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2016年1月27日 (水)

【ハニーレモンソーダ】〔村田真優さん〕新れんさい・sparkle1(りぼん2016年2月号)感想 その1

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

 村田真優さんの新れんさいがはじまりました! 「ハニーレモンソーダ」
というタイトルですが、夏にこの作品を読んだら飲み物か飲みたくなりそうだ(w

 この作品の主人公は15歳の「石森 羽花(いしもり うか)」ですが、
歩いていたらいきなり炭酸飲料をかけられてしまうという災難な
登場の仕方をしています。校内で全く存在感がない子のようですが、
中学時代のあだ名が「石」とかどんだけ暗黒時代だったんだよ…

 羽花が明るい性格の子だったらあだ名が石でも単に苗字から一文字
取っただけだと思えるのでしょうけど、羽花みたいに極端な引っ込み思案の
子だと存在感がないから石と呼ばれていたと思わざるを得ないよな。

 高校進学をきっかけに自分を変えたいって思っていたようですが
引っ込み思案な性格の子が環境を変えただけで性格を直すのは難しい
ですよね。初対面の人たちばかりの教室で明るくすごすとか難易度
高いでしょう。
最初に隣の席の子に話しかけるだけで一苦労だろうし。

 そもそも今回の炭酸飲料を頭からかけられた事件なんて話の
きっかけに使えそうだったのに、何もきっかけに使うどころか
自分は何も悪くないのに謝って逃げちゃったくらいだからな…これは
結構難しそうだ。

 同じ高校に中学時代からつきあっている友達がいれば休み時間に
その子と話をしているうちに自然と周りに新しい友達ができてそう
ですけど、そんな友達がいるんだったら羽花は苦労してない訳で。

 羽花みたいな子が性格を変えるためには誰かが近づいてきて
くれないと正直厳しいと思います。とにかく羽花に一番必要なのは
「自信」だと思う。自信がないから逃げたほうが楽ということに
なっちゃうんだろうなぁ。

↓つづきはこちら
【ハニーレモンソーダ】〔村田真優さん〕新れんさい・sparkle1(りぼん2016年2月号)感想 その2

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