姫ちゃんのリボンカラフル(感想)

2010年7月16日 (金)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕夏の増刊号りぼんスペシャルレモン(2010年)掲載・番外編の感想

 りぼんスペシャルレモンに掲載された番外編はまだ姫ちゃんが
エリカに出会ってりぼんを貸してもらう前のお話です。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

○困った生徒の大地

先生「小林ー! おまえ1年5組の小林大地だな!? 午前中サボった
だろうっ それからヘッドフォンとりなさい!!

(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.198の2コマ目)

 どう考えても大地は困った奴だろう。授業をサボって遅い時間に
ぬけぬけと登校しただけでなく、学校の廊下で平然とヘッドフォンで
何かを聞きながら歩いているのですから。

 学校なんていくの面倒くさいとか思ってるのかな? ただ風美の
送り迎えがあるはずなので平日は家でゴロゴロしているわけにも
いかないような気もするのですが。

大地「ハハハ いやっスー さよーならー
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.198の2コマ目)

 「反省してまーす(棒読み)」すらないのかwwwwwwwwww
形だけでも謝るという選択肢がないのが潔(いさぎよ)い…のか???
先生にこんなナメた態度で接して後でどこかに呼び出されるという
ことはないのかな? この感じだと今回はじめてこういう行動を
とったとは思えないですから、常習ので慣れっこなんだろうな。

 なんで先生はこの段階ですっ飛んで捕まえないんだろう。
怒鳴ったところで効き目があるような子ではないだろうに。

○大地、姫ちゃんが柔道部員だと知る

大地「うははははは スゲーは待ってんな!さすが少年!!
柔道着姿が自然すぎてスルーするとこだったわ

(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.199の4コマ目)

 たしかに、姫ちゃんのイメージと柔道という組み合わせに
違和感を全く感じないのが怖い。柔道着を着ているせいか
顔を見ると本当に少年なのではないかと思えてくるから不思議です。

姫ちゃん「少年って言うなって言ってんでしょー!!?
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.199の4コマ目)

 「少年」って別に悪い意味ではないような気もする。

姫ちゃん「これでも目標は全国制覇だからね!! バカにしない
でよっ
」(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.199の5コマ目)

 もし姫ちゃんが圧倒的な強さで全国制覇したらマジで話題に
なりそう。マスコミも取材に来るだろうなぁ。男子の部長を余裕で
倒すほどの力があるのですから。

大地「いや バカになんてしてねーよ かっこいいじゃん
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.200の2コマ目)

 「全国制覇」なる単語を使って違和感がない、「こいつなら
本当にやるのではないか」と思わせるだけの迫力が姫ちゃんには
あります。実力が伴っていれば何を言っても説得力がありますね。

○大地も全国制覇を目指している

大地「それに俺も一緒 めざせ全国制覇!
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.200の3コマ目)

 大地は何をやろうとしているのかはこの後明らかにされるの
ですが、運動系の部活に入っている子と比べて文化系の部活に
入っている子やそもそも部活に入っていない子は全国を制覇しようと
思ってもなかなかその機会すら与えられませんよね。運動部系と
違い数字で勝ち負けを決めるのも難しいですし。

 何か趣味でも持っていないと、比べることができるのは模試の
成績だけになるかも。

大地「まぁな 部活には入ってないけどさ 俺だって燃えてんだよ
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.201の1-2コマ目)

 そうですよね。何も部活だけが燃える場所ではないですね。
その子が面白いと感じることができる場所があればそこが燃える
場所なのでしょう。

○大地は自転車で全国制覇を目指していた

 自転車で全国を周るのが目標なのか。大地が行った場所に
印をつけていますが、東海地方を中心に攻めているようですね。
だんだん行くだけで日数がかかる場所が増えてくるな。

 小学6年生の頃に長野に行った際にこれまでの自分の行動範囲が
狭かったということに気づいたようですが、これはとてもよく
分かります。子供の頃って自宅周辺や親戚の家、家族旅行で行った
観光地くらいしか世界がないですから。

 自分であちこちに行けるようになると本当に世界が広がった
感じがします。私もはじめて友達同士で青春18きっぷで遠出を
した時はマジでこれまで行ったことがない世界にいけてとても
楽しかったですし。


○風美が行きたい所

風美「まほうのくに!!
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.212の2コマ目)

 まさかこの後自分の命を魔法の国の
お姫様が救ってくれることになるとは
この時点では知る由(よし)がないのであった。



大地「魔法の国な! まかせとけ!
(夏の増刊号りぼんスペシャルレモン・P.212の3コマ目)

 いいのかよwwwwwwwwww

 ひどい空手形だな。風美にも魔法のリボンの秘密がバレたら
魔法のリボンに関する記憶が消されてしまうので、残念ながら
風美が魔法の国へ行くのは無理ですね。

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2010年7月14日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その3

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第9話の感想を書いています。
第9話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その2
↑のつづき

○大地、姫ちゃんと次の日の朝に会うことを約束

 もし人間から魔法のリボンに関する記憶が消されてしまったら
大地と翌朝会う約束をしていたのを忘れてしまうのかな? 記憶削除の
対象があくまでも「リボンに関すること」に限定されているのであれば
姫ちゃんと大地が会うと言うこと自体は直接リボンに関することでは
ないですから、消されない可能性もあるかも。

 ただ朝起きたときに「あれ、なんで旧校舎で会う約束して
たんだったけ???」とか言って悩むことになったかも。中途半端に
記憶を消されても人間関係がややこしくなるだけだから、リボン
が原因で発生したさまざまな事件に関する記憶も一緒に消さないと。

姫ちゃん「なんか今夜はねむれないっっ こーなったら
語りあかしましょ
」(りぼん2010年6月号・P.429の6コマ目)

 そりゃ眠れる訳ないです。一生のうちに一回体験できるか
どうか分からないようなことをいくつも経験したのですから。
誘拐犯から子供を助けたと思えば、秘密にしておかなければ
ならない魔法のリボンのことが大地にバレちゃったり…

 リボンに関する記憶が消されたらもう姫ちゃんはエリカと
話をすることができなくなってしまうので、少しでも長くお話
したいですよね。寝るなんてもったいないです。

○翌朝、まだ記憶が残っていたので安堵(あんど)する姫ちゃん

 姫ちゃんの頭の中にリボンに関する記憶がまだ残っていたので
姫ちゃんとエリカは予定通り旧校舎で大地と会うことになりました。

 …ところでどうして大地は旧校舎に入れるの?

大地「いいか 旧校舎に入れること誰にも言うなよ?
(りぼん2010年6月号・P.432の1コマ目)

 これは大丈夫。大地は姫ちゃんが一番知られては困る秘密を
もう握ってしまったのですから。

 それに姫ちゃんだって学校内に秘密基地欲しいでしょうし(笑)

姫ちゃん「てゆーか なんでカギもってるの!?
大地「職員室にじみ~にかけてあったんだよ
(りぼん2010年6月号・P.432の4コマ目)

 どう考えても泥棒じゃねーかwwwwwwwwwwwww

 地味にかけてあったっていうけど、派手に「旧校舎のカギはここ」
とかいう電光表示なんてするわけないし(w

※バレるのではないかとの姫ちゃんの指摘に対して
大地「大丈夫 代わりに俺ん家の物置きのカギかけてあるし
(りぼん2010年6月号・P.432の5コマ目)

 まぁ旧校舎なんてめったに入るものではないから、とりあえず
カギのようなものがあれば気づかれないのでしょう。

○姫ちゃんとエリカ、大地に秘密を話す

大地「すげーな…! 魔法って本当にあったんだな
(りぼん2010年6月号・P.435の4コマ目)

 姫ちゃんもそうだったけど、大地も順応性(じゅんのうせい)が
高いな。素直に不思議なことを知ることができたということを
よろこんでますし。

エリカ「バカバカしいとか思わない…?
(りぼん2010年6月号・P.435の6コマ目)

 バカバカしいも何も、目の前でエリカが猫の姿から本来の姿に
変身をするところを見たのですから、信じるしかないですよね。
それに大地の場合はここに至(いた)るまでの間に魔法でもなければ
不可能なことをたくさん経験してきたのですからなおさらです。

大地「なんで! すごいよ その力のおかげで俺は助かったんだし!
(りぼん2010年6月号・P.435の6コマ目)

 いやいや、日比野さんとの絡みではひどい目に遭っているの
だがwwwww 
でもまぁ本人は別に気にしてないようだからいいか。

 なんとか魔法のリボンの秘密の記憶が消されないように説得
できないかとか考えるなんて大地は本当にやさしいな。

○レン登場、結果が伝えられる

レン「魔法の力を他の人間に知られた一件で会議が持たれ
その結論を報告に参りました
」(りぼん2010年6月号・P.437の4コマ目)

 ついにきたか…この場にいる3人はレンから次の言葉が
出るまでの時間はもう言葉では言い表すことができないほど
不安だっただろうな。

レン「命を守ろうとしたおふたりの行動により特例が認められ
エリカ様の修行はそのまま続行という形になりました

(りぼん2010年6月号・P.438の2コマ目)

 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

 姫ちゃんにしてみれば、大地という新たな援軍を手に入れる
ことができたのですから、これは大勝利だろう。なんだかんだ
言っても一人で秘密をかかえるのは精神的に重圧となりますし。
何か魔法のリボン絡みで悩みがあった時に相談できるっていうのも
大きいですよ。

レン「さらにもうひとり他の人間に知られた時には いかなる
場合でも こんどこそ掟(おきて)に従っていただきます

(りぼん2010年6月号・P.438の5コマ目)

 これを利用すればエリカに敵対する勢力は簡単にエリカの修行を
失敗に追い込めるような気が…

レン「…秘密を知る人間のおふたりもどうか十分にお気をつけ
願います
」(りぼん2010年6月号・P.438の7コマ目)

 大地は秘密を守り続けるというある意味思い課題を背負うことに
なりました。でも本人は特に気にしていないどころか、結構
楽しそうなのでまぁいいか。

○峠の魔女、次の作を講じる

峠の魔女「王女 修行失敗のチャンスだったのに! あんな小娘
に王位は渡さないわ 魔法の国はいずれこの峠の魔女の
支配下になるのよ
」(りぼん2010年6月号・P.440の5コマ目)

 今回は特に何もしていなかったのですから、エリカが修行に
失敗していたらまさに「棚(たな)から牡丹餅(ぼたもち)」だったですね。

 次の一手を打ってくるようですが、何かやるのであれば今回
一気に勝負をつけたほうがよかったな。今回の件を利用
すれば合法的にエリカを追い込めたのですから。

 勝負事は基本的に勝てる時に勝っておかないと後で大変な後悔を
することになります。

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2010年7月 6日 (火)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その2

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第9話の感想を書いています。
第9話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その1
↑のつづき

○大地が姫ちゃんの危機を救う

 大地が足で誘拐犯が持っていた刃物を蹴り落とし、姫ちゃんが
投げ飛ばしたので、誘拐犯を確保することができましたが、ここに
大地が現れなかったら姫ちゃんはちょっとヤバかったかもなぁ。
しかし
どうして姫ちゃんはわざわざ自分の姿に変身して
誘拐犯を挑発したりしたんだろう? 誘拐犯を捕まえたい
のであれば、格闘家にでも変身して確保すればよかったのに。

 今回の件は大地が姫ちゃんのことを考えてエリカに風美を託した
おかげですが、風美も偉かったですね。もし風美が大地と離れるのを
嫌がったら大地は姫ちゃんのところに駆けつけることができなかった
でしょう。その場合はエリカが姫ちゃんのところへ駆けつけたはず
ですが、正直大地ほど役にたったかは分からないです。

○姫ちゃんとエリカ、修行失敗と思い大泣き

 エリカも姫ちゃんのことを責めてませんね。エリカは
嫌だといえば今回のようなことにはならなかったのですが
やはり姫ちゃんと同様、風美のことを助けたかったのでしょう。
エリカは姫ちゃんと見た目が似ていますが、これまでの行動を
見ると性格も似ているようですし。

 ところで姫ちゃん以外の人間に魔法のリボンの秘密を知られて
しまってはいけないのですが、こんなところで猫の姿をしたエリカと
姫ちゃんは会話していていいのか!? 隣に誘拐犯がいるのに…

大地に知られた時点で修行失敗だから、もうどうでもよくなった
のか? まぁ誘拐犯が「人の言葉を話す猫がいた」と言った
ところで誰も信用しないでしょうから、この情報が拡散する
心配はなさそう。

○魔法の国でこの件が問題に

国王「よって修行は中止 全ての人間から魔法に関する
記憶を消しリボンも取り上げる

(りぼん2010年6月号・P.422の2-3コマ目)

 融通(ゆうずう)がきかない、頭が固いと思われそうですが、事前に
こういう決まりがあった以上、国王としてはそれに沿った判断をする
のはある意味当然なんですよね。むしろエリカだからという理由で
特別扱いするほうが問題ですし。まぁ事情が事情だけに特別扱い
してもよさそうな気もしないでもないですが、基本的には決まり通りに
しないとまずそう。

 魔法の国の支配を考えている峠の魔女はむしろ思い罰を与えろと
要求していますが、この人の態度はともかく、言っていることは
一応正論だから困るwwwwwwwww

 公爵(こうしゃく)が何かを言った後に結局処分は撤回され
ましたが、国王を動かし、決まりを曲げるということを実現
させた「一声」って言ったい何だったんだろう???

○姫ちゃん、大地に送ってもらい帰宅へ

姫ちゃんきかないの!? いろいろ… うたがってたじゃん
私のこと!
」(りぼん2010年6月号・P.426の4コマ目)

 質問攻めもウザいけど、全く何も聞かれないと戸惑ってしまうのかも。
人間が突然変身をしたり、猫が人の言葉をしゃべったりするのを
目撃したのにそのことについて全く聞かないっていうのも普通は考え
にくいです。

姫ちゃん「…びっくりしたでしょ
(りぼん2010年6月号・P.426の5コマ目)
大地「…うん でもちょっとすっきりした
(りぼん2010年6月号・P.427の1コマ目)

 まぁ大地にしみれば「やっぱりな」といったところで、これまで
自分が疑っていたことが正式に確認されたというだけなのかも。
どう考えても姫ちゃんが変身でもしない限りありえないようなことが
連続して起こっていたのですから。

大地「たしかにうたがってたけど でも秘密にしたい理由が
あるんだろ? 誰にも言わないから

(りぼん2010年6月号・P.427の2-3コマ目)

 大地いい奴すぎるだろう。ちゃんと姫ちゃんがこのことは
あまり話したくないんだということをくみとっています。

 運動が得意て性格も良い…こりゃ女子に人気が出るのも当然
だよ。日比野さんが強引に迫ってでも彼氏にしたい、婿(むこ)
にしたいと思うのも無理ないな。

大地「だから言えるときがきたら 何が起きてたのか 俺の頭ん中
だけ整理させてよ
」(りぼん2010年6月号・P.428の1コマ目)

 格好よすぎるな。「北風と太陽」じゃないけど、こうやって
言われたほうがいろいろ秘密を話したくなりますよね。しつこく
あれこれ聞かれたら話すのは嫌になってしまうかも。

 大地の対応はほぼ完璧でしたね。

↓つづきはこちら
【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その3

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2010年5月27日 (木)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その1

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【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第9話の感想を書いています。
第9話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

○姫ちゃん、大地の目の前で変身

 ついに大地の目の前で変身をしてしまった姫ちゃん。魔法の秘密が
知られてしまいましたが、もともと大地に不審に思われていたのですし
安易に変身をするという行動パターンは変わらなかったでしょうから
遅かれ早かれいずれはこういう日は来たでしょうね。とりあえず誘拐犯に
まで秘密を知られないで本当によかったです。

 姫ちゃんが変身をした人物は人質の風美(ふうみ)、どうせ変身するので
あればもっとそうなキャラに変身すればいいのにと思えるのですが
その場合は風美の人質としての価値を高めてしまうから無理ですね。
「動くな」とか言って車の中にいる風美に刃物を向けて威嚇(いかく)を
したりするのはもう目に見えてますし。

 大地は驚いた表情をしていますが、人間が別の姿に変身するという
超常現象を見た割には比較的落ち着いていますね。風美が人質に
取られているので、下手な行動はとれないのと、前からおかしいと
思っていたので心の準備のようなものはできていたのかも。

○誘拐犯、姫ちゃんが変身した風美に釣られる

誘拐犯「ガキ…ッ どうやって車から!? まちやがれ!!
(りぼん2010年6月号・P.413の4コマ目)

 この時誘拐犯は車の中を見ています。当然風美の姿も目に入った
はずですが、まんま釣られて姫ちゃんの後を追い、車から離れてしまいます。
普通に考えたら風美が瞬間移動するはずなどないのですが、声を出して
車から風美の姿をした姫ちゃんが逃げ出したので、本能的に姫ちゃんの
ほうを追いかけてしまったのかも。仮にどちらかが偽者(にせもの)だと思ったと
しても、たぶん逃げていくほうを追いかけちゃうでしょうね。

 冷静になって考えれば兄が来ているのに、兄のほうに走っていかない
時点でおかしいんですけどね。

○風美救出成功

※猫の姿のエリカに対して
大地「-…っ 風美をたのむ
(りぼん2010年6月号・P.414の5コマ目)

 この段階では大地はエリカのことを知らないはずなのですが
とっさに「人の言葉を話す猫」に風美を託しても大丈夫だと思ったの
でしょう。命がけで助けに行くほど大事に思っている風美を
預けたのですが、人間ならともかく、人の言葉を話す猫に風美をまかせるって
かなり勇気がいるだろう。ある意味誘拐犯より怖いはずですし。
エリカが悪い奴だったらそれこそ風美は終わりですから。

大地「兄ちゃんは リボンのねえちゃんたすけにいく
(りぼん2010年6月号・P.415の2マ目)

 姫ちゃん助けにいくのか。姫ちゃんは刃物をもった誘拐犯に追われて
います。風美はもう安全圏にいったのですから、この判断は正しい
でしょう。

○姫ちゃんの危機

 風美の姿のままでは逃げ切れないと判断した姫ちゃんは落ちていた
ガラスを使って元の姿に戻り、誘拐犯の目の前に出たのですが
どうして元の姿に戻った後、もう一度魔法の力を使って
短距離走の選手あたりに変身しなかったのだろう…
足が
速い人に変身すれば余裕で逃げ切れたのに。まぁとっさの判断だった
からそこまで考える余裕はなかったのでしょうが。

 格闘家に変身して誘拐犯をやっつけるという手も使えたな。まぁあまり
この場にいない人に変身をしたら、変身の秘密がバレてしまうおそれが
出てくるから限度というものもあったのかもしれません。

※誘拐犯に対して
姫ちゃん「何言ってるの はじめから私ひとりだよ!
(りぼん2010年6月号・P.417の3コマ目)

 風美がいると思っていた木の陰から姫ちゃんが出てきた時に
誘拐犯が動揺している間になんで走らなかったんだよ。刃物を
持った奴を挑発とかどんだけ無鉄砲なんだ。

↓つづきはこちら
【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第9話(りぼん2010年6月号)感想 その2

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2010年4月27日 (火)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第8話(りぼん2010年5月号)感想 その2

【りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010、28日まで
※4月30日から新しい人気投票が開始されます

 これからりぼんの中で読んでみたいお話は一体何でしょうか? 投票所の
選択の中にみなさまがこれから読んでみたいというお話があるようでしたら
ぜひご投票ください♪

↓投票はこちら
りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第8話の感想を書いています。
第8話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら


【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第8話(りぼん2010年5月号)感想 その1
↑のつづき

○誘拐犯を追跡する姫ちゃんと大地

 自動車で逃走する誘拐犯を自転車で追いかけるのは無理が
あるような気がするのですが、この時点では他に方法もなかった
ですから仕方がないですね。どうしてよいか分からなくなり
パニックになったりしないのはさすがは大地といったところで
しょうか。

 自転車で誘拐犯の後を追った大地ですが、自転車の後ろに
姫ちゃんも乗り一緒に犯人を追跡しようとしました。

姫ちゃん「私もいく!!」(りぼん2010年5月号・P.490の6コマ目)

 姫ちゃんは風美(ふうみ)を助けたいとの一心から誘拐犯を
追跡する大地の自転車の後ろに飛び乗ってしまったのでしょうが
後先考えないでその場の感情で突っ走る姫ちゃんらしい行動ですね。

 行って誘拐犯と対峙(たいじ)した時何をするつもりなんだろう…

大地「なに言ってんだ あいては誘拐犯だぞ!! おりろって!!
(りぼん2010年5月号・P.491の1コマ目)

 確かに誘拐犯は何をするか分からないですがら、姫ちゃんに
危険な目にあわせるわけにはいかないので、降りろというのは
妥当でしょう。しかしただ単に姫ちゃんを危険にさらすわけには
いかないという理由だけでなく、もっと大事な理由で姫ちゃんには
自転車から降りてもらわなくてはいけないです。それは…

 姫ちゃんが後ろに乗っていると自転車のスピードが遅くなるから
結果として犯人を利するだけなんだよwwwwwwwwww

ちょっと考えれば分かりそうなものだが(笑)

 まぁ結果として姫ちゃんが誘拐犯が乗っている車が進んだ方向を
大地に教えるなど、大地の追跡の役にたったから姫ちゃんが後ろに
乗ったのはよかったですが。

○誘拐犯は大地の父を逆恨みしている人物

 大地の父は警官だったのか。留守電とか言っていたのは父の電話に
直接連絡したからのようです。

誘拐犯「小林にさえ捕まらなければ俺は…!
(りぼん2010年5月号・P.498の2コマ目)

 逆恨みか…こんなことをやったらまた捕まってしまうのは
目に見えているのですが、もうそんなことはどうでもよく
ただ単に大地の父に悲しい思いをさせることだけが生きがいなの
でしょう。

誘拐犯「あいつのせいで俺ばジゴクを見たんだ!! 復讐してやる!!
(りぼん2010年5月号・P.498の3コマ目)

 誘拐は重罪だから、地獄どころかこれでもうこいつは人生終了だろう…
完全に自暴自棄になっちゃったんだなぁ。

誘拐犯「謝罪させてやる ありったけの金も用意させろ!!
(りぼん2010年5月号・P.498の4コマ目)

 頭悪すぎだろう。どう考えても金をもって逃走できるわけないのに。
まぁバカだから犯罪なんかやるのでしょうが。こういう奴はこれから先も
こうやって犯罪で生きていくんだろうな。一時的に反省したとしても
また悪い心が出てくるのは目に見えてますし。

○姫ちゃん、変身の力を使い救出しようとする

猫の姿のエリカ「まさか 姫ちゃん…!
(りぼん2010年5月号・P.490の6コマ目)

エリカ、勘がするどいな。まぁある程度姫ちゃんとつきあって
いれば姫ちゃんが考えそうなことは大体分かるのでしょうね。

姫ちゃん「変身の力をつかえば… …だけどバレちゃう
バレたら…
」(りぼん2010年5月号・P.500の4コマ目)

 姫ちゃんは魔法のリボンを失い、魔法のリボンやエリカに
関する記憶をすべて失ってしまうのですが、それだけでなくエリカの
修行も失敗となってしまうので、姫ちゃん悩むでしょうね。自分が
記憶を失うだけなら自分ががまんすればいいのですが、エリカに
迷惑がかかるのがつらいところだろうなぁ。

○姫ちゃん、魔法のリボンの力を使うことを決意

 姫ちゃんとエリカは目で会話をし、作戦決行を決めました。
エリカも覚悟を決めたんだろうなぁ。まぁ仮に反対したとしても
姫ちゃんの性格を考えると素直に引き下がるとは思えないから
同意するしかなかったとは思いますが(笑)

姫ちゃん「…小林大地 今からちょっとびっくりするかもだけど
迷わず 車の中の風美ちゃんたすけてあげて

(りぼん2010年5月号・P.503の2コマ目)

 姫ちゃんが犯人を混乱させている間に大地に風美を救出させるのか。
せっかく姫ちゃんが変身をして犯人を混乱させても、大地まで混乱
してしまったら、せっかく決死の覚悟で変身をしてもすべて無駄に
なってしまいますから、事前にこうやって知らせておくのは当然
でしょう。

○風美救出作戦開始

姫ちゃん「エリカおねがい!
(りぼん2010年5月号・P.504の1コマ目)

 この合図と同時に誘拐犯の顔に飛び掛ったエリカ、犯人は思いっきり
混乱してますが…ん??? ちょっと待て!

 誘拐犯はエリカが飛び掛った時点でもう混乱しているのだから
この隙(すき)に風美を救出すればわざわざ変身しなくても
いいのではないか!?

 姫ちゃんが予想した以上に誘拐犯がビビってしまったのかも。

姫ちゃん「エリカ ごめんね ありがとう
(りぼん2010年5月号・P.505)

 記憶を消されてしまったら、もう「ごめん」と思うこと
すら許されなくなるのですよね…

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2010年4月18日 (日)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第8話(りぼん2010年5月号)感想 その1

【りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010、今月下旬まで開催

 これからりぼんの中で読んでみたいお話は一体何でしょうか? 投票所の
選択の中にみなさまがこれから読んでみたいというお話があるようでしたら
ぜひご投票ください♪ 投票の締め切りは今月下旬を予定しています。

↓投票はこちら
りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第8話の感想を書いています。
第8話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら



○大地の妹と出会った姫ちゃん

 大地の妹「風美(ふうみ)」は保育園に通っているのですが
おむかえに行くのは大地の仕事なのか。まぁ大地は部活を
やっているわけではないので、時間に比較的余裕があるから
できるのかもしれませんが。

 ん? 大地が部活をやらないのと、風美の送り迎えって何か
関係あるのかな?
 本当は部活をやりたいけど、風美のおむかえの
ほうを優先させるためにあえてやっていないとか。

 …もっともこの後のコマに出てくる大地の顔を見ると強いられて
仕方なしに風美の相手をしてあげているようには見えませんが。
大地にしてみれば部活より大事なものがあるのかもしれません。
別に部活やらなくても運動をすることはできますが、風美を
保育園に迎えに行くのは今しかできませんし。

 風美が姫ちゃん達が通う学校にやってきたのは、普段風美のことを
守ってくれている大地をびっくりさせて喜ばせようと思ったからなの
ですが、この行動が結果としてこの後風美自身を救うことになります。
姫ちゃんとエリカにとっては重大な事態を招く引き金となってしまい
ましたが…運命の歯車っていつ動き出すのか分からないですね。

○大地の知られざる一面を見た姫ちゃん

 河原で四葉のクローバーを風美と一緒にさがしている大地の姿を
見た姫ちゃん。姫ちゃんには見せたことのないような笑顔を
風美に見せているのを見てなんだか不思議な気持ちになった姫ちゃん。
この後自分に対しても普段見せないような表情をしたのですが。

※姫ちゃんを風美に紹介
大地「このねーちゃんな"姫子"っつーの"姫子"! おもしろいだろ
(りぼん2010年5月号・P.486の3コマ目)

 いつもの大地の顔が復活しましたwwwwww 人の名前で遊ぶ
なんて(笑)

 そうか、最初に学校で風美に出会った時に姫ちゃんは自分の名前を
風美にまだ言っていなかったのか。まぁ話しをしている途中で部活を
サボっていることを指摘されてしまったからな。

※姫ちゃんに風美の風船の件のお礼をした大地について
姫ちゃん「あ またはじめてみる顔ー… ヘンなのなんでかちょっと
うれしい なんて
」(りぼん2010年5月号・P.487-488)

 姫ちゃん自身は気づいていないかもしれませんが、心の奥底に
何かが芽ばえ始めている感じですね。大地のことを何とも思って
いないのであれば、風美の風船をとってあげたお礼をしてもらった
位にしか思わないでしょうし。

○風美が風船をとりに行ったら帰ってこなかった…

 自転車のところにくくりつけてあった風船をとりにいった
風美ですが、なんと誘拐犯に捕らえられてしまいました。
思えば風美が姫ちゃんや大地が通う学校へ行ったあたりから
ずーっと謎の人物がつけていたので、連れ去るタイミングを
伺っていたのでしょうね。

↓つづきはこちら
【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第8話(りぼん2010年5月号)感想 その1

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2010年4月14日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】〔込由野しほさん〕第7話(りぼん2010年4月号)感想 その2

【りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010、3日開始】

 これからりぼんの中で読んでみたいお話は一体何でしょうか? 投票所の
選択の中にみなさまがこれから読んでみたいというお話があるようでしたら
ぜひご投票ください♪

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りぼん「これから読んでみたいお話」人気投票2010


※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第7話の感想を書いています。
第7話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら


○大地はどの部にも入っていないらしい

 大地はどの部にも入っていないのか。スポーツ万能なのに
もったいないような気もしますが、別にスポーツが得意だからと
いって本格的に何かの競技に取り組まなくてはいけないっていう
こともないですしね。気軽にいろんな部に助っ人として行くほうが
楽しいのでしょう。

大地サッカー部入れって マジ!! つかどの部でも活躍できるぞ
おまえなら!! もったいねーよ
」(りぼん2010年4月号・P.149の2コマ目)

 大地のイメージからするとサッカー部が一番向いていそうです。
サッカーボールを蹴(け)っている姿はとても様(さま)になってますし。

○ひかると大地は現在も会っていたことになっている

 せっかく変身の秘密を知られないようにしようと決意した姫ちゃん
ですが、大地の姿に変身した姫ちゃんがひかると一緒に
会ったという事実は消えることはないんですよね。
あいかわらず
本物の大地は自分の知らない話をされるという状態が続いているのですが
ひかるの頭から大地の姿に変身をした姫ちゃんと会った時の記憶を
魔法で消すことはできないものか?

 …もっとも仮にそんな都合の良いことができたとしても、姫ちゃんの
ことだから、また似たようなことをやらかしそうなので、変身の秘密が
バレたらまずいということを姫ちゃんが再認識するためにあえてそのまま
にしておいたほうが無難かもなぁ。

ひかる「ねっ 大地くん私に相談してくれたものね
(りぼん2010年4月号・P.151の1コマ目)
大地「そうだな
(りぼん2010年4月号・P.151の2コマ目)

 姫ちゃんのほうを見て「そうだな」と言っていますが、自分が
全く記憶にない話が出てきたり、自分の姿と同じ姿をした人に
会ったりしているのですから、疑うなと言っても無理な話でしょう。

○どうしようと考える姫ちゃん

 残念ですが、今後大地の姿に変身をすることをやめること以外に
選択肢はありません。

○姫ちゃん、大地の妹と出会う

 柔道部の活動中、記録票を部室に取りに行く途中に大地の妹と
出会った風美(ふうみ)と出あった姫ちゃん。風船を飛ばしてしまい
木の枝にひっかかっていたのを取ってあげたのですが、この出会いが
後々姫ちゃんの変身の秘密を守る上で重大な問題を引き起こすことに
なります。

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2010年3月16日 (火)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第7話(りぼん2010年4月号)感想 その1

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※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第7話の感想を書いています。
第7話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

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○姫ちゃんの危機をエリカが救う

 そうか…エリカは姫ちゃんと同じ顔だから、別に魔法を使って変身
しなくてもかつらを被(かぶ)って服を変えるだけで姫ちゃんの姿に
なることができるのか。

 いくらエリカが姫ちゃんの変装したとしても、大地の注意をそらして
いる間に大地の姿に変身した姫ちゃんがどこかに隠れることができなければ
ごまかすどころか、かえって話をややこしくする結果をもたらした可能性が
高かったです。だって大地の姿をした人物が2人いるという事実は変わら
ないのですし。本物の大地は目の前にいる自分の姿をした人物を逃がす
ことは絶対にないでしょう。

 姫ちゃんの抜群な運動神経のおかけで、大地の視線が姫ちゃんの姿に
変装をしたエリカのほうに向いたほんのわずかな隙(すき)をつかって
大地の姿をした姫ちゃは窓の外から木の枝に飛び移ることが
できました。

 姫ちゃんの姿に変装をしたエリカが現れてなんとか
小林大地の注意をそらすことができましたが、正直もう限界だろうなぁ…
どう考えてもこんな綱渡りのような神回避を続けていける訳ないですし。

 とにかくこれからは大地の姿に変身するのは危険すぎるな。今度
大地の姿の状態で大地と鉢合わせになったらさすがにごまかしようが
ないですし。

 変身をしている間も変身をした人物はこの世に存在し続けるという
ルールがある限り、本人と鉢合わせをする危険は今後も続きます。

○魔法のリボンの秘密が姫ちゃん以外にバレたら大変なことに

国王「魔法のリボンの力が他の人間に知られてしまった
その時にはすべての人間からリボンに関する記憶を
消すことになる
」(りぼん2010年4月号・P.126-127)

 そんなに人間界の人たちに魔法のリボンの秘密を知られたく
ないのであれば、最初から人間界にそんなもの持ち込まなければ
いいのに…


 人間に変身することができる魔法のリボンを与えて、実際に
存在する人物に変身しろと迫り、観察の対象に仕立て上げて
いるのにバレたら記憶を消して責任を取らせるとか人間を
バカにしてるだろう。

 姫ちゃん以外の人物から魔法のリボンに関する記憶を消すというのなら
ともかく姫ちゃんの記憶も消すというのは一体どういうことだ???
姫ちゃん以外の人物の記憶を消すだけでいいような気がするのですが

魔法のリボンに関することが観察対象者以外に漏れた時点で修行は
失敗とみなされてしまうのかもしれませんね。

 一方的に魔法のリボンを着用した人間の役をやらされ、秘密を
ずーっ守ってなくてはいけないなんで姫ちゃんは罰ゲームをやらされて
いるようなものだよ。秘密を誰かに話せないなんていうことは結構
きついですし。

 ところで魔法のリボンの秘密の守秘義務っていつまで続くんだ
1年間魔法のリボンの秘密を姫ちゃんが守りきったとしてもその後も
その秘密を守り続けるとは限らないですが。

 …もっとも魔法のリボンはもう返却しちゃってるから、もう
変身をすることはできないので、誰かに自分がかつて変身を
できる魔法のリボンを持っていたと姫ちゃんが話しをしたとしても
誰も信用しないでしょうね。

※魔法のリボンの秘密がバレた際の対応を秘密にしておいた訳
国王「何もしらないほうがより自然な観察ができると考えたからだ
(りぼん2010年4月号・P.128の2コマ目)

 いやいやこれはおかしいだろう。自然に観察って何よ? うかつに
変身をしてしまい、魔法のリボンの秘密が漏れる危険をわざわざ
高めてどうする。

○姫ちゃん、元の姿に戻る

 どうしようか考えている間に元の姿に戻ることができました。
姫ちゃんはホッと一安心といったところでしょうが、国王も言っている通り
2人はちょっとお調子者のところがあるので、これが最後のトラブルとは
正直思えん(笑)

 また別の形でトラブルを招いてしまい、苦しい状況に追い込まれそう
ですね。

○姫ちゃん、魔法のリボンの秘密が他人にバレたらどうなるかを知る

 エリカとの楽しい思い出を忘れたくないのであれば、安易に変身を
しなければ大丈夫です。一見すると簡単に思える条件ですが、姫ちゃんは
これまで何度も安易に変身をしているのですから、なかなか他人に
バレないようにするなんて難しいでしょうね。

 もし他人にバレないように慎重に変身する性格の子だったら、学校内に
大地がいるのに大地の姿に変身などする訳がないですから。性格って
そう簡単に変わるものではありません。

(つづく)

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2010年2月23日 (火)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第6話(りぼん2010年3月号)感想

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※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第6話の感想を書いています。
第6話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

姫ちゃんのリボンカラフル1巻発売!!!

○元の姿に戻れない姫ちゃん

 完全にリボンが直っているのか確認しないまま軽い気持ちで変身
してしまった姫ちゃん。元の姿に戻れなくなってしまいましたが
せめてリボンについていた傷が完全に消えて見た目がきれいになってから
試せばよかったのに。

 自分と大地がつきあっているとの噂を信じきっているひかるに
なんとしても自分は大地とつきあってなどいないと認めさせたいと
いう気持ちが強すぎて思わず変身しちゃったのですが、その代償は
あまりにも大きかったです。

 …もっともひかるは姫ちゃんと大地がつきあっていないとようやく
納得してくれたから全く無駄というわけではなかったのですが。

 とにかく深く考えない人同士のコンビだからなぁ…姫ちゃんとエリカは。
やはりどちらか一方は慎重に物事を考える子のほうがよかったかも。

○自分の知らない間に変な人に仕立て上げられている大地

 大地はかわいそうすぎるだろうwwwwwwwwww

 自分が知らない間に、パニック状態の姫ちゃんが大地の姿で
どんどん変なことをして本物の大地の評判がどんどん下がってます。

(大地が知らない間に大地の姿をした姫ちゃんがとった行動)

・女子トイレに侵入し、他の女子に発見される
・街中で号泣し通行人に変な目で見られる
・大地の妹に発見され「課外活動中」との苦しいいい訳をする
・元の姿に変身しようとして通りすがりの店の窓で変身を試みたら
中にいた利用者に変な目で見られた

 姫ちゃんは自分と大地の噂を大地自身が一向に否定してくれないから
大地の姿に変身をしてひかるに対して大地の姿で噂を否定しようと
したのですから、大地は噂をきちんと否定さえしていればこんな目に
遭わずに済んだのですが、それを考慮してもやっぱり大地はかわいそう
だよな…姫ちゃんは自分の行動によって大地がどんな迷惑を
こうむるか全く考えていない
ですが(特に女子トイレの件とか
どうするんだよ)こんな子に変身の力を与えるなんてやっぱり無謀だな。

○エリカ、魔法の国へ召還される

 突然召還されてしまったエリカ、姫ちゃんは元の姿に戻れない
まま、魔法の国の人がいなくなってしまったのですから、もはや
誰にも頼れなくなってしまいましたね。心細くなるのも当然ですが
まぁ自業自得としかいえないので特に同情する気にはなれないな。

 このまま変身が解けなかったら偽小林大地としてこれからずーっと
生き続けることになりますし、野々原姫子は事実上この世から消える
ことになります。せいぜい今まで他人に迷惑をかけてきたことの
負債を返してください。

 …もっともこの状況は大地にとっても最悪の事態なのだが(笑)
だって大地の姿をした姫ちゃんはこれからずーっとその姿で
世の中に迷惑をかけ続け、大地の知らないところで大地の評判を
下げ続けているのですから。

 エリカは国王からなにやら話を聞くことになったようですね。

○大地、何者かが自分の姿に変身をしているのでないかと思う

 テツの姿をした人物と自分の姿をした人物が共に同じペンダントを
つけていることにきづいた大地。さらに姫ちゃんが絡んでいることにも
同時に気づいたのですが、教室に姫ちゃんがいないことに気づき…

○姫ちゃん、旧校舎に潜伏することを思いつく

 ここで大地鉢合わせになってしまった姫ちゃん。まぁ仮にここで
出会わなかったとしてもいつかは必ず遭遇することになったでしょうね。
姫ちゃんは食料を持っていないですから、いくらどこかに潜伏していたと
してもいずれ表に出ざるを得ないですから。

※大地に発見された大地の姿をした姫ちゃんのいい訳
大地の姿をした姫ちゃん「お 俺は小林大地だよ!? みれば
わかるじゃん!! アハハハハ!!! おまえこそだれだ!!

(りぼん2010年3月号・P.300の1コマ目)

 いくらなんでもこのいい訳は無理があるだろうwwwwwww

…というか、本人に対して自分は小林大地だと主張するのは
どのような言い方をしたとしても不可能ですが。

大地「野々原か?」(りぼん2010年3月号・P.301の1コマ目)

 そりゃ状況からして姫ちゃんが一番怪しいからな…姫ちゃんの
不自然な行動を何度も目撃していますし。

○姫ちゃんの姿をした謎の人物が現れる

 話がややこしくなってまいりました(笑)

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2010年2月 3日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第5話(りぼん2010年2月号)感想 その2

「りぼんキャラクターグランプリ2010」ただ今実施中
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※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第5話の感想を書いています。
第5話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第5話(りぼん2010年2月号)感想 その1
↑のつづき

○リボン、「見た目」は元通り

姫ちゃん「ほんとだ すごーい! もう変身できるかな!?
(りぼん2010年2月号・P.258の3コマ目)

 下のほうに傷があるのが気になりますが、だいぶ傷は目立たなく
なりましたね。姫ちゃんとエリカが縫った糸も消えてなくなるのか。
傷が消えても糸が残ったままでは見た目はあまり良くありませんが
消えるのであれば問題ないですね。

 これだったら姫ちゃんとエリカは何もしないで放置しておいて
良かったのでは?(笑) 結果として無駄な努力に終わってしまいましたが
これというのもエリカが魔法のリボンに関して正確な知識を持って
いなかったのが原因です。

エリカ「そうね! きっと今日中に変身の力も使えるようになるわよ!
(りぼん2010年2月号・P.258の3コマ目)

 きっとwwwwwwww

 怖すぎだろう…魔法のリボンに関することを本当に知らないんだな。
姫ちゃんは人間で魔法とは縁のない生活を過ごしてきたのですから
見た目がきれいになって直ったと思うのもある意味当然でしょうが
エリカはちゃんと状況を把握できていないと困る。

 姫ちゃんとエリカって見た目だけでなくあらゆる面がそっくり
なのかも。

姫ちゃん「これで私の足もリボンもほぼ復活っと!
(りぼん2010年2月号・P.258の4コマ目)

 この「ほぼ」がこの後致命的な事態を招いてしまうのですが…

○姫ちゃんと大地の噂、さらに加速

 遠足の際に姫ちゃんが大地におんぶをしてもらったので、噂が
いよいよ本当なのではないかとみんな思ってしまったようです。
おんぶをされている様子を写真に撮られてそれが校内で正規に
売られるとかひどすぎだろう(笑)

 これ誰が買うんだよ。まぁ面白がって買う子はいるかもしれませんが。

○噂を消そうとしてとっさに嘘をつく姫ちゃん

※大地から伝言を頼まれたと嘘をつく姫ちゃん
姫ちゃん「昼休みにー…えーと 体育館ウラに来て
ほしいんだって!

(りぼん2010年2月号・P.262の2コマ目)

 またその場の思いつきでこんなことを…考えた上でこんなことを
言ったとしても大変なのに、後先考えないでこんなことを言ってしまう
のですから、もうこれはクセみたいなものなのでしょう。

 こういうのってクセみたいなものだからなかなか直らないだろうな。
痛い目にあったとしてもこういうことを言うクセがある人はすぐに
忘れてしまいますし。

姫ちゃん「あいつが行ってくれるとも思えないし…やっぱ私が変身
するしかないか
」(りぼん2010年2月号・P.263の2コマ目)

 大地をどうやって体育館へ行かせるかとか具体的に何も
考えてなかったのか…いよいよ変身頼みの生活になってきたな。
深く考えない子が変身の力を持ったってある意味最悪だな。

姫ちゃん「しまった 放課後にすればよかった! 昼休みじゃ
校内に本人いるじゃん!

(りぼん2010年2月号・P.263の2コマ目)

 大地がこの段階ではサボっていたのでホッとする姫ちゃん
ですが、「放課後」とかいう時間の問題じゃないから。大地の姿で
何か言ったら言われたひかるはそれを前提に行動するから絶対に
トラブルになるのに、それが全く頭に入っていないのが痛い。

○大地の姿に変身した姫ちゃん

 変身できてホッとする姫ちゃん。度胸があるな。
あのボロボロの状態からようやくちょっと傷がある程度まで
なったというだけで、何が起こるかわからないのによく
変身なんてするよ…

 まぁ状況からして変身する以外に選択肢がなくなっていたのも
事実ですが、この考えなしで行動する性格ってこれから先ちょっと
困りそう。

○大地の姿の姫ちゃん、ひかるに対して噂を否定

※姫ちゃんとは何でもないのねとひかるに聞かれて
大地の姿の姫ちゃん「あるわけないない! 野々原なんて
好きでもなんでもないし! なーんとも思ってない

(りぼん2010年2月号・P.267の1コマ目)

 とりあえず否定しておく姫ちゃん。このことを言った後に
モヤモヤした気分になっているようですが、理屈で割り切ることの
できない感情が芽ばえ始めているのかもなぁ。

○大地の姿の姫ちゃん、大地と遭遇

 まぁこういう展開になるよな…っていうか、上のほうでも
書かせていただきましたが、大地の姿の姫ちゃんが話しをしたことは
本物の大地は知らないのですから、いずれ話がおかしくなるのは
目に見えてますし。

 安易に変身したがる姫ちゃんですから、変身した本人との
遭遇はいずれ起こったでしょう。

 この時は本物の大地がひかるに捕まってしまい難を逃れ
ましたが。

○姫ちゃん元の姿に戻れず

 高い授業料になったなwwwwwwwwwww
かわいそうだけど、同情する気にはなれん。ちょっと
懲りたほうが長い目でみれば姫ちゃんのためでしょう。

 リボン完全に直っていなかったのですが、リボンが直ったか
どうかを判断するのってどうやるんだろう? 目で見て完全に
傷がなければ大丈夫なの??? もし目でみただけでは分からないので
あれば、判断材料がないので姫ちゃんはちょっと困ってしまい
ますね。

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