まりもの花

2014年6月21日 (土)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.46(りぼん2014年7月号)感想

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

【「まりもの花」の感想】←今までのまとめはこちら

 黒花薬を打たれて黒呪会の兵器となってしまったまりも、遠慮なくまひるを
攻撃していますが、相手がまりもだと積極的に反撃できないのがきついですよね。
まりもの体を攻撃するわけにもいかないですから。元々戦闘能力が高い子なので
こんなやっかいな相手はいないです。

 まりもを元に戻すとかどうやってやるんだよ…と思ったら、マサルが
説得したらあっさり元に戻ってわろたwww
 黒花薬とか中二病みたいな
名前をつけた薬の割には対して持続効果がなかったな。

マサル「薬のせいか何か知んねーけど お前は そんなのに
負けちまう弱い人間なのかよ!
」(りぼん2014年7月号・P.458の2コマ目)

 このセリフはマサルが言ったから効果があったのであって、まひるとか
佳代子が言ったとしてもたぶん効果はなかっただろうな。現にまりもは
まひるを攻撃していますし。

 結果としてマサルはまりもを元に戻すことに成功しましたが、もし
話術でどうにもならなかった場合はどうするつもりだったんだろう…
まぁまりもを攻撃するのは無理だから、やられるだけで終わっちゃった
だろうな。

マサル「来いよ! オレが全部受け止めてやるー!
(りぼん2014年7月号・P.459の2コマ目)

 まりもは強い子だけど、こうやって心の支えになってくれる子は
必要ですよね。いくら力が強くても心はまだ同い年の子と変わらない
だろうし。

 …ただまりもにとってマサルはあくまでも親友であって恋人だと認識しては
いないというのがマサルにとっては残念なところかも(w

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2014年5月 6日 (火)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.45(りぼん2014年6月号)感想

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

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 国会議事堂の地下にある黒呪会(こくじゅかい)の本部に乗り込んだ
まりも達と合流するために国会議事堂の中に入る方法を考えたマサル達
ですが、変装をして堂々と中に入るという手を使ったか。まぁいろいろ
考えてみるとこの手が一番無難だということが分かりますよね。

 変に騒ぎを起こして注目されたらかえって動きにくくなりますし。
マサルは見学にきた児童のフリ、佳代子は国会議員、舞花は秘書のフリを
それぞれしていますが、一番安全なのはマサルだな…っていうかよくよく
考えたらマサルは別に変装していないような気も(w 衛視に怪しまれる
心配も皆無だから堂々と議事堂の中を歩けますね。毎日のように遠足の
子供が中に入っているからいちいち顔まで見ないですし。

 佳代子は結構危ない橋を渡ってるなwww 国会の中の人って国会議員の
顔は覚えてるからバッチつけたくらいじゃ簡単に見破られる(w でも
まぁよくよく考えたらまりもを助ける時に対決しないといけない相手とは
比較にならない程楽ですが。

 マサルはまりもに伝えたいことがあるそうです…

マサル「もう一度 まりもに告白しようと思うんだ
(りぼん2014年6月号・P.469の5コマ目)

 こうやって何度も挑戦する奴は嫌いじゃないです(w 別に
つきまとっているわけではないから、あきらめないのは悪くないのでは
ないでしょうか。もちろん一度で想いが届けばそれが一番いいのは
間違いないのですが、そんな簡単に恋愛が成就したら恋に悩む人など
いないですし。

 3回目の告白に挑戦するつもりのようですが、マサルの頭の中では
意味合いがそれぞれ違うのか。

マサル「でも今度は まりもの側(そば)で一生守っていくって覚悟を
決めた上での告白なんだ オレの中では全然意味がちがうんだよ

(りぼん2014年6月号・P.470の3コマ目)

 まりもは鈍感な子だから気持ちが違うのであればかなり努力しないと
通じないと思います。

 一生懸命マリモのためにがんばれば自然と真剣な気持ちは伝わるのでは
ないでしょうか。

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2014年4月24日 (木)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.44(りぼん2014年5月号)感想

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

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 ついにまりも達が黒呪会(こくじゅかい)の本部に乗り込むのかぁ~
で、その場所はどこかと思ったら国会議事堂の地下とかwww

警備もしっかりしているから秘密の活動をする場所としては案外
向いている…のかな???

 …と一瞬思ったけどわざわざこんな目立つところに施設作ったら
いくら警備が楽と言ってもバレる危険が大きすぎだろう(w 施設に
出入りするのも大変そうだし。機材の搬入とかどうやったんだろう?

 国会周辺っていろいろな都市伝説がありますよね。千代田線の
国会議事堂前駅が有事の際はシェルターになるとかいう噂もあり
ましたが、実際に東京が攻撃されそうな事態になったらそもそも
国会周辺に要人はいないだろうって思うwww

 黒呪会の陰謀に日本政府が絡んでいるのではないかということを
知りさらに気分が悪くなったまりもですが、もともと厄介(やっかい)な
相手だということは承知の上なのですから、今さら気にしても仕方ないです。
誰が相手だとしてもまりも達は自分達の目的を達成できればそれでいい
ですよね。

 黒呪会の本部に入れるのは3人までと案内役のミオリンが指定して
きましたが、まぁそりゃ大人数で乗り込むのを許す訳ないか。

 結局まりも、まひる、真夜の3人だけが黒呪会の本部がある国会議事堂の
地下に行くことになったのですが…

※別れ際にまりもに対して
マサル「絶対 無事に帰ってきて オレに笑顔を見せてくれ
そしたらオレ まりもに伝えたいことあるから

(りぼん2014年5月号・P.413の1-2コマ目)

 変なフラグ立てるなwwwwwwww でもこれでまりもがやる気に
なってくれればいいですよね。

 マサル達は黒呪会の本部に侵入できる別ルートを探す気のようですが
地下だと出入り口をすべて警備で固めることができるから侵入する側の
ほうが圧倒的に不利だよなぁ。国会議事堂自体は地下の通路で議員会館と
つながってますが、まさかそんな誰でも知ってるルートから黒呪会の本部に
行ける構造にしているとは思えないし。

 難攻不落(なんこうふらく)の所に侵入する方法として、変装して堂々と
正面から入るという手があり、それが意外と有効だったりしますが、マサル達の
性格を考えるてこの手を使う可能性は低そう。

 まりもは国会議事堂の地下でとんでもない物を目撃することになるの
ですが、いつかはこの問題と向き合わなくてはいけなかったのですから
思う存分暴れてください。

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2014年3月13日 (木)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.43(りぼん2014年4月号) 感想

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 前回(42話)の最後のところで竜星に「別れよう」と言われてしまった
まりもですが、この二人、表面上はとても仲良く見えたけど
なんとなく仲が良いカップルを演じているだけのように
見えたからな。
無理してつきあいを続けてもお互いきついだけ
だったでしょう。

 まりもはそんなにつらそうではありませんでしたが、竜星はきっと前から
いろいろ考えていたんだな。

※まりもに対して
竜星「これ以上 まりもに無理させたくないんや 本当は わかってん
まりもの気持ちがオレに向いてないこと

(りぼん2014年4月号・P.347の1コマ目)

 竜星は人の上に立った経験があるから相手が何を考えているのか分かるの
かもな。まりものこれまでの行動を見てると明らかにマサルに対しても特別な
感情を抱いているのは間違いないし。

 まりもは正直まだ「好き」という気持ちがどういうものなのかよく分かって
いないのかもしれないな。今ここで改めて竜星とマサルの二人に女の子を
くっつけて見て、どちらのほうに嫉妬をするかという実験をしてみたいwww

これはあくまでも想像だけど竜星が他の女の子と仲良くしていたとしても
まりもはあまり嫉妬しないような気がする。

 まりもは竜星のことを好きだと思っています。このこと自体に嘘偽りが
あるとは思えないけど、「好き」は恋愛感情の「好き」ではなかったの
ではないか…本人は恋愛感情の「好き」だと思っているけど。

 マサルはまりもが竜星にフラれたということを知ったら再びまりもを
彼女にしようと動き始めたりするかな? まだまりもはマサルにその事実を
伝えていないようですが、いつかはバレる訳で。

 まりもは結局マサルのことをどう思っているのだろう?
良い友達であるのは確かですが、他の子達とは違った目で
見ているのは間違いないです。


 まりもにとってマサルは特別な存在だけど、まりも自身は自分の
マサルに対する想いは何なのか分からないだろうな…

 マサルは本気でまりもを彼女にしたいのであれば他の女の子と
つきあっているフリをすればいい(w
 
そのくらい強引な手を使えば
まりもは自分自身がマサルのことをどう考えているのか真剣に考えて
くれるでしょう。

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2013年1月29日 (火)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.29(りぼん2013年2月号) 感想 その1

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 突然ニューヨークへ行こうとまひるに言われたまりも、「入浴」への
誘いと勘違いしてしまいましたが、そりゃいきなりアメリカに行こうと
言われてびっくりしないわけがないです。まひるはもう日本とアメリカの
間を何度も往復しているから国境を意識なんかしていないのでしょうけど。

まひる「もともと あたしお姉ちゃんを連れて帰るために日本へ来た
のよね
」「JOKERとの戦いとかで忘れてたけど
(りぼん2013年2月号・P.399の3コマ目)

 そんな大事なこと何で忘れるんだよwwwwwwwwww 日本に
きたらいきなり戦いに巻き込まれたから仕方がないのかもしれないけれど
とりあえず自分が日本に来た理由くらいちゃんと覚えてろよ(w

 まぁ覚えていたとしてもJOKERとの戦いを放棄してアメリカに行くことは
不可能だったでしょうけど。仲間を捨てて渡米とかまりもの性格を考えると
ありえないですし。

まひる「ママがもうすぐ 目を覚ますかもしれないの!
(りぼん2013年2月号・P.400の1コマ目)

 おおっ、これは確かに大きな前進ですね。まりもとしてもすぐに
母のところへ行きたいところでしょうが、どうしていいか分からず
あわてているまりもに対してもうパスポートまで用意しておいたまひる。
本当にまひるは海外旅行慣れてるんだな、都道府県境を越える位に
気軽に構えているのでしょう。

 急に出発ということになったからまりも会のみんながまりもをお見送り
とかする余裕もなかったのかもしれないけど、もしもっと早くアメリカに
行くことがみんなに知られていれば空港とかでまりもが恥ずかしくなるような
盛大なお見送りとかがあったかもしれませんね。

まひる「あたしとお姉ちゃんが2人で逢いに行ったら 絶対ママは
目を覚ましてくれると思うんだ!

(りぼん2013年2月号・P.401の1コマ目)

 まりもにしてみれば母とついに対面が実現することになるのか…
刺激を与えるのはとてもいいことだと思います。まひるのおかげで
まりもの人生は大きく変わりました。もちろんまひるもまりものおかげで
大きく人生が変わったのですが、この姉妹はお互いに相手から刺激を
受けて成長していっていますね。

 まりもはまひるに誘われ、ニューヨークに出発しました。

(つづく)

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2013年1月22日 (火)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.28(りぼん2013年1月号) 感想

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 ついに竜星に告白をしたまりも、竜星がどういう答えをまりもに
返すのか注目されていたのですが…

○まりもの告白に対する竜星の返事

竜星「-オレもまりものこと好きや -でもそれは 家族に対する
愛情と同じやと思う
」(りぼん2012年1月号・P.325-326)

 この竜星の言葉を聞いた時のまりもの顔が…いくら強い力を持って
いたとしても普段はごく普通の女の子であるのだということを改めて
実感しました。

 「家族」という単語って告白してきた相手に対して断りの返事をする時に
相手を傷つけないようにするために使われたりすることもありますが、竜星は
どうも本当にそう考ええているっぽい感じですね。

竜星「オレな もうすぐ大阪戻んねん
(りぼん2012年1月号・P.327の1コマ目)

 大阪に戻るのだとしたらまりもの気持ちを受け入れたとしてもいきなり
遠距離恋愛になっちゃうから、仮に竜星がまりものことを好きであったと
してもつきあうという選択肢は選びにくかっただろうな。まりもがどんな
気持ちになるかちょっと考えればすぐに分かりますし。

 竜星は母親が戻ってきてもう一度一緒に暮らしたいと言っているから大阪に
帰るそうですが、そういう理由があるのならむしろ帰ったほうがいいでしょう。
家庭内暴力とかから逃げてきたとかいうのであればまた別だけど竜星の場合は
そういうことではないようですし。

竜星「こけが最後のチャンスかもしれん そう思ったら"家族"やって
みたくなったんや
」(りぼん2012年1月号・P.328の2コマ目)

 これは本当にそうだと思います。捨てた母親の気持ちなんてそう何度も
変わるものではないから、もし過去にこだわってこの機会を逃したらたぶん
二度と「家族」という生活を体験することはできないでじょう。竜星に大阪に
帰らないという道はないですね。

竜星「オレはまりものことが大好きや だからいつまでも家族
みたいな大事な関係でいたいねん

(りぼん2012年1月号・P.329の1コマ目)

 これは嘘でも何でもなく本当でしょう。竜星にとってまりもは家族と
同じくらい大切な仲間でしょう。本当だったらまりもと離れたくない
だろうな…

 今回は大阪で母と暮らすという理由があるからまりもの気持ちを受け入れる
ことができないっていうのも仕方ないと思うけど、もし母が竜星と暮らしたい
ということを言い出さなかったら、まだ竜星はまりもの側(そば)にいたんですよね?
その場合でも竜星はまりもの気持ちを受け入れなかったのだろうか???

○マサル、フラれたまりもをなぐさめる

マサル「まりも!悲しいときは思いっきり泣け!! オレが全部受けとめて
やるから!!
」(りぼん2012年1月号・P.338の1-2コマ目)

 バケツを手にとってるマサル、このバケツが一杯になる程涙が出たり
したら一大事だよwwwwwwww
 でもマサルがまりものことを本当に気遣って
いるということはよく伝わってきます。

まりも「ありがとう マサルはやさしいね
(りぼん2012年1月号・P.339の1コマ目)

 「やさしい」から「好き」にまりもの気持ちを持っていけるかどうか、
マサルの実力が試されるな。
いい人で終わってしまわないようにがんばって
ください。

○竜星、大阪へ出発

 見送りにすらこないと思われていたJOKERのメンバーでしたが、竜星が
乗車するのぞみ号に何も言わずに先に乗り込んでいたとか格好良すぎ
だろうwww 大阪への転入手続きも済ませたそうですが、竜星がみんなに
慕(した)われているということがこのことでとてもよく分かりますね。

 この子達ならどこに住んでも十分やっていけるでしょう。新天地での
活躍を期待しています!

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2012年11月14日 (水)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.27(りぼん2012年12月号) 感想

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

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 竜星が突然倒れてしまい、重い病気であることが分かったまりも、
まりもの性格を考えたら竜星が病気だって事前に知っていたら間違いなく
戦うなんていうことを決断しなかったでしょうけど、竜星が自分で病気の
ことを隠してまりもと戦うことを決断したんだから、まりもは自分で自分を
責める必要はないでしょうね。

マサル「だ…大丈夫 だってまりも! オレなんていくら血吐いても
生きてるし!
」(りぼん2012年12月号・P.345の2コマ目)

 説得力があるんだか、ないんだかよく分からないなぐさめ方だな(w
よくよく考えたらマサルって結構体が頑丈(がんじょう)ですよね。

 病院に運ばれた竜星は絶対安静を言い渡されたのですが、本人は全く
聞く気無しでさっさと病院から出ようとしています。本人はどうせ直らない
重い病気だからっていう思いがあるのでしょうね。周りの人は特に止めようと
していませんが、まりもは竜星の手をとって強引に病室に連れ戻しました。

 竜星に命令が出来るのは今この場ではまりもだけでしょうね。ただ単に
腕力が強いっていうだけでなく、竜星を説得できるだけの信頼関係が
築かれているかどうかという点を考えても。

※佳代子が推理する竜星がまりもを遠ざけている理由
佳代子「もし 自分が重い病気だとしたら 好意を寄せてくる子
に対して優しくはしない …後を考えたら残酷だからな

(りぼん2012年12月号・P.354の6コマ目)

 なるほど…後に残されたまりもがどういう気持ちになるかを考えたら
とてもじゃないけど優しい態度になれないのか。竜星は本当に他人の
ことを思いやる性格なんだな。自分の病状は深刻なのに…

 竜星がどうして仲間から慕(した)われてきたのか分かったような気が
します。

○竜星、身辺整理に入る

※病室でまりもに対して
竜星「JOKER(あいつら)をまりも会に入れてやってくれへんか?
(りぼん2012年12月号・P.365の3コマ目)

 (´・ω・`)身辺整理…

 自分がいなくなった後の仲間の心配をするとかどんだけリーダーと
しての責任感が強いんだよ、まりもじゃないけどさすがに自分自身の
ことを心配しろよって言いたくなります。


竜星「あーあと 施設の子らにもたまには顔も見せたってな
あいつらまりものこと気に入っとったからー…

(りぼん2012年12月号・P.366の3-4コマ目)

 これ将来の心配とかいう次元を通り越してもう自分は生きて
施設に帰れないくらいの覚悟をしてるじゃないか…


 まりもはこの言葉を聞いて涙をこらえることができませんでしたが
まりもでなくてもこの状況になったら泣くだろうなぁ。


まりも「だって竜星くん 自分がいなくなっても平気なように準備
してるみたいなんだもん…
」(りぼん2012年12月号・P.368の1コマ目)

 竜星は誰よりも仲間のことを心配しているのですから、自分がいなく
なったらどうなるかということを考えた時、黙って寝ているわけには
いかないのでしょう。自分の命が無くなることより仲間が路頭に迷ったり
施設の子が寂しい思いをすることのほうがつらいのかもしれません。

まりも「人のことばっかり心配しないで もっと自分のこと大事に
しようよ 竜星くんにだってこれからはあるんだよ!?

(りぼん2012年12月号・P.368の4-5コマ目)

 自分の病状と向き合ったらつらすぎて耐えられない
可能性もあるな…

 がんばって薬を飲んだり手術をしたりすれば治る見込みがあるのなら
前向きな気持ちにもなれるけど、いくら考えたところでもう結果が半分
見えているような状態だったら仲間の身の振り方を考えていたほうが
気が楽なのかもしれません。

○まりも告白

まりも「わたしは竜星くんのこれからを一緒にみたい そのためなら
何だってするよ
」(りぼん2012年12月号・P.370)

 竜星はこうやって自分のためにがんばってくれる人に囲まれて
これまでも暮らしてきたはずなのですが、戦った相手のまりもに
言われるとまた違った感じで聞こえるかも。

まりも「竜星くんのことがすき すきですー…
(りぼん2012年12月号・P.371の1-2コマ目)

 告白キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 ただ問題は自分がいなくなった後のまりもの気持ちを考えた竜星が
どう出るかだよなぁ…

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2012年3月23日 (金)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.19(りぼん2012年4月号) 感想 その2

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【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.19(りぼん2012年4月号) 感想 その1
↑のつづき

○まひるの歓迎会を計画するまりも会のメンバー


 まひるのために歓迎会を企画するまりも会のメンバーですが、まひるの
性格を考えると「歓迎会やるから来て!」と言ったところで来るわけはない
です。そこである作戦を実行に移しました。

※自分のところに来た犬にまりもを誘拐したという内容の札がついていて
まひる「うそ…あのお姉ちゃんがそんな簡単に捕まるわけ…
(りぼん2012年4月号・P.182の3コマ目)

 まひるは犬が苦手なのですが、こういう札が下がっているのを見たら
犬のことを見ざるを得ないですよね。でも、まひるの疑問は理解できます。
あの戦闘能力の高いまりもが誘拐犯ごときにあっさり捕まるわけないと
考えるのが普通でしょう。でも、まひるにはこの伝言が本当なのでは
ないかと思えるような材料があるんですよね。



まひる「でも お姉ちゃんは自分のことで怒ったり 殴ったりできないんだ…
(りぼん2012年4月号・P.182の4コマ目)

 たしかにまりもが過去に破壊力を存分に発揮した時は理不尽な暴力に
立ち向かう時なんですよね。自分に危機が迫っているというだけでは
自分の能力を使わないのではないかとまひるが考えてもおかしくない
です。

 まひるは一瞬まりも会に助けを求めようかと思いましたが、すぐに
ダメだと思いなおし、ひとりで救出に行くことを決めました。まぁこれも
まりも会の計算の範囲内だったろうな。もっとも仮にまりも会に救出依頼
が来たとしても一緒にまりもが捕まっているとされる倉庫に行くだけですから
別に作戦は失敗することはありませんが。


○まりもが捕まっているとされる倉庫にまひるが突入

まりも会へ ようこそー!!
(りぼん2012年4月号・P.186-187)

 どっきり成功!!! まひるは今まで人からやさしくしてもらったことが
皆無だからこんな経験をするのはまず間違いなく初めてでしょうね。


マサル「でも お前 こーでもしないと来てくれなかっただろ?
みんなどーしてもしたかったんだよ まりも会へ入ったお前の
歓迎会を!
」(りぼん2012年4月号・P.188の5コマ目)

 いつの間にかまりも会の構成員にされてるwwwwwwww
まひるみたいに自分から距離を置いた子も見捨てないで
なんとかして仲間にしようと努力するのはいかにもまりも会
らしいですね。この雰囲気の良さがまりも会最大の武器なの
でしょう。



マサル「お前も まりものことが好きなんだろ? だったら初めから
オレたちと同じ仲間じゃもねーか

(りぼん2012年4月号・P.190の1コマ目)

 まりも会に入るのに必要な資格は「まりものことが好き」という
ことだけなのですね。
他にあれこれ条件をつける必要などないの
でしょう。


まひる「…わ わかったわよ 少しなら 仲よくしてあげてもいいよ…
(りぼん2012年4月号・P.191)

 デレきたーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

 この後ようやく笑顔を見せたまひるは、楽しい思いをおみやげに
次の日の朝、まりもに内緒でアメリカへ帰国しました。姉のまりもの
ように大切な人達との出会いを作りたいそうですが、せっかくの
良いキャラがいなくなってしまい、ちょっと残念ですね。

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2012年3月15日 (木)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.19(りぼん2012年4月号) 感想 その1

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

【「まりもの花」の感想】←今までのまとめはこちら

 双子の姉妹であることが分かった「まりも」と「まひる」、まひるはすっかり
甘えん坊になってしまい、まりもから離れなくなってしまいました。現在の
父からは冷たくあしらわれているので、愛情に飢(う)えているのでしょう。
まぁツンツンしているよりこっちのほうがずっといいですよね。おそろいの
服を着たり、姉に髪を結んでもらったりと、まるでこれまでの空白期間を
埋めようとしているのではないかと思えるほど密着してます。

 そんな時にまりも会のみんながどうなったか心配してまりもの家に
やってきたのですが…

まりも「そっ そーだ みんなにも紹介するね! 私の双子の妹
まひるちゃんです!
」(りぼん2012年4月号・P.171の2-3コマ目)

 みんなはびっくりしていますが、そりゃマリも会の本部にヘリで殴りこみを

かけてきた奴がまりもの妹だといわれたのですから、驚かないはずは
ないです。でも顔もにているので、すぐに納得するとは思いますが。

まひる「さっきから ごちゃごちゃごちゃごちゃ うっさいんだけど
(りぼん2012年4月号・P.172の4コマ目)

 まりもに対しては心を開いたまひるですが、まりも会のメンバーに
対してはまだ心を開くにはいたっていませんね。どうしてこんなに
イライラしているのかは後で明らかになるのですが、これはまりもの
ことが好きだからこそ出た言葉なんですよね。


まひる「言っとくけど あたしはあんたらの仲良しごっこにつきあう
つもりなんてないから
」(りぼん2012年4月号・P.173の5コマ目)

 その「仲良しごっこ」の総大将がまりもなのだが…
何どさくさにまぎれてまりもさんのことdisってんだよ!?

まひる「今後一切お姉ちゃんにも近づかないでよね
(りぼん2012年4月号・P.174の1コマ目)

 まりも会解散じゃねーかwww まひるはまりも会壊滅のための工作員
だったら超一流だな。一切暴力を使わないでまりも会の戦力が大幅に
下がるのですから。

 ただこれでまりも会のみんなが引き下がるわけはなく、対策を立てる
ことになります。

 まりもは学校に登校し、まひるも着いていって給食まで食べているの
ですが、当然のごとく、二人っきりで食べています。まりもはどうして
まりも会のみんなにまひるが冷たい態度を取るのか理解できない
ようですが…


まひる「あたしは お姉ちゃんがいてくれたら それだけで
いいんだもん
」(りぼん2012年4月号・P.177の4コマ目)

 目薬まで使って嘘乙wwww まりもは自分が好きな人はまひるにも
好きになって欲しいようですが、これはまりもの性格を考えたら
当然でしょう。みんなで仲良くすることを大事にしているまりもが
まひるのために他のみんなを切り捨てるとかありえないし。


まひる「あんな奴らいなくてもお姉ちゃんはムテキだし!! かわいいし
最強だし あいつらにはもったいない!!

(りぼん2012年4月号・P.179の2コマ目)

 ほめ殺しのような気がしてきた…まぁここまでほめられるだけの
実力をまりもが持っているのは事実ですが。ここまでくるとまりも
も言っている通り、何に対して起こっているのかわからなくなって
くるよな。

まひる「…何よ うれしそうに仲間の話ばっかして…あの人達と
いる時の方がお姉ちゃん楽しそうなんだもん…」

(りぼん2012年4月号・P.181の2コマ目)

 嫉妬だったのか…嫉妬するほどまりものことを好きになったのは
結構なことなのですが、ここまでその気持ちが強いとまりもは
お付き合いに影響が出てしまいます。こんな状況を打開しようと
まりも会のみんなはある作戦を実行します。

↓つづきはこちら
【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.19(りぼん2012年4月号) 感想 その2

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2012年2月25日 (土)

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.18(りぼん2012年3月号) 感想 その2

チャチャとりぼん、ツイッター @chacha_ribon

【「まりもの花」の感想】←今までのまとめはこちら

【まりもの花】〔原作秋元康さん、まんが香純裕子さん〕ROUND.18(りぼん2012年3月号) 感想 その1
↑のつづき

○まりもとまひるの絆(きずな)

まりもの母、真夜「今度は必ず私が迎えに行くから…!
(りぼん2012年3月号・P.102の3コマ目)

  真夜が暁へ会いにいくんだったら別に姉妹を引き離す必要は
やっぱりないよな…
真夜はいろいろ理由を言っているけど、父のおそろしさを
知っているのであれば、その父を説得するのはほぼ不可能に近いということは
分かるのではないか???

真夜「この子たちの強い絆が きっと私達をめぐり逢わせてくれる
はずよ
」(りぼん2012年3月号・P.103の1コマ目)

  結局こういう力に頼らないとやっていけないほど暁と真夜の結婚は
難しいことなのかもしれませんね。ただ単にお互いの住所を知っている
だけではつながっているとは言えないのかも。

 父の怖さを知っているからこそ、姉妹を引き離して片方を暁に預ける位の
ことをしないとどうにもならないと思ったのかもなぁ。ただ引き離された
姉妹にしてみればたまったものではありませんが。

  結局真夜は事故に遭い、暁も亡くなってしまい、夫婦二人がなかよく
生活することはありませんでした。ただ結果としてまりもとまひるは
こうやって対面することができたのですから、母が思っていた通りの
展開になったことはなったんですよね。

  しかし暁を分の母を苦しめた奴だと言うまひるは暁の写真を
叩きつけようとします。しかしなおも写真を投げようとするまひるに
対して…

まりも「こーいうのを姉妹ゲンカって言うのかな…?
(りぼん2012年3月号・P.107の1コマ目)

  突然目の前にいるのまひるが妹だと言われたのにあっさり
状況を理解したまりも、ついこの間戦った相手なのにこうやって
すぐに受け入れることができる優しい心をまりもが持っているから
多くの人がまりもを慕(した)っているのでしょうね。


  まりもの反応と比較するとまひるがちょっと意地っ張りのように
見えてしまいますが、まひるの反応のほうがむしろ普通のような
気がする(w まひるの立場からすれば敵だと思って攻撃していた奴が
実は姉だったと言われたのですから、すぐに納得できるわけがないです。


まひる「はぁ!?」「何よその飲みこみの早さ! そんなアホな姉
いらないわ!
」(りぼん2012年3月号・P.107の3コマ目)

 アホな姉とかwww むしろまりもは頭の回転が速いからこんな
とんでもない事実が分かってもすぐに飲み込めたのでは???

 まりもが言っていますが、二人の手にそれぞれあるアザは
これからは家族の絆になるんですよね。


○本当は寂しかったまひる

 やっぱり今の父親にあまりよく思われていなかったのか。そんな
生活をずっと続けていたら愛されて生まれてきた子供じゃないと
思ってしまったのも無理はないですよね。暁の写真の前で
泣いているまひるですが、暁が生きているうちに会わせてあげたかったな。

 そんなまひるを見たまりもは…

まりも「もう 一人じゃないんだよ
(りぼん2012年3月号・P.116の1コマ目)

  こう言ってまりもはまひるを抱きしめたのですが、このぬくもりこそ
まひるが長年欲しかったものでしょうね。まひるもついに心の壁を
取り払い、まりもに泣きつきましたが、これでまりも会はまた新たな
戦力が補充されたな。

  …と思ったけど、まひるっていつまで日本にいるの? どうせ嫌われて
いるんだったらもうアメリカに帰らないでもいいのでは???
  

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