琴が他の男の子と事務的な
会話をしているのを見ただけで嫉妬(しっと)したのも納得できます。とにかく
麻琴がいなくなってしまう不安や恐怖で一杯なのでしょう。
今のところ考えられないけど、もし麻琴と入谷が何らかの理由で別れる
ことになったらもう入谷は立ち直れないのではないかと思えるほど入谷は
麻琴を心の支えにしていそうだな。遊佐ももちろん役にたってると思うけど
麻琴にはとても勝てないでしょうし。
麻琴は気合いを入れてケーキを作っていますが、結構上手くできたようで
よかったですね。
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