【ロマンチカクロック】〔槙ようこさん〕ツインズ35(りぼん2015年7月号)の感想 その2
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【ロマンチカクロック】〔槙ようこさん〕ツインズ35(りぼん2015年7月号)の感想 その1
↑のつづき
なんとか試験当日まで乗り切った杏花音ですが、たくさんの人の理解が
あったからここまでたどり着くことができたんですよね。杏花音が緑清高校を
受けると決めた時点での学力では高校に行くこと自体が目標になってもおかしく
ないくらいのはずでしたし。
まず杏花音周辺の力関係を考えると蒼が賛成しないとダメですし、母も
賛成することが絶対条件です。担任だって生真面目(きまじめ)な性格だったら
杏花音が緑清高校を受けると言ったところで相手にしなかったでしょう。
もっとも杏花音の担任は真剣に考えた結果杏花音が緑清高校を受けることを
決めたという感じではないですが(w
担任が頭の中で何を考えているかなんてどうでもいいことでしょう。杏花音が
緑清高校を受けるのを邪魔しなければそれだけでいいのですし。頭ごなしに
「杏花音が緑清高校なんか合格できるわけない」っていう人が
いなくて本当によかったです。人間関係に恵まれてますね。
もちろん周りの人が緑清高校を受けることを認めてくれたからと言って
それだけで合格するわけではないので杏花音が努力しないことにはどうにも
なりませんが、蒼が自分の入試であるかのごとく頑張ってました。プロの
家庭教師でも勉強を教えることは可能だと思いますが、本当にやる気にさせる
のは蒼だけだと思います。プロの家庭教師は杏花音の心の内面まで入る
ことはできますし、杏花音の母は蒼にまかせっきりだし(w
杏花音の母は杏花音がどこの高校にいこうが正直あまりこだわって
ないだろうな。普通だったらいくら勉強は蒼にまかせたとしてもどこに
いくかについてはあれこれ口を出すだろうに。どういう方面に将来進んで
欲しいとかとくにないのかもしれませんね。
杏花音はもし緑清高校に興味を持たなかったらどこの高校を受けたの
だろうな…緑清高校がどの位のレベルの高校であるかということすら
知らなかったから高校に関する情報はほとんどないでしょうし。
杏花音の幸せは蒼自身の幸せでもあるので、誰かに強制されたからではなく
自分自身のために蒼は杏花音の勉強の世話を頑張ったのだと思います。杏花音が
緑清高校に不合格になったらもしかしたら杏花音本人より蒼のほうが落ち込みそう
な気もする。
杏花音の体調が悪いと知った際も杏花音を病院に連れていくなどあらゆる
サポートをすべて引き受けた蒼、試験が終わった後に疲れがどっと出ないと
いいのですが。
杏花音にとって蒼は永遠のライバルですが、このライバル心も勉強を
する十分な動機になってるんですよね。
↓つづきはこちら
【ロマンチカクロック】〔槙ようこさん〕ツインズ35(りぼん2015年7月号)の感想 その3
「りぼん夏のサイン会ツアー2014」(第1弾幕張新都心・槙ようこさん、村田真優さん)に参加してきました(2014年7月21日)
槙ようこさん×持田あきさんのサイン会(ピカ☆イチ4巻発売記念)に行ってきました(2012年4月1日、渋谷TSUTAYA開催)
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