【ひよ恋】〔雪丸もえさん〕ひよりが成長できるようになったきっかけって何? その1
ひよりって最初のうちは何かあるとすぐにひきこもってしまい、
正直見ていてイライラしたという方も多いと思いますが、気がついて
みれば教師という究極の人前に出る仕事を志望するまでに成長しました。
何がきっかけだったのだろう??? 高校1年の頃、ようやく学校に
毎日行けるようになったという段階では、ちょっと壁にぶつかると
自分はやはりダメだと思い込んでしまったから自分の殻(から)を破る
ことはできなかったと思うのですが。ロッカーに篭城(ろうじょう)する
ひよりはひよ恋の名物みたいになってましたよね(w なんとなくいい感じに
なってきたら些細(ささい)なことで落ち込んだりしてたから何て向上心の
ないキャラなんだってツッコミを入れたくなりながらお話を毎回読んで
ました。
基本的には広瀬への恋心がひより成長の大きなパワーになっていたいうのは
間違いないと思いますが、それだけでは教師を目指すと決心させるほどの
力は出ないような気もします。
広瀬への恋も決して順調という訳ではなかったですよね。最初の
うちは話をしようとするだけで挙動不審(きょどうふしん)な態度をとって
しまいまともに会話が成立していませんでした。話ができるようになって
から告白するまでも長かったですし、ひよりの高校生活って本当に波乱万丈
(はらんばんじょう)だったと思います。
恋心を自覚して何とかしようと思った矢先に妃が現れたりもしたん
だよなぁ、まぁ人気者だから恋のライバルが多いということは分かって
いたはずなのですが、広瀬の中学時代を知っていて容姿端麗(ようしたんれい)
の妃の登場はひよりにとって大きな脅威となりました。
ひよりが成長できたのは運が良かったというのもかなり大きいと思います。
いくらひよりが頑張ろうと思っても周りの子が相手にしてくれなかったら、
友達になることすらできなかったですし。ひよりの場合は高校1年の途中まで
登校すらしなかったという時点で友達との間に壁ができちゃってた訳ですし、
自己紹介の時に教壇の下に隠れるということまでやっちゃったのですから、
周りの生徒からドン引きされる危険がありましたよね。
ひよりの周りってあり得ないほどいい子たちばかりでみんなひよりに
優しく接してくれたからひよりは何度も失敗して学ぶことができました。
そんな良い子達に出会えたのですからひよりは本当に運が良かったと
思います。
(つづく)
「りぼん春のサイン会ツアー2011」(第1弾新宿・雪丸もえさん、津山ちなみさん)に参加してきた感想
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