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2015年11月20日 (金)

【リトルプリンス 星のさまと私】〔木村恭子さん〕読みきり(りぼん2015年12月号) 感想 その2

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

【リトルプリンス 星のさまと私】〔木村恭子さん〕読みきり(りぼん2015年12月号) 感想 その1
↑のつづき

 最近よくテレビで映画リトルプリンスのCMが流れているのですが
りぼん12月号にコミカライズの読みきりが掲載されて以来無意識の
うちに反応するようになってしまいましたwww 本当にいい作品の
ようですね。映画に興味を持った人がネットで検索してりぼんに
コミカライズ作品が掲載されていると知ってくれたらうれしいの
ですが。

 この作品の主人公の「女の子」は偶然おじいさんと出会うのですが
そこから一気に物語が動きましたね。女の子とおじいさん、二人の
生活は全く違うのですが、偶然おじいさんの手元から飛んでいって
しまった紙を「女の子」が手に入れたことから接点が生まれました。
もし紙が飛ばなかったら「女の子」とおじいさんはたぶん永遠に
仲良くならなかったと思う。

 「女の子」にしてみれば勉強抜きにして素直に会話を楽しむ
ことができる貴重な相手なのかも。母親に何か余計なことを言っても
怒られるだけでしょうし、近所の人とも仲良くできないし…

 もしこのおじいちゃんと出会うことができなかった「女の子」の
人生どうなってたんだろう…自分で考えることを大人になるまで
覚えることができなかった可能性もありますね

 しかし昔のことをちゃんと覚えていて、今でもそれの実現をあきらめて
いないとかおじいさんすごいな。まぁおじいさんの話を聞くともの
すごく刺激的な経験をしているようなので忘れたくても忘れる
ことなどできないのでしょう。

 初めて勉強以外にすることがあるのだと知った「女の子」ですが
どうやらにちゃんと教えてあげれば理解できるタイプのようなので
これから学校生活でどんな子と同じクラスになるかで運命変わり
そうだ。

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