イン ザ チョコレート

2011年7月13日 (水)

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その4

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【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その3
↑のつづき

○美雷(みらい)に惹(ひ)かれていく泪(るい)

 よくよく考えたら友達がいないということは、彼氏を作る
なんて想像すらしていなかったでしょう。
異性に興味を持った
今まで全くないのかな?

 勉強にあけくれる日々で、そもそもどんな男の子が周りにいるかという
ことすら知らなかったのかも。好きな子ができて、告白するか悩む
などということとは無縁の生活だったのだろうなぁ。


※泪の話を聞いた後に泪に対して
美雷「人づき合いがめんどいとかじゃなかったんだ …今まで
おつかれ
」(りぼんマスコットコミックス・P.20の2コマ目)

 自分のことをよく理解もしないで、難しい子扱いをして避ける子
ばかりだったのに、美雷は自分の話を聞いてくれ、そして理解を
してくれました。人間、自分の気持ちを理解してくれることほど
うれしいことはないので、美雷の「今まで おつかれ」という言葉は
まさにのどから手が出るほど欲しかった一言だったのかも。


 母親が自分の友達に対して嫌なことを言うから仕方なく友達を
作らなかったのですから、難しい立場を理解した上でもなお親しく
してくれる美雷に対して好意を抱くなと言っても無理なのかもしれません。


美雷「オレはずっといるよ 泪んとこ
(りぼんマスコットコミックス・P.20の3コマ目)

 あー、これはもう心が鷲(わし)づかみにされただろう(w
これでもう泪は美雷から離れられなくなったな。

 泪が美雷に心を奪われてしまった理由は分かりますが、美雷は
どうして泪に惹かれていったのだろう? 美雷には友達もいて
女子にも人気があるのですから、選択肢もたくさんあるのに。

 美雷の家で一服した泪は、美雷の友達がいる川原へ戻ることに
なりました。ドアのあたりで美雷の体と偶然密着した泪は心臓が止まるかと
思うほどドキドキしました。友達から好きな人へ移行するのに時間は
いらなかったようです。

 その後も夜中に公園で遊んでいる美雷たちと同行した泪。
泪の母がこの光景を見たら失神しそうだ(w


泪「誰かと一緒に笑い合うことは とても素晴らしい
(りぼんマスコットコミックス・P.25の1-2コマ目)

 この当たり前の楽しさをこれまで奪われていたんですよね。
たとえ自分からは何も言わなくても誰かと一緒にいれば
楽しい時間は共有できます。共に笑って、共に泣く、そうして人間は
机の上では決して得ることのできないことを勉強するのです。
学校の勉強や試験対策だけがすべてではないですよね。

○美雷、東京へ引っ越し

 ずっと不登校の日々が続いていた美雷が学校に登校してきました。
周りの反応を見ると本当に人気物だったんだなぁ。泪は夜中に
知り合うまで存在すらしらなかったようですから、本当に周りのことには
関心がなかったこと分かります。いくら関心を持ったところで友達を
作ることは無理なのだから、最初から余計な情報を入れようとは
思わなかったのでしょう。

※登校した理由を泪に聞かれて
美雷「…泪に会えるかなと思って
(りぼんマスコットコミックス・P.29の2コマ目)

 お話を読み進めていくとこれは冗談ではなかったことが分かります。
もし泪と知り合わなかったら美雷は登校をすることはなかったでしょう。
お互い、相手への好意を隠さなくなり、事情を知らない人が見たら
恋人同士のように見える二人。出会うのがあと半年早かったら泪の
学校生活は全く違ったものになったはずです。

 しかし甘い生活は本当に一瞬で終わってしまいました。美雷は
東京へ引っ越してしまうということを泪は先生から聞かされました。

泪「美雷 今日は最後だから来たんだね
(りぼんマスコットコミックス・P.34の3-4コマ目)

 最後に泪と会いたかったっていうのが一番大きかったんですよ。
美雷にこのことを聞きたくて仕方がない泪。でもなかなか切り出せません。
この気持ち分かるな。だってついさっきまで会っていた時に相手から
何も言ってこなかったのですから。


○美雷、父と大ゲンカ

 泪の家に突然美雷の友達がやってきて緊急事態が美雷に起こって
いると知らせてきました

美雷の父「好きな女ができたから 自分は残るだぁ!?
バカみてぇなこと言ってんじゃねぇぞ クソガキ!!

(りぼんマスコットコミックス・P.38の2コマ目)

 美雷が社会人なら許されるかもしれないけど、まだ中学生だからな。
一人で生活していけるわけもなく、まさに「バカみてぇなこと」でしょう。
もっとも美雷は一人で生活していくことなど無理だということは
分かっているはずです。好きな泪と別れるのが嫌という気持ちを
自分は残ると言うことによって表しているのです。

※美雷の父に対して
泪「ごめんなさい 美雷くんと少しお話させてください
お願いします
」(りぼんマスコットコミックス・P.39の4コマ目)

 美雷の友達が知らせてくれなかったら、こうやってじっくり話すことも
できなかったな。美雷がいなくなっても、美雷の友達と友人として
親しくするのも悪くないような気がしてきた。たぶんこの子達なら
泪の母の攻撃にも屈しないだろうし(w

 美雷がいなくなった後はまた元の生活に戻ることになりますが
気持ちは全く違うと思う。遠く離れてしまったとはいえ、自分の気持ちを
分かってくれた人が存在しているということは大きいです。きっと心の
支えになることでしょう。


※泪に東京に引っ越すことを言わなかった理由について
美雷言えなかった 言いたくなかった 好きになると思って
なかった
」(りぼんマスコットコミックス・P.40の4-5コマ目)

 引っ越し前の軽い遊びのつもりだったのが本当の恋になっちゃった
のですね。最初のうちはからかっているつもりだったのですが泪の
これまでの人生についていろいろ聞かされているうちに心が動いた
んだろうな。人の心って自分自身も計算できないような動きを時に
することがあるからおもしろいです。

 自分が東京に引っ越すということを話したら、もう関係が終わって
しまうと思うよな。まだ遠距離恋愛をするような関係でもなかったし
二人の時間は始まったばかりでしたから、お別れすると切り出すような
気分にはなれなかったのでしょう。

 もっともずっと長居時間を一緒に過ごしたら言えるようになったのか
というとたぶん難しかったと思う(w 結局好きな人と離れて暮らすなんて
いうことはつらいことなのですね。

 この後二人は誓いのキスをするのですが、泪はこれまで友達もロクに
いなかったのに妙に積極的だな。もしかしたらこれが泪の本来の
性格だったのかもしれませんね。


※話とキスが終わり、美雷の父に対して
泪「すいません ご迷惑をおかけしました
美雷の父「…すげぇいい子じゃね?」「オレすげぇ悪者じゃね?」
(りぼんマスコットコミックス・P.45の7コマ目)

 父よ気にするなwwww あなたは別に悪くない。再婚相手と
一緒に暮らすのも大事なことだし。いくらなんでも泪と美雷のために
地元の残る選択を今さらする訳にもいかないでしょう。


○泪、すべてを母に話す

泪「お母さんの説教つかれた…」「帰ってからずっと…
(りぼんマスコットコミックス・P.46の5コマ目)

 美雷の友達が自宅まで知らせに来たからすべてを話さざるを
得なくなりましたしね。学校から帰る最中にもめ事が起こったので
あれば母に知られることもなかったのでしょうけど。

 でもこの機会にはっきり泪は自分の主張をすればいいのに。
こんな良い機会めったにないと思うよ。


泪「全部話したからな 夜抜け出したことも 美雷が大好きな
ことも
」(りぼんマスコットコミックス・P.46の6コマ目)

 これから夜は厳重監視されるのでは?wwwwwww
部屋に防犯カメラとかつけられたら嫌だな。


○泪と美雷、18歳になったら同棲(どうせい)

 泪が東京の大学に通うことになるのをきっかけに同棲を許して
くれたのか。まぁ泪の父母にしてみれば同棲してくれれば仕送りが
少なくて済むっていうのは魅力的でしょう。このご時勢、二つの
生活拠点を維持するのは大変ですし。


美雷「お母さん よく同棲許してくれたよな
泪「美雷のこと気に入ってくれてるから」「帰省するたび
お母さんに会ってくれて

(りぼんマスコットコミックス・P.51の3コマ目)

 まぁ泪の母は困ったものでしたが、母が厳しくしてくれたおかげで
泪は夜に脱走することになったのですから、美雷と出会うきっかけを
与えてくれた母に感謝すべき…なのかな???

 帰省した美雷と会っていたということは泪の母は頭ごなしに泪の行動を
否定するタイプの人ではないのか。泪と付き合うひとをきちんと見極めて
いたようですが、これまでに何度もあった結果、大丈夫だと判断
したのでしょう。

 …もっとも泪も18歳になったから縛ろうとしたところでもはや
無理ですが。どうせ無理なら仲良くやってほうが得です。

美雷「よし じゃあ 両手出して
(りぼんマスコットコミックス・P.51の5コマ目)

 ここで美雷が出したのは二つ。一つは二人が結びつくきっかけと
なったチョコレート。そしてもう一つは指輪。二人の新たな人生が
始まったのですね。

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2011年7月11日 (月)

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その3

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【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その2
↑のつづき

○美雷(みらい)は泪(るい)にどんどん話しかけてくる

泪「こんな話 誰かとするの初めてで 遠慮なく入ってくる美雷が
正直 おもしろい
」(りぼんマスコットコミックス・P.16-18)

 母親の異常なまでの干渉(かんしょう)が原因で、友達を作ることを
やめてしまったくらいですから、こうやって家庭のことを話す相手が
そもそもいなかったのです。家庭の話どころか、一般的な雑談すら
最近はほとんどしたことがなかったのでは? どう見てみ周囲から孤立して
いたし。

 普通の子は他にいくらでもつきあう相手の子がいるから、わざわざ
面倒な泪と付き合おうとは思わないよなぁ。美雷は偶然出会っただけの
関係だから、しがらみが全くないので、こうやって気軽に接することが
できたのかも。

○泪、美雷に興味を持つ

泪「美雷の友だち 美雷の定番 美雷のことに 興味がわく
(りぼんマスコットコミックス・P.16-18)

 これまで他人と接触することを避けてきた泪が美雷と出会ったことが
きっかけで一気に人間関係が広がってきました。夜中に家を
抜け出して、美雷とその友だちと秘密の会合を持つとかついこの間
までは想像すらしていなかっただろうな。

 もし本当に人間と接することを面倒だと思っているのであれば夜中に
自宅を抜け出して泪に会いに行くということなどはしなかったはず。
本当は泪も友だちが欲しいんですよ。

 なんで友だちを作らなかったのか、その本当の理由はこの後すぐに
明らかにされたのですが、夜中に一緒に遊んでいた川のすぐ近くに
美雷の家があると知っていきたいと言った泪、これまで孤立していたのに
本当に積極的だな。同年代の子のぬくもりに飢えていたのではないかと
思えてくる。


○泪、美雷の家に到着

 夜中にいきなり訪問して大丈夫なのかと思ったら、美雷は父と二人暮らし
でその父はトラックの運転手の仕事のために不在だったから問題は
なかったのか。そうだよなぁ、大丈夫でなかったら友達を夜中に自宅に
招くわけないし。

泪「…あたし 小学生までは友だちいてね
(りぼんマスコットコミックス・P.19の5コマ目)

 昔から孤立していたという訳ではなかったのか。小学生までは
友達がいたということは、引っ込み思案でなかなか声をかけられない
とかではないんだな。


泪「…うちのお母さん あたしの友だちの成績や親の職業
で態度変わっちゃうんで
 友だちに悪くて

(りぼんマスコットコミックス・P.19の6コマ目)

 泪の母は娘の結婚相手でも探しているのか???

 成績はまだ分からんでもないけど、親の職業を気にするとかマジで
意味不明だ…何? 泪の家に泪の友達が来たらいちいち親の職業を
確認してるのか? ちょっとドン引きだろう…
 これは泪きついなぁ。

 友達が自分の母から嫌なことを言われたりするのがつらいのでしょう
けど、そりゃたしかにそうだろう。泪の母は結果として泪に余計な負担を
かけちゃってますね。


泪「お母さんのことも 悪く思われないようにするにはどうしたら
いいかなって…
」(りぼんマスコットコミックス・P.19の6コマ目)

 こんな嫌な思いをさせられたら普通は母と距離を置くだろう…
でもここまで母のことを考えるなんていい子すぎる・゚・(ノД`)・゚・

泪「考えたら いつのまにか誰もいなくて
(りぼんマスコットコミックス・P.19の7コマ目)

 周りに気をつかいすぎて、こんなことになっちゃったのか。
いい子すぎたんだな…もっと常識の範囲内で主張をしたって
いいんだよ? 貴重な十代のひとときが机の前の生活だけだった
なんて悲しすぎるし。


泪「楽しいこともわかんなくなって ああもう勉強だけしていら
いいやって
」(りぼんマスコットコミックス・P.20の1コマ目)

 なるほど、勉強をしたいからしてたのではなく、単なる逃避
だったのか。でもこれって結果として母の理想通りの展開
なんだろうな。必死に勉強をさせたいと思っていたのでしょうし。


 嫌がらせをしたのも友達をつくらせないためなのではないかと
思えてくる。

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【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その4

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2011年4月23日 (土)

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その2

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その1
↑のつづき

○クラスの中で「無表情」と呼ばれている泪(るい)

 泪にないものの一つは「友達」ですが、もう一つないものがあります。
それは「表情」、友達を作る気がないから、感情を表に出す必要性が
ないのでしょう。笑うこともなく、友達と遊ぶこともなく、ただひたすら
母親の言うとおり勉強をするだけの中学生活…こんなのきつすぎるだろうと
思えるのですが、本人にしてみれば特にこのような生活を苦痛と考えては
いないようです。

 他の人の人生がどうであろうが、泪にしてみればこの人生が普通
なのですから、別につらいということはないのでしょう。何が普通で
何が普通でないかは人によって違います。

泪「誰になに言われてもどうでもいい …仕方がない
(りぼんマスコットコミックス・P.13の2-3コマ目)

 なんていうか…もう意欲というか、現在のこの生活を変えることは
できないのだから、あるがままを受け入れることにしてるようですね。
まだ高校生にもなってないのに、こんなに人生を達観しちゃってるとは。

 他の生徒にしてみれば友達候補はたくさんいるのですから、わざわざ
難易度が高い泪に話しかけようとは思わないですよね。だっていくら
話しかけても無視に近い態度をとるのですから、時間の無駄ですし。

 泪が他の生徒から見て魅力的な子なら、ちょっと苦労をしてもいろいろ
話しかけようとしたかもしれないけど、無表情の子に興味なんか持てない
ですし。


○しつこく泪につきまとう美雷(みらい)

泪「学校行って勉強するのに いらないって思ってたら
いつのまにか無くなってた
」(りぼんマスコットコミックス・P.14の4コマ目)

 そもそも泪はなんのために勉強をしたいと思ったのだろう?
友達どころか、自分自身の表情すら捨ててまで勉強に打ち込んでいる
のですから、当然勉強をして何かを実現したいと思っているはずなの
ですが。

 …どうもこのお話を読んでみると泪は勉強をしてその先に何があるのか
見えていないようだな。

美雷「…ああ その無くなったもんの中に 友だちも入ってんのか
人づきあいとかめんどうくさい人?」

(りぼんマスコットコミックス・P.14の5コマ目)

 泪はとても優秀のようですから、勉強を一緒にやるような子もいらない
のでしょう。勉強をすること以外のことはすべてムダなのか。

※泪と美雷が共に暑いと言ったことについて
美雷「ハイ 同じこと思った!! 泪が拒否っても 同じこと考えた
オレら 一心同体
」(りぼんマスコットコミックス・P.14-15)

 人間ってついつい他人と違うところばかりに目を向けてしまい、
嫌ったり、遠ざけたりしますが、こうやって美雷のように違うところを
探すのではなく、同じ所を見つけて仲良くしようとするのはとても
いいことだと思います。

美雷「オレら 選んだもんが正反対だな」「泪べんきょう
オレあそび
」(りぼんマスコットコミックス・P.15の2コマ目)

 普通に生活をしていたらおそらく出会うことはなかったであろう
二人ですが、夜中に泪がコンビニに買出しに行ったことが
まさかこんな出会いのきっかけになるとはなぁ。

「…合わないかもね」(りぼんマスコットコミックス・P.15の2コマ目)

 いくら共通点を見つけようと思ってもみつからない位違いすぎるからな。
こう思うのが普通でしょう。美雷が普通の男の子だったらここで
あきらめてさっさと他の子のところに行ったのでしょうけど、美雷は
他の人と違うことを考えたようです。

美雷「むしろ足したらいい感じじゃね?
(りぼんマスコットコミックス・P.15の2コマ目)

 ものすごいプラス思考だな。違うのであれば足せばより多くの力が
得られますよね。こういうことをごく自然に言える美雷ってきっと
幸せな人生をおくれそうです。

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【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その3

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2011年2月22日 (火)

【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その1

 2009年に発売された夏の大増刊号りぼんスペシャルハートに掲載された
作品が単行本に収録されました。「イン ザ チョコレート」は単行本の
表題にもなってます。


○夜中に家を抜け出すのが日課の泪(るい)

 この作品の主人公は高田 泪(たかだ るい)、14歳の女の子です。
夜遅くまで勉強を強いる母の言いつけを守っているのですが、夜中に
家を抜け出してチョコレートを買いに行くのが楽しみになっている
ようです。

※集中力が切れた際にチョコレートを買いに行く際に
泪「チョコレートを求めて 近くのコンビニに お母さんに
気づかれないように 窓からそっと…

(りぼんマスコットコミックス・P.4の3コマ目)

 窓から抜け出すって部屋は2階かよwww 危なすぎるだろう。
でもこうやってわざと困難な状況で逃げたすのも刺激があって
楽しいんだろうな。

泪「買い置きしとけばいいんだけど 息抜きにもなるこの脱走
(りぼんマスコットコミックス・P.4の3コマ目)

 チョコレートを買うというのはあくまでも抜け出すためのきっかけに
過ぎず、実際には部屋から抜け出すのが主目的なのかもなぁ。
買いに行くのはチョコレートでなく飲み物や雑誌でもいいのかも。


そりゃ夜遅くまで勉強するよう強いられたら逃げ出したくもなるよ。

※泪が逃げだす際の物音に気づいて
泪の母「今なんか音がしたわ! 泪の部屋の方からよ!!
(りぼんマスコットコミックス・P.5の1コマ目)

 お母さんーーーっ! 大事な娘が逃げ出してますよwww
寝ているのに目が覚めるとは余程警戒してるんだな。それだけ
泪のことを考えているのでしょうが。


(ねこの物真似をして)ニ…ニャー
泪の父「あぁ なんだ猫じゃないか
(りぼんマスコットコミックス・P.5の2コマ目)

 なんという古典的なごまかし方(笑) でもごまかすことに成功したのが
すごい。猫の物真似って簡単そうで意外と難しいだろう。みなさんも
やってみてください。猫に似せるのって大変ですよ。

泪の父「こんな時間まで勉強させるのやめないか おかげで
友だちと笑顔がない子に…

泪の母「なによ このくらい普通よ!! あなたそんなだから
出世しないのよ!!
」(りぼんマスコットコミックス・P.5の4コマ目)

 いくら少子化で高校に猛勉強しないで入れるようになったと言っても
希望する高校のレベルが高い、少しでも良い高校に入りたいというので
あればたくさん勉強をしなくてはいけないことに変わりません。

 しかしこの家壁薄すぎだろう。泪も言っていますが、家庭内の会話が
ここまで漏れるなんて個人情報があってないようなものだし。

 泪の父は言いたいことがあるんだったらもっと強く主張しないと。
「やめないか」と言っただけでその後何も言わないんだったら
結局母のやってることを追認しているのと同じです。自分も親なの
だから堂々と娘の教育に関与すればよし。

泪「心配しなくても お父さん 今の自分にとくに不満はないよ
(りぼんマスコットコミックス・P.5の4-5コマ目)

 不満はないというより泪にしてみれば今の生活以外を選ぶことなど
できないのだから、現状を受け入れるしかないのです。


○泪、美雷(みらい)と出会う

※外を歩いている泪を見て
美雷「脱走兵…?」(りぼんマスコットコミックス・P.6の1コマ目)

 ある意味この表現は当たっています。本当、脱走兵だよな。
勉強という戦いから一時のやすらぎを得ようとしているのですから。
泪は無視して歩いていますが、まぁ知らない人に夜道で声をかけられて
まともに応対する子なんてそうはいないでしょう。

 結局泪がコンビニにつくまで一人で話し続けた美雷。よくもまぁ
ここまで無視されて話し続けるものだよ。

美雷「なに買うの? あ チョコレート? オレも超好き
チョコレート! 名前と年は?

(りぼんマスコットコミックス・P.7の6コマ目)

 こんな危ない奴に名前言うとかあり得んのだが。名前を聞いてどうする
のか泪は聞いてますが、聞いてるほうは特に意味はないでしょう。
だって名前が分かったところで何ができるっていうわけでもないですし。

 昔は平気で初対面の人に自宅の固定電話とか住所とか教えていたん
ですよね。携帯電話やEメールが普及してから、逆に情報をあまり人に
教えなくなったような気がする。本名すらしらない人もいるしなぁ。

美雷「チョコ やる 買わなくてすむじゃん
「…高田泪 14」
(りぼんマスコットコミックス・P.8の6コマ目)
 個人情報がチョコと等価とか安すぎわろたwwwwww
まぁ別にチョコくれたから名前を教えたとかいうことだはないのでしょうけど。

 話を進めていくうちに泪と美雷は同じ「玉納(ぎょくなん)中学校」に
通っていることが分かりました。同じ中学の子とこういう形で話を
するとは思わなかったでしょうね。

美雷「まじでオレも玉納! まあ全然行ってねぇけど 3ヶ月くらいで
飽きたし
」「あそぶ方がたのしい
(りぼんマスコットコミックス・P.9の2コマ目)

 泪とは正反対すぎるキャラだな。泪は夜遅くまで勉強、美雷は
夜遅くまで遊ぶ…を通り越して学校すら行っていない。義務教育だから
中学は出ろよ。マジで基本的な知識がないと生活していく上で損します。

美雷「さっきお父さんらしき人が泪のこと 友だちいないつってた
からオレ 友だち第1号じゃね
」(りぼんマスコットコミックス・P.9の4コマ目)

 他人が余裕で話を聞けるほど音が漏れるってやっぱりまずい
だろう。近所中に泪は友だちもいないようなかわいそうな子ですって
宣伝しているようなものですし。この調子だと泪の家の個人情報を
近所の人は相当握っているな。

※チョコレートを泪の口に入れて
美雷「ハイ食べた 食ったから友だち
(りぼんマスコットコミックス・P.10の2-3コマ目)

 ちょっと強引ではありますが、この時点で泪に友だちが出来たのは
間違いありません。このお話を最後まで読むと、この瞬間は泪にとって
人生を変えたものだったということが分かります。

※美雷と泪のやり取りを聞いた美雷の友人の声
お前 桃太郎のきびだんごかよ
(りぼんマスコットコミックス・P.11の1コマ目)

 なかなかシャレたことを言える友人を持ってるな。

美雷「最後の思い出づくりに からかって遊ぼ
(りぼんマスコットコミックス・P.11の5コマ目)

 この「最後」の意味も後で分かります…

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【イン ザ チョコレート】〔村田真優さん〕(りぼんマスコットコミックス:インザチョコレート収録)感想 その2

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