【シュガーソルジャー】〔酒井まゆさん〕CHAPTER.47・最終回(りぼん2015年7月号)感想 その1
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入谷は結局実の母であるしーちゃんと生活する道を選んだのか。
麻琴の足押しもあったけど、しーちゃんの命はもうあとわずかだし、
このまま育ての母の小百合(さゆり)の家で暮らし続けるという道を
選んだらもう二度と生きてるしーちゃんに会えないのは確実な情勢
だったからな…
実の母と二度と会えなくてもいいのか?という問いに「はい」と
自信を持って答えられる人はなかなかいないと思います。幼少期に
入谷はしーちゃんに育児放棄されていたので、言いたいことは山ほど
あったのでしょうけど、橋から飛び降りた後に錯乱(さくらん)した
しーちゃんが言っていた言葉を聞いて自分は愛されていなかった
訳ではなかったと確認できたのが大きかったでしょうね。あの時の
しーちゃんの言葉は入谷の人生を良い方向に変えたと思う。
入谷はしーちゃんとの過去と決別するためには一時的に麻琴と
離れてしまい遠距離恋愛になってしまうのだとしても、しーちゃんと
一緒に過ごす時間が必要なのでしょう。本当だったら入谷だって
彼女と過ごす高校生活を捨てたくなんかないでしょう…
しーちゃんは京都にいるので入谷も京都に行くことになります。
京都に新幹線で向かう入谷を見送るために東京駅に麻琴、遊佐、
白雪さん、雨季の4人が行きましたが、こういうお見送りって出発
した後のつらさがすごそうだな。だってドアが閉まって列車が
走り出したらどんどんみんなの姿が小さくなっていくのを見えるん
ですよ!? 私がもし入谷の立場だったら絶対窓の外はしばらく見ないwww
麻琴もつらいですよね…入谷の前では明るく振舞っていたけど
入谷を乗せた列車が出発したもう我慢できなくなってましたし。
※入谷に対して
麻琴「もちろん 寂しいけど 電話もメールもあるし… …ね?」
(りぼん2015年7月号・P.329の3コマ目)
そりゃ確かに黒電話しかなかった時代と比べれば今は離れていても
自由に話ができるようにはなったけど、やはり近くにいた人が
遠くに行ってしまうというのは理屈抜きにつらいですよね。
大人なら週末に高速バスで東京に遊びに行ったりするのは
それほど難しくはないと思いますが、高校生だとお小遣いには
限りがありますし。
高校生の麻琴と入谷は電話やメールで遠距離恋愛をするしかない
ですが、そういえば麻琴はスマホ再び手に入れることができたけど
莉華に買ってもらったのか??? しーちゃんが麻琴のスマホ持ったまま
橋から飛び降りてしまったので結局どうなったのか気になっているのですが。
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