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【MOMO】第16話「ぽんきちの恩返し」(りぼん2009年12月号)感想 その2
↑のつづき
○モモ、夢とはぐれる。しかしぽんきちの元の持ち主と遭遇
ぽんきち「モ…モモ モモモ!! あの子だ!!」
(りぼん2009年12月号・P.156の3コマ目)
おちつけ(笑) まぁ出会うのが難しいと思われたぽんきちの
元の持ち主を偶然発見したのですから、動揺するのも無理はありません。
ぽんきちの元の持ち主の名前は「雅(みやび)」なのか。
雅「えー!? やっぱりぽんきちだ!! このお腹のやぶれ目の位置
といい! 布のヘタレ具合といい! なんでここにあるの!?」
(りぼん2009年12月号・P.158の1コマ目)
ぱっと見ただけでよくぽんきちだと分かったな。「あなたが昔
お持ちでしたぽんきちをお持ちしました」とか言われたとか
いうのではなく、通りすがにちょっと見ただけなのに。
○ぽんきちが雅の手を離れた衝撃の理由が明らかに
雅「だって 確かに捨てたはずなのに!」
(りぼん2009年12月号・P.158の4コマ目)
・゚・(ノД`)・゚・
わくわくしながら雅を見つめていたぽんきちの表情を見た
後にこのセリフを見ると悲しすぎる…このセリフを聞いた
瞬間のモモの表情がなんともいえないなぁ。予想すらしなかった
言葉がかえってきたのでしょう。
雅「去年の9月ごろ? 部屋の大掃除した時に ママにごみ捨てて
こいって超怒られてさぁ でもごみ捨て場行くの面倒くさく
なっちゃってそこの川に投げ捨てたんだよね」
(りぼん2009年12月号・P.159の3コマ目)
これはひどいwwwwwww 去年捨てたということは、結構長い間
持っていたのですね。ごみ扱いされていたということは、特に
飾られることもなく、部屋の隅に放置されていたのでしょう。
ちなみにぬいぐるみ捨てるのって我が家ではほとんどないです。
ゴミ袋に入ったぬいぐるみの姿を見るとかわいそうになってしまい
とてもじゃないけど捨てられないので。ぽんきちみたいに状態が
悪くなるほど長く家にいるぬいぐるみならなおさらです。
川に投げ捨てるとかとても信じられん。
○雅がぽんきちに触ろうとするのを激しく拒むモモ
モモはぽんきちが元の持ち主に持っていかれるのではないかと
雅に出会う前に警戒していたのですが、雅の話を聞く限りでは
その心配はないはずです。でもやっぱり理屈抜きで雅に渡すのは
嫌なんだろうなぁ。
もしかしたらぽんきちをひどい目に遭わせた雅が触るという
こと自体が嫌だったのかもしれませんが。
モモと雅が互いにぽんきちを引っ張った結果、ぽんきちは
腕がもげてしまいました。
○モモ、泣き叫ぶ
「モモちゃん痛いのだぁああああ わかんないけど痛いの
だぁああああぁああ」(りぼん2009年12月号・P.163の4コマ目)
心が痛いんだよきっと…
地球を壊すほどの力を持っているモモにこんな感情が芽ばえたことは
かつてあったのだろうか?
○ぽんきち、夢に感謝
ぽんきち「モモに悪いことしたな…昔の記憶がごちゃまぜ
になってたばっかりに」(りぼん2009年12月号・P.165の1コマ目)
自分が捨てられるなんていうとんでもない事実を忘れるほど
今の生活はとても充実しているのでしょう。昔を振り返る暇すら
ないほどに。普通、自分を捨てた奴のことなんか一生忘れない
だろう。
ぽんきち「本当はあのまま流されて終わりだったはずなのに
遊園地にも行けたし 宇宙にも行っちゃったし 初詣もできたし
みんなでチョコレートも作れたよ」
(りぼん2009年12月号・P.167の3コマ目)
こんなに刺激的なことを体験できた地球製のぬいぐるみは間違いなく
ぽんきちだけだろう。博物館に「宇宙から帰還したぬいぐるみ」とか
いう感じで展示されるレベルでしょう。
ぽんきち「夢 あの時オレのこと 助けてくれてありがとう」
(りぼん2009年12月号・P.168の1コマ目)
いい話だなぁ
。・゜・(つД⊂ヽ・゜・。
ぽんきちの奇跡は…
「雅がぽんきちが入ったダンボール箱を川に投げ捨てる」
「叶歌(かなか)が川に浮いているダンボール箱に気づく」
「夢が危険をかえりみずに川に入って拾う」
の三つの要素が偶然重なって起こったんですよね。もし
雅がちゃんとゴミ捨て場に行ってぽんきちを捨てたら
ぽんきちは夢に会うこともありませんでした。
そう考えるとぽんきちは雅に感謝すべきなのかもしれない
なぁ。あと叶歌もいい仕事をしましたね。叶歌が気づかなければ
ぽんきちはそのまま流されていっただけでしたし。
○夢の何気ない一言から思わぬ展開展開へ
夢「モモちゃん 優しいね」
(りぼん2009年12月号・P.171の2コマ目)
夢は深く考えることなく、やさしいと言ったのでしょうが
モモはこの一言に衝撃を受けたようです。で、この後
お話は思わぬ展開に!
※惑星を壊すよう沙成(さなり)に促(うなが)されて
モモ「やさしいモモちゃんは 星を壊さない
ような気がするのだ」
(りぼん2009年12月号・P.174の5コマ目)
沙成とナナギが衝撃を受けているのを見ると、モモが
こんなことを言い出したのはおそらく初めてなんだろうなぁ。
そもそも「やさしい」という概念がこれまでモモの中に存在
していたのかすら疑問です。
星を壊すために存在しているようなもののモモが、星を
壊したくないと思ったらどうなるのでしょう???
というかそもそも、このままモモが星を壊すのをやめたら
夢はポイントを全部集めることなく地球の防衛に成功した
ことになります。