【プリモ・プリーマ!】〔柚木ウタノさん〕STORIA9(りぼん2014年6月号)感想
ついに母の理世(りぜ)が学園でどんな生活をおくっていたのか知ることに
なった初(うい)、新堂が理世の日記を見せてくれたのですが、まさか将来
自分の子供に日記を見られることになるとは思わなかっただろうな(w
日記といってもスケジュール帳に短いコメントを書いた程度ですが、この位の
ほうが長続きすらかいいと思います。そりゃもちろん長文の日記を書ければ
一番いいですが、三日坊主になったら意味がないですよね。過去の自分を
振り返る資料なら予定と簡単な感想程度で十分でしょう。
ツイッターとかも、うまく使えば自分がどんな生活をしていたのかを
記録できてよさそう。携帯電話やスマホで気軽に写真つきで書き込み
できますし。
理世の日記「姫里くんがうざい 予想以上に馬鹿な人かも」
(りぼん2014年6月号・P.190の2コマ目)
初の父に結構遠慮のない書き込みをしていますねwww でも優秀で
性格の良い子だけがモテるという訳ではないが世の中なので、理世も
いつの間にか問題児の姫里くんに恋をして、自(みずか)らの苗字も姫里に
なったのですから、恋って本当に理屈では割り切れないものなのだと
思います。
でもプリーマだった理世の恋に障害がなかったのかというとそうでは
なかったのか…学園の中で自由に振舞っている今のプリモたちを
見ていると何でも自由にできるように思えるのですが(w
プリーマは学園の中ではみんなの理想のプリーマを演じていないといけなかった
とは。自分の本当の気持ちを表現できないなんて幸せと言えるのかなぁ。
※理世が学園にいた当時の話
新堂「…それだ 代々 プリモとプリーマが同時にいた時は自然と
結ばれるのが伝統のようになっていた」
(りぼん2014年6月号・P.191の4コマ目)
ようするにプリーマである理世は当時のプリモとしかつきあうことが
許されなかったということじゃん。もうプリーマとか罰ゲームみたいな
ものではないか!? プリモは学園の中であこがれの存在として認識されていた
はずですから、プリモと恋をすることを強いられたとしても周りからは
「うらやましい」と思われて終わりだっただろうな。
理世は当時のプリモではなく、姫里くんに恋をしていたので、結局
別の学校に行く羽目になったとは…
この事件の後プリモは恋愛禁止になったようですが、まだプリーマが
この学園にはいないので、好きな子がプリーマになるように
仕向ければ堂々と交際できないのかな!? 学校の伝統を
復活させる分には問題ないじゃん。
恋愛禁止というととても窮屈(きゅうくつ)そうに見えるけど、考えてみれば
プリモになるような子は異性から熱い視線を浴びるのに慣れてるからあまり
恋人を作りたいとか思わないのかもしれませんね。
| 固定リンク